閉店と聞いて初代マドンナが時々来店してくれる。マドンナとはカウンターにいるお客さんを引き寄せて面倒を見てくれるお客さん。私よりもカウンターでの営業はとても上手。初代マドンナは、ある時リンパマッサージを開業し、急に多忙になり来られなくなって、新たな2
当時よく来てくれていたエリートサラリーマンSさん。しばらくして念願だった部署に配属となり、東京へ転勤していった。今や世界を舞台にバリバリ仕事している。私の娘が仲良くしてた同期入社の女性を紹介すると、ふたりは恋に落ちその後結婚、東京椿山荘で華やかな式を
何年ぶりかひょっこり来たIさん。たまたまカウンターにはKロードのマスターとヨットさんがいた。おおっと声をあげる。Ⅰさんは私たちの前職の知り合いで、DUOを始めると言うと、近くにKロードという老舗のバーがあるからいろいろ勉強させてもらうといいよとすすめ
週に一度ほど来るお客さん、ぼそりと言う。「DUOがなくなるのは悲しいけど、お互い生きてれば、ね」。「太宰も三島も川端も、自ら命を絶ってしまった。死んだらおしまい、生きてたらどんなにすばらしい作品を残してたか。どんなにつらいことがあっても死んだらおし
3月に閉店することを伝えると、よく来てくれていたお客さんは次の店を探し始めだした。心地よく飲んで食べておしゃべりでき、ほかのお客さんとも仲良くできそうな店を。DUOで過ごしていた時間がぽっかりあいてしまうのが、自分を失ってしまうような気持ちになるの
そのひとが好きなことをきいてゆくと、ストーリーがつながって人物像が見えてくる。私はそれが楽しくてついつい聞きこんでいってしまう。 きのう出張帰りに寄ってくれたキイチ氏。8年ほど前から出身地の静岡に異動になりDUOにはたまにしか来ない。好きなことや
夜遅く30歳になったばかりの 俳句仲間が来る。そのポッチャリ系マイケル(と私はマイケルジャクソンに似てるから勝手にそう呼んでいる)は、5月から一年間、育児休暇を取る予定だ。妻の願いだそうだけど、職場ではかつて一年間とるひとは初めてという。 「やあそ
創業からこれまで育ててくれた方々にはどれほど感謝しても足りないと思う。お客さんたちや同業者仲間に同業者の師匠、酒屋さんetc・・限りない。 そして相棒ナカゴシとは感謝しつつも、DUOの最初から最後まですべてをわかちあい楽しい時間を担ってきたパートナー
今年3月いっぱいで、愛すべきかけがえのないDUOを私たちの手から解き放つことを決めました。そして私たちもまた、次の新しい時間をつくるためにそれぞれがそれぞれの道を模索すべく解き放たれることを。 DUOを始めて16年間、ただまっすぐに走ってきました。
お正月気分もぬけ、きょうから心を引き締めて今年を始める方々が多いことと思います。DUOは本日6日より営業を始めます。昨年から新年にかけて長いお休みをいただき、心身ともたっぷりと充電し、今年もまた変わらず元気で歩いてゆきたいと思っています。 さて本日よ
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