きょうは町内の方と足立区都市農業公園「荒川の五色桜」を7年ぶりに見に行ってきました。天気は回復して最高でした。ここは明治19(1886)年3月、後に江北村の初代村長となる清水謙吾が中心となり、八重の里桜78種3225本が長さ3200余間(約5.8キロメートル)の荒川堤に植えられて花見の名所となりました。五色桜の名は、当時の新聞に「五色に彩られ」と記事が紹介されたことにはじまるといいます。明治45(1912)年にワシントンポトマック河畔に送られた桜の苗木は江北五色桜から接穂(つぎほ)がとられて生育されました。大正13(1924)年には国の名所に指定されましたが、荒川放水路の建設、環境の悪化などで荒廃しました。足立区では昭和56年に、区制50周年記念事業として、アメリカから枝を採取し苗木を増やして「桜の里帰り...荒川の五色桜を訪う