硫酸紙

硫酸紙

二鶴工芸です。通常、柄をマスキングする場合はマスキングテープ、業界では縁蓋(エンブタ)と言っています。それを使いますが、加工した箔をマスキングする場合にデリケートな箔の場合は硫酸紙を使ってマスキングします。紙の裏側にスプレー糊を吹いて加工する場所に貼ります。糊を吹き過ぎると剥がす時に逆に箔を傷めるので、糊を吹く量も加減しないといけないです。また、一番気を付けないといけないのが、マスキングするわけですから生地上でカッターで紙を切ることです。これはマスキングテープとは切る感触が全く違いますので、テープより神経を使います。このカッティングは鍛錬、慣れが必要にはなります。硫酸紙

2025/03/11 13:09