さぁて そろそろ地元を抜け出し あちこち動き出すか と思い立ち、休止していた 城郭巡り を再開。まずは、手始めに埼玉県は 行田 (ぎょうだ) へ 行くだ (笑)。 お目当ては、【 忍城 (おしじょう) 】。 〓『のぼうの城 (共同監督 樋口真嗣!)』の舞台であり、あの秀…
定年退職後、気ままに ホビーライフを満喫中。 花鳥風月・映画観賞・模型製作・遺構探訪・ひとりごと。 “ Curious & Creativity & Continuity ”
紫陽花の季節。 雨が似合う花だけど、陽光を意識してみました (ほんと天邪鬼/笑)。
前章を絶賛した記憶も新しい、人気コミック原作アニメの完結編。 突然の、地球外生命体の母艦出現から3年。それが上空に在るのが すっかり日常化。 地球外生命体を、訪問者ととるか 侵略者ととるのか。 第三者の立場で見てる分には、劇中の同胞の程度を軽蔑するのは簡単です。 頭は良いけどバカな人類の殺戮行為がこれでもかと描かれ、目を背けたい半面、今も人間同士で同じ事やってんじゃん、と 諦観にも苛まれます。 “…
「 カマキリ、どぉ~こだ?」 「 モンシロチョウ、どぉ~こだ?」
東京港野鳥公園で出逢った ふシギな シギ(鴫) たち。 【 チュウシャクシギ (中杓鴫) 】 念の為 注釈しておきますが、注釈鴫ではありません (当たり前だ)。 下方に反った嘴 (=杓)が 特徴の 中型の杓鴫です。 他に こしゃくな コシャクシギ、大型の ダイシャクシギもいます。
う~む、そろそろ扇風機 出さないとな。 試験管ブラシ、久しく見てないな (て言うか 試験管自体もね)。
娘(6才)が突然行方不明となり、苦しむ母親を軸に その夫・マスコミの偏向報道・世間の反応 が描かれます。 夫婦間の苦悩・生じる微妙な温度差等、言いたい事は判るものの、SNSの誹謗中傷や 下衆な世間なんて 現実世界の方が遥かに先行ってるから既視感しかない。弟の心の闇の秘密や 地方局の劣等感の描写等、皆がそれぞれ悩み抱えてるのも判るけど、散りばめ過ぎは かえって主題が散漫になるだけかな と。 石原さとみ が 半狂…
あの「孤狼の血」の白石和彌監督が時代劇に初挑戦。なので バイオレンス寄りになるかと思いきや、びっくりするくらいドッシリと腰を据えた とても見応えのある作品でした。 (昨今流行りの) コメディに振る事無く、下町人情や 武士の矜持を丁寧に描き、また 剣戟シーンのみに頼る事無く、静かに緊迫感が漂う演出は見事と言う他ありません。 主演の 草彅くんは、飄々と見えて 決める所は超絶格好良く、本物のサムライでした。 …
言わずと知れた SF映画の金字塔、オリジナル最新作。 旧作は全て視聴済み、多大な期待を胸に臨みましたが、ただただ冗長で退屈な 145minでした。 これまでの 人類vs猿の図式は薄まり、ほぼ 猿vs猿の争いに。なので、これまでの “ 奢れる人類 久しからず ” 感は希薄に。しかも今作の猿たち皆 全裸で 歩行も四つん這いだから ちっとも新盟主に見えない (旧作では甲冑を身に纏ってシャキッとしてたのにね)。 そんな猿同士の人…
◆ 鯉のぼり 晴れて川面に 里帰り ◆ タカに小判? 愛鳥週間だからか … ?
元乃木坂46 高山一実 の小説デビュー作 (未読) をアニメ映画化。 宣伝ポスターは、アイドルを目指すサクセス・ストーリーっぽいですが、それは半分アタリで 半分ハズレ でした。 現役アイドル (執筆当時) ならではの視点を活かしつつ、女子特有の “共感” の押売り、売名目的のボランティア参加等、百も承知の楽屋裏は、女社会で生き抜いて来た彼女 (高山) の恨み節にも聞こえてしまいました。 性格の良し悪しは二の次、全て…
日台合作の 静かな ロードムービー (監督 : 藤井道人)。 台湾男性と日本女性の、偶然の出逢いと 必然の別れが、両国の旅情を重ね合わせて丁寧に描かれます。 岩井俊二監督の名作『Love Letter』が小道具? として使われ、本作品も どこかしら 岩井映画に似た抒情が漂います。 懐かしさと もどかしさに 悔しさが入り混じる不思議な没入感でした。 観る前はダサいと思ったタイトルも、観終わってからジワジワ効いて来ます。 も…
『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督 最新作。 自然に囲まれて慎ましく暮らす町に、突然 グランピング場 建設計画が。 住民側・開発側 それぞれの言い分は平行線 (てか グランピング=自然との共生? とか意味判らんのだけど)。 描くのは二極対立の構図か… と思いきや、そんな生易しい作品ではありませんでした。 衝撃的なラストの解釈は、自分なりに考察しましたが、きっと十人十色になるでしょう。 でも、それこそが…
近所の公園で、藤 が綺麗に咲いていました。 もっとフワフワしたイメージ持ってたけど、近くで見ると意外にカッチリしたシルエット。 光と藤の シャワー。
春の花は 桜だけじゃないぞ、と言いたげに あちこちで色彩を放ってました。 自分的に 白い色は珍しいのでは と思ったので、透過光で儚げに。 緑地の片隅に、鮮やかな 異彩。
浅野いにお の コミックを 全2章でアニメ映画化。 題名や絵柄の印象に加えて 単純そうで不明快な内容は、いかにも賛否が割れそうですが、私は絶賛します。 地球外生命体の巨大な母船が突如出現し 上空に停滞。無思慮で うろたえる大人達。そんな非日常を 日常として過ごし始める逞しいJK達。 黒船来航に慌てた昔の我が国を彷彿させますが、パンデミックに苛まれた現代社会にも見事に通ずる世界観で、原作執筆が コロナ前だ…
春は、恋の季節。 あぁもうモンシロチョウの季節か、と 近付いたものの 最初見た時は、うわ 前後に頭があるっ … と 怯みました (いやマジで/苦笑)。 カメムシだって、恋もします。 …
人は人、鳥は鳥。 でも、似ている所もある様です。 レンズを向けたら、気さくに片手を挙げて「いよぉ!」と挨拶してくれました。 人間界の春闘は ほぼ横並びの満額回答に終わりました…
天気も良かったので、近所の沿道で 桜の撮り納め? でもイメージしてたより 花びらが白いので、写真になると 記憶よりも色味がアッサリとしてしまいます (←いや ウデのせいだろ)。
「原爆の父」と称される物理学者の半生を描いた作品。 上映時間3時間と聞いて、面白くなかったらどうしようと思い、逆に (日本人として) 面白かったらどうしよう と複雑な心境で臨みました。 その意味で、とても緊張感のある3時間であり、あっという間の3時間でもありました。 オッペンハイマー博士の苦悩が美化される事無く描かれ、また日本上映を意識したのであろう 遠慮?配慮?も感じられました。 彼の主観となる場面…
自分で言うのもアレですが、ご覧の通り 当ブログは とっても閑散としております (苦笑)。 自身の心情や行動記録として書き始め、続けて来たので、それはそれで構わないのですが (本当は寂しいけど … )、こんな辺境のブログでも ごく稀に訪ねてくださる奇特 (酔狂?) な方もいらっしゃるので感謝しかありません (深々)。 そんな 望外の喜びを胸に、他の方々のブログを返礼訪問する度に感じるのは、皆々様の写真掲載枚数の多さ…
恋人を殺された恨みを晴らすべく、何度もタイムループを繰り返す男の物語。 大体において ループものは、滑稽でコメディタッチが多いのですが、本作は至ってシリアス。 それが新機軸なのは認めますが、真面目なループの繰り返しは 段々 飽きて来ます (苦笑)。 役者陣は いい味出していましたが、匂わせる割りに回収しない伏線 (それじゃ伏線とは言えない) のオンパレード。 着想自体は良かっただけに 何とも残念。 やっぱタ…
タイトルを聞いて真っ先に思い浮かぶのは、サイモン&ガーファンクル の同名曲。 学生時代、せっせと ギターの完コピに励んだものです (笑)。 本作は、川村元気の同名小説 (既読) を実写映画化。 原作で直接言及はないものの上記楽曲に明らかなオマージュを感じますが、映画版では それを匂わせず 楽曲は 藤井風、人物の一部アレンジも見られます。 自分の心が解らない精神科医と、その 元カノ、今カノ が織りなす複雑な恋愛…
この世には、人の理解を超えた場所が いくつか存在します。 『 過去へと続く道 』 『 重力異常 』
もう何度も映像化された 古典SF小説の金字塔。'21 に公開された新シリーズの続編。 ほぼ全編 砂漠/砂塵が背景で 色味がないと見せかけて、言葉の情報量に圧倒されます。 長編小説を一気に読んでる様な没入感で、濃密だけど長さを感じない 166min!でした。 今回は、事前にアトレイデス軍オーニソプター(羽ばたき機?)のプラモ ↓ 作って 構造を把握し、万全の態勢で臨んだものですが、本編では 砂塵越しで よ…
娘の為に 殺人まで犯してしまった父親の奮闘記。 TVドラマ版を観てたので完結編も観ない訳には行かない (いや行ったけど)。 脚本の詰めが甘く 突っ込み所満載だけど、テンポが良く 2時間を飽きさせなかったのは評価して良いかも。 収穫は 元乃木坂46/ 齋藤飛鳥の意外な好演。 撮影後のインタビューで役について聞かれ、「私は人の感情が判らないタイプなので 何も考えずに … 」と答えていたのが 印象的です。 役者は、ある…
漫画家の鳥山明先生が 鬼籍に入られました (合掌)。 突然の訃報に驚きましたが、享年68歳にも驚かされました。 卓越した画力と 圧倒的なデザイン・センス。 私如きが軽々しく語れるものでもないですが、作家としての悔いは如何ばかりだったろうかと。 『ドラゴンボ-ル』は結果的に超ヒット作となったものの、初期の構想から軌道修正し ジャンプ王道路線を採り、ヒットしたが故に多方面のしがらみに縛られて、その後の創作活…
いつもは ジョウビタキの♀とばっか 遊んでたのですが、珍しく ♂が アピール?しに来てくれました (嬉)。 自慢の “紋付” を ひけらかしながらも、しっかりカメラ目線 (笑)。
原作は未読で、何の予備知識もなしに観に行きました。 他者には決して聞こえない周波数で鳴く(泣く?) クジラの孤独を、人になぞらえた作品。 52ヘルツでも 聴き取れる者には聴き取れるし、聴き取れる人でも聴き取ろうとしなければ届かない。 前半、志尊淳くんのセリフが何か浮いて見え、社会派なのか胸キュン系なのか中途半端な演技?だなぁと観てたのですが、途中で それら全てに有り余る理由があったと気付いてから 一気に…
暦の上では もう春。 この冬は、ジョウビタキ♀に 随分と遊んで貰いました。 同じ公園なので、たぶん同じ個体だと思われます。 だからなのか、何度も見つめ合いました (嬉)。
人には分かって貰えない、言っても理解して貰えない、そんな孤独を抱えた男女の出逢いと交流を描いた作品。男性は パニック障害、女性は PMS。 世間の無理解や 冷たさを訴えかける系の映画かな、と思いきや、至って淡々と時間が流れて行きます。 松村北斗、上白石萌音を配しながらも 恋愛臭は一切排除。折角 出逢えたお互いに感謝はしても、未来を縛られたりはしません。その絶妙な距離間が もどかしくもあり、愛おしくもあり…
コミック実写化に伴うトラブルの果て、原作者の漫画家が自死に至りました。 事が起きてしまった後では、故人のご冥福を祈るほかありません。 従前より、安易に原作コミックに頼り過ぎの映画/TVの風潮は危惧しておりましたが、人の命が失くなるというのは尋常ではありません(言い方を変えれば、人を殺してまで という事になります)。 TV局や出版社が著作権を軽視するなど言語道断であり、著作を好き勝手に弄られた原作者の苦悩…
織田信長の、歴代 居城をペーパークラフトで作成。 天下布武の足掛かりとした 岐阜城 最後の居城となった 安土城
写真を撮っていると、思い通りの状況にならない事も多いです。 特に、被写体と光源の位置関係。自分の方が動けば良さそうですが、それだと今度は構図が崩れてしまう。 でも、時には お助け効果となる事も。 ユリカモメ。陽に透けた羽根が綺麗で、まるで レントゲンみたいです (笑)。
いつの間にか 梅も咲き始めていました。 春は もう そこまで来ています。 咲き始めの こんな感じ 好きです(笑)。 紅と言うより、ピンクだよな。
先回の 素心蝋梅 は コミカル調だったので、今回は 真面目に撮ってみました。 完全な逆光だったので、ここは一つ ムーディに (笑)。 一つ一つ 咲き方も 花びらの形も 違って見えます。…
同名コミックの実写映画化。 合唱部の中学生が ヤクザに乞われてカラオケ指導するお話。 原作を先に読了していたので、映画に向いてるかなぁ との不安もありましたが、意外にすんなり入り込めました。 小気味の良い編集で こじんまり (←褒め言葉) まとまった、いい作品です。 何なら、原作よりも 温かみが出たかも知れません。演者たちの力でしょう。 実際に観るまで、どうしてもイメージが重ならなかった 綾野剛 も 予想…
素心蝋梅を見ていると、顔としか思えない連中に出逢います。 以下は、その ラインナップ (笑)。
この冬も、野鳥たちはいつもと変わらぬ姿を見せてくれます。 春を待つ メジロ @本門寺公園/大田区 陽光に透けた翼が美しい ユリカモメ @多摩川下流
やっぱ、緑色が一番 落ち着きます (笑)。
新年の誓い? として一念発起。永らく触れていなかった ギターを再開してみる事に。 本格的にやる訳でもなし 指も短いし、ミニギターで良かろう と始めてみたはいいけど … これでも学生時代は そこそこ弾けてたので楽観してたら 余りに久々な為、指先が鬼痛い、コード進行が追いつかない、という初心者の典型的な症状 (そりゃそうだろ)。 それに ミニギターだから 弦間・フレットが狭くて押え難い (←買ったのはお前だ)。 取…
新年が明けて まだ2日しか経っていないのに、もう 今年の10大ニュースの内 2つを占めるかも という事象が起きてしまいました。 被害に遭われた方々に お見舞い申し上げます。 時を巻き戻すことは出来ないので、連鎖しないことを ただ祈るしかありません。 ダイサギ @平和の森公園/大田区
戦争と不祥事に明け暮れた 2023年も暮れようとしています。 気候も 例年とは変なズレ方? で、冬鳥たちの姿も明らかに少なくなりました。 戦争も不祥事も気候変動も、全部我々の仕業なのは間違いありません。 とは言え人間を辞める訳にも行きません。 それら全てを含めて “地球” なのでしょうね。 でも、未だ身近な場所で 元気な姿を見せてくれる鳥たちも居ます。 さて、来年は …
カンヌ最優秀男優賞を獲った作品ですが、私には響きませんでした (役所さん、ごめんなさい)。 公園のトイレ清掃員の日常が淡々と描かれます。 毎日が同じ繰り返し、時折 思いがけぬ出来事に巻き込まれても、自分を見失わず やはり黙々とルーティンを繰り返す。 足らざるを知り 足るを知れ、と言いたいのかな と一応 解釈はしたものの、 主人公をトイレ清掃員とした時点で、底辺で生きる人も自分次第、と言いたげに見え、それ…
Merry Christmas ! クリスマス・リース by オナガガモ @ 平和の森公園/大田区
今年は残暑 厳しく、秋が来ないのかと危ぶまれましたが ちゃんと寒くなりました。 色鮮やかな紅葉も次第に散り始め、暖色の絨毯が そこかしこに。
言わずと知れた 稀代の英傑。 マリーアントワネットの斬首に始まり、セントヘレナ島で ポックリ逝くまでを粛々と描きます。 戦闘シーンは文句無しのド迫力ですが、そこは リドリー・スコット監督、崇め奉るだけの英雄譚にはしません。ナポレオンが終始 仏頂面で、観てるこっちがイライラして来ます (笑)。 軍略の天才的側面を持ちながら、それ以外は全部ダメダメで 喜劇的にさえ見える。 独裁者は、同時代こそ英雄扱いですが…
地球外生物 X が地球に大挙。 X は人間に擬態出来、決して危害も加えないので、多様性の国 アメリカは 一早く宇宙難民として受け入れを表明します。 SF仕立ては好きなので 敢えて予備知識入れず、サスペンス系かなと思って観始めました。 前半のテンポ感が悪く、あぁこりゃハズレかな~、と観ていたものですが … さて我が “日本” 、建前上 アメリカに追従する姿勢なものの 持ち前の島国根性で、区別という名の (自称悪気…
北野武 原作・脚本・編集・監督 ついでに主演の戦国合戦絵巻。 本能寺の変~山崎の戦い の、それぞれの道筋を独自の視点で描きます。 信長の苛烈な名古屋弁、戦国武将達のリアル? な衆道 を描いた初の映画かと。 突飛なフィクションと見せて、史実との辻褄合わせはちゃんと出来ているので、意外と素直に受け取れます。たけしならではのアドリブ応酬も挟みつつ、某大河の “どう〇る家康” なんかより よっぽど史実と乖離して…
この場合の “欲” は、欲望と言うより 癖(へき)/フェチの類です。 普通(?) とされている以外の癖(へき)を、変り者で済ますか、変わった性癖=即 “変態” と括るのか? それを 誰がどう判断するのか? 他人の迷惑を基準に置くとしても、マジョリティによるマイノリティの断罪はいつも正しいのか? 普通(?) と違う性癖=悪と見做すのなら、それを持って生まれた時点で即 罪人? そもそも、マジョリティ=普通 なのか? 一…
満を持して IMAX で観賞。 期待と不安 半々でしたが、いい映画です。 テイストとしては ゴジラが出る『永遠の0』と解釈しました。 ゴジラに興味なくても 十分楽しめる作品になってます。 ゴジラ映画で 初めてウルっと来ました (笑)。 敢えて、マニアとしての苦言を呈すなら、今作の (と言うか最近の) ゴジラの造形がどうも気に入らない (苦笑)。 まず 鳥脚 (所謂 爪先立ち)。 あの巨体 (体重) が直立で移動するなら ベタ…
永かったアニメ・シリーズが遂に完結致しました。 通算89話、足掛10年!スタッフの方々 本当にお疲れ様でした。 前半の 壁に閉じ込められたサバイバル劇から、後半は外の世界に舞台を移し、物語は一気にスピリチュアルな展開へ。 人類のあらゆる欲望と微かな希望が絡み合い、人の醜さが容赦なく浮き彫りに。 登場人物が多く 顔と名前覚えるだけで一苦労でしたが (苦笑)、それぞれのキャラが見事に立っており、その愛すべきキ…
映画制作が取り持つ、家族の再生 (再確認?) 物語。 時にカメラを通し、時に無意識に、次第に浮き彫りになる家族の真実。 カメラを向けられた時の自分は演じている? そもそも 人は生まれつき 他者に対して自分を演じてる? なら、真実(ほんとう) の自分はいったい何処に在る? 正しさ 〓 真実 〓 本音、何が本当に必要なのか? 主演の松岡茉優は少し力みが見えましたが、父親役の佐藤浩市は(父親の三國連太郎を彷彿とさせ…
テナー サックスで世界一のジャズ プレーヤーを目指す少年のサクセス ストーリー(日本編?)。 高音質音響方式で上映してる劇場で観たので、演奏シーンは 文句無く 半端なく 迫力有りました。 少年マンガの常道、数々の試練を乗り越え夢に向かって突き進む姿に感動を覚えつつも、題材が 狭くて深いジャズだけに、結局は 天賦の才が物を言う 階段トントン拍子にも見えたのは、何の才能も貰えなかったオイラのやっかみか (苦笑)。…
TVシリーズが面白かったので、ゆとり世代ではないけど観に行きました (笑)。 いや、宮藤官九郎の筆致 未だ衰えずです。 脚本の妙だけでなく、それを見事に体現出来る役者陣もまた素晴らしい (特に松坂桃李)。 ゴチャついたドタバタ劇ですが、昨今の世相や 日本の置かれた現状も国際色豊か? に描かれており侮れません。 普通って何? やっぱ 人生 面白可笑しく生きてこそ、ですね (笑)。
あの『ローグ・ワン STARWARS Story』の、ギャレス・エドワーズ監督 最新作。 AI と人類の共存という 古典的SFテーマを 最新映像技術を駆使しつつ 古典的テイストで描きます。 AI vs 人類 最終戦争 の図式に見えて、実は、人型AI との共存が確立しているアジア圏に対し、自称 正義の国 アメリカが 一方的に仕掛ける殺戮戦。 民間人の犠牲お構いなしの戦術は最早 ベ〇ナム戦争? 人類 (てか米国人) を残虐集団として描き、AI …
敬愛する 岩井俊二 監督の最新作。 路上ミュージシャン (自称キリエ) の過去〜別れ〜出逢い が描かれます。 観る前は、主演の アイナ・ジ・エンド(元BiSH Vocal) の 単なる壮大なPVと化しはしないか心配でしたが、観終わってみれば 見事に 岩井俊二の “小説” でした。 どんなタイミングで 誰と出逢うか、それは人生を大きく動かします。 出逢いに翻弄されてる様で、一番変わらなかったのは彼女かも知れない。 3.11の描写…
お気に入り 今泉力哉 監督の作品なので 期待して観に行ったのですが いつになく重苦しく、らしくないなぁ との思いが勝ってしまいました。 夫に失踪された妻が、夫の そして自分のの過去を手繰ります。人間、自分の事も判らないのに、他人を判る訳がない。 深層心理描写を期待したのですが、セリフの間が空き過ぎて ワンシーンが冗長に感じました。 また 会話劇中のカメラアングルも単調だったかなと。 期待値との落差と 描…
ビートたけしの恋愛小説が原作。 今どき携帯を持ってない女性との もどかしいラブストーリーが静かに紡がれます。 終始自然体の 二宮和也と、ミステリアスでスキを見せない 波瑠。 デジタルは 至極便利、アナログは 肌感覚。 ニノが 建築模型をせっせと作るシーンは 我が意を得たりです (笑)。 後半の展開は オーソドックスながら、ニノの涙には グッと来ました。 人生 何が起きるか判らない、そんな中での 出逢いは宝。 …
言わずと知れた傑作コミックの実写化。 原作 大ファンの私としては、頼む スベらないでくれ と祈る様な気持ちで臨みました (苦笑)。 で 正直な感想は、原作のエッセンスを損なう事なく上手く纏めたと思います (続編がある大前提だけど)。 海江田の 静 と 深町の 動 の対比も、立居振舞の演出に加え 白と黒のコントラストで描き分けており、私は好印象でした。 惜しむらくは、海中の 3次元戦闘の描写が判り辛い感が。更に欲…
大正12年 関東大震災直後の混乱期、在日朝鮮人の暴動が起きるとの流言が飛び交い、地方出身の行商人一行が 訛ってるのを理由に 一方的に朝鮮人だと疑われ、内 9人が惨殺された 哀しくも 愚かしい 実話を映画化。 訛りだけで疑った以前に、朝鮮人なら殺してもいいという発想自体に戦慄を禁じ得ません。また、同村に限らず同様の事件が多発してたろう事も容易に想像がつきます。 時代のせいでは決して済まされない、誰かの噂を発…
同名TVシリーズとは独立した 広島編。 今は令和だぜ、と言いたくなる様な舞台設定ではありますが、昨今の意外性だけが頼りのミステリー作品と違い、伏線も ココ試験に出るよ的な素直な描写なので、早目に犯人の目星はつきました (笑)。 でも 見所はそこじゃなく、探偵でもない 整(ととのう)くんの論理的思考と台詞回しの小気味好さでしょう。 菅田将暉の面目躍如といったところですね。
レースゲームで速い奴は 実車レースでも速いのか?という、レーサーではないけどゲーマーな私にとって夢の様な話(笑)。 これはもう観ない訳には行かない (いや行ったんだけど)。 レースシーンは文句なしの迫力だし、少年漫画の様な筋立ても 実話がベースだから文句は言えない(苦笑)。R35 GT-R nismo の全開走行が見れただけでも、私は大満足です。 ↓ 1/43 プラモの 超接写で バトルシーンを再現…
話題の TVドラマ 全10話 視聴。 スケール感たっぷりで 見応えのあるドラマでした。 でも、乃木の腕を持ってすれば ベキの急所外し射撃なんて朝飯前だろうし(遺体?確認も真っ黒コゲだし)、何よりジャミーンの伏線が未回収だし、続編制作は既定路線? &/or 映画化? てか、テント・メンバーの出で立ちは どう見ても スターウォーズのジェダイ (笑)。 なので 最後、乃木とベキが 日本で対峙した時は「Fa〜ther〜!」と叫びなが…
J事務所の記者会見 拝見。 当該事務所に限らず、ま〇〇営業や強要は ある(あった) でしょう。かのハリウッドも然り、性被害や人権問題は ここ数年で一気に世界規模で問題視されています。 当該J事例は、当該事務所の組織的問題・責任は明白ですが、当該事務所だけが再発防止を誓えばそれで済む話ではなく、いかにも閉鎖的な島国現象だと考えます。 当該業界のみならず、海の外には一切通用しない "本音と建前" "忖度" にま…
何の予備知識もなしに、斎藤工 “監督” に惹かれて観に行った本作。 念願のマイホームを買ってから、幸せ家族の歯車が狂い始め … 2時間枠? の弊害か、ホラーなのか サスペンスなのか 家族の再生なのか、テーマが散漫になった感も。 カット割り、構図は 私好みのカッチリした画面だったけど、後半 やや テンポが悪くなったのが残念。 でも、そこいらの邦画よりは ずっとシッカリ作られた映画だと思いました (これって誉め言…
インフルエンサーが 現実社会に曝され追い詰められて行く ネット社会の闇を描いた意欲作って事なんだろけど、作られた気持ち悪さより 本物のネット社会の方がずっと気持ち悪いので インパクト弱し (今更 ディープフェイクの悪用とか出されてもね)。 ユーチューバーは公人じゃないけど インフルエンサーなら公人? ネット社会の無責任さは相変わらずで、そこだけリアル。 玉城ティナの無機質な演技?に、実は 私自身がアバター…
65年前の特撮作品を 最新デジタル技術で修復して上映。 宇宙人と地球軍の攻防戦が描かれるのですが、私の知る限り スクリーンに初めて巨大ロボットが登場した映画ではないかと。 淡白なストーリーや 子供が描いた絵の様なデザインも、制作年度 (1957年って、オイラ未だ生まれてないぞ) を考え合わせれば 十分に許容範囲です。 今の眼で見ても、目を見張るミニチュア特撮シーンが多々ありました。 最新のデジタル技術は画質の…
人気コミック原作の実写化 第3弾 (まだまだ続きそう?)。 中国ロケとCGの適度な融合、重厚なキャストの競演で スケール感はたっぷり。 大ヒットスタートとの事で喜ばしい限りですが、邦画の限界? が見えてしまった気も致します。 大作になればなる程、どれも 演者の顔ぶれが似通ってしまい、本邦俳優陣の層の薄さが露呈してしまいます。 それはそれとして、前作は Ⅱ を謳ってたのに、今回 ナンバリングやめたの 何でだろ? …
夏はやっぱり 博物館 (そうなのか?) ※ 同日の行動ではありません。 ◇ 古代メキシコ展 @ 東京国立博物館へ。 メソ・アメリカに栄えた、マヤ、テオティワカン、アステカ 三文明の…
社会人時代の後輩から 数年振りに連絡が。 転職を決心した、と。オイラなんぞ てっきり黒歴史にされてると思ってたから、驚いたやら 嬉しいやら(笑)。 誰もが知ってる大きな会社を辞める決断は、想い出の分だけ重いで … どころじゃない苦悩があった筈です。 その勇気には心底感服するしかありません。 頑張れ! そして 成功したら 奢ってね!(笑) ↓ 踏み出す勇気 by カルガモ @洗足池/大田区
台湾映画『1秒先の彼女』を宮藤官九郎の脚本でリメイク。 いつもワンテンポ 速い〓︎遅い 男女のズレが生み出す奇跡の物語。 改題通り 男女の設定を入れ替えた以外は ほぼそのまま再現。 何よりキャスティングが絶妙で、岡田将生の瞳孔開きっぷり、清原果耶のスクリーン映え が半端なかったです(笑)。 面白かったけど、それは多分に元映画のお陰かな。 ↓ シャッター切るの、ワンテンポ遅かった (笑)。
老舗旅館を舞台に、何故か時間が 2分巻き戻ってしまう タイムループ・コメディ (笑)。 たった 2分じゃ 何もやり直せないし、堂々巡りの可笑しさだけでは話も持たないだろ、と思いきや、その 2分の繰り返しが 物語を進めて行きます。 ぴったり息の合った演者たち、見事な構成の脚本、リズミカルな編集 で 気づけば 巻き込まれた全員に感情移入していました (笑)。 低予算ながら、現時点で 私が今年観た邦画のNo.1 です。
暑い日が続きます。珍看板でも見て涼みましょう (?) …………… 一体、何屋さんなの? ………… だから、処方すんの?しないの?
歌舞伎町の探偵が FBIから宇宙人探しを依頼され … と荒唐無稽に始まる割に、市井の人々がバラエティ豊かに活写され、不思議なリアリティを醸し出します(笑)。 ヒドい奴、ダメな奴、マジな奴、いい奴 みんな引っ括めて、人の根っこなんて実は同じなのかも と思ってしまいました。 お◯カ映画に属するのでしょうが、私は十分に楽しめました。 乃木坂46/ 久保史緒里 の好演も予想外の収穫です。 にしても 伊藤沙莉、宇宙人相手…
ウルトラセブン展 @池袋PARCO (〜7/9) へ。 フロアの一角で こじんまりしてましたが、そこは 想い出バイアスで補完 (笑)。 初代ウルトラマンは 物言わぬ怪獣が相手だから 欠席裁判で裁くのは致し方ないけれど、セブンには コミュニケーション可能な宇宙人も多数登場し、ダンと宇宙人同士、本音で対話するシーンも多かった。結果的に物別れになるとしても、守る意義があるのか苦悩しつつ闘うセブンには 共感したものです。 本…
アメコミヒーロー(DCコミックス)の クロスオーバー的な作品。 今回の主役 フラッシュには特段 興味はないものの (おい)、バットマンが大好きなので観に行きました。 期待通り、バットマンは格好良く描かれ(喜)、ファンサービスも抜かりなく バットマン・スーパーマンの歴代俳優の姿も拝めます(嬉)。 これぞ、エンターテインメントというデキで、某 シン〇面〇イダーとは雲泥の差です。 映画は、作品と商品の両側面があり、前…
やっとコロナも一段落して、日常生活も通常モードに戻りつつありますが、 どっこい、裏地見る氏の戦争は 終息の兆しが見えません。 西側諸国の結束を よりを固める結果にしかなっておらず、失敗以外の何物でもありません。 そもそも 戦争には勝敗しかなく、成功も失敗もないと思いますが … ウクライナへの供与が決まった兵器たち。 彼らが休める日は来るのだろうか、そんな事 考えながらプラモを作りました。 M2A2 ブ…
カンヌ映画祭 脚本賞受賞(坂元裕二氏)& 故坂本龍一氏の音楽でも話題の 是枝裕和監督 最新作。 所謂モンスターPの話かな、と思いきや、そんな甘い代物ではありませんでした。 先入観 → (実質)欠席裁判 → 判決、の危うさ、怖さが リアルに描かれます。 被害者〓加害者 の関係性も、視点をちょっと変えただけで簡単に覆る、そして 決め付けたがる輩は 手の平返しもまた見事に早い。 何たって欠席裁判が好きだから、自称被害者…
水道局員の、料金滞納者への停水執行を軸に、渇いて行く人の心と その先の かすかな光の物語。 フィルム撮影の粒状性も 渇き感に一役買ってます。 (最近よく耳にする) 親ガチャ、子供の立場では そうとしか思えないであろう現実、大人の用意する救いは 本当に救いになっているのか。 役と同化したかの様な 生田斗真 が素晴らしく、光のない瞳と 輝く瞳 の両方を見事に体現していました。 渇いてるけど ヘビーな、いい映画で…
間違いなく 紫陽花の季節。 私は天邪鬼なので、紫陽花っぽくない紫陽花写真を撮ってみたくなりました (何故?)。
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さぁて そろそろ地元を抜け出し あちこち動き出すか と思い立ち、休止していた 城郭巡り を再開。まずは、手始めに埼玉県は 行田 (ぎょうだ) へ 行くだ (笑)。 お目当ては、【 忍城 (おしじょう) 】。 〓『のぼうの城 (共同監督 樋口真嗣!)』の舞台であり、あの秀…
先週観た、ゴジラ・THE・アート展の余韻そのままに amaz〇nで メカゴジラ (1993年版) のプラモを ポチッとな (笑)。 すぐに届いたので、すぐに作りました ( 鉄は熱いうちに打て … いやプラだけど )。 折角なので、昔 UFOキャッチャーでゲットした ゴジラの胸像と組み合わせて 特撮っぽく。 人は、年齢と共に 色んな物から卒業して行くと言うけれど、全然そんな気は起きません (笑)。
近隣の公園で 新緑を眺めていたら、ふと ビージーズ の “ 若葉のころ First of May ” が想い出されました。 〓『小さな恋のメロディ』の挿入歌で、名曲 “ メロディ・フェア ” とのカップリングでシングルカットされましたが、本国イギリスでは “若葉~” がA面として、一方 映画が大ヒットした日本では 主題歌の “メロディ~” の方がA面に、という面白い現象? も起きました。 そんな、何度も観た 懐かしい同映画…
偶然 出逢った二人の 恋愛感情の揺れ動きを描いた作品 (原作小説は未読)。 どうにも タイトルが『あの日見た花の名前を 僕達はまだ知らない』を連想させるのが 自分的には微妙 (笑)。 男女の恋愛模様ゆえ、それぞれの告白シーンがあり、見せ場でもあるんだけど、各々のセリフが兎に角 長い、まるで舞台演劇の様相で、それでいてアップを多用するので、却って現実感が希薄となり、感情移入 出来ず終いでした。 小説であれば、…
ゴジラ生誕70周年を記念した表題展が 六本木ヒルズで開催されており、大の ゴジラ・フリークの私としては これはもう 行かない訳には行かない (いや行ったけど)。 見慣れたゴジ…
鯉のぼり 屋根より低く なりにけり アオスジを 立てて怒るは ヒトばかり
いつの間にか 藤の季節になってました。 昨年は 3枚組で「ふじさん」と題したので、今年は 6枚で (笑)。 てか来年、どうしよ? あまり 枚数 載せるの趣味じゃないんだよなぁ …
Netflixで独占配信が始まったので早速観賞。 往年(1975)の 名作パニックアクション作品をリメイク (と言うより リブート)。 敬愛する 樋口真嗣 監督なので 観に行かない訳には行かない (いや 配信作品だから 行かないで自宅で観たけど)。 旧作へのオマージュたっぷりで、旧作映像も巧みに入れ込む辺りは 流石 樋口監督。 犯人逮捕に至る道筋が若干ヌルッとした感あったけど、それを補って余りある救出作戦のスリリングな演出…
ここ、東京都大田区には 我々凡人の想像力を遥かに超越した施設があります。 ◆ よっぽど スゴい クリニックなんだろうなぁ … ◆ よっぽど スゴい 動物病院なんだろうなぁ ……
またもや 坂元裕二 脚本に惹かれて観に行った作品。 時空を超えたラブストーリー といった所でしょうか、前半は 散々コスられた展開なので 退屈気味でしたが、後半グッと良くなりました。 良くも悪くも男女2人だけの展開に加え、時折垣間見える お花畑感は女流監督ならではか (← 今時 セクハラだっての!) もし仮に、人生を巻き戻せるとして、あの時 出来なかった努力が 今度は出来る様になるものだろうか、などと自分基準で…
私の大のお気に入り 岩井俊二監督の往年 (30年前 ! ) の名作がリバイバル上映。 過去 何度も観てるけど、4Kリマスターを言い訳に 映画館へ (笑)。 当り前ですが、故 中山美穂も 豊川悦司も 酒井美紀も 皆 若く、返ってそれが 自分も回想シーンに浸ってる錯覚? を生み、没入深度が より高まりました。 昨今流行りのドラマチックな演出 (冗長な号泣シーンとか、いきなり土砂降りになって傘も差さずに歩き続けるとか … ) などな…
美人三姉妹 (広瀬すず、杉咲花、清原果耶) の恋愛模様ってだけなら食指は動きませんが、坂元裕二 脚本に惹かれて観に行きました。 何と 想像は的外れもいいとこ (笑) で、まず姉妹じゃなかったし、恋愛要素は全くゼロではないものの 完全なファンタジー (Un-Science Fiction?) の部類でした。 “片思い” ではなく、“世界” の方に重きが置かれた内容ですが、これ以上書くと即ネタバレになるから、ストーリーには触れません (…
春は 頭のおかしい人が増えると聞きます。いつか自分もその仲間入りを果たすのかな。 公園を散策してたら、翼を授かった植物に逢いました (レッ○ブルでも飲んだのか)。 この先 株価は…
今年も “沿道の桜” の季節が やってまいりました。 連日の雨続きに、すっかり出遅れた感がありますが、急いで慌てないと散ってしまいそうなので、いつもの様に マニュアル・マクロ 1本勝負。 <…
国立科学博物館 特別展『古代DNA/日本人のきた道』へ。 ゲノム解析の進歩により、歴史学(人類学?)と考古学の整合性が格段に進化した今、日本人のルーツをあらため…
平和の森公園 (大田区) の池で、イルカを発見。 近くの、しながわ水族館から 脱走して来たのかな。 *良い子のみんなは真に受けないでね。今日はアレだし、カルガモの潜水採餌だから (笑)。
すっかり 春らしい陽光になりました。 散歩中 (チャリだけど) に見かけた 花たち。 いいなぁ と思っても、花名は さっぱり判りません (← 調べろよ)。
女子大学生コンビ (先輩:平祐奈・後輩:久保史緒里) の、互いのもたれ合いと 焦りの日常を綴った作品。 成りたい自分を思い描ける年代と 出来る事の限界が見えて始める年代の狭間で揺れ動く二人。 やっぱ、久保史緒里の喜怒哀楽には惹き込まれてしまいます。予想を上回る いい映画でした。 前半は ユルふわコメディーで、二人の距離感 (バディ感?) が 〓『ベイビーわるきゅーれ』っぽいな と思ってたら、同じ監督でした (笑)…
物事には 必ず 起因 = “きっかけ” があると思います。 趣味のプラモを作りながら、歴史を 咀嚼~反芻 するのもまた一興。 【 旧日本海軍 戦艦 三笠 (シールズモデルズ 1/700) 】 日…
梅にメジロ、流石に撮り納めかな。 基本的に メジロは、動きものより 花との対比で絵画っぽい方が似合うと思っています。 でも、撮り続けていると、あ 飛ぶかな、という初動の感覚が伝わって来たりして、タイミング良くシャッター切れた時の一体感は快感です (← 向こうはそんな事 思ってねぇよ/苦笑)。 でもまぁ、写真なんて 所詮 自己満足の世界ってことで … (笑) 寒かった冬に別れを告げ 旅立つ メジロくん。
紫陽花の季節。 雨が似合う花だけど、陽光を意識してみました (ほんと天邪鬼/笑)。
前章を絶賛した記憶も新しい、人気コミック原作アニメの完結編。 突然の、地球外生命体の母艦出現から3年。それが上空に在るのが すっかり日常化。 地球外生命体を、訪問者ととるか 侵略者ととるのか。 第三者の立場で見てる分には、劇中の同胞の程度を軽蔑するのは簡単です。 頭は良いけどバカな人類の殺戮行為がこれでもかと描かれ、目を背けたい半面、今も人間同士で同じ事やってんじゃん、と 諦観にも苛まれます。 “…
「 カマキリ、どぉ~こだ?」 「 モンシロチョウ、どぉ~こだ?」
東京港野鳥公園で出逢った ふシギな シギ(鴫) たち。 【 チュウシャクシギ (中杓鴫) 】 念の為 注釈しておきますが、注釈鴫ではありません (当たり前だ)。 下方に反った嘴 (=杓)が 特徴の 中型の杓鴫です。 他に こしゃくな コシャクシギ、大型の ダイシャクシギもいます。
う~む、そろそろ扇風機 出さないとな。 試験管ブラシ、久しく見てないな (て言うか 試験管自体もね)。
娘(6才)が突然行方不明となり、苦しむ母親を軸に その夫・マスコミの偏向報道・世間の反応 が描かれます。 夫婦間の苦悩・生じる微妙な温度差等、言いたい事は判るものの、SNSの誹謗中傷や 下衆な世間なんて 現実世界の方が遥かに先行ってるから既視感しかない。弟の心の闇の秘密や 地方局の劣等感の描写等、皆がそれぞれ悩み抱えてるのも判るけど、散りばめ過ぎは かえって主題が散漫になるだけかな と。 石原さとみ が 半狂…
あの「孤狼の血」の白石和彌監督が時代劇に初挑戦。なので バイオレンス寄りになるかと思いきや、びっくりするくらいドッシリと腰を据えた とても見応えのある作品でした。 (昨今流行りの) コメディに振る事無く、下町人情や 武士の矜持を丁寧に描き、また 剣戟シーンのみに頼る事無く、静かに緊迫感が漂う演出は見事と言う他ありません。 主演の 草彅くんは、飄々と見えて 決める所は超絶格好良く、本物のサムライでした。 …
言わずと知れた SF映画の金字塔、オリジナル最新作。 旧作は全て視聴済み、多大な期待を胸に臨みましたが、ただただ冗長で退屈な 145minでした。 これまでの 人類vs猿の図式は薄まり、ほぼ 猿vs猿の争いに。なので、これまでの “ 奢れる人類 久しからず ” 感は希薄に。しかも今作の猿たち皆 全裸で 歩行も四つん這いだから ちっとも新盟主に見えない (旧作では甲冑を身に纏ってシャキッとしてたのにね)。 そんな猿同士の人…
◆ 鯉のぼり 晴れて川面に 里帰り ◆ タカに小判? 愛鳥週間だからか … ?
元乃木坂46 高山一実 の小説デビュー作 (未読) をアニメ映画化。 宣伝ポスターは、アイドルを目指すサクセス・ストーリーっぽいですが、それは半分アタリで 半分ハズレ でした。 現役アイドル (執筆当時) ならではの視点を活かしつつ、女子特有の “共感” の押売り、売名目的のボランティア参加等、百も承知の楽屋裏は、女社会で生き抜いて来た彼女 (高山) の恨み節にも聞こえてしまいました。 性格の良し悪しは二の次、全て…
日台合作の 静かな ロードムービー (監督 : 藤井道人)。 台湾男性と日本女性の、偶然の出逢いと 必然の別れが、両国の旅情を重ね合わせて丁寧に描かれます。 岩井俊二監督の名作『Love Letter』が小道具? として使われ、本作品も どこかしら 岩井映画に似た抒情が漂います。 懐かしさと もどかしさに 悔しさが入り混じる不思議な没入感でした。 観る前はダサいと思ったタイトルも、観終わってからジワジワ効いて来ます。 も…
『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督 最新作。 自然に囲まれて慎ましく暮らす町に、突然 グランピング場 建設計画が。 住民側・開発側 それぞれの言い分は平行線 (てか グランピング=自然との共生? とか意味判らんのだけど)。 描くのは二極対立の構図か… と思いきや、そんな生易しい作品ではありませんでした。 衝撃的なラストの解釈は、自分なりに考察しましたが、きっと十人十色になるでしょう。 でも、それこそが…
近所の公園で、藤 が綺麗に咲いていました。 もっとフワフワしたイメージ持ってたけど、近くで見ると意外にカッチリしたシルエット。 光と藤の シャワー。
春の花は 桜だけじゃないぞ、と言いたげに あちこちで色彩を放ってました。 自分的に 白い色は珍しいのでは と思ったので、透過光で儚げに。 緑地の片隅に、鮮やかな 異彩。
浅野いにお の コミックを 全2章でアニメ映画化。 題名や絵柄の印象に加えて 単純そうで不明快な内容は、いかにも賛否が割れそうですが、私は絶賛します。 地球外生命体の巨大な母船が突如出現し 上空に停滞。無思慮で うろたえる大人達。そんな非日常を 日常として過ごし始める逞しいJK達。 黒船来航に慌てた昔の我が国を彷彿させますが、パンデミックに苛まれた現代社会にも見事に通ずる世界観で、原作執筆が コロナ前だ…
春は、恋の季節。 あぁもうモンシロチョウの季節か、と 近付いたものの 最初見た時は、うわ 前後に頭があるっ … と 怯みました (いやマジで/苦笑)。 カメムシだって、恋もします。 …
人は人、鳥は鳥。 でも、似ている所もある様です。 レンズを向けたら、気さくに片手を挙げて「いよぉ!」と挨拶してくれました。 人間界の春闘は ほぼ横並びの満額回答に終わりました…
天気も良かったので、近所の沿道で 桜の撮り納め? でもイメージしてたより 花びらが白いので、写真になると 記憶よりも色味がアッサリとしてしまいます (←いや ウデのせいだろ)。
「原爆の父」と称される物理学者の半生を描いた作品。 上映時間3時間と聞いて、面白くなかったらどうしようと思い、逆に (日本人として) 面白かったらどうしよう と複雑な心境で臨みました。 その意味で、とても緊張感のある3時間であり、あっという間の3時間でもありました。 オッペンハイマー博士の苦悩が美化される事無く描かれ、また日本上映を意識したのであろう 遠慮?配慮?も感じられました。 彼の主観となる場面…
自分で言うのもアレですが、ご覧の通り 当ブログは とっても閑散としております (苦笑)。 自身の心情や行動記録として書き始め、続けて来たので、それはそれで構わないのですが (本当は寂しいけど … )、こんな辺境のブログでも ごく稀に訪ねてくださる奇特 (酔狂?) な方もいらっしゃるので感謝しかありません (深々)。 そんな 望外の喜びを胸に、他の方々のブログを返礼訪問する度に感じるのは、皆々様の写真掲載枚数の多さ…