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教育を響育に https://blog.goo.ne.jp/riburo8349tada49

北海道で教員をしています。教育問題を中心にしながら、さまざまな事柄について考えてみたいと思います。

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2007/01/23

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  • イジメ問題で大切なこと

    イジメ問題について少し触れてみたい。イジメがそもそも問題になったのは、学校の荒れが収まったころからであった。当時、学校の荒れを力で押さえつけるような管理教育の徹底の中で解決して行ったところが多かった(しょうもない校則がこのころ全国たくさんの学校でつくられた)のだが、管理されどこにも行き場のなくなった鬱憤のはけ口として、弱いものをいじめるという行動が起きた、という見解が多い。イジメ問題はその根っこを掘り起こさないまま、沈静化したかに見えたが(一般的には)、学校現場では相変わらずイジメはあったし、陰湿化していったのは周知のところである。さて、そのイジメがはたしてなくなるのか、ということについてである。イジメはなくならない。昨日の報道で、「大人社会にも深刻なイジメ」という報道があった。何を持ってイジメとするか、何でも...イジメ問題で大切なこと

  • 清掃や学級の仕事は罰なのか??

    文科省が「体罰」に関する〔考え〕の通知をすると、報道されている。今まで、何でもかんでも体罰だといわれかねない状況を考えると、通知は通知で意味がある。ということになるのだが、ちょっとまってである。以下、毎日新聞の記事を一部掲載する。体罰については「身体への侵害を与える懲戒と肉体的苦痛を与える懲戒は与えてはいけない」と従来通り禁止した。その上で、体罰か否かは「受けた側の主観ではなく、児童・生徒の年齢、健康状態、行為の場所・時間などを考え、個別のケースに応じて判断するべきだ」などと盛り込み、教師側の強制力を容認する方針だ。さらに、生徒をたたいた教師の行為が体罰として認定されなかった過去の判例を例示する。判例への受け止め方は現場教員の判断に任せるものの、暗に「許される体罰の範囲」を示しているとも言えそうだ。このほか、放...清掃や学級の仕事は罰なのか??

  • 教職員組合はもっとアピールせよ

    中川昭一氏が国会で「教員同士でイジメがある」と指摘した。地元筋の情報として述べたようであるが、「教員自らがイジメをしていること自体大問題だ」「これが組合の体質だ」という話らしい。この発言は組み合いつぶしの発言と考えてよい。「教職員組合憎し」でつぶしてしまえというわけだ。安倍総理も、教職員組合を抵抗勢力しようという発言が目に付く。かつての小泉郵政改革がそうであったように、抵抗勢力を作り上げてそれによって自らを正当化する図式である。私は5年前まで組合員であったが、そのような事実はない。今時そんなことをしていたら、学校が機能しないからだ。教職員の人間関係がギクシャクしている学校ほど荒れるのだ。だから、中川氏の言うような「組合員でない者とは口を利かない」ということはありえない。ただ、私が教員になりたてのころ、そのころ一...教職員組合はもっとアピールせよ

  • あるある事件と教育

    「あるある大辞典」の納豆ダイエット事件がなかなか収まらない。社長は辞任で関係者は処分。ま、当然といえば当然で、今日は「レタス快眠」も捏造だったと報じられている。ま、報道の問題(あれはバラエティか)いや、テレビの倫理問題はさておき、では、どれほどの実害があったかというと、かつてのカイワレ大根事件ほどの実害はなかった。なのに、なぜこれだけ抗議が続き、収集がつかなくなっているのか。信じた人が多かったからと考えていい。うちの娘は納豆が好きで毎日のように食べていいるが、この間買いに行ったとき、品切れで買えなかった(特定商品の納豆以外は食べない)。実害はそんなところで、健康被害が広がったわけでもない。この事件ではっきりしたことはマスメディアの報道を鵜呑みにしてはいけないということ。そのことを改めて突きつけられたわけだと思う...あるある事件と教育

  • 教師の休憩時間は9分!?

    今週発売の『週刊東洋経済』誌の「ニッポンの教師と学校」という特集記事によると教師の休憩時間は9分実労働時間11時間とある。文部科学省の昨年7.8月の調査の集計結果である。実を言うと9分あればいいほうではないか。ちなみに、私は「特別支援学級(まだ、特殊学級と呼んではいるが)」の担任である。1対1の学級なので恵まれてはいると思う。朝7時50分に登校して、子どもが帰るのは3時45分。子どもが登校してからは、朝の会帰りの会で交流学級に行くとき以外はすべて私と一緒に行動する。当然、空き時間はない。休み時間も一緒。一緒でないのはトイレだけである。だから、お茶を飲むとかいうこともない。飲料水は、1杯の水と給食の牛乳。子どもを送り出したあと、晴れてお茶でもということになる。そこから、次の日の教材作りが始まる。部活の指導もある。...教師の休憩時間は9分!?

  • 出席停止制度は間違っている

    教育再生会議の提案に「出席停止制度を活用、警察と連携」とある。出席停止を再生会議で言い出したのはかの善家大先生(?)である。「いじめの中心人物がいたら、話し合おうとしても誰も口を開かない。だからそういう生徒を教室から出してその間にみんなで話し合いをさせる」と彼は言う。しかし、ちょっと待ってほしい。いじめは被害者と加害者そして多数の傍観者から成り立っている。傍観者あるいはいじめの加害者に加わっている(中心人物を除く)者はいくつかのパターンに分けられると思う。?いじめられるものが嫌いである(積極参加型)?余計なことを言う(する)と自分がいじめられる(消極的参加型)?みんながそうだから自分もそうする(無関心参加型)?面白そうだと思う(間接的積極参加型)このほかにもあると思うがとりあえずこんなところで。こうした中で起こ...出席停止制度は間違っている

  • 教育ブログ参加

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  • 教育再生会議七つの提言1 その2

    「ゆとり教育の見直し」キャッチャー「王様、もう一つ教育の将来を危うくする項目が提案されています」シラン王「なんじゃ」キャッチャー「学校選択制です」シラン王「良いではないか。自分の行きたい学校にいけるということはすばらしいことではないか。何の問題がある」キャッチャー「これはいわゆるバウチャー制度と申します。提言では地域の実情に合わせてと書いてありますが、おそらく導入されればそんなことかんけいありません。全国にいきわたります。そこで、自分の行きたいところとはどういうところですか、王様」シラン王「そうだな、学校が落ち着いているところ・問題行動のない学校・いじめのない学校・部活の盛んな学校・・」キャッチャー「ま、常識的にはそういう学校でしょう」シラン王「それから、優れた先生がそろっている学校、う~ん美人の若い先生が多い...教育再生会議七つの提言1その2

  • 教育再生会議七つの提言1

    七つの提言その1ゆとり教育の見直し「基礎学力強化プログラム」の作成薄すぎる教科書の改善授業時数の10%増加習熟度別指導の拡充地域の実情に留意した上学校選択制の導入キャッチャー「この度、教育再生委員会が、第1次答申案をまとめました。」シラン王「ほほう、まだ3ヶ月しか経たないではないか。なぜそんなに急ぐのだ?」キャッチャー「参院選に向けての安倍政権の目玉にしたいためでございましょう」シラン王「たった3ヶ月で教育のことが変えられるのか?」キャッチャー「節足(動物)、いや拙速の感は否めませんが、安倍政権としても支持率がノーマルヒルのジャンプ台のようになってきましたので、急がねばならないのです。もう一つ付け加えるなら大部分は過去の政権で考えられていたことを拾い集めて出してきたとも言われております。」シラン王「して、内容は...教育再生会議七つの提言1

  • もし、教職員組合がなくなったら

    教育をめぐる問題が「教育再生会議」第一次答申が出て、さまざまな論議を呼んでいます。とりわけ目玉の一つ。教員の資質向上に関して考えると、不適格教員は教壇に立たせない、という言葉が明言されています。現在、抵抗勢力といわれ、批判の矢面に立っている、教職員組合がターゲットになっていることは間違いないと思われます。とりあえず、教職員組合がなかったらということを考えてみたいのです。現在、教職員団体の組織率、48.5%。この数字を多いと見るか少ないと見るか意見の分かれるところかと思いますが、ともかく半分以下であり、年々この数字は落ち込んでいるということになっています。かく言う私も教職員組合からの落ちこぼれです。(家庭の事情で組合費を払う余裕すらなく、撤退したのです。)一般の方々には、組合というと賃金闘争と日の丸君が代闘争ぐら...もし、教職員組合がなくなったら

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