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  • 【シュガーホワイト】

    いつも行っているSフードセンターの入口(出口)に「花…

  • 【罪の余白 観る・読む】

    生活習慣、パソコンやスマホなどが仕様が異なるとなかなか新しいシステムに馴染まない。それに加えて、失職に依るメンタル面での落ち込みはなかなか復帰しない。でも、読書や、パソコンでのドラマや映画鑑賞も脳が萎まないように気分転換になる。収入が軽減した分、生活を切り詰めての生活をせねばならない。

  • 【罪の余白を観る・読む】

    罪の余白 (角川文庫) - 芦沢 央 BIGLOBEからSeeSaaへの移行、仕事の失職。膝を挫いたこと等々、メンタル面で哀しみの坩堝から這い上がるのに期日を要した。 裸足の指で、かさついたコンクリートの縁(へり)を強くつかむ。白くなった指先の奥に遠く離れた地面が見えて、慌てて目を伏せた。 コンクリートの灰色と、焦点がぼやけたグラウンドの縁。顎の先から滴った汗が、音もなく、長く、長く吸い込まれていく。 膝が留め金を外したようにがくりと折れ、肩にかかっていたはずの髪がふわりと浮くのが分かった。 最初に思ったのは、ただ、落ちる、ということだけだった。 ー落ちる、落ちてしまう。 空気が..

  • 【2月は去り、背後に3月がいた】

    biglobeからse…

  • 【発達障害に生まれて】

    発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年 - 松永正訓 書評コーナーか新書コーナーで眼にしたのだったのだろうか? たまたま、私自身が職場での人間関係のメンタルが上手くいかずに 12月初旬に退職をして依頼、派遣会社の営業の人にも理解してもらえずに失職状態と なっていて「厚生労働省」の「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」 厚生労働省の「メンタルヘルス」には名前だけは耳にしたことのある メンタルヘルスの病名、症状が詳しく書かれていて、 自己診断をしてみると、多分「パーソナリティ障害」かと思う。 詳細は厚労省のサイトに書かれている。 単独行動が好きな傾向がある私..

  • 【パークライフ】

    パーク・ライフ (文春文庫) - 吉田 修一 作家を目指している人たちの常套手段としては、五大文芸誌の新人賞を 受賞してのデビューが一番の近道。そしてそうした方たちの YouTubeがあり、それらの括りの中で、読後感想の記事もある。 全ての派遣仕事からはみ出してしまった日常を送る毎日は YouTubeが社会への窓口となっている。 過去の芥川賞を受賞した作家作品を順に紹介している記事の中で 名前は知っているような気がするが、何故か手にする機会がなかった 作家は案外多い。 その中で「吉田修一」もそのひとりと言える。 吉田修一は「悪人」とか「怒り」とか映画化やドラマ化されたものを..

  • 【少女を埋める】&【作者と書評者との闘争】

    文學界(2021年9月号)月刊文芸誌はあまり読む習慣はないのだが、桜庭一樹著「少女を埋める」に興味が沸いて最初図書館から借りて読んだが、作者と書評家との間で記述をめぐり紙面騒動が起きているとYouTubeや朝日新聞「文芸時評」の記事を呼んで、再読がしたくなり購入してしまった。桜庭一樹さんは名前は知っていたが、一度も手にしたことはなくて、デビューした当時は男性作家かと思ったほど。冒頭は「鳥取どう?空気きれい?ねぇ、山とか自然は?」父の病状が悪化して故郷の鳥取へ帰って、ビジネスホテルでリモート面会などしている様子が書かれている。鳥取の城壁を作る時に人柱を埋めたという言い伝えの話が出てくるが、私も子..

  • 【小説教室本 いろいろ】

    一億三千万人のための 小説教室 (岩波新書) - 高橋 源一郎[実践]小説教室: 伝える、揺さぶる基本メソッド (PHP新書 878) - 根本 昌夫実践的な「小説作法」はこの高橋 源一郎と根本 正雄の二作に限るのだろうが、私はざっと早読みをしたが、あまり私にとっては役に立つとは思えなかった。でき得るなら実際に書いた小説を批評してもらいたい。まずは書かねば!!と結論はそこに行き着く。

  • 【世の中は・・・】

    小説の書き方 (新潮選書) - 井上 光晴YouTubeなどを聴いたり、視たりしていると〇〇をしながら小説家を目指してい…

  • 【少し落ち着いた~】

    国税庁から民間へ卸された国家的(少々オーバー)業務の端に立ったが、人間関係と業務の難易度の高さにストレスが半端なく、終了試験では極度の緊張で・・・例によって詳細は語れない。その他に、この年齢から、この年齢だからこその最後のチャンス?!試験勉強に入ろうと思ったが・・・これも始める前から詳細は語れない。近所のスーパーの…

  • 【死んでいない者】登場人物系図

    読み始めた時に、相関図が12.7cm×7.5cmの付箋に登場する人物ごとの関係を書いてい…

  • 【死んでいない者】

    死んでいない者 - 滝口 悠生滝口 悠生初読み。本作で「芥川賞」を受賞したということで図書館本で読む。いろいろな作家の小説が読みたい。が遡って読むほど時間も取れないので、せめて、芥川賞等受賞作品をピックアップして読んでみる。で、「死んでいない者」はどうだったか?というと一口で言うと「あまり面白いとは思わなかった」ズシンと心に響くものが無かった。舞台は「私」の父の通夜。 第154回芥川賞受賞作。まずタイトルで首をひねった。頭に「もう」をつけたらここに居ない死者に、「まだ」ならばこの世に留(とど)まっている生者になる。どちらともとれるが、この両義的なタ..

  • 【限りなく透明なブルー】

    舞台となっているのは東京都福生市日本人のリュウを中心として集まる男&女…

  • 【再び 銀杏並木】

    2020年9月から翌年2月まで働いた事業所は万代エリアと新潟駅前の間の地域で初めて働いたエリアだった。

  • 【病いの女たち2】

    杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫) - 古井 由吉文学の世界で登場する筆頭「病いの女」は杳子と言えるだろう。古井由吉が丸で秘蔵っ子のように生み出してくれた。『脳が揺れ比喩ではなく、実際にめまいを感じました。身体に直接影響を及ぼす小説があることに驚きました』ピース又吉が愛してやまない20冊新潮文庫と書かれた帯が付いている。私がまだまだ「若かった頃」リアルタイムで手にとった作家たちの中に「古井由吉」は入っていたとおもう。20代後半頃に「杳子」を読み、文学について話せる友人がいた。遠藤周作、吉行淳之介、島尾敏雄など、彼らは第3の新人と言われた。ピース又吉みたいに能が揺れることはなかったが(笑)私は..

  • 【病いの女たち1】

    こちらあみ子 (ちくま文庫) - 今村夏子昨今、話題を集めたり、高い文学的評価を得ている作品たちに共通しているのは?それはヒロインたち彼女を包んでいるのが「精神・神経」「こころ」の病いと言われていることなのだ。ブログを書こうと思って「あみ子」「杳子」「古倉恵子」コンビニ人間に登場これらの女性(女児もいるが)に共通している人間としての根幹を知るにつれ、読者というのは「こころ」の病を纏った女性(ひと)に引き寄せられるのだなぁ~あみ子は小説中に、作者は一言も病名を語っていない。読者は、だが、語られていない病名については凡そ、或いは、何となく察しがつくが、生み出した作者と共にあみ子の病名を決して口には..

  • 【春の庭】

    春の庭 (文春文庫) - 柴崎友香, 数年前に映画化された「きょうのできごと」を観た。或る一日、或る時間における様々な体験を切り取って貼り合わせただけの内容はあまり興味を抱けずに原作を読みたいとまでは思えなかった。が「春の庭」はSFでもない、恋愛でもない静かな「ものがたり」を期待して頁を開くと六行目には先を読み進む気持ちが萎えてしまった。村上 龍氏の選評から「わたしは三作(引用者注:「どろにやいと」「メタモルフォシス」と共に)いずれも評価できなかった。」「「アパートは、上から見ると“「”の形になっている」という文章だ。わたしは、その一行で、感情移入がまったくできなくなってしまった。言うまでもな..

  • 【ブログ移行に関して】

    ずっとBIGLOBEのブログでやってきたのに、ここへきて別のブログへ移行しなければならない。旧いブログは喪失してしまっているのもあるが、山の記録や本の記録等々、僅かでも閲覧してくれる人がいる。というよりは何よりも自分のための備忘録となっている。移行手続きが、難しい!!年令に相応して難しくなってゆく。気分一新、過去は見限っ…

  • 【年月日】

    年月日 (白水Uブックス) - 閻連科, 谷川毅大分以前から話題になっていた本でようやく手にするチャンスに恵まれた。はるか大昔の日照り続きのその年、年月はあぶられ、ほんのひとひねりで灰のようにボロボロ崩れ、日々は燃えている炭のように貼りつき、手のひらをジリジリと焼いていった。毎日毎日数珠つなぎに出てくる太陽は、飽きもせず頭上にかかっていた。先じいは、朝から晩まで一日中、自分髪の毛が黄色く焼けるこげ臭さを感じていた。手を空に伸ばすと、またたく間に爪が焦げる匂いがした。まったく、もう、いいかげんにしろ!先じいはいつも太陽に向かってこう毒づきながら、人っ子一人いない村から出てくると、果てのない寂しさ..

  • 【みがわり】

    伝記執筆を引き受けた作家を描く重層的な「分身小説」 人に伝記の執筆を頼まれる小説は面白い。デヴィッド・ゴードンの『二流小説家』然り、又吉直樹の『火花』然り。『みがわり』は、自分と瓜二つの人間の伝記小説の執筆を引き受けた小説家の話だ。重層的な分身…

  • 【かけら】

    かけら - 青…

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