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  • マズルカ④ ヘミオラ

    今度の土曜(9/30)午後1時30分NHK文化センター京都教室(四条柳馬場)にて「マズルカ」シリーズ④を開催します。今回は、Op.24の4曲。毎回、取り上げるマズルカ全曲を演奏(解説も)しつつ、さらに何か1つのテーマを決めてお話するのですが、今回は「ヘミオラ」。ヘミオラと言えば、まずはバッハを思い出します。3拍子のカデンツ部分に頻出しますが、あと、舞曲(クーラントなど)では、途中部分にも。たとえば「フランス組曲第3番h-moll」のクーラント(4分の6拍子)の後半では、その6拍子がなんと、右手は2+2+2、左手は3+3(もちろん同時に!)という小節がいくつかあります。ショパンのマズルカの場合、作曲年代順に今まで演奏してきましたが、今回ほぼ初めてヘミオラが登場しました。マズルカでは今回が初めてですが、それに...マズルカ④ヘミオラ

  • スティーヴン・ライヒ 日本公演

    さきほど書いたBSの続き。バッハコレギウムジャパン「ロ短調ミサ」の後に、スティーヴン・ライヒ(ミニマルミュージック元祖)作品専門の演奏グループの日本公演録画。・・・まずインタビューがあったのですが、ライヒって、いま90歳近い(?)のにかわいいお帽子かぶってチャーミングなおじいちゃんでした。東京オペラシティ(たぶん)が、ほぼ満席ということにびっくり。今でこそ「現代音楽」ジャンルでは超有名作曲家というものの、ライヒのみの演奏会にこの数とは。さすが東京。しかも、最後の「18人の音楽家のための音楽」では、観客のほとんどがスタンディングオベーション。日本人の、あんなに多くのスタンディングオベーションは、私は初めて見ました。もちろん最後の「18人の・・」は、言いようのない高揚感というか、いわゆるクラシック音楽の感動と...スティーヴン・ライヒ日本公演

  • ロ短調ミサ コレギウムジャパン

    ただいまBSで、バッハ「ロ短調ミサ」=バッハコレギウムジャパン・鈴木雅明さん指揮の、トーマス教会での演奏放映中!すばらしい演奏。今年2023年は、バッハがトーマス教会のカントルに就任して300周年(!)だそうです。コンサートマスターは寺神戸亮さん。・・・ン十年前、私が卒業直後のころでしたが、沖縄のミュージックキャンプでご一緒したことあります。まだ彼がピリオドを始める前で、たしかプロコフィエフ2番のVn.ソナタ。寺神戸さんは覚えたはらへんかもしれませんが。。。そのキャンプの参加演奏家がすごくて、かのギドン・クレメルも来てました!クレメルは演奏のみの参加(他の講師はレッスンもしました)でしたが、寺神戸さんは、クレメルに「レッスンしてくれ」と直談判。・・・がクレメルは、レッスンするとなると最初の一音で1時間かか...ロ短調ミサコレギウムジャパン

  • バースデートリオ2023 報告

    事後報告になりますが、2023年9月も「バースデートリオ」、今年は、9/3直方(福岡県)と9/5荒川(東京)での2公演。両日とも多くの方のご来聴いただき無事終了しました!ベートーヴェンのWoO39は、「ウィーン1812年6月26日。私の小さな友人、マクセ・ブレンターノに、ピアノを弾く励ましに。lvベートーヴェン」と自筆稿にある通り、当時10歳の女の子へのプレゼント曲。彼女は8年後、ピアノソナタOp.109を献呈されていることでもわかる通り、良きピアノ奏者だったのでしょう。「大公」トリオの後に書かれたこのWoO39は、可憐な曲のようで、実は「後期ベートーヴェン」しか書かなかったような転調、構成など、大変興味深かったです。モーツァルトK.502B-durは、ウィーン時代の一連の自作自演ピアノ協奏曲を思わせる名...バースデートリオ2023報告

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河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌in京都
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