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【制度に穴】相次ぐ給付金詐欺事件 迅速支給を言い訳に「少ない申請書類とザル審査」 4630万円誤給付事件にも通じる公務員の怠慢も
総額約2億円をだまし取った東京国税局職員の塚本晃平容疑者(24)らのグループや、10億円近い金をだまし取り海外逃亡した谷口光弘容疑者(47)の一家に加え、今度はコンサルティング会社「iNiDEP」社長の谷逸輝容疑者(25)ら3人が詐欺容疑で逮捕。相次ぐ詐欺事件の背景には給付金の迅速支給を口実にした「少ない申請書類とザル審査」(制度に穴)があり、山口県阿武町の4630万円誤給付事件にも通じる公務員の怠慢も。
【自首なら無罪】相次ぐ給付金詐欺摘発に返金申し出2万件超 刑事告訴求めず? 返して済むなら警察要らず
持続化給付金詐欺の相次ぐ摘発に、「中小企業庁は不正申請者が自ら返金を申し出た場合は刑事告訴などは求めない姿勢で、これまで2万件超の返金申し出があり、1万5427件(約166億円)の返還を受け付けた」と『産経新聞』が報じた。返して済むなら警察不要。“審査がザル”なら“司法もザル”か。