建築士(経歴27年)|「大人の楽な暮らし」を発信中。昭和23年創業材木店が母体。木にこだわり有。リピートのお客様と紹介がほとんどなのが自慢。建築士の夫と子供と3人暮らし。 🔶HP https://www.i-itaya.com/
#011_「性能」と「暮らし」のあいだ。それが暮らしやすい家づくり
■ 「性能」と「暮らし」のあいだ 家づくりで大切なことのうちの1つ、「耐震性」「断熱性能」などの性能。 建築士や工務店にどれくらいの性能がよいか相談・依頼すれば、しっかりと計算して安心できる家をつくってくれます。たとえば、耐震等級3を取得すれば、大地震にも耐える構造が確保されますし、断熱性能や日射遮蔽や取得が良ければ、エアコンの効きがよく光熱費も抑えられます。こうした“数字で測れる性能”は、プロがしっかり確保してくれます。 でも、「その家で、どう暮らしたいか」 「どんな時間を過ごしたいか」 これは、あなたにしかわかりません。 性能が良い家=暮らしやすい家、と私は考えていません。
#010_新築するなら【耐震等級3】、安全面以外でもおすすめな理由(50代の家づくり)
家を建てるとき、当たり前に考えたいのが「家族の命を守ること」。 特に50代からの住まいは、“これから長く安心して暮らす場所” 。それには、安全性が重要です。 しかし! それだけではありません。 今回は、ぜひ知ってほしい【耐震等級】の、【安全面以外でもおすすめな理由】についてお話します。 ▷まず、耐震等級ってなに? 耐震等級とは、地震に対する建物の強さを3段階で示す指標です。(新築時) 🔸耐震等級1(最低限) ・2000年改正の現行建築基準法を満たす、いわば「命を守る最低ライン」 ・震度6強でも倒壊しないレベル 🔸耐震等級2(中程度) ・等級1の1.25倍の強さ ・病
#009_うちの家、大丈夫?50代から考える“わが家の耐震診断”。大阪市の補助金の例
地震速報を見るたび、ふと思う。「うちの家って、大丈夫なんかな…?」 「ニュースで地震速報が流れるたび、うちの家、大丈夫?って思うねん~。」 というお話、よく聞きます。 50代は、子どもが手を離れ、自分自身の暮らしを見つめ直す時期。 だからこそ今、「家の安心」も見直してみませんか? そもそも“耐震診断”って何? 耐震診断とは、家が地震にどれくらい耐えられるかをチェックするもの。 特に木造住宅においては、経年劣化も大きく影響します。 大事なのが、建物の耐震診断による「上部構造評点」。 これは、柱や梁、壁など建物の構造上重要な骨組み部分の「耐震の基準を点数」で表したものです。
#008_50代でリフォームを考え始めたら。後悔しないために「自分の本音」に気づこう
50代は「自分の本音」に気づくとき 50代になると、自分の暮らし方の癖や好みが、だんだんとはっきりしてきますよね。 「私はこういう動線じゃないと動きづらい」 「この素材、この照明、こういう空間が落ち着く」 そんな感覚が、若い頃よりもクリアになってくる時期だと思います。 だからこそ、このタイミングで「本音の暮らし」に目を向けてみるのは、とても大切なんです。 「着飾る暮らし」より、「本音の暮らし」を大切にしたい インスタや雑誌で見かける、センスのいいインテリア。 憧れますよね。 こだわり抜いたデザインのおうちは、とても魅力的に映ります。 でも、その前に! あなたの「本音」を聞か
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#007_”普通の家”ってどんな家? “普通の家族”ってどんな家族?
家づくりの相談をしていると、 「 ”普通の” 間取りでいいです」 とおっしゃる方が少なくありません。 でも、その “普通” とか “一般的” とか “平均的” って、 いったい誰の基準なんでしょうか? 実は、“普通の” 住宅の多くは 一見、“平均的な暮らし”に合わせて作られているように見えるけれど、 ・購入者がローンで支払える価格帯 ・それにあった土地の面積と建物の面積 ・建てる側が効率よく工事できる同じ間取り ・夫婦、子供2人の家族構成という ”普通の家族” それらの条件を掛け合わせて「これなら売れるだろう」と設計された家が “普通の家”として並んでいるのが、今の住宅事情だと
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#006_ 50代から考える!広すぎる家の活用法と住み替えのポイント
子どもが独立した後など、住む家族の人数が少なくなった後、「広すぎる家に住み続けるのはどうなんだろう?」と感じることもあるかもしれません。掃除が大変、部屋数が多すぎて使いきれない、なんて悩みも。でも、広さをポジティブに活かす方法だってたくさん!今回は、広すぎる家をどう活用するか、考えてみましょう。 ① 余った部屋を楽しく活用! 今の家に住み続ける場合、空いている部屋を有効活用。趣味の部屋やホームオフィス、ゲストルームなどにリフォームすれば、スペースがもっと楽しくなります。例えば、書斎があれば在宅ワークもはかどるし、アトリエなら趣味の道具を広げられます。広さを「持て余す」ではなく
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#005_大人世代はキッチンをオープンに!ただ、本末転倒にならないように注意して。
🔶 キッチンをオープンな対面型にして、家事も会話も楽しもう! キッチンをオープンな対面型にすることで、家事も楽ちんに、会話も楽しく!大人世代の私たちにとって、家族以外の人との交流を大切にすることは、若々しく、元気に過ごす秘訣ですよね!キッチンをオープンにすることで、家族やお友達との距離もぐっと縮まり、料理をしながら自然と会話が生まれます。 ■ 夫婦2人暮らしも会話が弾む! 二人暮らしの夫婦にとって、対面型のキッチンはぴったり。料理をしながらも、リビングにいるみたいに会話が楽しめるのが魅力。日々の何気ない会話が、ふたりの絆を深め、キッチンが家の中心に! ■ 1人暮らしもラクラク
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blog【本】「DIE WITH ZERO」これは“お金の話だけじゃない”とおもった話。
去年、友人に勧められて読んだ本『DIE WITH ZERO』に深く心を動かされました。 この本は、「死ぬときまでお金を使い切って、ゼロで人生を終えよう」という内容。 「お金は、若いうちに経験に変えるべきもの」という考え方にも共感したし、「子どもに渡すなら、すごい早めに、もちろん死ぬ前に」とも書いてありました。 でも、私が特に感じたのは、これは“お金の話だけじゃない”ということ。 たとえば、「知識」も「体力」も、そして「人とのつながり」や「想い」も。 使わずに残しておくより、自分の人生の中で、誰かの役に立てたり、楽しんだり、分かち合ったりして“使い切る”ことが大事なんじゃないか、と。
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# 004_転ばぬ先の“裏テーマ”!50代・60代から考える、未来にやさしい家のリフォーム
■ 大人生活の“裏テーマ”を考えよう! 50代の生活が始まったら、暮らしやすい家にするために間取りや動線を見直してみましょう~!リフォームする際は、特に「将来も安全に過ごせる」家づくりが大切です。さっそく、具体的なアイデアをお話しします~! ■ 「裏テーマ」で将来、「もしもの時」に備えた配置を。 50代・60代でリフォームを計画する際には、将来「もしもの時」に備えた配置をシミュレーションしておくと、安心して暮らしやすい空間を作ることができます。「もしもの時」家具をどのように移動するとよいのかな?、なども考えておくとベストですよね。特に、寝室とトイレは同じ階にしておきまし
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#003_美容も健康も家計も!「窓の断熱リフォーム」が大人の暮らしを変える理由
寒さの冷え、つらいですよね…。 冬でもぽかぽか快適に!窓の断熱リフォームのすすめ 寒い冬、家の中で「なんだか足元が冷える」「暖房をつけても寒い」と感じることはありませんか? それ、もしかすると窓の断熱が不十分だからかもしれません。 家の中が暖かいと、寒さを気にせず快適に過ごせるだけでなく、気持ちも前向きになり、日々の暮らしの充実度がぐっと変わります。 朝起きるのが楽になったり、ちょっと動くのが億劫でなくなったり、こたつが不要になったり。何気ない毎日が少しずつ快適になりますよね。それは「暮らしを整える」ためにも必要な要素です。 「暖かくて心地よい暮らし」を叶える方法のひとつが、断
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#002_子どもが巣立った後、家をどうする?今から始める住まいの見直しリフォーム
◆子どもが巣立ったタイミングがチャンス!今の家、これからの生活に合ってる? 子どもたちが独立して、生活スタイルが変わると、今までの家が自分たちの生活にぴったり合わなくなってくることも。でも、このタイミングって、実は家の見直しをするベストなタイミングでもあるんです。今回は、大人の皆さんにとって、家の見直しを始めるベストなタイミングについてお話しします。 ◆大人世代は家の見直しを始めるのにちょうどいい時期 大人世代に入ったけど、まだまだこの時期は、体力的にも気力的にもまだ無理なく動けるし、これからの自分の生活がどうなるかを考えるのにもぴったり。さらに、まだ働いている時期ですと資金面
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#001_大人の暮らしは“肌触り”重視?! 自然素材のインテリアデザイン、床フローリングで整える快適空間リフォーム
「インテリアデザインって、やっぱり見た目が大事?」と思っている方も多いかもしれません。でも、大人の暮らしを本当に快適にするのは“肌触り”なんです。 例えば、洋服。化学繊維のシャツより、ふわっと柔らかな綿のTシャツのほうが気持ちいいですよね?住まいも同じで、触れる素材ひとつで心地よさが変わります。 特に大きな面積を占め重要なのが「床材」。毎日素足で触れる場所だからこそ、無垢材を選ぶことで体感温度がぐっと変わります。複合フローリングに比べ、一般的に無垢材は冬にひんやりしにくく、夏はさらっと快適。まさに「暮らしを整える」ための大切な要素なんです。 では、大人はどんな無垢材を選ぶといいの
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blog_【家事セラピスト】「持っているけど使わないもの」は何ですか? から広がる暮らしの話
「持っているけど使わないもの」って何ですか? 今日は、大阪で活動する、家事セラピストたちが、技術向上のために定期的に集まり、話し合う場を持っています。 第3回(だったかな?)のテーマは「持っているけど使わないもの」。 「持っているけど使わないもの」から広がり、単なる片付けの話ではなく、暮らしや人生の在り方にもつながる、深い話になりました。 内容を少しご紹介。 ーーー ・家じまいで、何を残しておくか ・空き家の固定資産税について ・年齢を重ねることは、良い意味で可能性がなくなっていく。あきらめることができることがメリット ・捨てようとも、残そうとも思っていない、意識下のもの
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#000_女性建築士が考える「大人の暮らしやすい」って?大人のリフォームのコツは?
■ 40代から50代になると、暮らしや家に対する考え方が少しずつ変わってきます。 子どもが巣立ち、夫婦二人の時間が増えたり、一人暮らしを続ける中で、これからの生活をより快適にしたいと感じることが多くなるかもしれません。 家族と暮らしている人も、一人で暮らしている人も、それぞれの暮らしに合った「暮らしやすさ」を考えたいですね! 私も50代になり、その変化を実感しています。若いころは、デザインを重視していましたが、今は、肌触りなどの心地よさ・安心感・健康・安全の大切さを、より意識するようになりました。 ■ 住まいの環境は、暮らしの「質」に大きく影響します。 だからこそ、大人になった
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