芦屋の山手にあるヨドコウ迎賓館を初めて訪れたのも、緑の美しい5月の晴れた日のことでした。もう10年以上前のことです。 静かな室内、光と影、そして小窓から吹き抜けていくそよ風を、頬にかすかに感じられる。緑に囲まれた環境の中、その自然と一体化する…
“心をつかむ”ということについて、最近考えます。 心という、一見、姿なきものを引き寄せるためには、どうすればよいのか。 誠意には誠意、以心伝心、そんな心と心の結びつきのような、はっきり目に見えるかたちとは違う世界で成り立つこともありますが、それに至るまでの段階では、見えるかたちがあって心が動かされる。 見えないものを動かすのは、見えるかたちあるものであるということ。改めて考えてみると、行動する…
変わってほしくないと思うものは、時を経てもなお、 古びたという感じはしないのかもしれません。 むしろ心の琴線に触れ、郷愁を呼び覚ますような感じ。 新丸ビル7Fから眺める東京駅。
上品さを表す言葉も色々ありますが、本物の“品”は、心に宿り、かたちを成すように思います。 例えば、どんなに品あるものだと言われるものでその身を飾っても、包み隠された中に品位ある心を身につけていなければなんにもならない。 それは、透けて見えてしまうものなのだと思います。 人の行動の“品”について考える時よく思い出すことに、太宰 治の「斜陽」に出てくる没落貴族である主人公の母の言動が描かれている中…
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