[サポニン]食生活について語ろう
・サポニンSaponinさぽにんトリテルペンおよびステロイドでは一般に疎水性だが、複数の糖が結合することにより親水性の部分が加わり界面活性作用を示す。トリテルペンおよびステロイドの配糖体を総称してサポニンという。トリテルペンサポニンは植物以外にも、ナマコやヒトデなどの棘皮動物からも見っかっている。一方、ステロイドサポニンは一般にスピロスタン型、またはフロスタン型アグリコンを持ち、その植物への分布はトリテルペンサポニンよりも狭い。多くのサポニンは水溶液を振とうすると持続性の泡を生じ、溶血性、魚毒性を示す。薬効としては鎮咳、去痰作用を中心に、消炎、解熱、鎮静、排膿作用などが知られている。代表的な植物由来のサポニンとして、オタネニンジンのギンセノシド、カンゾウのグリチルリチン、ミシマサイコのサイコサポニンなどが...[サポニン]食生活について語ろう
2022/12/27 08:41