診断用X線管 について

診断用X線管について1.X線空間強度分布はターゲット角度で異なり、管電圧、ターゲット物質及びその厚さにより決まる。2.ターゲット角度が小さいほど実焦点面積は大きくなる。3.最大許容入力は実焦点面積に比例する。4.負荷曲線は連続負荷時の陽極の熱許容蓄積を示す。5.ス

水痘・帯状疱疹ウイルス

＜水痘・帯状疱疹ウイルス＞ varicella-zoster virus(VZV)ヘルペスウイルス科(DNAｳｲﾙｽ)初感染の小児が水痘を(外因感染)、潜伏感染している大人では帯状疱疹を(回帰感染)起こす。病原性水痘は小児期の代表的なウイルス感染症のひとつ。未感染小児が感染すると高い頻度(70～80

Fallot四徴症

Fallot四徴症について複合心臓奇形の代表格。先天奇形の7％を占める。特徴肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大。これらは円錐中隔が前方に変位したことによるものである。心臓カテーテル所見右室圧上昇（右室圧＝左室圧）右室圧・肺動脈間の圧較差大動脈の酸素

脳血流シンチグラフィー

1）集積機序 ＝レセプター結合(IMP)、受動拡散 拡散と浸透圧(HM-PAO、ECD,Xe)＝123I-IMPは中性の脂溶性物質で、脳血液関門を通過して最初の循環でほぼ100％脳組織内に取り込まれる。一度取り込まれた123I-IMPは長時間脳組織にとどまり、さらに脳内分布は局所脳血流量に比例