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ロストテクノロジーとも言えるイニシエの情報通信技術を古文書を通して探究し、温故知新を通して未来を見る(見えるのか?)ブログ

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2024/07/03

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  • WARCバンド対応のTS-180

    以前WARC未対応のTS-180について、10MHz送信対応の方法を書いたような気がするのですが所有機がいつの間にかWARC対応機に入れ替わっています。TS-180は120と130の間に発売されたリグで、発売当時バンドが追加される情報はトリオに入っていたようで、AUX1, AUX2という使い道のないバンド設定が設けられていますが、WARC対応のTS-180ではこれらの周波数にとってつけたようなシールが貼られています。ちなみにですが、いわゆるバンド...

  • TS-900の電源、PS-900のスピーカーの交換

    伝説の気品溢れる無線機、TS-900ですが、電源も気品に溢れています。あえて手を加えるのは良くないような気がしますが、今回、電源内蔵のスピーカーを交換してみました。ケンウッド(トリオ機)に限らず、無線機のスピーカーは鳴るんデス的な、外見は綺麗でも中はシャーシに直付けのフルレンジ、「これで鳴る! 以上!」的なものが多いというか、ほぼ全てなのですが(これはTS-950のオプションスピーカーSP-950ですら、「スピーカ...

  • 古い(約50年前)のCQ誌の処理

    古いと言っても、以前ここで書いたような昭和21年とかそういう古さではなく、今から50年前、半世紀前のCQ誌の処理の顛末です。この頃のCQ誌は接着剤による製本で(今と同じはず)、これがパリパリに割れて読むとバラバラになります。パラパラになってページを失ったりすると後で後悔することになるかもしれないので、落ち着いて読むべく処理をしました。例えばこんな1973年6月号のCQ誌です。パラパラ見ると広告も興味深いのですが...

  • いつかはBird 43

    これを読んでいる方の中には持っておられる方もおられるかもしれませんが、高周波電力計のBird 43に惹かれています。スラグ(エレメント)と呼ばれるユニットを差し込むことで各種周波数の電力をフルスケール5Wから最大250kW??まで測定できるもので、差し込む方向を逆にすると常時反射電力を測定できます。例えばHP(Agilent, Keysight)等とは筋が違うもので、私は今まで無縁でした。(身近に触ったことがない)ここなんかを見ると、...

  • 2024ハムフェアレポート

     13時に帰宅してシャワー浴びてくつろいでいるわけですがハムフェア行ってきました。会場が微妙に不便なGYM-EXで、私は従来通り埼京線で国際会議場まで行って、ゆりかもめに1駅乗って会場にゆきました。会場の写真は何もない(見るのが必死)のですが、八重洲とアイコムが新製品を公表したのは帰りのXで見ました。いつもながらの風景(あのFT-102は去年も見たような、あのドレークも去年も見たような)だったんですが、イン...

  • 小ネタ:伝説のTS-900とTS-950SDXの比較

    伝説的なリグであるTS-900を入手してしまったりしています。当時、海外の為替で定価設定してしまった結果、日本円であまりにも高価で国内では余程の富裕層しか購入しなかったリグだと思います。このリグは既にかなり手を加えており、その記事も書くかもしれませんがとりあえずTS-950SDXと比較してみました。SDXで聴こえる信号はちゃんと聞こえます。同時期の520とは全然違います。ダイヤルのギミック(3桁目が820や180のように文...

  • 軽量SFAケーブルの罠?

    私が昔無線をしていた頃には存在しなかったSFAというケーブルがあります。5D-SFA Liteのようなケーブルで、超軽量(スカスカに軽い)上に5DFBよりも低損失という素晴らしいケーブルで、私の家でも結構多用しているのですが、このケーブル芯線がアルミ(に属する軽金属)に銅メッキを施したものという罠があります。スキンデプスがメッキ厚以下になると実際芯線がプラで金メッキでもかまわんわけですが・ねじれに弱い・芯線のメッキ...

  • 小ネタ:真空管ファイナルリグの正しい使い方

    数は少ないですが、21世紀に初めて真空管ファイナルのリグを使う人もいるかもしれません。ここで書くことは真空管世代の高齢者には常識的ですが、念の為書いておきます。真空管ファイナルリグの出力はπマッチで、生まれながら真空管の出力インピーダンスと端子のインピーダンスを整合するマッチング回路(インピーダンスチューナー)が入っており、100Ωやさらに150Ω程度の負荷インピーダンスには「整合」を取ることができます。た...

  • 超小ネタ:名機? 銘機? 名器????????????

    鍵垢のSNSで書いた話題なのですが、各種ブログ・ウェブサイトなどで良く出来た機械、名品のことを名器と真面目なお爺さん?が書いているのを見ることがあるのですが、私個人的には(そのSNSを見た人も同意されていましたが)名器という言葉はとてつもなくエロティックな感じを覚えます。疑う方は、この言葉でgoogle検索してみてください。少なくも陶磁器のような「器」以外にこの言葉を使うのは誤用だと思います。その他気になるの...

  • 小ネタ:ソラとウミ

    ソラと見て、「あ、真空管ね」とすぐ思う人はもうこの世にいないかもしれませんもう80年前の真空管です。私が持っているのは残念ながらヒーター断線の不動品ですが、空気は入ってないと思います(ゲッターがないのでよくわからない)「ソラ」は究極の物資難の中作られた真空管です。普通、プレートや配線は銅あるいはニッケルやタングステンやモリブデンの合金が使われていますが、この真空管は「鉄」が多用されています。(もしか...

  • 最々最初期のCQ誌(古文書)

    たまにはハンダゴテの電源を切って、所有の古文書を紹介します。古文書は誠文堂新光社の場合、国会図書館のサイトでリモート閲覧可能ですが、日本のCQ誌は国会図書館に行くか、あるいは遠隔で必要な場所の有料コピーを申請しないといけません。で、我が家で一番古いCQ誌からなんと昭和22年のCQ誌です。昭和22年といえばアマチュア無線再開はおろか、日本が独立を果たしていない連合軍占領下のCQ誌です。当時のCQ誌はJARLの機関誌で...

  • 無線従事者免許の取る順番?

    以前から疑問に抱いてて、はっきりとしないことがありました。それは「操作の内容を包含している下位資格の従事者免許を申請して、免許証が取れるのか?」ということです。具体的には「一総通を保持している人が、一陸特の試験を新たに受けて免許申請して免許証が発行されるのか?」という疑問です。一陸特は言ってみれば一陸技ジュニアのような資格で、大雑把に言えば(細かい部分は知らない)一陸技の実行輻射電力を500Wに制限す...

  • TS-50の小改造

    TS-50に限らず、モービル用途を考えているリグは感度を高めに設計している気がします。以前調整の時、SG出力の-136dBmの信号をかなりクリアに受信できていたTS-50ですがモービルハム誌(現在のHam World誌の血の繋がってない先祖)1994年8月号のpp. 57-61に「TS-50の受信感度をさらにグレードアップ」という記事を見つけましたので、それにそって手を加えてみました。(詳細が必要な方は国会図書館の複写サービスをご利用ください, ...

  • 風雨にも強い(風雨と無関係)アンテナ:屋根裏HFアンテナ

    私はHFの運用をしていますが、実は運用終了とともに毎回エレメントを片付けています。Radixのロングタイプをダイヤモンドの伸縮ポールの先につけているのですが、風でくるくる回るのでこまめにおろしています。その他、秘密のアンテナとして屋根裏ダイポールを、これは常置として上げています。うちの屋根裏収容スペース(リグ保存場所)の横に保守用の穴がありここを開けると屋根裏があります。おしゃれな屋根裏ではなく、本当の...

  • 昔のリグにバンドスコープをつける

    爺さんが孫にリグをプレゼントすることもないと思いますが(興味のある孫もいないので)こんなバンドスコープもないリグなんていらないや!と名機TS-830に心無いことを言われてショックをうける人もいるかと思います。でも昔の上級機種にはステーションモニターというブラウン管のバンドスコープオプションを付けるIF出力があり、例えばTS-180の場合はこんな感じでRCA端子が出ていますので、ここにSDRでもなんでも良いので、IFを観...

  • どうでもいい話:手っ取り早く14MHzに出る方法

    私は偉そうなこと?いうてるかもしれませんが、無線は2019年開局の「初心者」です。(ただ、3エリアの「電話級の前世」はある)DXは真剣になるとキリがないのであくまでも脱力しながら適当にやっていますがこのように殆どのエンティティを14MHzで稼いでいます。最近は18MHzの方が良い日が多いのですが、やはり14MHzはDXに必須な周波数です。で、この周波数ですが、今やCBTで目をつぶっても合格できる3アマ、4アマでは運用できませ...

  • KENWOOD TS-50の受信音の本領

    今までTS-50の受信音は、当時の他の兄機種たち(690, 850)に大きく劣るもので、それはこのサイズでは仕方がないと思い込んでいました。久々にTS-50の電源を入れて7MHzのホレを聞いたところ、ちょっと歪みを感じたので調整するために(内部を触るためには内部スピーカーを外さないといけない)外部スピーカーに接続したところ、、、あれ? 十分音いいやんということに気づきました。限られたサイズの中に入っている小型薄型スピー...

  • 春日無線(TRIO) CO-50オシロを時計化完結編

    というわけでCO-50では上下反転になっている時計なのですが、私の持っているCO-5は回路図よりも1本真空管多いです。辿ると縦軸(電圧軸)にバッファーが1段追加されており、これは反転増幅なんで回路図通り減らせば上下反転が解消できるはずです(画面縦方向の増幅率は下がりますが)とりあえず、6AU62段で構成されてる縦軸アンプの真空管を一本抜いて、コンデンサでバイパスします(グリッドとプレート間に高耐圧のコンデンサ...

  • オシロスコープを時計として使う

    少し前に、オシロを時計として使うことが流行ったようです。たしかにアナログオシロというのは実際的に使い道が厳しく、持っていてもあまり使う機会も私はありません。少し前にオランダの人がAVRを使ったものを作成していたようで、5年前以前はキットを売っていたようですが、もうやめますという宣言の元、ガーバーとバイナリをウェブに置いて放置状態になっています。ガーバーはPCBWayの共有ファイル(誰でも複製できる)として...

  • 謎の真空管

    今、とあることをしようと、春日無線時代のオシロを触っているのですがこのオシロ、超簡単な構成で、フライバックトランスもなく800V程度の高圧で動き、ブラウン管を入れてもわずか6球で動作しています。で、6AU6なんてフンフンなんですが、問題は6GGMT? 66GMT? ヒーター電圧は6.3Vっぽいので6GGMTらしいのですが、検索しても一切出てこない3極管です。この時代のオシロのノコギリ波発振回路はこれに限らず、謎の真空管が使われ...

  • 真空管は光る

    最近中華アンプなどでは真空管の下から青色LEDで真空管を光らせているものもありますが、真空管は実際、光らなくてもいいのに光ります。最たるものの一例としてこのEimacの100THがあります。今更これを送信管として使う人もおらず、好事家のオーディオマニアがアンプを作ったりしているようですが、これは戦前のEimac管で、3-500Zなどのご先祖です。 どう光るかというとこのように光ります。立派な電球レベルに明るいですが、これ...

  • Budoというピアニストのサントリーホールのコンサートにゆく

    念の為初めに書いておきます。色々な見方があると思います。あくまでも私の感想ですYouTubeの素晴らしい演奏に魅了され、今日はサントリーホールのコンサートに行きました。この人、演奏はうまいけどトーク最低確かに清塚さんレベルを求めるのは酷だと思います。でも、しゃべれないのであれば、演奏だけにすればよいのではないかと思います。無理に喋るからひどいことになってました。喋り下手くそすぎる。あれが楽しいトークなん...

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