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今日七月七日は七夕である。拙僧の出身地では、月遅れの七夕で8月7日に行われていたが、とりあえず今日に記事を書いておきたい。それで、七夕に関する興味深い一節を見付けた。◎七月和名をふ月といふは、たなばたに文をかすとて、ひらくゆへにふみ月とも、文ひろげ月とも云。享保20年版『江府年行事』、三田村鳶魚先生編『江戸年中行事』中公文庫・47頁「ふ月」とあるが「文月(ふづき)」のことである。そして、その由来が「七夕」にあるとしているのである。七夕で短冊に願いを込めるというのは、かなり重要なことだと思われていたのだろうか。上記に引用した同じ文献では、以下の一節も提示している。○本朝にては孝謙天皇天平勝宝七年に乞巧奠はじまる、此日童子小女のわざに、五色の紙を色紙たんざくにたち、歌を書て若竹の笹にむすび、高くさゝげ、七夕に...7月7日七夕の節句(令和5年度版)
今日七月七日は七夕である。当方が生まれ育った地域は、月遅れの七夕で8月7日に行われていたが、とりあえず今日に記事を書いておきたい。それで、七夕に関する興味深い一節を見付けた。◎七月和名をふ月といふは、たなばたに文をかすとて、ひらくゆへにふみ月とも、文ひろげ月とも云。享保20年版『江府年行事』、三田村鳶魚先生編『江戸年中行事』中公文庫・47頁「ふ月」とあるが「文月(ふづき)」のことである。そして、その由来が「七夕」にあるとしているのである。七夕で短冊に願いを込めるというのは、かなり重要なことだと思われていたのだろうか。上記に引用した同じ文献では、以下の一節も提示している。○本朝にては孝謙天皇天平勝宝七年に乞巧奠はじまる、此日童子小女のわざに、五色の紙を色紙たんざくにたち、歌を書て若竹の笹にむすび、高くさゝげ...7月7日七夕の節句