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花の公園・俳句ing https://blog.goo.ne.jp/rocky63/

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流俳句も詠んでます。

rocky
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新潟県
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2006/05/20

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  • ヘチマの花が 川の中に

    朝、小学生の交通安全旗振りで鴨川脇を歩いていくと、黄色い大きな花が川の中に咲いていました。クワの木に絡んでいるようです。帰って調べると、ヘチマの花のようです。今までこんな河の所で見たことはありませんでした。どこかから運ばれたタネが芽をだしたのでしょう。しばらくすると大きなヘチマの実が見られるかもしれません。(埼玉県上尾市鴨川2023年9月29日)◆梅・さくら・ばらなど花品種と「公園ランキング」の私のホームページはこちら→「花の公園花リスト」◆このブログの検索ウインドウが左上にあります。「このブログ内で」を選択し、短い1単語だけで検索してください。2単語以上だと機能しません。ヘチマの花が川の中に

  • デボニエンシス、群を抜く美しさ

    クリーム色のカップ咲き~ロゼット咲きのバラ、デボニエンシスDevoniensis(Tea)。ティの強香があり、四季咲きです。HMFバラ大図鑑で「群を抜く美しさ」と評されました。この品種名は作出者フォスターの出身地デヴォン州の名を採ったものでしょう。イングランドから大西洋に突き出すコーンウォール半島の中部に位置し、かつてはデヴォンシャーDevonshireと呼ばれていました。作出者イギリスGeorgeFoster1838年。なお近年は枝替わりで発見されたDevoniensisClimbing(Pavitt1858)が出回っています。花型はまったく同じです。別名に•MagnoliaRose•Victoria(tea,Foster1838)(群馬県前橋市敷島公園2023年5月9日)下はクライミングのものです。(...デボニエンシス、群を抜く美しさ

  • 最高のルゴサ、世界初のバラ園

    クリムゾンに紫が射す、八重平咲きのルゴサ、ロズレ・ドゥ・ライRoseraie de L'Hay(HybridRugosa)。強いクローブの香りがあり、時に遅い返り咲きがあります。RHSバラ大図鑑によると、「特に優れたルゴサ」だそうです。作出者フランスコシェ・コシェCharlesPierreMarieCOCHET-COCHET1900年。なお命名は「ライ・レ・ローズ」バラ園を造ったグラヴロー氏といわれます。「松本路子のバラの名前・出会いの物語」およびWikipediaによると、「ライ・レ・ローズ」(現ヴァル・ド・マルヌ)バラ園は、パリ中心部の南約8kmにある、世界で最初のバラだけを集めた庭園で、今日でも世界最大級のバラ園です。1899年にジュール・グラヴロー(JulesLéopoldGravereaux18...最高のルゴサ、世界初のバラ園

  • 再発見の、ソフィーズ・パーペチュアル

    (2009年10月7日記事を全面改稿)敷島公園片倉テクノバラ園のいちばん奥にオールドローズのコーナーがあります。これはソフィーズ・パーペチュアルSophie'sPerpetual(Bourbon,China/Bengale)。中心がやや淡く外側が濃い、ピンクの八重カップ咲きで、強い香りがあります。繰り返し咲きです。RHSの「バラ大図鑑」によると、西洋のバラは咲き進むと淡くなり、東洋のバラは濃くなるそうです。このバラは東洋系のようです。別名に•BengalCentifolia(china,1922)•DresdenChina作出者イギリスGeorgePaul1921年以前。販売者イギリスでPaulandSon1921年、'DresdenChina'名で。ブィーさんの花日記や、HMF及びそこに掲載のAHeri...再発見の、ソフィーズ・パーペチュアル

  • ロサ・ヘレナエは神話ではなく

    バラ図鑑第3集「原種~オールドローズ、モダンローズ前期」の編集にとりかかって大分経ちますが、原稿を書いていて掲載品種を入れ換えようかと迷って、なかなか確定しませんでした。先日図書館で、「バラ大図鑑:イギリス王立園芸協会が選んだバラ2000」(2019年)という大部の本を発見。たいへん詳細で命名の由来もある程度(10種に1つ程度)書いてあり、とても参考になります。参考書で1晩だけしか借りられないはずが、ちょうど図書整理のため翌日から休館で、1週間じっくり調べることができました。それですべての候補品種を見直し、10数点ほど入れ替えて、これで確定させることにしました。これはそれで追加した原種の一つ、ロサ・ヘレナエRosahelenae(Species/Wild)。一重咲きで、クリームホワイトから白に咲き進み、密...ロサ・ヘレナエは神話ではなく

  • モスローズの元締め、コモン・モス

    大輪で深いカップ型からロゼッタ咲きの花型のバラ、ケンティフォリア・ムスコーサRosecentifoliamuscosa(Centifolia,Moss)。ミディアム・ピンクで、深みのある色合いです。強香性、一季咲きです。モスローズの元締という位置づけで、コモン・モスと呼ばれています。GardenStoryによると、C.C.ハースト(C.C.Hurst)博士は、この最初のモスローズは1696年頃、南フランスのカルカソンヌCarcassonneにおいて、オールド・キャベッジ・ローズ(ロサ・ケンティフォリア)の枝変わりとして見いだされたと結論づけています。またグラハム・トーマスは「多くのモス品種がこの品種の後育種されたけれども、ひとつとして、このコモン・モスの美しさを超えたものはなかった…」と語っているそうです...モスローズの元締め、コモン・モス

  • 世界一周のブーゲンヴィル提督

    ノワゼットには希少なライラック・ピンクのバラ、ブーゲンヴィルBougainville(Noisette,Tea)。花弁数の多いカップ咲き。強いダマスクの香りがあり、よく返り咲きます。LouisAntoinedeBougainville(1729.11.12–1811.8.31)はフランスの探検家・軍人。1766年12月15日、科学者や画家を伴って、ブルターニュのブレストから世界一周の航海に出発。船は新造のフリゲート艦ラ=ブードゥーズ(ふくれっ面)号です。乗り組んだ博物学者コメルソンの助手・介護役で男装のジャンヌ・バレJeanneBaré(またBarret)は女性であることがタヒチでバレて、モーリシャスで下船しましたが後に帰国し、最初に世界一周をした女性となったそうです。ラ=ブードゥーズ号は1769年3月1...世界一周のブーゲンヴィル提督

  • 人命救助の、バロジェ艦長

    (2018年6月3日記事を全面改稿)カーマインレッドに紫色がかかるロゼット咲きのバラ、カピテーヌバロジェCapitaineBasroger(Moss)。春一季咲きで、まれに遅い返り咲きあり。強香性です。Capitaineは艦長、船長などの意味で、英仏海峡で海難救助に活躍した軍人GabrielBasroger(1849.11.5-1906.11.5)をたたえた命名です。1889年12月18日、濃霧の英仏海峡でオランダの定期船Leerdam号とイギリスの汽船が衝突しました。フランスのEmma号艦長Basrogerは472人の漂流者の救助活動を指揮して、勲章を授与されたそうです。ブルターニュ地方にはJardindeBasrogerという庭園もあり、それも艦長をたたえたものだそうです。作出者フランスMoreau-...人命救助の、バロジェ艦長

  • まだ胎児だった? フェリゴンドさん

    アプリコット色からクリーム色に変化し、甘いムスクが香るバラ、ギスレーヌ・ドゥ・フェリゴンド(ジスレーヌ・デ・フェリゴンド)GhislainedeFéligonde(HybridMultiflora.HybridMusk,Rambler)。八重平咲き、四季咲きです。この品種名はおそらくGhislainePelissierdeFéligonde(1914.10.14-1994.11.8)という女性の名で、フェリゴンド伯CharlesPelissierの娘です。Wikipediaフランス語版によると、フェリゴンド伯の妻が看護師で、のちに元帥となるLyautey将軍が戦場に倒れていたのを救ったという事です。しかしこの品種の命名はギスレーヌが生まれて2年後ですから、本人が将軍を助けることはあり得ません。おそらくはフ...まだ胎児だった?フェリゴンドさん

  • マリー・パヴィエ はクロアチアの?

    白にほのかなピンクが射し、純白に咲き進むバラ、マリー・パヴィエMariePavie(Patio,Polyantha)。たいへん素晴らしいポリアンサとして人気が高く、八重平咲きで中度の香りがあり、四季咲きです。別名に•MariePavićがあります。RoseBivlioによると、作出者のカタログにはPavićとあり、その人はクロアチアのAgram(現ザグレブ)在住だったそうです。cは無音だったので、のちにPavieと誤記されたらしい。HMFによると、この女性はアマチュアのバラ愛好家で、作出者であるリヨンのアレガティエールの得意先だったということです。しかしまた、MariePavieさんなら17世紀フランスで、史上初めて自分の名でコピーブック(書体見本帳)LepremieressaydelaplumedeMa...マリー・パヴィエはクロアチアの?

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