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2006/02/08

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  • キタキツネの子供@標茶町 2013年6月

    先日、道東の山中を散策していたところキタキツネの親子を見かけました。キタキツネは3月頃に出産します。5月下旬以降は成長した子ギツネが巣穴から離れて活発に動き回る季節です。今回紹介するのは2013年6月上旬に釧路湿原の北側に位置する標茶町内の道路で出会ったキタキツネの子供です。エゾシカやキタキツネ、エゾタヌキといった野生動物がいつ飛び出してくるか分からない北海道の道路ですが、釧路湿原内の道路となると特に危険です。警戒しながら車を走らせているとカーブ先の道路脇に子ギツネがウロウロしているのを見つけました。離れた場所に車を停めて子ギツネにゆっくりと接近。警戒する様子もなく不思議そうにこちらを眺めていました。かなり大きく成長していますがまだ兄弟達や母ギツネと巣穴付近で暮らしている時期かと思います。近くに兄弟の姿が見られ...キタキツネの子供@標茶町2013年6月

  • 西別岳~摩周岳縦走 2011年8月

    摩周湖の中心部から南東方向に約5kmほどに位置する西別岳。標高799.5mという低山ながら高山植物が豊富で登山の初心者にも登りやすい山としてとても人気があります。摩周湖外輪山の摩周岳に縦走出来ることも人気がある理由ではないかと思います。2011年8月上旬に西別岳山頂を経て摩周岳までを往復した時の様子を紹介します。山小屋がある標高335mの登山口。平日のためか先行する登山者の車は数台のみでしたが、休日にはかなり多くの登山者が訪れます。北海道の登山口にある駐車スペースとしては異例の広さです。登山口の様子。西別岳登山ルートマップと書かれた看板。摩周湖・摩周岳と西別岳の位置関係が分かります。以前こちらで紹介しましたが、この前年の2010年3月上旬の積雪期に摩周第一展望台から摩周岳を目指したものの残り300mという山頂目...西別岳~摩周岳縦走2011年8月

  • 山田温泉@鹿追町 2019年4月 2

    2019年4月下旬に訪れた十勝地方の然別湖。然別湖温泉と上士幌町の糠平温泉を結ぶ道道85号・鹿追糠平線沿いにある山田温泉の様子です(こちらの続き)。山田温泉の周囲を散策してみました。山田温泉は然別湖とほぼ同じ海抜800mをやや超える標高に位置します。この標高では4月下旬頃にはまだ残雪の多い時期ですが、山田温泉周辺では陽当たりがよいためか融雪がかなり進んでいるように見えました。山田温泉背後の様子。母屋と接続するこの建物は比較的新しい建物に見えます。雰囲気からしてここに浴室があったのではないかと思えました。wikipediaによると2006年(平成18年)には浴室が積雪で倒壊したという記録があります。その措置をどのようにしたかの記事はありませんが、修繕したのがこの建物なのでしょうか。山田温泉のさらに奥にも建物があり...山田温泉@鹿追町2019年4月2

  • 月浦森林自然公園@洞爺湖町 2008年5月 6

    2008年5月上旬に散策した洞爺湖の西に位置する月浦森林自然公園の様子(こちらの続き)。かつて旧・大洲藩主の別荘があったという広場を走り回っていたエゾリスです。前年の秋に埋めておいたクルミなどの木の実を掘り起こして食べていたようです。市街地の中でもちょっとした林があれば生息していることの多いエゾリス。よく見かける動物ですが、国内では北海道にだけ生息しています。(洞爺湖町2008年5月)月浦森林自然公園@洞爺湖町2008年5月6

  • 絵鞆半島の断崖@室蘭市 2009年5月 5

    2009年5月上旬に訪れた室蘭市絵鞆半島の断崖上の風景(こちらの続き)。この日はほぼ無風の暖かい一日でした。GW中ということもあってか散策する人の姿が目立ちました。この後、左端に写っているトッカリショ岬にも行ってみることにしました。いったん車まで戻りトッカリショ岬へ移動。先ほどの断崖上からは散策路が繋がっているのでやや距離はありますが徒歩でやって来ることも可能です。浜に降りられる階段を下ります。数軒の人家があるトッカリショ浜へ。先ほどまで歩いていた散策路はこれらの断崖上に位置しています。中央に写っているのがトッカリショ岬。トッカリとはアイヌ語でアザラシ全般を意味します。かつては冬になるとこの辺りにアザラシが多く集まったと言いますが現在は見かけることはほとんどないようです。(室蘭市2009年5月)絵鞆半島の断崖@室蘭市2009年5月5

  • 長節湖@豊頃町 2010年5月

    国の特別天然記念物であるタンチョウが営巣し、春と秋には多くの渡り鳥が飛来する十勝南部の海岸線に連なる湖沼群。豊かな自然が残されていますが、釧路・根室地方に比べると訪れる人はとても少ない印象です。十勝南部の湖沼群のひとつ、豊頃町に位置する長節湖を2010年5月上旬に訪れた時の様子です。豊頃町の長節湖は「ちょうぶしこ」と読みます。以前こちらで紹介しましたが、根室市にも全く同じ漢字で表す長節湖がありますが、根室地方は「ちょうぼしこ」と読みます。いずれも語源はいずれも同じアイヌ語ではないかと思われます。長節湖の周囲は約5kmほど。海の後退により取り残された海跡湖で、太平洋とは細長い砂州で隔てられています。湖口と言える場所。遠目に見た感じではこの日は湖口は閉じているようでした。満潮時には湖口が開いて海と繋がるようです。長...長節湖@豊頃町2010年5月

  • 札沼線の終着駅・新十津川駅 2016年10月 5

    昨年、2020年5月7日に廃止された札沼(さっしょう)線の終着駅だった新十津川駅を2016年10月に訪れた時の様子、最終回です(こちらの続き)。駅舎内の棚の上に置かれた駅ノート。新十津川駅の管理については近くにある空知中央病院が色々と関わっているようでしたが、駅ノートに書かれた内容も病院のホームページ上で公開されていました。ノートの表紙に書かれたURLを確認したところ、駅ノートの内容は現在も公開されています。他の無人駅ではあまり例のない取り組みだったのでは。駅ノートに並んでイラスト集というファイルもありました。クリアファイルに綴じられた数々のイラストも空知中央病院内のサイトで閲覧することが出来ます。同サイトで紹介されていますが、駅ノートは今後多くの人が閲覧できるように新十津川町の図書館に寄贈される予定とのことで...札沼線の終着駅・新十津川駅2016年10月5

  • 山田温泉@鹿追町 2019年4月

    2019年4月下旬に訪れた十勝地方にある然別湖。湖の北岸に位置する野営場から糠平温泉郷に続く道道85号・鹿追糠平線を先に進みます(こちらの続き)。道道85号は携帯電話も通じない東大雪の山奥を通る道路です。このような場所ではだいたい車両がすれ違うのも困難なダート道が普通ですが、道道85号は全線舗装、然別湖北野営場の少し前から糠平温泉まで完全な2車線で整備されています。北岸野営場から先に約1.5km進むと山田温泉があります。建物は入口がベニヤ板のようなもので閉鎖されていました。こちらで紹介したようにかつては然別湖畔でホテル福原が営業されていましたが2017年から休業。山田温泉はホテル福原の別館という位置付けでした。舗装道路は道道85号鹿追糠平線。「年56日だけ入れる」というフレーズが目を引きます。道道85号は然別湖...山田温泉@鹿追町2019年4月

  • 月浦森林自然公園@洞爺湖町 2008年5月 5

    2008年5月上旬に散策した洞爺湖の西に位置する月浦森林自然公園の様子(こちらの続き)。かつて旧・大洲藩主の別荘があったという広場を散策していると、常に周囲の林床からカサカサと音が聞こえてきます。カサカサ音の正体はエゾリスが餌を探していて林床を駆け回っている音でした。エゾリスは秋になると厳冬期に備えてクルミなどの木の実を土の中に埋めて貯蔵する習性があります。雪解け後のこの時期にも土中の木の実を掘り起こして食べているようでした。活発に動き回るエゾリス。接近し過ぎると逃げてしまいますが、人間をそれほど恐れていない様子です。土中の木の実を探し当てると樹上に持って上がって食べ始めます。他の動物ではあまり見られない指の長い手をしています。クルミの実を食べているようでしたが、長い指で器用に掴んでいました。一つの木の実を食べ...月浦森林自然公園@洞爺湖町2008年5月5

  • 絵鞆半島の断崖@室蘭市 2009年5月 4

    2009年5月上旬に訪れた室蘭市絵鞆半島の断崖上の風景(こちらの続き)。この時歩いた散策路は地形図の海抜187.9mピークから北に向かってスタート。笹で覆われた断崖上の散策路は定期的に笹刈りが行われているようでとても快適です。黄色い小さな花はキジムシロ。キジムシロの中にさらに小さな薄紫色のフデリンドウが咲いていました。写真に写っている無線局の鉄塔が建つ187.9mピークから距離で600~700mほど北へ、標高差で80~90mほど散策路を降って来ました。散策路は笹のない平坦な広場に出ました。キャッチボールなどの球技で遊べそうな広場ですが、ここも約100mの高さの断崖の上に位置しています。広場から見た断崖の様子。平坦な地形はそのまま断崖絶壁に続いています。柵などの安全対策は施されていないので暗い時はもちろん、足元が...絵鞆半島の断崖@室蘭市2009年5月4

  • 知床半島ウトロクルーズ 2010年5月 7

    2010年5月上旬に訪れた斜里町ウトロ方面の知床半島。ヒグマウオッチングに適した15:30発のクルーズ船に乗船した時の様子、最終回です(こちらの続き)。カムイワッカの滝を越えてからしばらくするとルシャ川河口周辺の平坦な海岸線に到着。ヒグマウォッチングのクルーズ船はこの辺りが折り返し地点となります。知床半島の斜里町側の海岸線は道道93号知床公園線をカムイワッカ湯の滝まで一般車両が通行できますが、ここでゲートにより通行止めとなります。この先は許可を得た車両のみが通行できる知床林道となりますが、カムイワッカ湯の滝から約12kmほど進んでようやくルシャ川の河口に辿り着くことが出来ます。ルシャ川河口周辺はヒグマの出現率が非常に高い場所ということです。僕も含めて乗船客は目を凝らして海岸線にヒグマの姿がないか探しますが、残念...知床半島ウトロクルーズ2010年5月7

  • 札沼線の終着駅・新十津川駅 2016年10月 4

    昨年、2020年5月7日に廃止された札沼(さっしょう)線の終着駅だった新十津川駅を2016年10月に訪れた時の様子です。廃止日は5月7日とされていますが、コロナ禍のため、最終便が運行されたのは4月17日のことでした(こちらの続き)。駅舎の内部の様子です。新十津川駅が開業したのは1931年(昭和6年)のことですが、当初は留萌本線の石狩沼田駅から南下してくる札沼北線の終着で中徳富(なかとっぷ)駅という名称でした。その後、浦臼駅まで延伸し、さらに1935年(昭和10年)に札沼南線と呼ばれていた札幌~石狩当別駅と繋がったことで札沼線と改称されました。新十津川駅の歴史はwikipediaのこちらにまとめられていますが、1953年(昭和28年)に駅舎改築の記録があります。小さな補修はその後も行われたかもしれませんが、202...札沼線の終着駅・新十津川駅2016年10月4

  • 月浦森林自然公園@洞爺湖町 2008年5月 4

    2008年5月上旬に散策した洞爺湖の西に位置する月浦森林自然公園の様子(こちらの続き)。散策路の途中にあった沼の湿地に咲いていたエゾノリュウキンカ。春の訪れを感じさせてくれる早春の花のひとつですが、雪解けの遅い高山帯では7月に入っても沢沿いで満開に咲いている姿を見かけます。公園内の陽当たりの良い林床ではオオバナノエンレイソウが満開に咲いていました。この花も北海道の春を代表する花のひとつです。オオバナノエンレイソウは発芽してから開花するまでに約15年という長い時間をかけて成長します。研究者により数字に差がありますが、発芽してから枯死するまでの平均年数は50年前後と推定される非常に長寿な植物です。今の時期、道東の森ではまさにオオバナノエンレイソウが満開を迎えています。ふと花を見かけ、この花が発芽したのはもしかすると...月浦森林自然公園@洞爺湖町2008年5月4

  • 早春の然別湖@鹿追町 2019年4月 9

    2019年4月下旬に訪れた十勝地方にある然別湖。湖の北岸に位置する野営場の様子です(こちらの続き)。北側から然別湖に流入するヤンベツ川。「冷たい川」を意味するアイヌ語の「ヤム・ペツ」が語源と考えられます。同じ地名が道内には多く存在しますが、以前こちらで紹介したオホーツク海に面する小清水町にある止別駅の地名もそのひとつです。高山帯にて融雪が進むと水量が増えると思いますが、訪れた時にはまだ長靴で難なく渡れるほどの水深でした。二ホンザリガニが生息していそうな環境です。浅い川底に転がる小石を何個か捲ってみましたがとにかく水温が冷たくて我慢できずすぐに諦めました。その途中で石の下から現れたカエル。エゾアカガエルでしょうか。ヤンベツ川をもう少し遡って散策してみたかったのですが時間の関係で流入部の水域を少し散策して帰途につき...早春の然別湖@鹿追町2019年4月9

  • 三日月沼の渡り鳥@浦幌町 2013年4月 4

    渡り鳥のガン・カモ類が旅の途中で羽を休める湖沼のひとつ、十勝管内東部の浦幌町にある三日月沼を2013年4月下旬に訪れた時の様子です(こちらの続き)。三日月沼のある周辺は十勝川河口や長節沼、湧洞沼といった海跡湖が連なる自然豊かな地域です。三日月沼をいったん離れて周辺の様子を見て回ってから再び戻るとガン類はほとんどいなくなっていました。沼周辺に広がる畑や牧草地帯を車で回っているとすぐに牧草地で餌を探すマガンの群れが見つかりました。ヒシクイも渡りの途中にに三日月沼に立ち寄りますが、この日見かけたのはほとんどがマガンでした。餌を啄むマガンの群れにハクガンの群れが飛来してきました。wikipediaによるとマガンの大きさは全長65-86cm、翼開張135-165cmとされており、ハクガンの大きさもほぼ同じ。いずれもカモ目...三日月沼の渡り鳥@浦幌町2013年4月4

  • 絵鞆半島の断崖@室蘭市 2009年5月 3

    2009年5月上旬に訪れた室蘭市絵鞆半島の断崖上の風景(こちらの続き)。断崖の上は樹木がほとんどなく笹に覆われています。日当たりの良い場所では黄色いキジムシロの花に混じってフデリンドウも見られました。雰囲気から高山の環境を好む北方系の植物なのかと思っていましたが、北海道から九州、四国にかけてほぼ日本全土で見られるということです。小さな薄紫色の可憐な花です。海岸を歩く人の姿。海抜100m以上ある断崖の上から撮影していますが、逆方向からもこちらの姿がはっきりと見えたのではないかと思います。この日、目当てのハヤブサには出会えませんでしたが、イソヒヨドリが近くを飛んでくれました。イソヒヨドリの雄は上半分がコバルトブルー、下半分がややくすんだ朱色という鮮やかなツートンカラーをした綺麗な鳥です。海岸近くの岩場の多い環境で見...絵鞆半島の断崖@室蘭市2009年5月3

  • 知床半島ウトロクルーズ 2010年5月 6

    2010年5月上旬に訪れた斜里町ウトロ方面の知床半島。ヒグマウオッチングに適した15:30発のクルーズ船に乗船した時の様子です(こちらの続き)。急峻な崖を登っていくヒグマの親子を観察した後、さらに東へ向かったクルーズ船。数分後にカムイワッカの滝が見えました。知床連山中央付近に位置する標高1562.3mの硫黄山中腹を源流とするカムイワッカ川の河口で、海岸に直接落ちる滝となっています。滝の落差は約40mほど。海岸から距離にして約1km上流にあるのが知床の観光地としてよく知られるカムイワッカ湯の滝です。2003年9月に訪れた時の様子を以前こちらで紹介したように、滝自体が硫黄臭のするお湯となっていて滝の中を上流に向けて散策することが出来ます。湯の滝入口となるカムイワッカ橋の標高は約300mほどありますが、散策可能な橋か...知床半島ウトロクルーズ2010年5月6

  • 札沼線の終着駅・新十津川駅 2016年10月 3

    昨年、2020年5月7日に廃止された札沼(さっしょう)線の終着駅だった新十津川駅を2016年10月に訪れた時の様子です。廃止日は5月7日とされていますが、コロナ禍のため、最終便が運行されたのは4月17日のことでした(こちらの続き)。誰もいない昼下がりのホームと駅舎の様子です。札幌方面に向かう線路からホームを越えた場所に柵で囲われた敷地がありました。「のびのびぼくじょう」と書かれた可愛らしい手作りの看板が掲げられています。敷地内にはポニーが数頭飼われていました。駅舎正面から撮影したのびのび牧場。新十津川駅では2011年頃から2020年の廃止まで隣にある空知中央病院内にある保育所の園児たちが週に数回、ホームで発着する列車を歓送迎してくれていました。のびのび保育所という名称なのでこの牧場も関係があったのかもしれません...札沼線の終着駅・新十津川駅2016年10月3

  • 月浦森林自然公園@洞爺湖町 2008年5月 3

    2008年5月上旬に散策した洞爺湖の西に位置する月浦森林自然公園の様子(こちらの続き)。新緑が美しいカツラの木。カツラの葉は丸いハート型に見えます。散策路の途中にあった小さな沼。沼のほとりに咲く黄色い花。黄色い花はエゾノリュウキンカです。エゾノリュウキンカは本州、九州に分布するリュウキンカの北方系亜種になるそうです。調べるとリュウキンカより大型と解説されていますが、写真ではほとんど違いが分かりません。北海道の低地では4月下旬頃から5月中旬にかけて沢地形の場所で見られます。別名ヤチブキとも呼ばれ、茎や葉は食用となります。おひたしや天ぷらなどで食されるそうですが、僕は食べたことがありません。山菜として採取する人はそれほど多くないのかもしれません。繁殖のため春になると北海道にやって来るキビタキ。逆光気味になってしまい...月浦森林自然公園@洞爺湖町2008年5月3

  • 早春の然別湖@鹿追町 2019年4月 8

    2019年4月下旬に訪れた十勝地方にある然別湖。湖の北岸に位置する野営場の様子です(こちらの続き)。野営場の奥から湖畔に降りることが出来ます。冬季に全面結氷する然別湖はまだ大部分が凍っていましたが、北から流れてくるヤンベツ川が流入するこの辺りから溶け始めています。ヤンベツ川が流入する周辺の湖畔にはとても多くの流木が堆積しています。野営場周辺の倒木もあると思いますが、多くはヤンベツ川を流されてきたものではないかと思えました。冷たく澄んだ湖の底では倒木が微生物により分解される速度も低地より時間がかかるのかもしれません。ヤンベツ川流入場所から然別湖方向に向かってほぼ正面に標高1186mの白雲山が見えます。白雲山山頂から見える然別湖の様子は以前こちらで紹介しています。この辺りから白雲山山頂までの距離は約4.3kmほどで...早春の然別湖@鹿追町2019年4月8

  • 有珠山2000年噴火の災害遺構@洞爺湖町 2009年5月 4

    2000年(平成12年)3月31日に有珠山で発生した通称2000年噴火の災害遺構のひとつ、洞爺湖温泉街の近くに位置する金比羅山麓災害遺構群を2009年5月上旬に訪れた時の様子、最終回です(こちらの続き)。金比羅山麓災害遺構群には前回紹介した流れてきた橋と、橋が激突した写真右側に写っている桜ヶ丘団地がありますが、もう一つ、左側に写っている町営の公衆浴場だった「やすらぎの家」も被災時の状態で保存されています。噴火によって発生した熱泥流により埋まったやすらぎの家。やすらぎの家の周囲にも散策路が設けられ被災の様子を間近で見学できるようになっています。当初は1977年噴火以降に整備された流路工が機能したことで被害が抑えられると期待されたものの、結局は熱泥流は流路工から溢れ出してやすらぎの家を直撃しました。河川が氾濫すると...有珠山2000年噴火の災害遺構@洞爺湖町2009年5月4

  • 巣作り中のクマゲラ 2017年5月

    先日、人家から遠く離れた日高山脈の山麓を散策していたら久しぶりにクマゲラの鳴声を聞きました。「キョーン」というクマゲラの鳴声は一度知ると次回からそれとすぐに分かるほど特徴的です。また、1km離れても聞こえると言われるほど大きな鳴き声です。さすがに1kmは大袈裟ではないかと思いますが、音がよく反響する深い渓谷で微風の日であれば相当の長距離でも聞こえてくることがあるのかもしれません。2017年5月初旬、オホーツク管内の津別町の山中で巣作りをしているクマゲラがいました。今のところ、僕が最後に出会ったクマゲラです。写真中央の樹木にクマゲラの巣があります。ダート道の林道沿いですが、知らなければクマゲラの巣があるとは気付かないと思います。数人のカメラマンが林道沿いで望遠レンズを覗いていたため、たまたま通りかかった僕も気付く...巣作り中のクマゲラ2017年5月

  • 上士幌町三股のミズバショウ 2021年5月

    GWが終わって今日から仕事だった方も多かったのではないでしょうか。自分もほぼ暦通りで休みを取ることが出来ましたが、宿泊を伴う遠出は自粛して、日帰り可能な近郊で北海道の春を楽しみました。GW中のよく晴れたある日、上士幌町三股方面へドライブした際に道路沿いにミズバショウが満開に咲いているのを見つけました。写っている道路は帯広市から上士幌町三国峠を経て紋別方面に至る国道273号です。今年の北海道は桜の開花が早く、十勝地方だと帯広市の開花と満開がそれぞれ4月24日と27日でした。これは例年と比べて10日早い記録です。ミズバショウも低地では4月中に咲き終わっていたようですが、標高700m近い東大雪山麓のこの地域ではようやく満開となっていました。背後はトドマツやアカエゾマツの広大な原生林が広がっています。道内ではどこでも見...上士幌町三股のミズバショウ2021年5月

  • 三日月沼の渡り鳥@浦幌町 2013年4月 3

    渡り鳥のガン・カモ類が旅の途中で羽を休める湖沼のひとつ、十勝管内東部の浦幌町にある三日月沼を2013年4月下旬に訪れた時の様子です(こちらの続き)。早いものだと湿地がまだ凍結している3月中旬には北海道に姿を見せるマガン等の群れ。例年、GWが終わる頃にはほとんどがユーラシア大陸北部の繁殖地へ旅立ちます。前述したように三日月沼は私有地の牧草地に囲まれているため野鳥観察する人は離れた公道からとなります。やや離れていますがマガンやヒシクイの他、真白なハクガンの群れを観察するのは楽しいものです。三日月馬で羽を休めるハクガンの群れ。望遠レンズでガン類を観察していると、沼の対岸にタンチョウがいることに気付きました。非常に遠くて写真からは分かりにくいですが、1羽のタンチョウが座って動かずにいます。抱卵していたのではないかと思い...三日月沼の渡り鳥@浦幌町2013年4月3

  • 絵鞆半島の断崖@室蘭市 2009年5月 2

    2009年5月上旬に訪れた室蘭市絵鞆半島の断崖上の風景です(こちらの続き)。断崖の上は一面が笹で覆われていますが、笹狩りされている散策路は快適に歩くことが出来ます。海を眺めながら散策路を進みます。散策路に咲いていた小さな黄色い花。キジムシロの花です。国内では北海道から九州まで普通に見られるキジムシロ。左下に小さく写っている海に突き出た枯れ枝にハヤブサが羽を休めていることが多いのですが、残念ながらこの日は見られませんでした。(室蘭市2009年5月)絵鞆半島の断崖@室蘭市2009年5月2

  • 知床半島ウトロクルーズ 2010年5月 5

    2010年5月上旬に訪れた斜里町ウトロ方面の知床半島。ヒグマウオッチングに適した15:30発のクルーズ船に乗船した時の様子です(こちらの続き)。ウトロの港を出港してカムイワッカの滝の手前にある滝。見た目は立派な滝ですが、地形図を見ても存在が記載されていないため雪解け時期にだけ現れる無名滝かもしれません。上記の無名滝を過ぎて間もなく、ヒグマがいるとの船内アナウンスが流れました。クルーズ船ではその目的に応じた動物を船長や助手の方が常に双眼鏡で探しています。ざわつく乗客たち(内心、僕もですが…)が沿岸を探しますが見つかりません。僕も見つけられずにいましたが、とりあえず撮影したのがこの画像です。実は写っていたのですがどこにいるか分かるでしょうか。急斜面を登っていく2匹のヒグマがいました。正面から見ているので正確な斜度は...知床半島ウトロクルーズ2010年5月5

  • 札沼線の終着駅・新十津川駅 2016年10月 2

    昨年、2020年5月7日に廃止された札沼(さっしょう)線の終着駅だった新十津川駅を2016年10月に訪れた時の様子です。廃止日は5月7日とされていますが、コロナ禍のため、最終便が運行されたのは4月17日のことでした(こちらの続き)。駅舎とホームを横から少し離れて撮影。駅舎の左奥に写っている大きな建物は空知中央病院です。コメントで教えて頂いて初めて知りましたが、新十津川駅には駅とホームの様子を配信しているライブカメラが設置されていました。どこから撮影していたのだろうと思っていましたが、画角的にこの病院の屋上に設置されていたのかもしれません。ライブカメラの動画は運行最終日の2020年4月17日の動画も含めて現在でもYouTubeで視聴することが出来ます。ホームと駅舎の様子。札幌方面。一つ前は下徳富(しもとっぷ)駅で...札沼線の終着駅・新十津川駅2016年10月2

  • 月浦森林自然公園@洞爺湖町 2008年5月 2

    2008年5月上旬に散策した洞爺湖の西に位置する月浦森林自然公園の様子(こちらの続き)。散策路の途中にあった社。看板には月浦八幡神社と書かれています。更に進むと洞爺湖を見渡せる場所がありました。ただ、2008年の時点で樹木によりに湖が隠れ始めていました。10年以上経過した現在はどのような状態になっているか気になります。樹木の伐採が行われていなければ近年はあまり視界が良くないかもしれません。洞爺湖温泉街と中島を往復する遊覧船が小さく見えました。遊覧電は冬季は営業を休止するしていますが、例年GW前の4月下旬から運航を開始します。霞んでいて分かりにくいですが、遊覧船の背後に見える開けた斜面は梅の名所として知られる壮瞥公園です。壮瞥公園の梅林の様子は以前こちらで紹介しましたが、壮瞥公園は月浦森林自然公園からほぼ対岸に位...月浦森林自然公園@洞爺湖町2008年5月2

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