倶舎論のはるか前

日本に、まだ文字がなかった時代、すでに古代のインドにおいては、現代人が勝手にの...

永遠の永遠

そもそも現代人は近代化を無批判に受け入れてしまい、それをあたかも人類の普遍的な原...

桐島聡の問い-4

桐島聡の問い-3からの続き平田清明がのたまったように、そこに従属だの、強制な...

桐島聡の問い-3

桐島聡の問い-2からの続きここで逃亡を続けた、桐島聡のintelligenc...

桐島聡の問い-2

桐島聡-1からの続きさてここからは、桐島聡の心の裡に入り込んでみたい。最初...

桐島聡の問い-1

書棚から、カーキ色に変色した、何冊かを引っ張り出す。続いて、毎度の儀式でもあ...

二号研究

アインシュタインの仮説である、核分裂反応の巨大なエネルギーに目を付けたのは、ま...

the pros and cons

非体系的で、挿話的ともいわれ、後世にはアーガマ/阿含/a~gamaと称されるブ...

マキャヴェリの宿題

保守/conservatismといえば、当然のことながら解釈は所属する民族、国...

ちりんちりん

季節外れだが、風鈴といえば如浄禅師が健康府の清涼寺で作ったとされる有名な’風鈴...

ビジネスエリート

Sep11/01attacks以前、成田より東方往復便の機種は、ほとんどボーイ...

ダンテの神曲-親鸞-蓮如

前ブログからの続き 前回は、ダンテの形而...

ダンテの神曲-唯識哲学

前ブログから続きいやはや、教戒師たるものがのたまったセリフがこれである。どう...

ダンテの神曲-漱石

漱石は倫敦塔の中で、ダンテの『神曲』を、カーライルの英訳をもとにして、たとえば...

静謐を湛える

茶室にはいって風炉に炭火を入れた。道具組みは茶入が「勢高肩衝//せいたかかた...

非思量

世評はときに一人歩きしてしまうことがある。例えば立花隆をして、安易に知の巨人など...

はずがない

『数学に魅せられて、科学を見失う 物理学と「美しさ」の罠』/LOST IN M...

煮ても焼いても食えない魚

5月の朝ぼらけ、道東の白糠沖は凪だった。水深は100m位か、釣り船の周囲には、...

三島由紀夫の語り得ぬもの

realism、’幽玄’などの単語を並べただけでは、表すことができないほど濃厚な...

三島由紀夫と唯識哲学

なぜだかわからないが、いまだに三島由紀夫は離れないでいる。特に豊饒の海の四部作は...

屁こきカッパ

何かで見たか読んだのか、カッパの釣り方は釣り糸にキュウリをくくり付け、喰い付くの...

水戸の納豆 漱石の豆腐

世間で水戸といえば納豆に、黄門様と相場は決まっているらしい。それはさておき、時...

喰うか喰われるか

対極にある、二項それぞれの立ち位置を入れ換えて診る方法がある。一昨年の秋に拝...

粋な落書き

ヒトの遊び心なんて、そう簡単に変わるわけがないだろう。だが最近、マナーとやらの向...

現代版のオセロ

オセロ/othello」の第三幕第三場といえば、あのイアゴーが詐欺師的な御託でも...

万葉そして令和

早速、書棚から萬葉集・二(小学館/昭和47年発行/小島憲之・木下正俊・佐竹昭弘...

アイヌと親鸞とAI

書棚にある、「序説」と名の付くもので最近、再読したものには加藤周一の「日本文学...

ホタル

8月中旬、ここ北海道はある日の深夜、書斎から外を見ると、一匹のホタルが窓ガラスに...

人格という単語

ブルーノ・タウトは書いている。「一方には政治と権力があり、他方には芸術と文化...

石牟礼道子の哲学

石牟礼道子女史の思考は、徹底して人間存在の低みに立っているようだ。数ある著書の中...

下手のソイ釣り

その昔と言っても明治の初めに、イギリスは田舎のヨークシャー出のおばちゃん、この旅...

下手のイカ釣り

愚生如きの横着な釣り人にとって、イカ釣りはめんどい。喰いたい一心で釣行するも、墨...

フェイク&ポストトゥル-4

まえからの続き今更ながら、ウソの’強制連行された朝鮮人慰安婦’報道を流し続けた朝...

フェイク&ポストトゥル-3

まえのブログの続き挙句に韓国では日本の首相を呼び捨てにするのは当たり前で、日本に...

フェイク&ポストトゥル-2

まえのブログの続き’強制連行された朝鮮人慰安婦’報道の真偽を客観的に論ずるのに、...