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  • 「痴漢義父 息子の嫁と・・・」

    「新東宝ピンク映画ラストフィルムショー」「痴漢義父息子の嫁と・・・」2003年新東宝監督:後藤大輔プリントタイトル「義父と嫁乳しぼり」酪農家の周吉は息子を事故で亡くし嫁の紀子とい二人くらし。彼は明け方になるとボケが出て紀子は毎朝彼が可愛がっていた牛の代わりに牛舎で乳を搾らせている。自らのボケに気づいた周吉は・・・。後藤大輔監督が九州の田園地帯を舞台に舅と嫁の禁断の愛を描いた感動作。故中村方隆の名演。牛舎で本物の牛と並んで全裸嫁が四つん這い、舅がその乳を搾るというぶっ飛んだ絵面。このシュールな光景から繰り出されるのは意外にも背徳愛の人情ドラマ。中村方隆をはじめとする役者陣の演技と演出が良いので傑作に違いない。広い日本家屋を有効に使ったカット。なかみつせいじと佐々木ユメカの最初のからみでの奥行き感。広い浴場で自慰す...「痴漢義父息子の嫁と・・・」

  • 「ガールズ&パンツァー 最終章第2話」

    「ガールズ&パンツァー最終章第2話」2019年ショウゲート監督:水島努突然降って沸いた河嶋桃の留年騒動に揺れる大洗女子学園。桃がAO入試で大学に入学できるよう、桃を隊長に据えて冬の大会「無限軌道杯」に挑む戦車道チームだったが、初戦の相手・BC自由学園に思わぬ苦戦を強いられ……。久しぶり。間空きすぎてこの先思いやられるが、ガルパンはいいぞ。AmazonPrimeにて第1話復習のうえ。「ガールズ&パンツァー最終章第1話」ドンパチは冒頭と終盤。戦地、じゃなかった試合場で歌でもって士気を上げるのは基本中の基である事が解るし、各学園の隊長のリーダーシップに泣く😭あ、大洗女子学園隊長は河嶋桃かぁ!何はともあれ、幼少の頃からトーナメントの櫓を見るだけで燃える(萌える)体質。1回戦はBC自由学園2回戦が知波単学園ガールズ&パン...「ガールズ&パンツァー最終章第2話」

  • 「ハウス・ジャック・ビルト」

    「ハウス・ジャック・ビルト」2018年丁・仏・独・瑞典監督:ラース・フォン・トリアーTHEHOUSETHATJACKBUILT1970年代のワシントン州。建築家志望の独身技師ジャックが車で人けのない雪道を通り掛かると、女性が車が故障したと助けを求めてくる。ジャックは彼女を車に乗せ修理工場まで送るが、彼女は急に態度を変えて無神経で挑発的な発言を繰り返し、ジャックは彼女に怒りを募らせる。シリアル・キラー、ジャックの殺人エピソードが4つほど。そして、いかにもラース・フォン・トリアーなエピローグ。ジャックはまさにサイコのデパートという感じですが、それだけに寄せ集め感が残念。殺人手法に一貫性がなく行き当たりばったり感。だからこそシリアル・キラーなんか。バラエティに富んでいる。肝心のジャックのお家だって謎の爺さん(ジャック...「ハウス・ジャック・ビルト」

  • 訃報 高島忠夫さん

    俳優・高島忠夫さん死去88歳、老衰家族で密葬映画やテレビで幅広く活躍した俳優の高島忠夫(たかしま・ただお、本名高嶋忠夫)さんが26日午後1時1分、老衰のため東京都内の自宅で死去した。88歳。神戸市東灘区出身。家族で密葬を行った。お別れ会などは予定していない。「坊ちゃん」シリーズなどの青春映画やミュージカル「マイ・フェア・レディ」などの舞台に出演。テレビ番組の司会も務め、「ごちそうさま」「ゴールデン洋画劇場」などで活躍した。旧制神戸一中(現神戸高校)時代は同級生の小松左京さんらと軽音楽バンドを結成し自由を謳歌した。関西学院大に進学した。1994年に旧兵庫県村岡町で開催された全国植樹祭で司会を務めた。神戸新聞NEXT_____________「明治天皇と日露戦争」「女王蜂の怒り」「嵐を呼ぶ楽団」「雲の上団五郎一座」...訃報高島忠夫さん

  • 「新宿乱れ街 いくまで待って」

    「曽根中生異端がいく」「新宿乱れ街いくまで待って」1977年日活監督:曽根中生荒井晴彦の自伝的シナリオによる新宿ゴールデン街映画。女優志願の気のいい女と売れない脚本家。このカップルを中心に、映画人の卵たち、淫乱姉妹、自殺マニアの少女・・・・など安酒場にたむろする様々な青春を小さなエピソードをつなげながら展開。3月鑑賞分11年ぶりの鑑賞。久しぶりに観たが、内田裕也のカメオ出演思い出したわ。予期せぬ追悼となった。「沢井くん大好き」三面鏡使いのからみ。長回し濡場、裸でおんぶ。ラストが秀逸。山口美也子の唇はホント良いから自伝要素の強いホンだけど、山口美也子みたいな美人に「荒井くん、大好き!」なんて抱き付かれてたんか、クソッ!これは、かくあったべしの妄想と思って落ち着こう。荒井晴彦の脚本デビュー作ということで必然熱量がお...「新宿乱れ街いくまで待って」

  • 「野獣死すべし」1980

    「追悼・黒澤満」「野獣死すべし」1980年角川映画監督:村川透かつて戦場カメラマンだった伊達邦彦。銀行を襲撃し、次々に殺人を繰り返すダークヒーロー役に優作は前歯を抜き8kg減量するほど入れ込み、死神のようなオーラを放つ。この作品のあと、優作はセントラルに所属、マネジメントを依頼し、黒澤に全幅の信頼を寄せている。2月鑑賞分リアルタイム劇場鑑賞以来だから39年ぶりの劇場鑑賞。その後、TVやDVDで何度も観たけど、もう一度劇場観賞したい一本。何度かチャンスあったが見送ってしまっていた。公開当時、大藪春彦にはまってた。松田優作(当時は好きじゃなかった)の伊達邦彦は脳内イメージとぜんぜん違うだろと思ったもんだが、観終わった時には自分のイマジネーションの貧困さを思い知った。そして松田優作も好きになった。自分がクラシックを聴...「野獣死すべし」1980

  • 「処刑遊戯」

    「追悼・黒澤満」「処刑遊戯」1979年東映監督;村川透脚本:丸山昇一何者かに監禁された鳴海は殺人依頼を受けるが・・・。切り詰めた台詞、ダークなトーンの映像にピアノの弾き語り、ファムファタール。「遊戯」シリーズ第3作は前2本とうって変わって本格ハードボイルド・タッチに徹する。黒澤に見出された丸山の激情映画脚本デビュー作。2月鑑賞分黒澤満は70年代以降、日本映画に新しい地平を拓き、多くの才能を輩出させた名プロデューサー。久々の鑑賞。松田優作のカッコ良さがまだまだちゃんちゃらおかしい頃。当時はまだ松田優作が好きじゃなかった。好きな奴が多かったので誘われるまま・・・今、見てもちゃんちゃらおかしいと思うが、その後に惚れこむ役者になっていく片鱗は窺える。同じ映画を二度見るほど暇じゃないけど40年にもなるんだから許せよ。大野...「処刑遊戯」

  • 「ホステス情報 潮ふき三姉妹」

    「曽根中生異端がいく」「ホステス情報潮ふき三姉妹」1975年日活監督:曽根中生岡本麗、丘奈保美、桂たまきというかなりアクの強い三姉妹が、ホステス稼業のかたわら身体を張って金稼ぎ。ある特技を売りに成り上がっていくーーーというコメディタッチの一篇。当時ブームだった「潮ふき」をネタに。3月鑑賞分曽根中生作品としては低調。そりゃ全部良いわけはない。岡本麗、丘奈保美、桂たまき、三姉妹。最強トリオ.....と言えるのは今だからこそであって、当時観たら女優の質に文句たらたらだったろうな、ママも含めて。丸いたまきが良い。丘のパンチパーマに岡本麗の眉。岡本のバスルームシャワーからみはエロかった。ラピュタ阿佐ヶ谷「ホステス情報潮ふき三姉妹」

  • 「新・鍵穴・ 絡みあう舌と舌」

    「新東宝ピンク映画ラスト・フィルム・ショーinラピュタ阿佐ヶ谷」「新・鍵穴絡みあう舌と舌」2005年国映監督:深町章プリントタイトル「和服エロス蔵のなか淫靡な関係」敗戦間もない頃、ある官僚の妻となった珠代は古い蔵の二階で夫が別の女と逢瀬を重ねているという疑いを持つ。突然現れた謎の青年が夫と女の情事を珠代に見せると約束するが・・・。江戸川乱歩的猟奇・幻想の世界を描いた岡輝男の脚本をピンク甲の巨星深町章監督が葉月蛍(現ほたる)とのコンビで映像化。耽美、耽美。和服エロスといっても時代設定は昭和21年という微妙な線。基本、葉月螢のスローなモノローグで進行。夫であるなかみつせいじの情の細やかな前戯に何故かバックに流れるバロック調の劇伴。と現実的には眠気との戦いを強いられるが、この世界観は嫌いじゃない。青味がかったライティ...「新・鍵穴・絡みあう舌と舌」

  • 「熟女と犬舐め」

    「熟女と犬舐め」エクセス監督:浜野佐知1995年「新・犬とおばさんむしゃぶりつく!」改題会社社長である夫と再婚しても、女には地獄のような日々だった。公然と愛人を自宅に呼び、平然とSEXに耽る。だが、女には愛犬サンディーがいた。彼がいることが彼女の唯一の救いだった。一方、夫は夫で妻のことを気にかけていたが、わりない仲の部下に奥様はどんなことでも耐えられると唆されて……本格獣姦モノ。残念ながら犬に犯される女の人を観て興奮する感性を持ち合わせてないものだから、この手のモノを見るのも初めて。3本立ての妙味。なんだこれ?犬のサンディーがすごい。犬種に明るくないし興味もないから解らないけど大型犬。この演技力が凄い。大きさからいって「あれ?着ぐるみ?中に人います?」ってなる。同時上映の某男優は見習うべきかと。おばさん(野際み...「熟女と犬舐め」

  • 「ヒズ・ガール・フライデー」

    「ハワード・ホークス監督特集Ⅱ」「ヒズガール・フライデー」1940年米監督:ハワード・ホークス新聞社の編集長ウォルターは、元妻で敏腕記者のヒルティが再婚して退職するつもりなのを知り・・・。グラントとラッセルが繰り広げる怒涛のマシンガン・トークとホークスのスピーディーな演出に圧倒される、言わずと知れたスクリューボール・コメディの傑作。シネマヴェーラで見逃し続けてた感のある本作、漸く見る事ができた。マシンガントークによる超スピード展開は見事だがスクリューボール・コメディとして楽しむのなら、もう少しウイットさと愛が欲しい。ウイットよりもソリッドが勝ってる。冒頭字幕で断りがあったが流石にケイリー・グラントのクソ・ジャーナリストぶりがあまりにえげつなく、ドン引く。そういうジャーナリズムの醜さを皮肉っているのだろうから仕方...「ヒズ・ガール・フライデー」

  • 「硝子のジョニー 野獣のように見えて」

    「恋する女優芦川いづみ」「硝子のジョニー野獣のように見えて」1962年日活監督:蔵原惟繕貧しさから売られた娘と、人買いの男、そして娘を助けるジョー。さすらう男と女の激情を綴った異色作。無垢な心を持つ女を気高いまでの存在感で熱演し、芦川の最高作との声も。4月鑑賞分ジュリエッタ・マッシーニの百倍は可愛い芦川いづみにイノセントをやらせるのは反則。風呂でのヘン顔とかに完全にやられるでしょう。ザンパノ感はむしろアイ・ジョージの体躯か。そしてまさかのエースのジョーのBL。当時の函館競輪の様子が見える貴重さも。三人三様の捨てられトラウマ。激情的に失意するジョーとクールに失意するジョージ。男二人の女々しさ競演も見もの。リアルタイムで間に合ってないが、やはり「硝子のジョニー」は名曲ですよね。アイ・ジョージの美声も良いけど窓枠で芦...「硝子のジョニー野獣のように見えて」

  • 「ラ・ヨローナ ~泣く女~」

    「ラ・ヨローナ~泣く女~」2019年米監督:マイケル・チャベスTheCurseofLaLlorona1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは子どもたちが危険にさらされているという、ある母親からの助けを無視してしまうが、それは泣き声を聞いた子どもが必ず連れ去られてしまうヨローナの呪いだった。そして、ヨローナが次のターゲットとして狙いを定めたのは、アンナの2人の子どもたちだった。中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」を題材に、「死霊館」シリーズのジェームズ・ワン製作で描くホラー。これは怖かった!ラテンアメリカ悪霊。いや、悪霊の恐ろしさじゃなく、演出か?基本、威かし系怖さのホラーは好きじゃ無いんだが、本作は虚仮威し感は無い。何べんもビクッとさせられた。前半が特に良い。後半もホラー・エンタメで悪霊と...「ラ・ヨローナ~泣く女~」

  • 「ゴジラ キング・オブ・モンスター」

    「ゴジラキング・オブ・モンスター」2019年米監督:マイケル・ドハティGODZILLA:KINGOFTHEMONSTERS「GODZILLAゴジラ」「キングコング:髑髏島の巨神」に続く、“モンスター・ヴァース”シリーズの第3弾。神話の時代に生息していた怪獣のモスラ、ラドン、キングギドラが復活する。彼らとゴジラとの戦いを食い止め世界の破滅を防ごうと、生物学者の芹沢やヴィヴィアン、考古人類学者のアイリーンらが所属する、未確認生物特務機関モナークが動き出す。なんかもう怪獣バトルが凄かった。エンタメ映画というよりアトラクション的な。ドラマを一生懸命入れ込んで来ようとしてるけど、入ってこないなー。それぞれ怪獣造形に関しては好き嫌いを抜きにして良く出けてる。モスラ怖えーよ。でもサイズ感は良し。「マッドマックス」と違って最後...「ゴジラキング・オブ・モンスター」

  • 全日本大学野球選手権 明治38年ぶり6度目V

    明大、38年ぶり6度目の優勝全日本大学野球選手権第68回全日本大学野球選手権大会最終日は17日、神宮球場で決勝が行われ、明大(東京六)が佛教大(京滋)を6―1で破り、38年ぶり6度目の優勝を果たした。明大は三回、1番添田(4年、作新学院)の二塁打などで無死二、三塁から野選と敵失、ボークで計3点を先取。九回、二死満塁から5番喜多(4年、広陵)が走者一掃の二塁打を放ち、3点を加えた。投げては、主将でエースの森下(4年、大分商)が7安打完投。九回に二塁打2本を許して失点し、東洋大(東都)との準々決勝に続く完封勝利はならなかった。佛教大は、準々決勝で昨年覇者の東北福祉大(仙台六)を逆転サヨナラで下して出場20回目で初めて4強入りし、準決勝では過去4度優勝の東海大(首都)を破って京滋大学連盟代表として初の決勝に臨んだが、...全日本大学野球選手権明治38年ぶり6度目V

  • 全日本大学野球選手権 準決勝

    北海道から空路、神宮球場に駆け付ける。本当は決勝戦観戦予定にしていたのだけれど、土曜の大雨で順延になってしまった。快晴の金曜休養日が恨めしいがお天道様には適わない。神宮到着すると第一試合が1点を争う好ゲーム。朝まで北海道に居た好で東農大北海道オホーツクを応援しよう。番狂わせあるぞと見ていたら明治、8回に喜多選手(広陵・4年)のバックスクリーンへ2点本塁打、陶山選手(常総学院・2年)の適時打で突き放すと、3回から無安打好救援の伊勢投手、最終回に唯一の安打を許すもしっかり締めて決勝進出。第2試合今日は暑くなるかと思ったけど、第2試合に入ると日が雲に隠れいい風も吹く。快適観戦日和。全日本大学野球選手権大会準決勝第二試合佛教大vs東海大先発オーダー甲子園優勝、小笠原世代の東海大相模勢を中心にずらっと並ぶ甲子園組の東海大...全日本大学野球選手権準決勝

  • 「ガルヴェストン」

    「ガルヴェストン」2018年米監督:メラニー・ロラン裏社会で生きてきたロイはある日、末期ガンと診断され、余命宣告を受ける。その夜、いつものようにボスに命じられて向かった仕事先で何者かの襲撃を受け、自分が組織から切り捨てられたことを悟ったロイは、とっさに相手を撃ち殺し、その場に捕らわれていた少女を連れて逃亡する。少女はロッキーと名乗り、行く当てもなく身体を売って生活していたという。ともに深い傷を抱えた2人は、果てしない逃避行に出るが……。映画の日でエル・ファニングを観に。こちらも公開規模小っこい作品。監督は「イングロリアス・バスターズ」のショシャナハードボイルドとしちゃ捻りも無いしありきたり感多いのだけれど、ところどころに演出が変わってる。冒頭の嵐の描写とベン・フォスターが逃走するクリーニング工場が絵的にとても良...「ガルヴェストン」

  • 「白昼の女狩り」

    「曽根中生異端がいく」「白昼の女狩り」1984年フィルムワーカーズ迷彩服に身を固めた男三人がマシンガンで武装。ゲーム感覚で次々と女性を襲う---。過激な内容ゆえに公開が自粛され長い間幻の作品となっていた。二十八年の時を経て、日活創立百年記念特集「生きつづけるロマンポルノ」にて初上映。4月鑑賞分サバゲーお蔵入りさもありなんな作品の中、なぎら建壱が光ること。またしてもラヴェル「ボレロ」の魔曲っぷりを思い知らされる。アップ長回しでヒロインの感情が溢れ出してからのまさかのエンディングが何気に、か・い・か・ん!沢田研二は「阿呆みたい、阿呆みたい」って歌ってるし・・・。最初の被害者不倫カップルは織本かおると南伸坊。チョーさんの物まねまで披露する南伸坊。次に自動車整備工場の社長とその娘(由利ひとみ)そしてなぎら健壱くんの本命...「白昼の女狩り」

  • 「赤い暴行」

    「曽根中生異端がいく」「赤い暴行」1980年日活監督:曽根中生売れないバンドDEVILS(デビル)の四人組は退屈な毎日に焦りを覚え、そのはけ口にグルーピーたちと遊び、鬱屈を発散させるーーー。ダメ男たちのけだるい日常をシビアにみすえたロックンロールロマンポルノ。4月鑑賞分「デビル、さいこぉ!」「内田裕也なんか大嫌いっ!」青春映画として傑作。実在の売れないロックバンドデビルのメンバー4人。芝居は下手だがサウンドはメチャカッコいい。イケてると思うがなぁ。これだけの映画作ってもらって尚、売れなかったんじゃしょうがないか。曽根中生は前衛的なカメラで一人一人の心情を浮彫りにしていく。マネージャーを殴る切換えのカッコ良さ。ハントの朝帰り。圧巻なのが事件が起きてからのスタジオセッション。その巧みさには舌を巻く。夜明けのラストシ...「赤い暴行」

  • 「弱腰OL 控え目な腰使い」

    「弱腰OL控えめな腰使い」2016年OP映画監督:竹洞哲也タウン誌で働いているデザイナーの桐子は学生時代のある出来事がきっかけで、異性との交際に臆病になっていたが…。おとなの女性達の揺れ動く気持ちを描く官能ドラマ!2月鑑賞分ピンク映画3本立て本作は公開時に既に観ているのでパスしようかとも思ったが・・・しじみの名シーンをもう一度見たいがために再鑑賞。しじみが山本宗介をキッパリ振る。「こういう展開に弱い女、けっこういるよ。他、当たれば」竹洞作品として、しじみ助演作として、これかなり好きかも。ただ2度目の鑑賞はR16版「初恋とナポリタン」かと思ってたんだけどね・・・個人的(最早、だけでもない)ブレイクの和田光沙。ピンク出演作をほとんど見てないと思っていたが本作でタウン誌編集長役で出ていたのを失念していた。JR深谷駅、...「弱腰OL控え目な腰使い」

  • 「性感治療 いじり泣く」

    「性感治療いじり泣く」1996年大蔵映画監督:山崎邦紀年の離れた鴨井と結婚したファザコンのさやか。セックスマニアの鴨井は、彼女を不感症と責める。家出をしたさやかは、性的パワーを手にするため、オーガニズム研究者の実験台に・・・。4月鑑賞分さやか(永尾和生)が鴨井の強引な責めに泣き叫ぶ不感症さ。冷蔵庫とは言いえて妙な殺伐として魅力に乏しいからみ。女優にも魅力感じずこれはハズレかな・・・。オーガニスム研究者(吉行由実)の怪しげなオルゴンボックスなるもので性的パワーを高め色香を放つようになるこのギャップ。いや、そうではない。既に不忍池に物憂いに佇むところ声かけられて「夫の仲がうまく行ってないんです」と呟く表情が別人かと思わせる憂いに満ちてる。垂れた目の不均衡さが妖しい危険性をはらんでいる。実は30年も前にドイツの科学者...「性感治療いじり泣く」

  • 「ピンサロ病院 ノーパン白衣」

    「新東宝ピンク映画ラスト・フィルム・ショーinラピュタ阿佐ヶ谷」「ピンサロ病院ノーパン白衣」1997年新東宝監督:的場ちせ(浜野佐知)「万病の治癒の元は性の解放にあり」と主張する山科病院では院内での患者と看護師たちのセックスを奨励している。セックス恐怖症の新人看護師聡美はそんな病院の実態に戸惑うが・・・。一般作にも進出した的場ちせ(浜野佐知)監督がコメディタッチで描き出した祝祭的性愛空間。「万病の快癒の元は性の解放にあり」と荘厳なバロックに乗せて花びら回転、愛の嵐的、ディープ・スロート的展開を見せ最後は歓喜の歌、高らかに、って何なんこれw「絶倫未亡人巨乳揺らして」のところで触れた作品がこちら。こんなに早く鑑賞実現できるなんてツイてる。鑑賞の時にはいささか心身が疲れ切っており、「1週間くらい入院してぇなぁ」なんて...「ピンサロ病院ノーパン白衣」

  • 「絶倫未亡人 巨乳揺らして」

    「絶倫未亡人巨乳揺らして」監督・脚本:珠瑠美1997年「ねっとり妻おねだり妻Ⅲ不倫妻またがる」改題英司は社長の未亡人・希美の愛人で、彼女の求めに応じては妻・玲子のことなどそっちのけで相手をさせられている。そんな英司に浮気を察した玲子は久しぶりに再会した元カレ・和彦との関係を再燃するのだったが……4月鑑賞分かなりカルト性高い印象。ピンクにしちゃ洒落たオープニングタイトル。小道具としての絵画。回想のタンゴ、クライマックスのボレロ。風間今日子の水中ヘアヌード。原田なつみが会社社長の未亡人、つまり絶倫未亡人は原田なつみの事だ(鑑賞前は風間今日子の未亡人物と思ってた)夫亡きあと(生前からかな)企画課長を愛人にしている。その関係を続けたいがために、社長秘書(風間今日子)と結婚させ、自宅の隣に家を買って住まわせている。夫の帰...「絶倫未亡人巨乳揺らして」

  • 「堂々たる人生」

    「恋する女優芦川いづみ」「堂々たる人生」1961年日活監督:牛原陽二倒産寸前の玩具会社を再建すべく、東奔西走する男女の活躍を描く明朗娯楽篇。下町の寿司屋の娘からOLに転身する芦川の活発なコメディエンヌぶりも、裕次郎・長門との息の合ったドタバタも、最高!4月鑑賞分モテモテ裕次郎映画を理由に敬遠していると芦川いづみのキュート作品を見逃しちゃうって事に気付いた。ただところどころにテンポが悪く上映時間以上に長く感じちゃった。芦川いづみのブルーコーディネートな衣装がかーいー。裕次郎と長門裕之の大阪出張行き特急にちゃっかり乗り込む強引就活の芦川いづみ。交渉先の桑山正一の影で大袈裟なブロックサインを送る芦川いづみ。「ああいう女は一度だけピシャッとやった方がいい」を実践するとまんまと成功する。当時の女の強さの限界?よってカワユ...「堂々たる人生」

  • 「君たちのことは忘れない」

    「ソヴィエト映画の世界」「君たちのことは忘れない」1977年ソ監督;グレゴリー・チュフライТрясина第二次世界大戦で夫を失い長男の行方も知れない農婦が、次男を死んだことにして匿うが・・・。「誓いの休暇」の監督が同じく戦争による母親と息子の悲劇を描いた名作。黄金色に輝く麦畑と戦争の終わりを告げる炎のシーンが忘れ難い。軍当局の指示で上映中止となり、海外へ出すことも禁じられたという作品。黄金色の麦畑。馬橇での雪中出征。列車車窓からの勝利終戦。馬上の松明。映画としての力強さの中、共犯関係に陥ってしまった母子の悲劇。母親、ノンナ・モルジュコーワが名演。神父に「懺悔に来たのか、演説しに来たのか」と言われてしまう母親。「神父さん、それはなんかおかしいですよ」の訴えが胸を打つ。戦争をこの側面から描く。久しぶりに娑婆に出た監...「君たちのことは忘れない」

  • 「性と愛のコリーダ」

    「性と愛のコリーダ」1977年日活監督:小沼勝小沼勝監督がOLたちの性事情をセミドキュメント風に描いた官能ストーリー。自殺願望のあるOL・静枝は、死にきれないでいるところをサラリーマンに救われ、彼のアパートに住み始める。一方、OL・のぞみは課長と不倫関係にあり…。4月鑑賞分当時興行的に外れだったらしいが、明らかに時代がついて来れない早すぎた傑作じゃないか、これ?トリックスター坂本長利がこんなに良いなんてwポルノにしては長尺だが、その中に詰め込まれたオマージュの数々。まさにロマポの缶詰め。e1.jpg"border="0">並走する二つのストーリーと坂本長利のシュールなコメディーパート。無関係に走りながらたまに気まぐれのように接点をもたらす度合いが心憎いまで。片桐夕子と谷ナオミは必見。片桐夕子が営む風俗の旅館部屋...「性と愛のコリーダ」

  • 「シザーチンP」 DVD

    本当はエログロいイソップ寓話「シザーチンP」2018年アルバトロス監督:友松直之鬼才・友松直之監督が異形の者たちの悲しき愛と戦いを描いたエロスアクション。浮気した妻を殺し、その霊に呪われた出刃亀太郎。呪いのせいで股間に3本の包丁が生えてしまった彼は、ヤッた相手を確実に殺してしまうシザーチンPへと変貌する。オールナイトイベント東京電撃映画祭で鑑賞を試みたが、これはオーディオ・コメンタリー上映。ある程度覚悟はしていたが全く映画とは離れた話題でおよそ鑑賞という事は不可能。友松監督自身「お前ら映画は家に帰って一人でシコシコ見ろ。そのためにDVD渡してあんだろ」と日く始末。これは会の趣旨を見くびっていた当方が悪い。それで、その時に貰った。いや買ったんだ(DVD配付上映)DVDをやっと観た。超高速で吐かれる友松理論が痛快に...「シザーチンP」DVD

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