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USHINABE SQUARE〜クラシック名曲名盤 https://ushinabe1980.hatenadiary.jp/

クラシック名曲・名盤CDを100%自分の言葉で紹介するブログ。旅と写真、買い物のネタもあります。

クラシック音楽CDの名曲・名盤・新譜のレビューを、100%自分の言葉で綴るブログです。 入門から「この一枚」まで、聴き比べを中心に、いわゆる「名盤紹介」とは違って、権威に寄らず、名声に左右されないように、自分で聴いてみてよかったものだけを紹介していきます。 他に、クラシックの演奏会(コンサート)のレビュー、旅行、消費、グルメ、B級グルメ、アート、ブックレビューのネタもあります。

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2006/08/13

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  • SONY WALKMAN NW-ZX300を買った

    SONYのウォークマンXZシリーズ『NW-ZX300』を買った。 ZXシリーズとしては、後継のZX500、ZX707が販売されたので二世代前の型落ち機種となる。新しい機種ほど音質も向上したのかもしれないが、OSにアンドロイドを採用し音楽配信サービスに対応したZX500とZX707に私はそれほど魅力を感じていなかった。買うならZX300と思っているうちに、新しいものが発売され、買いづらくなっていた。だから型落ちというのは気にならず、というか、元々ZX300を狙っていたところに、amazonに良心的な価格で「ほぼ新品」が出品されていたため、思わず注文していた。 www.sony.jpソニー ウォー…

  • ユリアンナ・アヴデーエワとブリュッヘン・18世紀オーケストラのショパン

    2012年に録音されたアヴデーエワのショパンのCDを聴いている。指揮はフランス・ブリュッヘン、オーケストラは18世紀オーケストラだ。 このCDの特徴を一言で述べるのなら、歴史的なピアノとオリジナル楽器オーケストラの共演でかつ空前絶後の名演ということになる。 Chopin: Piano Concertos Nos. 1アーティスト:Chopin, F.Fryderyk Chopin SociAmazon この演奏でアヴデーエワは、スタインウェイやヤマハのピアノではなく、ショパン没年の銘器「1849年製のエラール」を使用。楽譜には、ヤン・エキエル校訂のナショナル・エディションを採用している。ショパ…

  • 大阪フィル『大植英次指揮 躍動の第九』ザ・シンフォニーホール

    大フィル×大植英次指揮によるベートーヴェン交響曲第9番(以下、「第九」)の演奏会のため、ザ・シンフォニーホールに行ってきた。ここ数年、仕事が破滅的に忙しく、また家庭においても子供がまだまだ手がかかり夫婦共働きでもあるのでコンサートに行くことも激減した。しかし子供も小さいなりに大きくなってきたので、今年最後の思い出として、やり繰りして、思い切って行くことにした。行ってみて、やはり行ってよかったと思っている。感動のままにおよそ3年ぶりとなったブログに書いてみる。www.asahi.co.jp 【大植英次指揮 躍動の第九】2022年12月18日(日) 14:00 開演[指揮]大植英次 [管弦楽]大阪…

  • 神戸西元町・行列の名店『洋食の朝日』

    神戸西元町にある洋食店。「行列」というキーワードと切っても切れない『洋食の朝日』。私は混雑や行列が苦手で(誰でもそうかもしれないが)、そうした店は避けていた。しかし先日、全く予定のない休日ができて、並んでみようという気になったのだった。平日の休みということもあり、もしかしたら空いているかもしれない、という淡い期待があった。 (↓お店が紹介されている『あまから手帖』のムック)神戸・阪神間・兵庫100選決定版 (クリエテMOOK あまから手帖)発売日: 2019/09/12メディア: ムック この店の行列について、行列が二重になっているとか、朝から混んでいるとか聞く。しかし混んでいる時は開店前を早…

  • 『グリル生研会館』・白沙村荘・糺の森・下鴨神社

    2月3月と、新型コロナウイルス肺炎が猛威を振るっており仕事以外の外出を控えていることもあって、カメラを持って出かけることが少なくなってしまった。こういう時期の休日は自転車で近くをサイクリングするか、好きな音楽を聴いて過ごすくらいしかすることがないが、病気が流行る前のことを振り返る良い機会かもしれない。私は秋から冬にかけ、結構いろいろなところに出かけて行った。 ◇ ◇ ◇ 糺の森や下鴨神社の近くに『グリル生研会館』という洋食店がある。 京都の洋食界における有名店であり、ずっと行きたかった店だが、いままで行くチャンスがなかった。過去に京都に住み、その後、大阪に引っ越してからも京都へは数えきれないく…

  • ピリスのショパン後期作品集

    以前にポリーニによる『ショパン後期作品集』について書いた。ショパンの後期作品を取り上げた、同様のコンセプトで、マリア・ジョアン・ピリスによる作品集がある。 ushinabe1980.hatenadiary.jp 曲もほぼ重なっている。発売当時、話題になったので、比較的新しいもののように思っていたが、もう10年以上の前のものとなっていた。時間の経過はとても早く、ピリスは演奏活動の第一線から既に退いてしまった。 ■国内盤後期ショパン作品集アーティスト:ピリス(マリア・ジョアン)出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック発売日: 2008/09/24メディア: CD ■輸入盤Chopin (Dig)…

  • 日帰り姫路旅~姫路城と姫路おでん

    しばらく休みがなかった中での、久しぶりの休日のこと。 久しぶりの休みをどのように過ごそうか、色々な考えが頭をよぎっては消えた。着替えをして、用意をして、カメラバッグを担いで、私は最終決定を行うことなく、そのまま電車に乗った。そして大阪駅まで来る途中、私はスマートフォンでエクスプレス予約のページを開き、姫路と入力していた。なぜ姫路だったのか。距離が絶妙だったからだ。同じか少し遠い場所として、過去には名古屋や岡山には行っていた。その時の記憶は今でも鮮やかだ。ある程度の距離まで行くと、この休みは単なる休日ではなく特別の休みとなるかもしれない。 日帰り伊勢弾丸トラベル - USHINABE SQUAR…

  • 京都『スマート珈琲店』のスマートランチと相国寺・2019立冬

    『スマートコーヒー店』でなく『スマート珈琲店』。「コーヒー」を「珈琲」と書くと、とたんに香りが出てくる。『スマート珈琲店』の特徴は、1階は喫茶、2階はランチということだ。老舗珈琲店のランチが人気を呼び、今に至る。そしていつでも混んでいる。4~5年前は今ほど混雑していなかったように思う。ランチは混雑することもあったが、1階は土日でも座ることができた。京都の老舗店らしく、混雑していても、基本的に相席にはしない。一人だろうが二人だろうが、四人だろうが、その時点で空いている席に通し、席についた人の時間を尊重する。そのため店の外の行列は紅葉の時期などはけっこうなものになってくるが、回転率を上げるなどのオ…

  • 神戸三宮『グリル十字屋』・2019秋分と晩秋

    ライフワークのように、ブログを始める以前から細々と続けている洋食店巡り。ライフワークというと聞こえは良いが、単に食い意地が張っているだけである。いかにも洋食、という感じでわかりやすい美味しさを演出するような盛り付け。室内の照明がソースに反射して輝くハンバーグ。タルタルソースがたっぷりかかったエビフライの弾力。切っている最中からソースが溢れるカニクリームコロッケ。昔連れて行ってもらった、地元にしかなかったファミリーレストランが、現在まで至る嗜好の原点となっている。 『グリル十字屋』は、もしも世の中に「神戸の洋食店番付」というものがあるなら、誰が付けても、中入後、幕内に必ず入り、人によっては三役に…

  • 『麒麟亭』と京都水族館・2019年夏

    『麒麟亭』のことを書きたいと思う。2019年もほとんど終わり、映画のクライマックスのようなこの段階で、ずいぶん前の夏のことを思い出して記録に残すのは自分でも「どうなのか」と思うのだが、2020年になれば本当に残せなくなってしまうので、年末の大掃除のような気持ちで書き残しておきたいと思う。2019年も他の年と同じように、洋食をよく食べた。その中に、初めて訪れた店や、過去のブログに書いてなかった店があるので、思い出しながら書いていく。 それは2019年の夏のことだったー 『麒麟亭』は京都の七条大宮からすぐのところにある。大正時代創業の老舗で、古くから京都に住んでいる人ならよく知っている店だと思う。…

  • ポリーニのショパン後期作品集

    ポリーニによる『ショパン後期作品集』を聴いている。ポリーニは現在、77歳。録音は2015年、73歳の時のものだ。 幻想ポロネーズ、舟歌~ショパン後期作品集アーティスト: ポリーニ(マウリツィオ),ショパン出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック発売日: 2017/02/01メディア: CDこの商品を含むブログを見る 一曲目の舟歌、冒頭のフレーズを聴いたとき、70歳を超えたピアニストが弾いているとはとても思えなかった。信じられほど気鋭に満ちた、力強い音が鳴っていた。しかし若いピアニストの音ではない。若い人にこんな音は出せない。 その上でこの柔らかさ。繊細さ。ピアノの化身のような、卓越したテ…

  • 京都千本上立売『キッチンパパ』の洋食

    クラシック音楽などの音楽全般のほか、洋食、旅行、カメラの趣味は現在も続いている。休みの日には好きな音楽を聴きながら電車に乗り、カメラを持って気になるお寺に行って、目的地近くの洋食の名店を訪れる。行きの電車、好きな音楽を聴いて、時にまどろみ、目的の駅の一つ前の駅で自分が寝ていたことに気付いたとき、これから始まる一日の充実感が予想されて、既に幸せな気持ちとなっている。いろいろな趣味や関心があるが、音楽、カメラ、食事など、一日でかなりの部分が解消される。そうしたなか洋食屋巡りのストックが貯まっていく。 ushinabe1980.hatenablog.com 先日、京都洛北の名刹の庭園巡りをしたとき、…

  • メトレル・ピアノ協奏曲第2番ハ短調(Op.50)

    メトレルのピアノ協奏曲について。私が好きなのは1番の方だが2番も相当聴いている。同じロシアの作曲家でも、チャイコフスキーともラフマニノフとも違う、メトネルの個性が表れた隠れた名曲だ。 (↓メトレルのピアノ協奏曲第1番についてはこちらをご参照ください) ushinabe1980.hatenadiary.jp 野球の投手に例えると、一番は本格派で、こちらは技巧派。技巧派とは言っても、小細工でかわす印象でなく、本格派がモデルチェンジをして、投手として成熟しスケールが大きくなった果ての技巧派という感じがする。仕事の丁寧さはプロフェッショナル。荒々しい迫力では1番に及ばないが、曲自体の興味深さでは上回る…

  • 岡山の旅(2)後楽園・岡山城・岡山県立美術館

    【↓↓↓岡山の旅(1)『天神そば』・『冨士屋』~岡山ラーメン編↓↓↓】 ushinabe1980.hatenadiary.jp 『天神そば』で遅い朝食(早い昼食)を食べた後、歩いて後楽園に向かう。後楽園は、江戸時代の岡山藩主、池田綱政が作らせた回遊式庭園で、水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並ぶ日本三名園の一つだ。 okayama-korakuen.jp 広大な園内には、旧藩主の居間・延養亭や能舞台も復元され、池、水路、丘、梅林、花菖蒲畑、楓林、水田、茶畑、鶴舎を擁し、四季折々、様々な景色を見せる。スケールの大きな庭園で、大名庭園というのに相応しい庭園だ。 園の中心にある沢の池からは岡山城が見える。…

  • 岡山の旅(1)『天神そば』・『冨士屋』~岡山ラーメン編

    自分一人のための休みが取れない日がしばらく続いていた。子供の運動会やゴールデンウィークで休んでいたはずなのに、休んでいない時のような気分がなぜか続いていた。それは一人の時間が取れなかったため、気分的に、精神的に自由な時間が意外に少なかったからかもしれない。「休日らしい休日」を一人で満喫する。それがここ数日抱いていた密かな願いだった。 そんな中、頭の中を占めていた計画が、岡山まで行くことだった。平日の休みがあれば、行ってみたい。私は岡山まで日帰りで行って帰る計画を温めていた。朝起きて、上の子を小学校に送り出し、下の子を保育園に預けた後、ふらっと岡山まで行ってみようか。そのくらい遠くまで行けば、休…

  • サイモン・ラトル&ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全集

    サイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィル演奏によるベートーヴェンの交響曲全集を愛聴している。 演奏の収録は2015年秋で、2016年にまず、ブルーレイ同梱版が発売された。このBOXセットは、ベルリン・フィルによる自主レーベルからのリリースで、(内容的を考えると安いといえるかもしれないが)これまで彼の録音を発売してきたEMIやグラモフォンといったレーベルからするとかなり高価だということもあって、私はなかなか手に入れることができなかった。 私が購入したのは、SACD Hybrid版で、2018年に発売されたものだ。CD5枚組で中のケースが紙ジャケット仕様なので取り出すのに気を使うが、再生は普通のCD…

  • 富士フイルム『X-T3』を買った

    富士フイルム『X-T3』を買った。私のもとには初代『X-T1』が絶賛稼働中だったが、購入は4年前。評判の良かった『X-T2』を飛ばしているし、『X-T10』も『X-T20』も『X-pro2』も、『X-E3』も見送っているので、そろそろ買っても良いかと自分に言い訳をして、2月末に購入した。キャッシュバックキャンペーンで10,000円戻ってくるのもよかった。キャンペーンが終わったのに、私が購入した店では何故か値上がりしている。値上がりするシーズンなのか。これから消費税増税を織り込んだ価格設定になるのか。 FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T3ボディ シルバー X-T3-S出版社/メーカー: 富…

  • 神戸元町の『ハナワグリル』

    先日、神戸元町にある洋食店『ハナワグリル』に行ってきた。昭和6年創業の老舗で、数々の文化人、有名人に愛された名店として知られる。 私はJR大阪駅から新快速電車に乗り、三宮でいったん下車し、普通電車に乗り換える。そして一駅、元町駅で降りた。『ハナワグリル』は元町駅の北側にある。元町は、買い物で人がよく訪れるのは南側で、大丸百貨店も南側にある。メリケンパークや南京町などの観光地も南側に集中していて、『ハナワグリル』はそれと反対側にある。こちら側に向かうことはあまりないなと思いながら、急な坂道を歩いていた。駅からの距離はそれほどでもなく、すぐに着いた。 店に入ると、先客は二人いた。女性の二人組だけだ…

  • SONYのノイズキャンセリングイヤホン『MDR-NWNC33』

    ウォークマン用に、ノイズキャンセリングイヤホン『MDR-NWNC33』を買った。 ソニー SONY イヤホン MDR-NWNC33 : ノイズキャンセリング機能搭載ウォークマン専用 カナル型 ブラック MDR-NWNC33 B出版社/メーカー: ソニー(SONY)発売日: 2010/05/01メディア: エレクトロニクス購入: 3人 クリック: 105回この商品を含むブログ (5件) を見るソニー SONY イヤホン MDR-NWNC33 : ノイズキャンセリング機能搭載ウォークマン専用 カナル型 ホワイト MDR-NWNC33 W出版社/メーカー: ソニー(SONY)発売日: 2010/05…

  • 心斎橋『明治軒』のオムライス

    昼時に、心斎橋で何か食べようと思ったら、大体、『明治軒』か『ニシモト』に行く。どちらも洋食の店だが、さらにジャンルを細分化すると、微妙に異なっている。『明治軒』はオムライス。『ニシモト』は洋食弁当。共通するのは、どちらもそれほど混まず、食べられることだった。だった、というのは『明治軒』は最近、いつでもとても混んでいる。正午付近でなければ「座れない」ということほどではないのだが(12時付近は並ぶこともある)、大体いつも混むようになっている。なぜだろうか。たまたま、私が以前よく行っていた時期に空いていただけだったのだろうか。それともいま空前のオムライスブームが来ているのだろうか。最近は人気店に特に…

  • 大阪市立美術館『フェルメール展』

    天王寺の大阪市立美術館で開催されている『フェルメール展』に行ってきた。2月16日から5月12日までの長期開催なのでいつでも行くことができるが、後半になるにしたがって混雑が予想される。ウェブで調べた情報によると、3月初めはまだそれほど混雑していなかったようだ。春休みになれば、だんだん混んでくるだろう。そこで、それほど混んでいないこの時期に行ってきた。 vermeer.osaka.jp 今回来日している作品は6作品で「西日本最大規模」と謳われている。現存する絵は30数作品。フェルメールを見るために世界中を飛び回る旅行者がいるくらいだ。1作品来ただけで大騒ぎなので、今回の6作品は、先に行われた東京展…

  • 京都・宮川町『グリル富久屋』

    京都祇園の近く花街として有名な宮川町に店を構える創業1907年の老舗洋食店『グリル富久屋』。私が学生の頃から様々なガイドブックに掲載されていたので知っていたが、行くのは初めて。イメージとして、歌舞伎役者や芸妓さんや舞妓さんが贔屓にしている店。だから敷居も高く、値段も高そうなイメージだったのか、何故か今まで行く機会がなかった。 もう12月の話になってしまうが、訪れることができた。祇園甲部歌舞練場の中にある『フォーエバー現代美術館 祇園・京都』に「草間彌生展」を観に行った昼に訪れた。ちなみに『フォーエバー現代美術館 祇園・京都』は2月をもって閉館が決定している。 美術館を出て、建仁寺沿いの道を曲が…

  • ラミン・バーラミ&リッカルド・シャイーのバッハ

    バッハの鍵盤楽器協奏曲集は、私がとても好きな曲ばかりなので、日頃よく聴いている。第1番BWV1052ニ短調は最も有名なもので、初めて聴いたときの衝撃は相当なものだった。同じ協奏曲としては、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調を初めて聴いたときの衝撃に並ぶくらいだった。何の偶然か、どちらもニ短調の曲だ。 バッハの鍵盤楽器協奏曲は、元々鍵盤楽器のための曲として作曲されたものではなく、ヴァイオリンなど他の協奏曲からの編曲や別の作品からの転用などによって書かれたと言われている。最も有名な編曲としては、第3番ニ長調BWV1054で、こちらはヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042としてのほうが有…

  • プラハ国立劇場オペラ『フィガロの結婚』フェスティバルホール

    明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 ◇ ◇ ◇ 正月に、久しぶりにオペラに行ってきた。 仕事と子供の世話で平日や普通の土日は全然予定が立てられないことが多いのだが、1月3日は正月休みの最中でもあるし、妻に子供を頼んで行ける目途が立った。しかし、小さな子供持ちが、仕事ではないことに休日出掛けて行くというのは、そういう実務的なことよりも、家族や小さな子供を置いて自分だけがオペラに行く、罪悪感をどうするのかということが重要である。割り切りと、気持ちの切り替えが超えるべき壁だったりする。しかし子供も成長すれば、そのうち親の方が不要な存在となってくるはずだ。いつまでも…

  • フィリップ・ヘレヴェッヘのベートーヴェン・『第九』

    ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」、通称『第九』を聴いている。 1ヶ月近く、交響曲全集からの録音も含め、様々な録音を聴いてきた。この時期だから聴きたいということもあるが、聴けば、「これはベートーヴェンの最高傑作なのではないか」と思う。クラシック音楽全体で言っても大傑作であり、音楽全体にジャンルを広げてみても、また芸術全般ということで言っても、きっとこれは比類のないものだ。一音楽家が成し得た奇跡的到達という感じがする。最近、あまりコンサートに行っていないが、コンサートで第九を聴くと、どんなオーケストラ、どんな指揮者でも、必ず私は感動してしまう。その音楽、その演奏を通して、崇高な精神性に触れ…

  • 『WALKMAN(ウォークマン)』Aシリーズ『NW-A56HN』を買った

    『WALKMAN(ウォークマン)』(以下、ウォークマン)、Aシリーズ『NW-A56HN』を買った。 ソニー SONY ウォークマン Aシリーズ 32GB NW-A56HN : Bluetooth microSD対応 ハイレゾ対応 最大45時間連続再生 2018年モデル ペールゴールド NW-A56HN N出版社/メーカー: ソニー発売日: 2018/10/06メディア: エレクトロニクスこの商品を含むブログを見る iTunesで取捨選択してもプレイリストから中々落とせない曲が多く、いま持っている64GBのipod touchの容量では苦しくなってきた。しかしすぐには購入に至らずしばらく検討中で…

  • SONY・ハイエンドデジカメ・RX100M3

    8月にソニーのハイエンドデジタルカメラ『RX100M3』を買って、しばらく使っている。 初代が2012年に発売されて、欲しいと思いながら2年くらい悩んでいるうちに、3代目のM3が発売され、シリーズはM4、M5、M5Aへと進化し、2018年12月現在では、7代目のM6が発売されている。どれも並売されてるのが偉い。それぞれの機種にファンがいる。シリーズ全体が人気だ。 SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3出版社/メーカー: ソニー(SONY)発売日: 2014/05/30メディア: エレクトロニクスこの商品を含むブログ (9件) を…

  • 神戸新開地・『グリル一平』のビフカツ

    その日、私は休日で、朝から「ビフカツ(ビーフカツ)」を食べたかった。それも、近所で食べられるビフカツではなく、本場の「ビフカツ」を食べたかった。ビフカツとは簡単に言えばトンカツの牛肉版だが、肉が違うだけで、味も食感も値段もトンカツとは全然違う。私はトンカツも好きだが、ビフカツは、ロールプレイングのゲーム風に言うと、レベルが倍は違う。あるいはビフカツは「進化」、「覚醒」バージョンである。そんなビフカツの本場は神戸。本場で食べられるビフカツは他とは違う。できることなら本場で食べたい。 私は梅田から阪急電車に乗った。目的の店は特に決めず、漠然としたまま、三宮方面に向かった。 三宮に着く前に目的の店決…

  • ショパンの舟歌のプレイリストを作って聴く

    ショパンの舟歌が好きで、クラシック音楽を聴きはじめてから今日に至るまでずっと聴いている。あまりに好きなので、私はiTunesで、お気に入りの様々なピアニストによって演奏される、「舟歌だけのプレイリスト」を作っている。軽い気持ちで聴き流すと、いつの間にか聴き浸ってしまい、この音楽の持つ流れるようなリズムと、叙情的な旋律に、身を委ねることになる。 ◇ ◇ ◇ ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌アーティスト: ツィメルマン(クリスチャン),ショパン出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック発売日: 2016/07/20メディア: CDこの商品を含むブログを見る最初は、クリスティアン・ツィマー…

  • 京都国立近代美術館・『東山魁夷展』・会期終了間際の平日

    京都国立近代美術館で行われている『東山魁夷展』に行ってきた。 8月29日から行われていたので、そのうち行けるだろうと思っていたら、もう会期終了間際。この三連休で終わってしまう。 東山魁夷といえば、私は以前に長野市の『長野県信濃美術館・東山魁夷館』に行って以来のファンで、画集も持っている。現在、私が一番好きな画家かもしれない。今回の展覧会は、彼の生誕110年という大規模な回顧展で、これは今回の機会を失したら、次はいつになるのかわからない。 kaii2018. exhn.jp 私は金曜日が休みだったので、早起きして京都まで行ってきた。平日なのでそこまで混んでいないと予想していたが、万が一、チケット…

  • 『はてなダイアリー』から『はてなブログ』へ移行しました

    本日、『はてなダイアリー(以下、ダイアリー)』から『はてなブログ』へ移行しました。 ブックマークの変更をお願いします。 ushinabe1980.hatenadiary.jp 2006年から『ダイアリー』でクラシック音楽を中心とするブログを書いてきましたが、2019年春に『ダイアリー』のサービスが終了することとなり、『はてなブログ』に移行しました。記事やコメントの移行は問題なく行うことが出来ましたが、リンクが消えていたり、カテゴリーの順序が崩れていたりするので、これから細かい調整が必要です。 移行して間もないのですが、徐々に直していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

  • 心斎橋『ばらの木』

    久しぶりに心斎橋の『ばらの木』に行った。 以前には時々行っていたが、何年ぶりだろう。この周辺を歩くことが少なくなって、めっきり行くことがなくなったのだ。 その日、私は休日で、梅田から難波まで歩く途中だった。地下鉄御堂筋線であれば10分少々で到着する距離をわざわざ歩くのは何故か。そこに御堂筋があるからだ、と答えてみたところ、全く格好がつかない。特に理由もないのに私は時々、梅田から難波まで御堂筋を歩いている。距離にすると大したことはないのだが、クリアした時に、何か達成感のようなものがあって、難波のグリコの看板を過ぎて、高島屋なんば店まで辿り着くと、大した成果でもないはずなのに、多少の充実した気持ち…

  • サザンオールスターズ『海のOh, Yeah!!』

    8月1日に発売されたばかりのサザンオールスターズのニュー・ベスト・アルバム『海のOh, Yeah!!』を聴いている。前作のベストアルバム『海のYeah!!』は1998年の発売で、初めて聴いたときのことを思い出せるくらい鮮明で、近い過去のように感じていたのだが、あれから20年も経ったのか。 【早期購入特典あり】海のOh,Yeah!!(2CD)(完全生産限定盤)(サザンオールスターズ 40th キックオフポスター A2サイズ+ "海の幸!!"ケース付)アーティスト: サザンオールスターズ出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2018/08/01メディア: CDこの商品を含むブログ…

  • 寝落ちに最適なイヤホン(寝ホン)

    早めにベッド(布団)に入り、好きな音楽を聴きながら、そのまま睡魔に負けて、眠りに落ちる。覚醒と睡眠の境目はぼんやりとしている。両者の輪郭は曖昧で、音楽が次第に遠ざかっていく。そのまま意識を失い、無の世界へ。最高である。 今日はそんな寝落ちに最適なイヤホン、「寝ホン」を選んでみた。 イメージとして、カナル型はあまり良くないというのがある。横になったとき耳が痛くなる。しかしカナル型でも「寝ホン」としてしっかり機能したものもある。インナーイヤーでも寝落ちに適したものは限られている。 ■apple純正『EarPods』 Apple EarPods with 3.5mm Headphone Plug/ …

  • 大阪上町『中華そばうえまち』

    先日、大阪でよく知られているラーメン店『中華そばうえまち』に行ってきた。私はラーメン店巡りをするようなマニアでは全くないが、この店のことは知っていた。関西のグルメ情報紙『あまから手帳』に掲載された店をまとめた『大阪ミナミ100選』に、この店が載っていたのだ。店主は大阪の名店、ラーメン好きなら誰でも知っている『カドヤ食堂』の出身。 写真で見るラーメンの美しさに、いつか行って見たいものだと思っていたのだった。 大阪ミナミ100選―決定版 (クリエテMOOK あまから手帖)出版社/メーカー: クリエテ関西発売日: 2016/09/16メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る 大阪市内…

  • エロール・ガーナー

    ジャズ・ピアニストのエロール・ガーナーのピアノが好きだ。 エロール・ガーナーは、1940年代から1970年代に活躍したピアニストとして、ジャズファンにはよく知られている。小さい頃から音楽に親しみ、独学でピアノをものにした左利きのピアニスト。彼は、生涯にわたって楽譜が読めなかった。彼には絶体音感が備わっていたのか、楽譜がなくても、聴いた曲を自分のピアノで再現して聴かせた。有り余る才能と揺るぎない個性を持った彼にとって、楽譜は不要なものだったのかもしれない。 左手は利き手であるため、五本の指を駆使した重厚な和音で、右手は華やかなシングルトーン。そして彼の特徴の一つである、「ビハインド・ザ・ビート」…

  • 『左手のためのピアノ協奏曲』の名盤

    ラヴェルのピアノ協奏曲は2曲残されている。どちらの曲も、私がクラシック音楽を意識的に聴こうと思って色々と聴き始めてから、最初の頃に聴いたピアノ協奏曲だった。 私は元々、クラシック音楽をメインで聴いていた訳ではなかった。音楽鑑賞は好きだったが、本格的にCDを集め出したのはジャズからだった。いまでもジャズのCDは、クラシック音楽ほどではないが沢山持っていて、CDラックの広い範囲を占拠している。 昔、ジャズを聴いていた頃、クラシック音楽に詳しい知人に、ラヴェルの2つのピアノ協奏曲、つまり『ピアノ協奏曲ト長調』(以下、『ト長調』)と『左手のためのピアノ協奏曲』(以下、『左手のための〜』)を勧められた。…

  • SONYのワイヤレス『MDR-1000X』

    ソニーのワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドフォン『MDR-1000X』を買った。 ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン MDR-1000X : Bluetooth/ハイレゾ対応 マイク付き グレーベージュ MDR-1000X C出版社/メーカー: ソニー(SONY)メディア: エレクトロニクスこの商品を含むブログ (1件) を見る 【→2017年1月29日のブログ「ゼンハイザー『MOMENTUM On-Ear Wireless』を買った」】【→2016年8月18日のブログ「Bose『Quiet Comfort 25』」】【→2016年3月13日のブログ「ゼンハイザー…

  • 謹賀新年・『アルプス交響曲』

    あけましておめでとうございます。当ブログにご訪問いただきいただきありがとうございます。 今年も皆様にとって、良い年でありますことを願っています。 ◇ ◇ ◇ ≪今年の抱負≫ 以前に比べると更新頻度は減っているが、昨年末にメトネルのことやモダン・ジャズ・カルテットのことを書くことができて個人的には良かった。いつかブログで紹介したいと思っていたからだ(その割に、短い文章で、大したことのない内容ですみません)。今年はクラシック音楽とジャズだけでなく、ポピュラー音楽も取り上げてみたい。 昨年10月に写真のための新しいブログを立ち上げたものの(→第二ブログ『さすらい人幻想曲』)、最新記事が「京都の紅葉」…

  • 『はふう聖護院』のサーロインステーキ

    先日(まだ秋だった。1ヶ月以上前の話だ)、京都の聖護院の秋の特別拝観に行ったついでに、肉料理の名店『はふう聖護院』に行ってきた。『はふう』は、肉料理の名店で、各種グルメガイドの常連。聖護院店は、聖護院の西に、本店は京都御所の南にある。 秋晴れの一日。 特別拝観の後。不動明王をはじめとする仏像と素晴らしい仏縁を結んだ後に、肉なんて。あっさりしたものの方がふさわしいのではないか。良いのだろうか。良いに決まっている。 私は一人なので、カウンターに案内される。 コートを預け、カウンターに座り、メニューを眺める。995円の日替わりランチから、3,000円程度のビフカツ、ステーキ丼、1,580円のハンバー…

  • メトネルのピアノ協奏曲第1番

    今日は、私が好きなメトレルのピアノ協奏曲第1番について書いてみたい。メトレルは、ロシアの作曲家で、ラフマニノフより少し若く、ストラヴィンスキーよりやや年長だ。同じロシア出身の作曲家でも、ストラヴィンスキーやたちがおこなった新しい音楽とは一線を画し、一途に古典的音楽を書いた人である。出自を辿ればドイツ系で、宗教はプロテスタント。ロシア革命後にロシアには戻らず、フランスを経て、最終的にはロンドンで没するという経歴を辿った。 メトレルは、多数のピアノ曲のほか、全部で3曲のピアノ協奏曲を残した。ほとんどの曲がこれまで日本ではあまり演奏されることはなかったが、2004年に、マルカンドレ・アムランがソリス…

  • M.J.Q.『たそがれのヴェニス』

    M.J.Q.(モダン・ジャズ・カルテット)の『たそがれのヴェニス』を聴いている。昔、イタリア旅行で訪ねたヴェネツィアのことを思い出す。 " title="たそがれのヴェニス">たそがれのヴェニスアーティスト: モダン・ジャズ・カルテット,ジョン・ルイス,ミルト・ジャクソン,パーシー・ヒース,コニー・ケイ出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2016/06/29メディア: CDこの商品を含むブログを見る ヴェネツィア・サンタルチア駅を降りると、既に磯の香りがしている。駅を一歩出ると大運河が視界に入る。ヴェネチアの大運河カナル・グランデに架かる橋は全部で三本ある。そのうちの一…

  • 第2ブログ開設

    別ブログを開設しました。 【→新ブログ『さすらい人幻想曲』】 写真は別でやりたいな〜というのが元々あったのと、旧ブログの私のデザインが写真の表示に適していなかったので、思い切って、別ブログでやることにしました。 元々のブログは、クラシック音楽を中心に、その他の音楽のこと、買い物、グルメ情報を中心に続けていきます。新ブログでは写真をメインに書いていくつもりです。新ブログには、写真旅が最もふさわしいコンテンツですが、なかなか写真旅には行けないので、日頃の写真がメインコンテンツになります。旧ブログは「はてなダイアリー」ですが、新ブログは、「はてなブログ」でやっています(はてなで新ブログのサービスが始…

  • 新梅田食道街『マルマン』のヤキスパゲッティ

    当ブログで「新梅田食道街」(「食堂街」でなく「食道街」というのがポイント)の『マルマン』のついて過去に書いたことがある。 【→梅田『マルマン』のミックスグリル】【→『レストラン・マルマン』の「Aランチ」】 今日は、その店のヤキスパゲッティについて書いてみたい。『マルマン』ではランチタイムの「ライトランチ」や、終日メニューの「Aランチ」や「ミックスグリル」が定番だが、裏定番とも言えるメニューがある。 それが「ヤキスパゲッティ」だ。別に裏定番というほどでもなく、普通にメニューに載っているのだが、他の席を見ると意外にもあまり注文されていない。「Aランチ」が強すぎるのか。 『マルマン』の「ヤキスパゲッ…

  • 『赤坂ふきぬき・大丸心斎橋店』

    久しぶりにうなぎを食べた。先日食べたうなぎの話を書きたい。 私は大阪風の直焼きのうなぎも好きだが、好みで言えば、江戸前、つまり東京風の蒸したうなぎの方が好きだ。江戸前のうなぎは、大阪風の直焼きに比べ、歯ごたえや炭火の香ばしさはなくなる。しかし、ふっくらとして口の中でとろけるような柔らかさは、「蒸す」という手順を経ないと、得られないものだ。 江戸前のうなぎが食べたい。私の脳裏にある店が思い浮かんだ。 『赤坂ふきぬき』。『赤坂ふきぬき』は、見田盛夫氏の『東京五つ星鰻と天麩羅』によれば、「赤坂通りに面して建つ、粋な紅殻(べんがら)色の建物が目を引く。大正12年(1923)創業し、名古屋名物のひつまぶ…

  • アルゲリッチとアバドのモーツァルト

    先日、ペライアによるモーツァルトのピアノ協奏曲第20番について書いたので、同じ曲の録音を探していたら、同じくらい素晴らしいものがあったので紹介してみたい。 そのCDとは、マルタ・アルゲリッチがクラウディオ・アバドが振るモーツァルト管弦楽団と共演したものだ。 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第25番アーティスト: アルゲリッチ(マルタ),モーツァルト,アバド(クラウディオ),モーツァルト管弦楽団出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック発売日: 2014/02/19メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る こちらは、ペライアの1977年の録音と比べると格段に新しい録音で、2…

  • ペライアのコンチェルト・「20」と「21」

    モーツァルトのピアノ協奏曲第20番を聴きたくなって、マレイ・ペライアのCDを手に取った。 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第21番アーティスト: ペライア(マレイ),モーツァルト,イギリス室内管弦楽団出版社/メーカー: SMJ発売日: 2012/12/05メディア: CDこの商品を含むブログを見る このCDでは、傑作中の傑作、20番と21番がカップリングされている。CDのジャケットには新しい写真が使用されているが、この録音は1970〜1980年代に行われた全集から採られており、収録されている20番と21番はともに1977年の演奏だ。blu-spec CDと銘打たれたリマスター処理を受けた人…

  • クロスバイクを買う・『ブリヂストン・CYLVA F24』

    自転車を買った。 そろそろ時期的に、子供が自転車に乗れてもよいくらいの年頃になった。そのために、まず自転車を買おうと思って訪れた自転車店で、大人の私が熱中してしまった。子供のモデルはそこそこの時間で決めて、大人用のクロスバイクに見惚れてしまった。『giant』、『ビアンキ』や『メリダ』など、クロスバイクの美しいモデルが沢山あって、最近の自転車はこんなに(速そうで)、カッコいいのかと、カルチャーショックを覚えた。昨今の自転車ブーム。これほど魅力的なモデルがたくさんあったら、みんながはまるわけだ。 クロスバイク購入完全ガイド 2017 徹底インプレッション30台&2017年モデル162台掲載! (…

  • 地下鉄で聴く、ショパンのバラード

    地下鉄に乗っている時、ショパンを聴くのが何故か好きだ。電車なら何でも良い訳でなく、JRでもなく、阪急電車でもなく、地下鉄というのが不思議なのだが、地下鉄とショパンは合う。 地下鉄は車窓の風景が変化に乏しく、視覚的な情報が制限される分、音楽への没入感が高まるのか。また、騒々しい地下鉄の車内で、静かなピアノ曲を聴くというギャップが良い。ノイズキャンセリングヘッドフォンを使えば、それほど音量を上げなくても、ショパンの繊細で情緒的な音楽を楽しむことができる。私はノイズキャンセリングヘッドフォンを2つ持っているので、気分で使い分けている。 【ゼンハイザー『MOMENTUM On-Ear Wireless…

  • 『白雲台・グランフロント大阪店』

    先日、一人で焼肉を食べてきた。通称『一人焼肉』。一人で食べる焼肉は、孤独で空しく、寂しいものかもしれないが、他人に気を遣わなくて済むのが良い。すべての肉が全部自分のものであるのが嬉しい。また家族で行くと(子供が食べる分が意外にかかるようになってきた)、価格的にも大変なことになるので、最近は専ら一人で行っている。 『一人焼肉』に向いた店は、あるにはあるが、そういう店よりも、みんながいかにも楽しく焼肉を食べている、という賑やかな店で、敢えて、一人で食べたい。「いかにもな焼肉店」は、肉を食べているというテンションが上がる。また、混雑していて、賑やかで、いかにもグループ向きの店でも、ランチをやっていた…

  • 奈良国立博物館『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』

    奈良国立博物館に、快慶の特別展『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』を観に行ってきた。 最近の仏像ブームもあり、さらに、人気の「快慶」なので、混雑を予想していたが、平日なので、無茶苦茶混んでいるというほどではなかった。一つ一つの展示を見るために並ぶようなことはなく、じっくり観ることができた。 「有名人」ならぬ、快慶作の「有名仏」である、醍醐寺の弥勒菩薩坐像、東大寺の僧形八幡神坐像、青蓮院の兜跋毘沙門天立像などが一堂に会し、非常に贅沢な展示内容だった。 ボストン美術館の弥勒菩薩立像などは、全身の彩色がまだ残っており、大変保存状態がよいものだった。これなどは、ボストンからはるばる運ばれてきたものなの…

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