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  • 50-9

    8月31日(土)晴れ贋作オセローは役者とスタッフに任せて今日は劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演土曜チーム最終稽古正に総まとめの稽古来週からプロコースの2チームは実地での集中稽古があるがそれ以外の実地3チームオンライン3チームは事実上今日明日のそれぞれ稽古で終了兎に角精度を上げて邪念を拭い去りいかに目の前の相手役や状況に無心で夢中になれるかそして台詞を自分のものにせず相手のためのものに出来ているかこれを抜け出せた時新しい世界が広がるわけだ自分を殺し相手を生かす精神で向き合った時の劇空間を味合わせてあげたい次はチームによっては来週末もしくは再来週のゲネプロ&本番今日は今日で各チームにダメ出しをして自主練に費やしてもらう贋作オセローは本日も好評だったようだオンライン稽古後の戯曲解...50-9

  • 50-8

    8月30日(金)曇り時々雨贋作オセロー4日目台風上陸の話題に持ちきりだったけどどうやら公演期間中の関東上陸は無さそうで一安心熱帯低気圧になるかもとのこと油断せずに公演を続けていきたい日に日にリピーターが増え懐かしい演劇関係者や懐かしいお客さんが終演後にたくさん声をかけてくれるどの声も「熱量が凄い」「パワーに翻弄された」「勝手に涙が流れた」と殆どが役者たちを賞賛する声だったやっぱり演劇は役者が面白くなくちゃ毎公演頂いてるダブルカーテンコールは本当に役者を讃える拍手だお客さんのために100分全力で駆け抜けている役者たちを讃える拍手だ残り2日間4公演最後まで高みを目指して明日も笑わせて笑お50-8

  • 50-7

    8月29日(木)晴れ贋作オセロー3日目今日も多くのお客さんが劇場まで足を運んでくれて小さな劇場での大きなスケールの小劇場演劇を愉しんでくれました「時空を変えましたね」と観劇してくれた後輩俳優が言ってくれました400年前の演劇を現代版に置き換えての今作そういう表現してくれる若い世代の感覚は素晴らしいなといつも関心させられます公演初日を観た演劇関係者が他の演劇関係者を贋作オセローに呼ぶというミラクルが方々で起こっていて今日辺りからその呼ばれた演劇関係者が観に来ているみんな口々に「面白いらしいじゃないですか〜」など言って劇場に入り「いやあヤラレました〜」と笑顔で出てくる期待に応える演劇ではなく期待を還る演劇を創ることこれ最低条件今まで以上に50代はそんなスマッシュヒットを打ち続けたいと思うのです差し入れもどうも...50-7

  • 50-5

    8月27日(火)晴れ時々雨贋作オセロー公演初日満席御礼沢山の観客に支えられ無事に開幕しました観客の息吹にキャストが煽られて良い演劇が生まれましたもちろんこれから改善すべき部分は整えていくわけだけど伝えたいことはしっかり伝わったと思います演劇関係者の方々も沢山観にきてくれて非常に喜んでくれたのが印象的でした「ブチ込んできたねえ」「攻めてるねえ」「やりたいことやってんねえ」「演劇してるねえ」そんな感想が励みになりますそれと同時50代が愉しみになりました差し入れの数々もありがとうございます大事にします明日も笑わせて笑お50-5

  • 50-4

    8月26日(月)晴れ贋作オセロー劇場入り場当たり親愛なるスタッフたちの素晴らしい仕込みで全てが予定通り進んだ本日場当たりも順調に進み何とも和やかな本日闘った1日だったけど爽快だった1日まだ仕込み途中のような舞台美術この未完成な絵が芝居を重ねたら・・・是非目撃しに来てほしい明かりを変えただけでこうも印象違いますから明日は朝から場当たりの続きゲネプロ本番そして明日の公演初日は完売御礼有難いこってす50代最初の本番愉しみたいと思います明日も笑わせて笑お50-4

  • 50-3

    8月25日(日)晴れ稽古OFF彼龍執筆して知り合いの芝居観て一旦贋作オセローから離れた日俯瞰して角度を変えて贋作オセローを見た日中から見てたものは外から見ると意外と綺麗だったり意外と醜かったりもっと動かした方がいいかなと何となく思っていたけど意外とそうでもなかったりいつもの蕎麦屋でボーっと考えたり夏が終わるかなと思っていたけど今日はがっつり猛暑日だったりふと立ち寄った神様に手を合わせたりどこかの花火大会の音が遠くから聞こえたけどこの音を聞くのも今年最後かなと思ったり肩の力を抜いて過ごせた1日明日から千穐楽までも怒濤な日々が続く緩急ね緩急さ明日は劇場入り明日も笑わせて笑お50-3

  • 50-2

    8月24日(土)晴れ贋作オセロー最終稽古稽古場でやれることは全てやりきれたそんな稽古が今日出来た役者個々の課題はもちろんあるし僕も演出家としての課題はあるがあとは劇場でしか出来ないこと想定していた舞台美術や音響照明が劇場でどう化学反応を起こすのかそしてそれを僕が観て何を感じるのかは今日の時点では分からないいい稽古場だった今月頭からここまで一瞬だったしまるで劇団のようなチームワークだった互いを尊重し合い高め合える座組だ早くお観せしたいそんな想いです明日は稽古OFF役者たちには体を労わって頂き明後日から一気に駆け抜けます明日も笑わせて笑お50-2

  • 50-1

    8月23日(金)晴れ贋作オセロー通し稽古本日オールスタッフを交えての1日2回通し稽古1回目の通し稽古終わりで新しい演出を加えた多少台詞をカットしたその上で2回目の通し稽古色味がグッと違う通し稽古が出来た更に新しい演出を加えた座り位置と立ち位置を若干変えたこの作品の目指すべき部分を改めてキャストたちと共有したスタッフたちと劇場に入ってからの確認作業をしたいよいよだなとワクワクしてきた演劇は人と人を繋げる芸術です今生きている命を共有する芸術ですキャストとスタッフ我々と貴方が劇場で鼓動を確認し合う芸術ですこの作品で奇跡的に出会ったキャストスタッフをこの作品で劇場で出会う貴方と命の共有が出来る演劇になってきました明日最終稽古最後まで壊し続けます今日は母に感謝する日でした産んでくれてありがとこれからも飲みまくろ笑明...50-1

  • 四十九ノ三百六十六日目

    八月二十二日(木)晴れ贋作オセロー場面稽古通し稽古稽古するたびに演出を付けるたびに「これ演劇だわぁ〜」と言葉が飛び交う稽古場今日も新しい瞬間新しい場面が増え要らない台詞はカットして作品全体をシェイプアップする作業を繰り返した40日前に書き上げた脚本は40日前の自分が最高に面白いと思ってた脚本で40日後の自分が最高に面白い脚本ではないので40日後の自分が最高に面白い演出で塗り替えているキャスト達は全力疾走してる自分たちの限界を目の当たりにしながら自分たちの上限を越えようとしている人間が1番美しいのは多分その時の姿なんじゃないかと思う脚本が良い演出が良いそんなことよりも役者が良いという演劇を創りたいと思います明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百六十六日目

  • 四十九ノ三百六十五日目

    八月二十一日(水)晴れのち雨贋作オセロー通し稽古初めて通してみた正直ボロボロキャストはどの場面でもノッキングを起こし台詞は出ないわ台詞が飛ぶわ動き間違えるわ動き止まるわまあさんざんの通し稽古だったけどキャストたちがそんなぎりぎりの状態の中でこの膨大な台詞量を体から吐き出して動き回っているこの演劇に大きな光が見えた修正して修正してもっと役者たちを極限状態まで追い込みたいまだ脳で整理していることをぶっ壊して体から吠える台詞を吐き出させたいそんな演出を明日以降もどんどん盛っていこうと思う綺麗さはありません派手さもありませんただそこには役者が居ますただそこには肉の塊が居ますただそれだけの芝居です是非この7名を破壊します明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百六十五日目

  • 四十九ノ三百六十四日目

    八月二十日(火)晴れ贋作オセロー集中稽古昨日やれなかった場面を時間をかけて返していく今回は表現するってより体現するって言葉の方が近いような演出こうやって何かを飲む芝居なんかも全てマイムで行う演出つまり小道具は一切出ない舞台上にあるのは詰まれた平台と箱馬立て掛けられた格子パネルと役者の肉体のみ見つめる者と見つめられる者が存在するなかでその両者を観客が見つめている何とも不思議な劇空間を創っています明日から毎日通し稽古の日々ここまで創ってきたピースを繋げていく作業どんな化け物が生まれるか毎日猛獣使いのように鞭を鳴り響かせます明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百六十四日目

  • 四十九ノ三百六十三日目

    八月十九日(月)晴れ夏の峠が越えた始めたことをここ数日で感じているそっと吹く風が少し涼しくなってきた夜虫の音が響き始めた夏の終わりは何だか毎年寂しさが生まれるけど新しい季節が来る愉しみも生まれる昔の日本人はこういう感情を言葉に残してきたのだから情緒があるんだなと改めて思う贋作オセロー今日から集中稽古午後から稽古場に入り気が付けば夜こんな日々が続きそうなとても濃密な稽古だった細かい瞬間を埋めて新しい空間を作っていくちょっとした行動ちょっとした向き一瞬一瞬を丁寧に弄っていくことで大きなうねりを創っていく小さな積み重ねを無意識に観客に植え付けていく大胆なことに走りがちだけどまずは繊細なことを丁寧に秒で終わる毎日がまだまだ続きそうだ昼間の蕎麦もまるで昨日のことのよう明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百六十三日目

  • 四十九ノ三百六十二日目

    八月十八日(日)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム本稽古こちらも2週間振りの稽古そして5回目の本稽古日曜チームはオンライン公演出演経験者が比較的多いので土曜チームとはまた違った到達点がある今までやってきてもらった作品や今まで演じて来てくれた役柄があるため当然それよりも「更に一段階上を目指して欲しい」という願望もあって作品を振り分けたり配役をしている部分があるそれぞれの課題がそれぞれのチームで克服してきてまた新たな課題が増えた稽古だったあとはこちらも昨日の土曜チームと同様精度を上げていくのが目標2日間で8チームの稽古を行うここ最近は全チーム通し稽古を行っているが全チーム含めて誰もケアレスミスをしない通し稽古は1度もないここを目指してほしいその作品をその役者をア...四十九ノ三百六十二日目

  • 四十九ノ三百六十一日目

    八月十七日(土)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム本稽古2週間振りの稽古そして5回目の本稽古各チームいよいよ仕上げ段階に入って来た出演者たちにもそのよう気合いが伺えた稽古だった全チームに言えることは精度を上げるという課題をクリアにしていくお店に行ってどんなに美味しい料理でもちょっとしたケアレスミスでその料理が台無しになることがあるそれと同じようにどんなに良い芝居でも台詞の言い間違え台詞のノッキング出とちりまず物創りをする我々が最低限のお客さんへの対する誠意は「自分たちが観せたい最高のものを届ける」ことだ好き嫌いはその後の話次の稽古も2週間後体調管理もしつつ鍛錬に励んでほしい自分を信じず自分を疑いつつ今宵は久々のジョニーウォーカーハイボールで明日も小欲を捨て大...四十九ノ三百六十一日目

  • 四十九ノ三百六十日目

    八月十六日(金)雨台風のため本日急遽贋作オセロー稽古OFFその分昨日までの稽古を振り返りながら来週の稽古スケジュールを組む気が付けば来週で稽古終了再来週本番本番が終わればいよいよ9月自宅で彼龍執筆もしつつ本日解禁されました菅野臣太朗演劇俱楽部2024年本公演「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」キービジュアルそしてチケット発売日は8月24日(土)10:00~今回は1ステージ70席限定小さな劇場で濃密は演劇をお届けしたいと思いますチラシ裏面に物語の入り口を書きました今回は食がテーマその中でもミツバチの減少問題をベースにしています色んな想いを今執筆しています情報に偏らずある姉妹の話から家族の在り方を見つめ直す物語最初からクライマックスのような演劇を創ります詳細はこちら菅野臣太朗演劇倶楽部2024年本公演「その...四十九ノ三百六十日目

  • 四十九ノ三百五十九日目

    八月十五日(木)晴れ空を見上げて祈る貴方達が命をかけてこの国を守ってくれたから今の平和があるんです本当にどうもありがとうございました今日は英霊に感謝して過去と未来を想う日だこんなにも平和な日常が続くことは本当に奇跡だ来年は戦後80年まだまだ浅はかな戦争の知識を諸々落ち着いたら勉強し直そうと思っているあの戦争は何だったのか?それは政府にとってアメリカにとって都合が悪いことばかりだろうけど知っておきたい日本の裏側を今稽古している贋作オセローテーマは白と黒外から見れば黒でも中から見れば白だってこともある外から見れば白でも中から見れば黒だってこともある本当の信頼関係ってその人のそのものの白と黒が分かった時点で成り立つんじゃないかと稽古をしながらしみじみ思ういつかやるべき戦争の演劇まだ手は出せないけどいずれやりたい...四十九ノ三百五十九日目

  • 四十九ノ三百五十八日目

    八月十四日(水)晴れ贋作オセロー場面稽古ドカッと場面が動いた日キャストの予想を大きく裏切る演出を加え稽古場が湧いた「そんなとこまでいく?」みたいな土台を作ってあとはキャストを遊ばせるちゃんとした柵だけ作ってあとは自由に放牧するイメージ土台に乗っけてその姿を見せて僕ももらうものがあるからその場で追加の演出を加えていくそれの繰り返しただそれの繰り返し稽古は演技指導する場ではなく場面を創る場である今日も面白い場面が沢山生まれたもう明日には生まれないだろうなあって場面も沢山生まれた人間なんてそんなもんだそれを毎日創っていくだから演劇は面白い演出を伝えた時のキャストたち笑いは最高の喜び明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百五十八日目

  • 四十九ノ三百五十七日目

    八月十三日(火)晴れ贋作オセロー場面稽古中盤のロングシーンの稽古話の展開と構成この場面での狙い観客に何を残してものキャストが自分の役の作り込みをする前に外向けの目的を伝えていくこちらが早めにそれを植え付けないとキャストは内向きの目的を創り込んでしまうからだつまり人物の説明をする演技ではなく物語を説明する演技にするということだ今日も危うく人物の内面的思考に走りそうなとある台詞を物語を構築する台詞に持っていけた観客は役の心情を追うわけではなく物語を追うもっと言えば役の気持ちが繋がってるかどうかなんて観ない物語の繋がりを観る結局役者の仕事は物語を伝えることだってことだ今日もいい稽古が出来た帰りに立ち食い寿司屋ちょっとした贅沢明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百五十七日目

  • 四十九ノ三百五十六日目

    八月十二日(月)晴れ今週も過去と未来をしっかり見つめる週今日は39年前の今日に思いを馳せる2年前の菅野臣太朗演劇倶楽部で題材とさせてもらいました現地に行き命の重みを感じ命の尊さを噛み締め手を合わせ涙する残された家族の想いや言葉を胸に刻んだあの夏僕が見た真っ赤な夜空を書きましたやっぱり当たり前に来る明日は当たり前には来ない当たり前に来た明日は奇跡なんだ今日会う予定の人に会えるのも奇跡なんだそう思うだけ人に優しくなれると思うのです明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百五十六日目

  • 四十九ノ三百五十五日目

    八月十一日(日)晴れ彼龍執筆この作品は菅野臣太朗演劇倶楽部本公演の脚本2022年は日航機墜落事故2023年はPFAS(有機フッ素化合物)水道水問題そして今年は「食」をテーマにした作品農薬除草剤添加物包装紙と数え上げたらキリが無い食の問題をピンポイントに描きます伝えたい膨大な情報をなるべく削ぎ落として登場人物の背負う人生に食の問題を絡めながらドラマを展開させていく説明的な台詞をその人物の主張する台詞として構築していく今回書きながら沸々と湧き上がるのは今までのスタイルを壊したいという思い毎年公演している47都道府県演劇バッキャローシリーズもここ数年は毎回新しい手法なり新しい構成で演劇を創り続けている彼龍も今までの演劇倶楽部とはひと味もふた味も違う作風にしようと今日も執筆丁寧に書くのを捨て勢いよく書くことを念頭...四十九ノ三百五十五日目

  • 四十九ノ三百五十四日目

    八月十日(土)晴れ本当はジッと椅子に座って彼龍を書かねばなのだがどうしても体が疼き陽射し浴びに外へ出た陽射し潮風海で缶ビール飲みながら歩いて途中途中で思い付いた台詞を書くふらっと入ったで休憩そこで溜まった言葉をひたすら書いていく生まれる言葉は躍動感に満ち溢れていた綺麗言葉じゃなくて生々しい言葉たち結果屋内に居るより書けた気がするめちゃくちゃ焼けたけどw明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百五十四日目

  • 四十九ノ三百五十三日目

    八月九日(金)晴れ贋作オセロー場面稽古今日も自動車整備工場昨日の幸せ場面から急降下していく場面賑やかな空気感からの静かで思い空気感漂う場面に色んなアプローチを試しつつ瞬間瞬間を生んでいく稽古台詞の先にある何かをキャストと一緒に掴んでいく稽古場創造とは正にこういうことだなと実感自分の落とし込めている部分とまだ落とし込めない部分が明確になってきたキャストたちはその落とし込めない部分を探す作業に入り始めた僕は演出的に必要な効果を探す今週の稽古は今日で終了稽古帰りに立ち寄った店で今週の稽古を振り返る本当にこれでいいのか?もっと面白い演出があるんじゃないか?もっと適切な台詞があるんじゃないか?自問自答を繰り返す考えても答えが出なかった隣のカップルがとっても幸せそうだった2人が微笑ましたかったから今夜考えるのはもうや...四十九ノ三百五十三日目

  • 四十九ノ三百五十二日目

    八月八日(木)晴れ贋作オセロー場面稽古今回は2つの物語が平行にスタートして最後に絡み合っていく構成1つはとある自動車整備工場もう1つはとある劇団の稽古場なのでキャスト達は最低2役もしくは3役演じてもらいます今日は自動車整備工場の場面平穏な日常からある幸せな出来事が舞い込みその出来事が不幸への末路へと向かっていくまずは平穏な日常から幸せへの階段を丁寧に作り込んでいくここを起点にして今後の稽古で崩していく幸せな状態の演技っていうのは不幸な状態の演技よりも俳優を困らせるいわゆる浮かれた状態ってやつは「抜く」ことが必要だ大抵「抜く」と沈むから不幸の状態の方が楽な場合が多い「抜いて」浮くってのはそもそも状態を浮いておかなければいけない無意識にまあそんなこと言ったら全ての演技の基盤ってのはそうなんだけどそもそもの状態...四十九ノ三百五十二日目

  • 四十九ノ三百五十一日目

    八月七日(水)晴れ贋作オセロー場面稽古主演女優が今日から合流ここまでの振り写しや脚本の意味などを伝えつつ場面稽古前にみんな本読みを思い返すといつの間にか本読み稽古って顔合わせだけの風潮があるまあそれだけ昔より稽古期間が短くなってるしキャストが全員揃う日も少ないことが多いし早く形を作っていくことが必須な現場が多いので致し方ないのだがやはり本読み稽古がちゃんとやるべきだなと改めて今日は実感できたしっかり台詞の意味を解釈して誰に言う台詞なのかを確認してその役が作品にとってどんな役割があるのかコンセンサスいわゆる共通認識をとって行く作業稽古の半分それでいいんじゃないかと思うくらいまあそうは言ってられないスケジュールもあるしスタッフのために早めに絵作りをした方が良い場合もあるので本読み半分立ち稽古半分で本日終了贋作...四十九ノ三百五十一日目

  • 四十九ノ三百五十日目

    八月六日(火)晴れ今週は色んな感情が押し寄せる1週間になるだろうな毎年そんな思いにかられるだってそんな日が詰まった週だから今ある命の尊さ忘れるわけではないけど忘れてしまうことがある目の前の日常に我武者羅になり生きてることが当たり前になり自分の思うどおりにならなかったことに腹を立て人を許すことを忘れてしまうその人が居なければ腹を立てることすらできないのに作り上げるのはものすごい時間がかかるのに無くなる時は本当に一瞬だ呆気ないくらい一瞬に悲しむ隙もないくらい一瞬にそれは災害の時もある人災の時もある多くの命が犠牲になったそれでも変らないことがある僕には小さなことしか出来ないけどまず近くに居る人から近くに居る仲間から演劇で救っていきたいと思う笑顔にさせていきたいと思うちっぽっけな僕の力で明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百五十日目

  • 四十九ノ三百四十九日目

    八月五日(月)晴れ贋作オセロー稽古先週金曜日の顔合わせと本読みを踏まえて今日は全シーンのミザンス付け細かい部分は置いといてまずは全キャストの登場と退場場面のザックリとしたイメージを伝えながら大きな流れを作っていく限られた時間の中で全11場100分の芝居のミザンスを付け終えることが出来たキャストに動いてもらってイメージどおりだったりイメージとは違ったり新しいアイディアが生まれたりと刺激的な稽古が出来た明日は稽古休みきっちり整理して明後日からこれを基盤に稽古をしていく頭も体も使い切ったあとはこれとこれとこれですいってきます明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百四十九日目

  • 四十九ノ三百四十八日目

    八月四日(日)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム本稽古本稽古が始まって4回目の本稽古今日は通し稽古をし中盤から後半部分の駄目出しを中心にしたチームたちと通し稽古をせずに返し稽古を軸に細かい部分を詰めたチームたちとで分かれた稽古埋まっていない解釈イメージが付いていない場面迷っている台詞そんな部分を時間の許す限り細かく伝授したりそれぞれの作品が一体どこへ向かうべき作品なのかを改めて出演者に伝えたりとバラエティーにとんだ稽古時間だった結局は観客のためまだまだ精度を上げていかねばならない部分は山のようにあるしまだまだ詰めていかなくちゃいかねばならない部分も山のようにあるけど1ヶ月前の初通し稽古より確実に作品は成長しているわけで残りの1ヶ月で更なる成長を遂げていかねば...四十九ノ三百四十八日目

  • 四十九ノ三百四十七日目

    八月三日(土)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム本稽古4回目の本稽古言わば1ヶ月が経った1ヶ月向き合った台本週1回の稽古稽古動画を観ながら自主練習をする平日もちろんこの台本のことばかりではなく他の仕事をしてる人も学校に通っている人も家事や育児や介護をやっている人もそれぞれ様々な人生を送りながら作品を創っている何のための演劇か?誰のための演劇か?それを見つけた人とそれを見つけられない人の差は非常に大きなモチベーションの差に繋がる自分の経験のための演劇自分のスキルアップのための演劇という目的で挑むと大抵は怠ける努力というものは自身の感情で大きく左右される常に観客のため共演者のためスタッフのため自分以外の誰かのための演劇であり週1の稽古であるわけだから明治維新数々...四十九ノ三百四十七日目

  • 四十九ノ三百四十六日目

    八月二日(金)晴れ信州の朝清々しく起床し少し散歩して完璧な朝食を頂いて東京へ向かった特急あずさの中でこの2日間を振り返りつつ命ある限り自ら能動的に動いていこうと改めて再認識した待ってても何も起こらないし行かなくちゃ会えないし作らなくちゃ生まれないし手を差し伸べなくちゃ救えないしそんなことを考えてたらあっちゅー間にコンクリートジャングル東京到着贋作オセロー稽古場へ顔合わせ本読みシェイクスピア4代悲劇「オセロー」を僕なりの視点の現代劇として書きおろしたしかも登場人物は全て日本人400年前にヨーロッパで書かれ上演された戯曲を400年後の日本で贋作として書き上演します全員集合ではなかったけど良い演劇を共に創れそうな座組になりそうで嬉しかった40代最後の稽古50代最初の上演作品この夏はこの演劇で堪能します明日も小欲...四十九ノ三百四十六日目

  • 四十九ノ三百四十五日目

    八月一日(木)晴れ快晴の信州長野酷暑は酷暑だが関東と違うのは朝夕は涼しい風が入りとても心地良い山の夏海とは違うこの雄大な山々に囲まれた安心感山神信仰も非常に納得する今日は母と2人で長野市まで出向き市役所などで事務作業せっかく長野市まで来たので長野県立美術館へ2人でサルバドール・ダリ展美術館ってたまに行くけどとても安堵する場所の1つ理由は言葉が少ないから普通に生きていても言葉塗れだし執筆してる時なんか自分が生んだ言葉の濁流に飲み込まれてるし今もこうしてブログ書いててもそうだし絵画鑑賞は自分の想像力を養えてとても癒されるだから絵画のタイトルや説明書きは絵画をじっくり観たあとに読んだり時には読まなかったりそんな空間を母と堪能帰り道水車小屋を発見まだ残っていてちょっと嬉しかったり今でもご活躍で近くの蕎麦屋の蕎麦粉...四十九ノ三百四十五日目

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