何本もの彫刻刀を使い分けてじっくりじっくりと抜いていく。これが正しい作業方法なのかどうかはわからないけれど、今自分で考えられる方法からいくとこれしかない気がします。ホントに地味な作業でイライラもするけれど、これも精神の修行になると思い続けていくと閉ざされていた扉が開くように光が...
まだまだ不恰好ですが先生方に励まされたこともあり、気分も新たに作業復活です。観音様に重くのしかかった鎧を脱がせてあげて、衣に風を当ててあげる作業開始です。
先へ進む速度が急に落ちたこともあり、気分転換もかねて作業途中の瑠璃観音像を持って再び光雲堂さんを訪れる。たまたまいらしていた先生に励まされ、彫り方を少し指南してもらうことで再びモチベーションを上げることができました。(喜)そして、新たに3本の彫刻刀を購入。気持ちが上がってきたのが...
悩みながらも作業は続きます。心がけているのは見た目の形だけでなく、体重がどういうバランスで足にかかっているのか、指先はどういう意図があってその方向に向いているのか・・・。レベルの高い話なんでしょうけど、少なくとも観音様の重さが伝わるようにと思いながら削り続けています。大げさな話で...
抜彫がたいへんです。技術どころか知識がないので、様々な彫刻刀をつかい(とはいってもあまり持ってませんが)、穴を開けるように切り込んでいく。この作業がまた大変です。錐で穴を開け、糸鋸で切ろうとしてもうまくイメージ通りにできないので、小刀などを使いながら地味に少しづつ削りだしていきま...
相変わらずなかなか進まないでいる様子。
なんとなく姿かたちが現れてきたというか雰囲気は出てきたのですが、ここからがホントに難しい作業になってきます。宋琳さんの作品を見ていても、どのような彫刻刀を使えばあのようにきれいに細かい作業が成しえるのか・・・・いや~ぁ、像とにらめっこしている時間だけがどんどん増えていっている感じ...
これからの作業は全体の削りこみになっていくので、写真ではわかりにくい段階へ。前回は腕をつないだので逆にはずせば胸元なども削りやすかったのですが、今回は一体なので作業の難しさを実感。これはなかなか大変。とにかく抜き削りもあるし、これは本気でむつかしい。さてさて・・・
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