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  • 社殿裏静かな池に鷺と亀(久下戸氷川神社)

    久下戸氷川神社の社殿は赤い外壁が印象的である。その社殿の後に池がある。神社にこれほど大きな池があるのは、川越では他にないと思う水面は静かで、何もいないと思ったが、少し岸辺を移動すると突然白っぽい大きな鳥が飛び立った。池の端にアシが茂っているが、その辺りから水音を残して羽ばたいた。その鳥は、対岸の高い木の枝にとまった。それはアオサギで、横に伸びた杉に枝にとまり横を向いている。こちらを警戒してか、じっと動かない。アシの方にまだ何かいるかと思ったが、動くものはない。しかし、アシの前の短い丸太の上にカメがいた。このカメも外来種で、少し首をもたげていた。アオサギがいるのだから、その餌となる生き物もいるはずである。アメリカザリガニもいそうだ。池の直ぐ向こう側は道路になっていて、道に沿って民家が並ぶ。アオサギはまだ同じ...社殿裏静かな池に鷺と亀(久下戸氷川神社)

  • 道端のコキアの上に金木犀/空に向かいて朝顔青し

    今年はこの小さな公園にコキアはない。すぐ近くのこのお宅の前にも見当たらない。しかし、角を曲った道の端にコキアがあある。例年よりも大きく成長している。そのすぐ上に金木犀が咲いていた。今はもう散っているだろうが、この時は満開だった。門の脇の駐車場の柱には、朝顔が巻き付き、鮮やかな空色の花が咲いていた。地方庁舎跡地の仮設フェンスにも、色の濃い朝顔が咲いていた。同じ朝顔が、敷地内に生えるヤマゴボウの上にも並んで咲いていた。これは2週間前だが、朝顔は元気に咲いている。道端のコキアの上に金木犀/空に向かいて朝顔青し

  • 並びたる石碑を覆う萩の花(喜多院)

    喜多院の売店裏の東屋から五百羅漢の西側を見ると、立ち並ぶ石碑を覆い隠すように萩が枝を伸ばして咲いていた。手前の苔で読めない漢文の石碑は、後に萩がないのでいつも通りである。その左後方の歌塚と彫られた石碑は、3方を萩で囲まれている。前にある芭蕉句碑も、左右は辛うじて萩との間に空間がある。その後にある石碑は、ほぼ萩に覆われ上部しか見えない。左端の自然石の句碑は、萩を背中で懸命に受け止めているように見える。最初とは反対側から見ると、手前の萩の枝が垂れ下がっているのが良く分かる。ここの萩は、花が終ると全て刈り取られてしまうが、いつの間にかこのように復活している。並びたる石碑を覆う萩の花(喜多院)

  • 蝶落ちて蟻に引かれて静々と(喜多院近く・アカボシゴマダラ)

    中院から喜多院へ向う道から1本東の道を歩いていると、高い生垣の前に何か小さなものが落ちている。一度通り過ぎてから、戻って見ると蝶だった。翅を閉じた状態で横たわっている。まだ死んでから時間が経っていないのか、奇麗な色をしている。それから1時間ほど後だが、喜多院の山門の方へ続く道の端にまた蝶を見つけた。こちらは車の通りが多い。蝶は道の端に引かれた白線のすぐそばにある。同じ蝶だが、翅はあちこちが欠けている。写真を撮っていて、蝶が少しずつ移動しているのに気が付いた。良く観ると蝶の頭部に1匹の蟻がいて、蝶の体を引きずっている。他に蟻の姿はなく、1匹だけで引っ張っているようだった。自分の体より何十倍も大きな蝶を、白線に沿って動かしていた。それから数日後、七曲りで同じ蝶が落ちているのを見た。道路だけでこんなに死んでいる...蝶落ちて蟻に引かれて静々と(喜多院近く・アカボシゴマダラ)

  • 寺の庭木犀の香と囃子の音(中院)

    菅原町の山車を見たあと、中院の塀に沿って歩いていると、十月桜がぽつぽつと咲いていた。まだ、下の方の枝だけに咲いていた。駐車場から境内へ入る右側に、萩の花が咲いていた。通路のそばに垂れた枝に良く咲いていた。反対側の竹垣の方にも、見ごろの房があった。不染亭の脇を通るとき、キンモクセイの香りがした。この日は風がかったためか、木の下に来るまで気付かなかった。通路を少し戻ってから、木を見上げた。枝全体によく咲いていた。さらにアップにすると、その様子が良く分かる。葉に隠れながらも、枝にびっしりとついた花が見える。枝は不染亭の方へも垂れ下がっている。その下にツツジがあり、少しだがピンクの花が咲いていた。もうすでに衰えていたが、数ヶ所に咲いていた。それにしてもこのキンモクセイの木は大きい。この辺りでは、一番の大木だと思う...寺の庭木犀の香と囃子の音(中院)

  • 出陣の山車見た後にまた出会い(菅原町)

    川越祭りの初日(10月14日)妙善寺の門(この日は開いていた)の前を通り、角を曲ると人だかりがしていた。駐車場に山車があり、その周りに揃の法被を着た人達が集まっている。山車はこちらを向いていたが、ちょうど向きを変えるところだった。人形(菅原道真)の頭部が少し見えている。集まっている人達の間を抜け、旧川越街道を横断した。まだ車も通っているので、法被を着た人達も道路の端に寄っている。少し移動して、別の角度から山車を撮る。山車の舞台にはまだ人の姿はなかった。普段は見られない山車庫の中もついでに撮った。すぐ近くの菅原神社には会所が出来ていた。菅原神社と山車は、家を挟んでこんな位置にある。それから他を廻っての帰り道、川越駅近くを歩いていると、祭り囃子と人声が聞こえる。前方に山車を引いて、横切って行く人達が見えた。急...出陣の山車見た後にまた出会い(菅原町)

  • 朝顔と芙蓉の花と競い咲き(国道16号沿い)

    仙波氷川神社へ行く途中、以前見た東武東上線の斜面のヒガンバナはまだ咲いていた。しかし、斜面の上は良く咲いているが、下へ行くほど衰え、最も下はほぼ散っていた。一番上の花は、オシロイバナの上に頭を出して咲いていた。浅間神社の石鳥居の右下に赤いものが見えた。柵の直ぐそばに、ヒガンバナが小さくまとまって咲いていた。道路の反対側、歩道に沿ったオシロイバナの中のヒガンバナも、以前より多く見える。1週間前は、オシロイバナの中に隠れるように咲いていたが、この時はその上に出ていた。別の場所でも、ヒガンバナの方が目立っていた。芙蓉の木に絡みついた朝顔は、その数が増えていた。色も以前より濃く感じた。白い芙蓉と並ぶと、お互いが引き立て合っているように見える。しかし、白とピンクの芙蓉に挟まれると、少し分が悪いようだ。それにしても、...朝顔と芙蓉の花と競い咲き(国道16号沿い)

  • 彼岸花1週間で様変わり(仙波氷川神社)

    滝下橋から坂を上り、仙波氷川神社に行った。入口両側のヒガンバナは咲いていたが、まだ少し物足りない。特に左側は、手前がほとんど咲いていない。一方その奥、社殿に近い方は良く咲いている。入口の右側も、良く咲いているように見えた。花を重ねるように撮ると、見ごろになっていた。その中の白い花も、赤に囲まれて目立つ。ところが、入口少し奥の大木の根本は、いつもよりも寂しい。さらにその奥の林の中は、全て咲いているものの、数がめっきり減っている。外に出て坂道から見上げると、きれいに咲いている。しかし、石垣のすぐ上には、まだ伸びきっていないものが多く、まだすこし早すぎたようだった。それから1週間後10月の始には、遠目から見てもヒガンバナが良く咲いているのが分かった。入口付近は満開状態に見えた。入口正面に廻ると、左側は明らかに状...彼岸花1週間で様変わり(仙波氷川神社)

  • 橋あれどいつ開通か誰ぞ知る(新河岸川・滝下橋)

    滝下橋は以前のままで、いまだ開通していなかった。前に見たときは看板があり、「水道管を橋に設置しています」と書かれ、工期は「令和5年6月30日」となっていた。その水道管は出来ていて、下に下がった管の先は閉じられたいた。橋は以前のものより高くなり、中央が盛り上がっているので、向こう側は見えない。橋の端は、以前のまま次の工事を待っている。橋の下は、少し土嚢が残っているほかは、ほぼ元通りのようだ。橋桁の下部はすでに赤さびが出ている。上流の歩行者用の橋から見ると、新しい橋はススキに囲まれている。対岸には蛇腹式の門扉があり、その中にあった円管はなくなっていた。しかし、敷かれた鉄板はそのまま残されている。反対側の空地も円管はなく、こちらにも鉄板は敷かれたままになっている。以前見たとき、歩行者用の橋のそばの木に多くの実が...橋あれどいつ開通か誰ぞ知る(新河岸川・滝下橋)

  • ナツメの実思い思いに色づきて(仙波河岸史跡公園)

    仙波河岸史跡公園の入口の桜は、上部の枝がかなり剪定されていた。その少し奥にナツメの木があり、色づいた実が生っているのが見えた。枝全体に色いろの実が見える。多くの実をつけた枝は、大きくしなっている。まだ黄色い実と赤い実が一所のところがある。一方、熟した赤い実が、既にしぼんでいる枝もある。少し前のニュースでナツメの収穫を見たが、熟した実だけでなく、まだ青い実も小さな枝とともに獲っていた。ナツメの木の根本には、青い小さな朝顔の花がぽつぽつと咲いていた。少し先にY字路があり、角の家の塀に沿ってキバナコスモスが咲いていた。ここも塀と道路のすき間で条件は良くないと思うが、例年よく咲いている。ススキの穂の先に滝下橋が見えた。しかし、車や人の姿は見えない。ナツメの実思い思いに色づきて(仙波河岸史跡公園)

  • 両岸をもこもこと埋めススキの穂(新河岸川)

    畳橋から新河岸川の上流を見ると、両岸ともススキで覆われている。川の中にはコウホネが、川幅いっぱいに広がっている。去年はここからコスモスや柿の実が見えたが、今はススキしか見えない。左岸のススキは、冬毛になった動物のモコモコの毛のように見える。右岸の道に出ると、新しい壁と柵に沿ってススキが生えている。ススキは背が高く、ほとんど見上げる状態で対岸が見にくい。道路脇の少し高くなった所から対岸を見ると、一面のススキの中に釣り人がいた。いつもの場所で、この日は一人だけだった。少し移動して振り返って見ると、土手の一部に河川敷への道が出来ていた。ススキの穂の間から、防災無線の上の方が見え、頂点に黒いものが見えた。また少し高い所から見ると、桜の木のそばに防災無線が立ち、てっぺんのスピーカーの上に2羽のカワウがいた。2羽のカ...両岸をもこもこと埋めススキの穂(新河岸川)

  • 堰にサギ岸辺にひそと花の咲き(新河岸川)

    新河岸川の畳橋近くには、コウホネが生え黄色い花が咲いていた。その下流JR川越線の鉄橋手前には、川の中にススキが横切るように生え、水の流れを邪魔している。鉄橋の先に小さな堰があり、白い水しぶきを上げて流れ落ちている。その中にコサギの白い姿があった。こちらが移動する間にコサギも少し位置を変えた。土手の道は1度草刈りされたようで、歩くのに問題はない。不老川との合流点近くから下流を見ると、対岸にはまた重機が見える。手前の河川敷にヒガンバナの咲いている。もっと近くで見ようと思ったが、合流点の先はススキで覆われ、とても近づくことは出来なかった。足元では、歩くたびにイナゴが飛び出す。不老川には4羽ほどのカモが泳いでいたが、こちらを警戒したのか急に飛び立った。不老川の土手も雑草に覆われているが、その中に作業服を着た2人が...堰にサギ岸辺にひそと花の咲き(新河岸川)

  • 彼岸花ながめつつ聞く蝉の声(仙波河岸史跡公園と調整池)

    愛宕神社から仙波河岸史跡公園へ下りる階段から、下の池(湿地)のヒガンバナが見えた。迂回して横からヒガンバナを見る。さらに迂回して木製のデッキから池に出る。池越しに先ほどのヒガンバナが見えた。ここまでは例年の通りだが、高い木の上からツクツクボウシの鳴き声が聞こえる。これは9月25日だったが、彼岸のうちにセミの声を聞いたのは初めての気がする。外の池へ行こうとして、別のデッキから池をみる。ここからの方がヒガンバナがよく見えた。水面に映るヒガンバナも見ることが出来た。この間も、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえる。外の調整池は、いつものように静かである。スイレンもいつものように咲いている。少しスイレンに近い所から撮る。中心の黄色い雄しべが見えた。スイレンは春からずっと咲いているので、花だけ見ていると季節が分からない。...彼岸花ながめつつ聞く蝉の声(仙波河岸史跡公園と調整池)

  • 参道のキバナコスモス見て行けば/句碑のそばには彼岸花咲く(愛宕神社)

    浅間神社前から先の信号機のある交差点を渡ると、少し先に愛宕神社の参道がある。今年もその脇にキバナコスモスが咲いている。入口左の電柱の下にも咲いている。ほとんどすき間はないはずだが、それを感じさせないほど元気である。右側はフェンスに沿って咲いている。下の方は、敷地内へも枝を伸ばしている。フェンスに沿って坂を上る。アゲハ蝶でもいないかと思ったが、この時は見当たらない。何もいないかと思ったら、オオスカシバが花から花へ忙しく飛び回っていた。愛宕神社の境内に入ると、石碑の後にヒガンバナが咲いていた。ツツジや棕櫚のすき間から伸び出て咲いている。石碑の前の方からは、陰になって良く見えない。石碑は芭蕉句碑で名月に麓の霧や田の曇りと刻まれている。愛宕神社から仙波河岸史跡公園へ下りる。参道のキバナコスモス見て行けば/句碑のそばには彼岸花咲く(愛宕神社)

  • 彼岸花おしろい花の中に咲き/白い芙蓉に青い朝顔(国道16号沿い)

    東武東上線を越える国道16号線の橋から川越駅の方を見ると、ヒガンバナが咲いていた。歩道から下の線路へ続く斜面に、ほぼ直線状に上から下へ続ている。一番上はオシロイバナの中に、仲良く咲いている。その直ぐ下には、まとまった花がある。その下は、やや広がっている。一番下もまとまって咲いている。なぜこんな所にヒガンバナがあるのか分からないが、上の方から次第に下へ広がったのだろうか。歩道を先に進み浅間神社の前にくると、例のオシロイバナが帯状に並んでいる。その中ほどに、以前はなかった雑草が葉を茂らせている。黄色いオシロイバナの中に、赤いヒガンバナが咲いていた。まだ蕾のものある。白い芙蓉の手前は、オシロイバナの上にツタが茂り、アサガオも咲いている。以前みたアサガオと同じだと思うが、花は小さくなり、その代り数はかなり増えてい...彼岸花おしろい花の中に咲き/白い芙蓉に青い朝顔(国道16号沿い)

  • 黒い管ススキの中に埋もれたり/キバナコスモスまけじと咲いて(久保川橋近く)

    秋の花といえばコスモスだが、最近はキバナコスモスが幅を利かせている。空地の黒い管がまだあるか確かめようと思い、長伝寺裏の道を久保川の方へ歩く。その空地の手前、道路際にキバナコスモスが咲いていた。空地はススキで覆われていた。一瞬、黒い管はなくなっていると思った。しかし、よく見るとススキの上にその上部が見えた。ススキは、さらに先まで続いている。出入口から管の方を見ると、ススキに隠れて全く見えない。その先の道路際にもキバナコスモスが咲いていた。さらに先の丁字路の角にもキバナコスモスが広がっていた。その中に、ピンクのコスモスがひっそりと咲いていた。丁字路を左折して、久保川橋の方へ行く。以前重機や看板があったところは何もなく、柵に沿って砂利が敷かれている。川の中は雑草で覆われ、対岸は木や草が茂っている。砂利道を少し...黒い管ススキの中に埋もれたり/キバナコスモスまけじと咲いて(久保川橋近く)

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