ドラクエIVからChatGPTまで:AIの歴史をスライム並みにやさしく解説
1990年、ファミコン用ソフト『ドラゴンクエストIV』において、「AI戦闘システム」という新しい仕組みが登場しました。中でも「ガンガンいこうぜ」というコマンドを選ぶと、仲間のキャラクターが自動で戦ってくれるという画期的な仕組みでした。当時は、クリフトというキャラが「ザラキ」を連発することで知られ、プレイヤーの意図とは裏腹な行動が話題になりましたが、それでも“仲間が自分で動く”という体験は多くの人にとって新鮮で、驚きを与えたものでした。 1990年代:AIはまだ“スライム級” この頃のゲームAIは、非常にシンプルで、HPが50%以下なら回復魔法を使うといったルールベースのものが主流でした。ファミ…
2025/05/29 23:01