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日向葵
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2006/09/26

日向葵さんの人気ランキング

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  • Survive <7>

    Survive <7>

    正面に立ち、頭を下げた。教授は目の動きだけで私を全身を観察すると、小さくぽつりと呟いた。「見ない顔だな」「でしょうね。彼女と共に行動する事は余りありませんから」「私の所に送ってきた写真で君の言ってきた事が嘘ではないと判断したが、彼女と親しくないのならば一層のこと。何故気づいた?」言葉を濁しながら教授は言う。ラナが送りつけた盗撮現場の証拠の写真を見て、ただの言いがかりではないと思ったのだろう。この取り引きに応じなかったら被害者の女の子だけでなく、校内や他の教授のパソコンなどにもデータをばら撒くとラナはメールで言ったらしい。それを放っておくわけにもいかないだろう。「私も彼女にどこか憧れていたんです。親しくはないけれど、遠くから眺めている事がありました。そうしているうちに気付いたんです。彼女の側にあなたの姿がよくある...Survive<7>

  • Survive <6>

    Survive <6>

    それから数日、私もルカのマンションに通い、実行する為の打ち合わせを重ねた。一番の問題は私を被害者の友達として大学生らしく見せる事だったけど、ロクがお姉さんの服をこっそり持ってきてくれ、ラナがスタイリングしてくれる事になった。薄いピンクのワンピースを着て、短い丈のカーディガンを羽織る。いつもTシャツにデニムが休日スタイルの私はひどく落ち着かない。いかにも中学生な肩下くらいの直毛はラナがキレイにアップしてくれた。ほんのりとメイクまでした私の顔は確かに幾つか年齢を上げた。あとはルカから今までのやり取りで、ルカのお父さんと対面した時に伝えていい事、いけない事を教えられ何度も確認をした。そして必要以上の事は話さないように、と言われる。ボロを出さない為でもあるし、話しすぎると年齢を偽っている事に気付かれる恐れがあるからだ。...Survive<6>

  • Survive <5>

    Survive <5>

    そこには、一人の女の人の写真が大量に表示されていた。よく見てみると、横顔や後ろ姿などが多くカメラ目線ではないものばかりだ。髪の長さや服の種類から長期に渡って撮影されたものだと分かる。「これってひょっとして盗撮したもの?」「そう、読みがいいね。それでね、あなた咲良・・・サクって呼ばせて貰うけど、サクにはこの被害者の友達として撮影した人に会ってお金を受け取ってきてほしいの」「お金?」「まだこの被害者はストーカーされている事に気付いてないわ。そこでその事を餌に彼女にバラされたくなかったらお金出せ、ってね交渉したんだ。実際に写真を撮っている現場を押さえてその写真もメールに添付したの。これで言い逃れをする事も出来ない」「それでその人は払う事になったの?お金っていくら?」「50万円一括払い。だからサクにもそんなに面倒は掛け...Survive<5>

  • Survive <4>

    Survive <4>

    歩きながら後ろ姿を眺めて少年の事を観察する。少し長めのサラサラとした髪は丸っこいシルエットを作っていて、どことなく育ちの良さを窺わせる。背筋を伸ばして凛として歩く姿もいかにもそんな感じだ。身長から察するに小学校高学年といったところだろうか。少年は慣れた様子で高そうなマンションのエントランスに入るとセキュリティを解除した。私もその後に続く。「今はやむなくここで活動をしているんです」エレベーターの中で少年が話した。「君の家なの?」私はそう問い掛ける。「いえ、僕じゃなくてルカの家です。あともう一人ラナっていう女の子もいます。ルカのお母さんが仕事から帰ってくる夕方までが今の所僕達が活動出来る場所です。お母さんに気付かれる前にいつも僕達は帰るので」「ルカ・・・ラナ・・・変わった名前だね。さっきから言ってるその活動っていう...Survive<4>

  • Survive <3>

    Survive <3>

    さて、どうしようと淵をそろそろと歩いてみる。一瞬強く吹いた風に煽られて体が大きく揺れてヒヤッとした。死ぬと決めても、それに踏み出す一歩は勇気がいる。だけど迷ってばかりもいられない。私は一度目を閉じると、心の中で覚悟を決めた。よーし、さぁ行くぞ。飛び降りる為の準備作業として軽く腰を落としてしゃがみ込んだ時、不意に後ろで声がした。「あのー、これから死のうとしているんですよね?それ」振り返ると、小柄な少年が立っていた。いつからいたのか。驚いて私は言葉を返せない。普通は死のうとしている人間なんて見掛けたら気味が悪いと思うんだけど。なんだろう、引き止めでもするつもりなのだろうか。そうなら折角人が心を決めた所を邪魔しないで欲しい。でも少年の目の前で飛び降りるのも何だか申し訳ない。相手の動きを探っていると、少年はもう一度声を...Survive<3>

  • Survive <2>

    Survive <2>

    「咲良がやってよ」「私達友達だもんね」「お願い、今日用事があるんだ」「代わってあげなよ、友達でしょ?」都合よく使われる“友達”という言葉。押し付けられる掃除当番。中学生にありがちな設定を作って、他のみんなは帰り支度を始める。その用事とは、これから立ち寄るゲーセンだとかファーストフードだとかそういった下らない類の事で、そう分かりきっていても平穏が訪れる事をまだどこかで期待をし、笑顔を作って引き受ける私はもっと下らなくて情けない。こっちが反撃に出ないと分かると、グループ内で生まれた格差はより開かれていって、今やクラス中にも知れ渡る程の構図になっていた。そうなると、グループ外のクラスメートからも侮蔑の視線が送られる。今までの対等な立場でなく、私は格下の人間として見られている。私は武器を何も持っていなかった。それを補う...Survive<2>

  • Survive <1>

    Survive <1>

    屋上の淵に立つ。自分の描く未来予想図に、こんな光景などなかった。ましてや15歳。受験だ何だで忙しさ真っ盛りの時である。本来ならこんな事をしている場合ではない。でも現実に、私は今屋上の淵に立っている。ここは、やはりセオリーとして靴を揃えて脱いでおくべきだろうか。意外と余裕を持ってそんなふうに考える。夏の始まりを待たずに、私は自分の人生を終わらせる事を決めた。15歳の私の世界は、殆どが家と学校の往復だけで構築されていた。その非常に狭い世界の中で、私は生き残り争奪戦から脱落した。平和だとか謳ってみたところで、所詮この世の中はサバイバルゲームなのだ。強い者こそが勝ち抜いていく。私の場合、主な戦場は学校だ。教室という名のフィールドの上では常に攻防戦が繰り広げられている。相手に隙を見せてはならない。隙を見つけたらそこに漬け...Survive<1>

  • 有言不実行。

    有言不実行。

    おひさしぶりです。街で向日葵が咲いているのを見かけて嬉しい季節になりました。こうなる前に、やらねばならぬことが、色々あったはずですが、やれずにここまで来ました。すみません。明日から、新作書きます。(前触れなし。)しかも、以前発表したものとは別です。プロット・・・昨日立てました。第1話・・・今日書きました。書いて出して、になります。更新ペース、前以上に不安定になります。編集加えずに出すので、話の区切りが悪いと思います。ここで切れるのかよ、みたいな。。でも、おつきあいくださいませ秋までに完結目標ちょっと紹介タイトルSurvive(仮題)とりあえず、これでいかせてください。もっとピンとくるのがきたら、変えます。主人公は中3の女の子。咲良(さくら)。珍しく、恋愛要素、一切なし。自分でも、こーゆぅの書けるのね、って話にな...有言不実行。

  • 終わりました。

    終わりました。

    納得して頂ける形じゃなかったかもしれない。この話を完成し原稿に落としたのが4年前。今回ちんたらと1年くらいかけてネット上に上げさせて頂きました。その際、多少表現などを手直し致しました。それでも、頭に浮かぶ書きたいイメージとぴったりリンクする表現が出てこなくて何度ももどかしい気持ちに駆られました。私の持ってる語彙数の少なさに落胆しました。今は、こんなものしか書けませんが、いつか成長出来たら、と思います。茜と奏と武。武も茜のキーパーソンです。この後のストーリーを少し考えてみました。茜と奏はどうなるのだろうか。武はどうなるのだろうか。恐らく、彼らの関係性は変わらないでしょう。4年前、話を書いたときは、おや?と思わせるラストになっていました。もしかしたら、他にストーリーが動くかもということです。でも、4年の月日を経て、...終わりました。

  • deep Red <25>

    deep Red <25>

    私は最後の仕上げを買い足した絵の具で一気に済ませた。書き上げた途端、嬉しさと愛しさが込み上げて、暫くキャンバスを見つめ続けた。私の思い全てを込めたこの絵を持って、奏の所へ行こう。何の準備もしないまま、そのままの格好で私は駆け出した。自然に足が前へと進む。一秒でも早く奏に会いたい。息が上がったままインターホンを押して、通された奏の部屋はすっかり荷物がまとめられていて、無機質に感じる程何も無い部屋が少し私を緊張させた。「すごく片付いちゃったね」「半分位向こうに荷物送ったから」そう言って床に座る奏に、私はキャンバスを差し出した。「こんな事しか出来なかったけど、これ」キャンバスを受け取った奏は、そっと掛けられているカバーを外した。そこに描かれているのは、この前海で見た時の夕陽だ。海に落ちていく真っ赤な太陽。「ずっと応援...deepRed<25>

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