US2852741A前回取り上げたのAlinco DX-70とKENWOOD TS-50は、取り決めの元作られたのでなければ、ある意味芸術的なイミテーションだと思いますが、他にも謎のモノを所有しています。もしかすると微妙なモノが好きなのかもしれません。東京電波のWM-1というパワーメーターです。クラニシ?のようにアマチュア向けのブツではなく、ネットで検索すると海上保安庁の備品リストに載っているような完全に職業者向けのパワーメータです。...
ロストテクノロジーとも言えるイニシエの情報通信技術を古文書を通して探究し、温故知新を通して未来を見る(見えるのか?)ブログ
以前WARC未対応のTS-180について、10MHz送信対応の方法を書いたような気がするのですが所有機がいつの間にかWARC対応機に入れ替わっています。TS-180は120と130の間に発売されたリグで、発売当時バンドが追加される情報はトリオに入っていたようで、AUX1, AUX2という使い道のないバンド設定が設けられていますが、WARC対応のTS-180ではこれらの周波数にとってつけたようなシールが貼られています。ちなみにですが、いわゆるバンド...
伝説の気品溢れる無線機、TS-900ですが、電源も気品に溢れています。あえて手を加えるのは良くないような気がしますが、今回、電源内蔵のスピーカーを交換してみました。ケンウッド(トリオ機)に限らず、無線機のスピーカーは鳴るんデス的な、外見は綺麗でも中はシャーシに直付けのフルレンジ、「これで鳴る! 以上!」的なものが多いというか、ほぼ全てなのですが(これはTS-950のオプションスピーカーSP-950ですら、「スピーカ...
古いと言っても、以前ここで書いたような昭和21年とかそういう古さではなく、今から50年前、半世紀前のCQ誌の処理の顛末です。この頃のCQ誌は接着剤による製本で(今と同じはず)、これがパリパリに割れて読むとバラバラになります。パラパラになってページを失ったりすると後で後悔することになるかもしれないので、落ち着いて読むべく処理をしました。例えばこんな1973年6月号のCQ誌です。パラパラ見ると広告も興味深いのですが...
これを読んでいる方の中には持っておられる方もおられるかもしれませんが、高周波電力計のBird 43に惹かれています。スラグ(エレメント)と呼ばれるユニットを差し込むことで各種周波数の電力をフルスケール5Wから最大250kW??まで測定できるもので、差し込む方向を逆にすると常時反射電力を測定できます。例えばHP(Agilent, Keysight)等とは筋が違うもので、私は今まで無縁でした。(身近に触ったことがない)ここなんかを見ると、...
13時に帰宅してシャワー浴びてくつろいでいるわけですがハムフェア行ってきました。会場が微妙に不便なGYM-EXで、私は従来通り埼京線で国際会議場まで行って、ゆりかもめに1駅乗って会場にゆきました。会場の写真は何もない(見るのが必死)のですが、八重洲とアイコムが新製品を公表したのは帰りのXで見ました。いつもながらの風景(あのFT-102は去年も見たような、あのドレークも去年も見たような)だったんですが、イン...
伝説的なリグであるTS-900を入手してしまったりしています。当時、海外の為替で定価設定してしまった結果、日本円であまりにも高価で国内では余程の富裕層しか購入しなかったリグだと思います。このリグは既にかなり手を加えており、その記事も書くかもしれませんがとりあえずTS-950SDXと比較してみました。SDXで聴こえる信号はちゃんと聞こえます。同時期の520とは全然違います。ダイヤルのギミック(3桁目が820や180のように文...
私が昔無線をしていた頃には存在しなかったSFAというケーブルがあります。5D-SFA Liteのようなケーブルで、超軽量(スカスカに軽い)上に5DFBよりも低損失という素晴らしいケーブルで、私の家でも結構多用しているのですが、このケーブル芯線がアルミ(に属する軽金属)に銅メッキを施したものという罠があります。スキンデプスがメッキ厚以下になると実際芯線がプラで金メッキでもかまわんわけですが・ねじれに弱い・芯線のメッキ...
数は少ないですが、21世紀に初めて真空管ファイナルのリグを使う人もいるかもしれません。ここで書くことは真空管世代の高齢者には常識的ですが、念の為書いておきます。真空管ファイナルリグの出力はπマッチで、生まれながら真空管の出力インピーダンスと端子のインピーダンスを整合するマッチング回路(インピーダンスチューナー)が入っており、100Ωやさらに150Ω程度の負荷インピーダンスには「整合」を取ることができます。た...
鍵垢のSNSで書いた話題なのですが、各種ブログ・ウェブサイトなどで良く出来た機械、名品のことを名器と真面目なお爺さん?が書いているのを見ることがあるのですが、私個人的には(そのSNSを見た人も同意されていましたが)名器という言葉はとてつもなくエロティックな感じを覚えます。疑う方は、この言葉でgoogle検索してみてください。少なくも陶磁器のような「器」以外にこの言葉を使うのは誤用だと思います。その他気になるの...
ソラと見て、「あ、真空管ね」とすぐ思う人はもうこの世にいないかもしれませんもう80年前の真空管です。私が持っているのは残念ながらヒーター断線の不動品ですが、空気は入ってないと思います(ゲッターがないのでよくわからない)「ソラ」は究極の物資難の中作られた真空管です。普通、プレートや配線は銅あるいはニッケルやタングステンやモリブデンの合金が使われていますが、この真空管は「鉄」が多用されています。(もしか...
たまにはハンダゴテの電源を切って、所有の古文書を紹介します。古文書は誠文堂新光社の場合、国会図書館のサイトでリモート閲覧可能ですが、日本のCQ誌は国会図書館に行くか、あるいは遠隔で必要な場所の有料コピーを申請しないといけません。で、我が家で一番古いCQ誌からなんと昭和22年のCQ誌です。昭和22年といえばアマチュア無線再開はおろか、日本が独立を果たしていない連合軍占領下のCQ誌です。当時のCQ誌はJARLの機関誌で...
以前から疑問に抱いてて、はっきりとしないことがありました。それは「操作の内容を包含している下位資格の従事者免許を申請して、免許証が取れるのか?」ということです。具体的には「一総通を保持している人が、一陸特の試験を新たに受けて免許申請して免許証が発行されるのか?」という疑問です。一陸特は言ってみれば一陸技ジュニアのような資格で、大雑把に言えば(細かい部分は知らない)一陸技の実行輻射電力を500Wに制限す...
TS-50に限らず、モービル用途を考えているリグは感度を高めに設計している気がします。以前調整の時、SG出力の-136dBmの信号をかなりクリアに受信できていたTS-50ですがモービルハム誌(現在のHam World誌の血の繋がってない先祖)1994年8月号のpp. 57-61に「TS-50の受信感度をさらにグレードアップ」という記事を見つけましたので、それにそって手を加えてみました。(詳細が必要な方は国会図書館の複写サービスをご利用ください, ...
私はHFの運用をしていますが、実は運用終了とともに毎回エレメントを片付けています。Radixのロングタイプをダイヤモンドの伸縮ポールの先につけているのですが、風でくるくる回るのでこまめにおろしています。その他、秘密のアンテナとして屋根裏ダイポールを、これは常置として上げています。うちの屋根裏収容スペース(リグ保存場所)の横に保守用の穴がありここを開けると屋根裏があります。おしゃれな屋根裏ではなく、本当の...
爺さんが孫にリグをプレゼントすることもないと思いますが(興味のある孫もいないので)こんなバンドスコープもないリグなんていらないや!と名機TS-830に心無いことを言われてショックをうける人もいるかと思います。でも昔の上級機種にはステーションモニターというブラウン管のバンドスコープオプションを付けるIF出力があり、例えばTS-180の場合はこんな感じでRCA端子が出ていますので、ここにSDRでもなんでも良いので、IFを観...
私は偉そうなこと?いうてるかもしれませんが、無線は2019年開局の「初心者」です。(ただ、3エリアの「電話級の前世」はある)DXは真剣になるとキリがないのであくまでも脱力しながら適当にやっていますがこのように殆どのエンティティを14MHzで稼いでいます。最近は18MHzの方が良い日が多いのですが、やはり14MHzはDXに必須な周波数です。で、この周波数ですが、今やCBTで目をつぶっても合格できる3アマ、4アマでは運用できませ...
今までTS-50の受信音は、当時の他の兄機種たち(690, 850)に大きく劣るもので、それはこのサイズでは仕方がないと思い込んでいました。久々にTS-50の電源を入れて7MHzのホレを聞いたところ、ちょっと歪みを感じたので調整するために(内部を触るためには内部スピーカーを外さないといけない)外部スピーカーに接続したところ、、、あれ? 十分音いいやんということに気づきました。限られたサイズの中に入っている小型薄型スピー...
というわけでCO-50では上下反転になっている時計なのですが、私の持っているCO-5は回路図よりも1本真空管多いです。辿ると縦軸(電圧軸)にバッファーが1段追加されており、これは反転増幅なんで回路図通り減らせば上下反転が解消できるはずです(画面縦方向の増幅率は下がりますが)とりあえず、6AU62段で構成されてる縦軸アンプの真空管を一本抜いて、コンデンサでバイパスします(グリッドとプレート間に高耐圧のコンデンサ...
少し前に、オシロを時計として使うことが流行ったようです。たしかにアナログオシロというのは実際的に使い道が厳しく、持っていてもあまり使う機会も私はありません。少し前にオランダの人がAVRを使ったものを作成していたようで、5年前以前はキットを売っていたようですが、もうやめますという宣言の元、ガーバーとバイナリをウェブに置いて放置状態になっています。ガーバーはPCBWayの共有ファイル(誰でも複製できる)として...
今、とあることをしようと、春日無線時代のオシロを触っているのですがこのオシロ、超簡単な構成で、フライバックトランスもなく800V程度の高圧で動き、ブラウン管を入れてもわずか6球で動作しています。で、6AU6なんてフンフンなんですが、問題は6GGMT? 66GMT? ヒーター電圧は6.3Vっぽいので6GGMTらしいのですが、検索しても一切出てこない3極管です。この時代のオシロのノコギリ波発振回路はこれに限らず、謎の真空管が使われ...
最近中華アンプなどでは真空管の下から青色LEDで真空管を光らせているものもありますが、真空管は実際、光らなくてもいいのに光ります。最たるものの一例としてこのEimacの100THがあります。今更これを送信管として使う人もおらず、好事家のオーディオマニアがアンプを作ったりしているようですが、これは戦前のEimac管で、3-500Zなどのご先祖です。 どう光るかというとこのように光ります。立派な電球レベルに明るいですが、これ...
Budoというピアニストのサントリーホールのコンサートにゆく
念の為初めに書いておきます。色々な見方があると思います。あくまでも私の感想ですYouTubeの素晴らしい演奏に魅了され、今日はサントリーホールのコンサートに行きました。この人、演奏はうまいけどトーク最低確かに清塚さんレベルを求めるのは酷だと思います。でも、しゃべれないのであれば、演奏だけにすればよいのではないかと思います。無理に喋るからひどいことになってました。喋り下手くそすぎる。あれが楽しいトークなん...
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US2852741A前回取り上げたのAlinco DX-70とKENWOOD TS-50は、取り決めの元作られたのでなければ、ある意味芸術的なイミテーションだと思いますが、他にも謎のモノを所有しています。もしかすると微妙なモノが好きなのかもしれません。東京電波のWM-1というパワーメーターです。クラニシ?のようにアマチュア向けのブツではなく、ネットで検索すると海上保安庁の備品リストに載っているような完全に職業者向けのパワーメータです。...
以前からこのリグの存在は知っていました。後ろ姿や筐体各部はKENWOOD TS-50に酷似しているアルインコ DX-70です。とうとう入手してしまいました。私はこのサイズで100Wを叩き出すTS-50をこよなく愛しており(変態)、他に各種所有していますが、このリグは私が死んだとき棺桶に入れてもらおうかと(邪魔にもならないだろうし:ただ実際は変なガスが出るので無理でしょうけど)思っているくらい気に入っています。で、アルインコDX...
オーディオ機器の音が結局スピーカーで決まるのと同様に、無線機の性能(飛び)がアンテナで決まるのと同様に、無線機用のスピーカーもユニット交換で音を変えることができます。色んなところのジャンク市で、見つける度に買い集めていたFostexのユニットに、始めにSP-120のユニットを交換しました。元々SP-120に入っているユニットは、なんだか物悲しいものです。これをFE87なるものに交換しました。当然音は変わります。元の音と...
以前からずっと気になっていたことがあります。 「スイッチング電源は動作的に残留ノイズがDCに残り、特にローバンド受信には影響が大きいゆえリニア電源(シリーズ電源)の方が有利である」という話です。 たしかに、TS-930/940/950/990?は重いトランスを使ったリニア電源を使ってはいます。でもJRC機はスイッチング電源を内蔵していたような気がします。実際どうなんでしょうか???今使っている電源のノイズを見てみたものが...
私はこういう資格を持っています。何故この資格を取る必要があるのか?と問われますと、文珍のように自家用飛行機を所有する甲斐性もなく、乗用車の免許すら持ってない私は自分でガンガン動くモノの運転はおそらく向いていないと自覚しているので(スピード狂なので事故起こすのが目に見えてる)飛行機の操縦に夢もありません。実際なんで取ったのか健忘症(ヤバい)なのか定かではありませんが、現実的に航空機に搭乗して無線操作...
私は1エリアに移動する局と移動しない局の2局、それに3エリアの妻の実家に移動する局の計3局の局免(2つのコール)を持っていました。先日妻の親が逝去しまして、3エリアの拠点がなくなりますので、3エリアの無線局の廃止届出書を作成・提出しました。元々この3エリアのコールでは交信数はおそらく50以下で、その拠点のロケーションもあまり良くなく、かといって山に登ってポータブルスリーする度胸もない(そもそもホレ専...
第2種電気工事士に引き続き、無線の資格よりも生きてゆくために役に立つかもしれない試験を受けました。危険物取扱者乙種第4類です。試験の管轄的には無線資格と同一の総務省ですが、旧自治省(無線は郵政省)系の試験で、正直理系と言っても、電気電子分野ではなく、化学、バケガクの基礎的な内容と、消防法に定められた諸規定に関する内容で、もちろん無勉強では100%不合格です。 危険物第4類はガソリンに代表される引火性液...
毎年恒例の横浜泉区のジャンク市にいってきました。で、これまで複数回のジャンク市で見かけていたピコ2(144MHz/100mW)をとうとう引き取りました。売主曰く「電池は別のものに入れ替えている」という話で、開けてみると何とLipo直結しています。これが如何に危険かつ無謀なことか、理解していない方が居られることに強い恐怖を感じましたので少し説明します。Lipoは充放電はかならず制御回路を介して使用物に接続する必要があり...
昔、TRIOの時代にTR-9x00向け?のスピーカーでSP-40というものがありました。中身は特段素晴らしいわけでもないのかもしれませんが、TRIOブランドのおかげで今だに高値で取引されているようです。で、私は屋根裏にたくさんスピーカーを持っています。これは以前デジットか共立でまとめ買いしたもので用途もないまま保管されているもので、これを使ったスピーカーを3Dプリンタで作ることにしました。以前ホームセンターでかったまま...
今に始まった話ではありませんがアマゾンは偽造品が多すぎますずっと前からの話ですが、アマチュア無線系ではダイヤモンドのアンテナは、アマゾンで販売されているものの大半が偽造品です。正規品に比べ、遥かに安い価格で販売されていますが、中には模造品を正規品と同程度の価格で販売している場合もあります。「見分けることができない人はアマゾンを使うな」というのはアマゾン自体信用ゼロの模造品マーケットということをアマ...
一総通なんて受けてますが、私の日常生活では全然役に立たないので、遥かに役に立つ「電気工事士」の試験を受けてみました。電気工事士は学科試験と技能試験があり、両方合格して資格が取得できます。ホームセンターなんかに行くと「この棚の商品は電気工事士でないと扱っちゃいけません」と書いてますが(パナソニックの青い紙箱はほぼすべてそれ)そういうモノを使って自宅を改造するのに必須な資格です。で上の画像の通り、試験...
以前書いた通り、不合格の試験については得点開示は必ず行い、何が問題なのか対策を練って次回に望む必要があります。300円分の切手と開示申請書、SASEを送ると得点が得られるのですが!!!!!!えええええええええええええええ?????????欧文普通語以外は合格点(送信の和文69点は他がカバーしてるので問題ない)!!!ただ欧文普通語0点って何よ、ロボコンやあるまいし0点よ!....気楽といえば気楽です。欧文普通語...
という結果でした。「やーい、やーい!」というお方もおられるとは思いますが、そもそもなぜ私が一総通を受けるかといいますと「受けても合格しないという事実」を「合格しても役に立たない」(典型的な酸っぱい葡萄)という言い訳の言葉に変えるようなウンコのような人間にはなりたくないのです。私の場合は一総通合格しても、実際何も日常生活は変わりません。給料が上がるわけでもなく、仕事内容が変わるわけでもありません。が...
TS-930/940/950のメインダイヤルはクルクル回す「穴」がなく(890/990はある)時々不便に感じることもあります。直径が大きいので小直径の140/680/690ほど不便でもないのですが、初めに上の画像のように「追加する穴アダプター」を作りました。だったらダイヤル自体を作れば良いのでは?ということで初めから穴の空いているダイヤル自体を作りました。ゴムの部分は元のものを用いています。実際に付けるとこんな感じです。ぱっと見...
https://www.hamlife.jp/2025/03/28/qsy-part225/単球の超再生FMラジオが動かなくて困惑,,,って・アイソレータ代わりの高周波増幅がない超再生検波は猛烈な不要輻射を撒き散らし(最大数十mW)、、周りが困惑すると思う(昭和2-30年代ならまだしも、現代では他のシステムに迷惑をかける可能性がある)高周波増幅つけたとしても、かなり慎重にならないといけない「危険な回路」・超再生はあくまでもAM検波で、FMは周波数選択性による...
KENWOOD TS-50は超コンパクト100W機で、個人的に大変気に入っているのですが机の上に置くと少し傾斜が欲しいところです。まず初めにこのような「台」を作りました。TS-50は底面手前に「エアインテイク」があり、そこから空気を吸い込んで後ろに吐き出すエアフローがあり、これを確保しないとダメなのでこのような形状になりました。ま、これはこれで良いのですが、以前外部スピーカーに接続したところ思いの外良い音がでることを確...
私はR-599を持っているのですが、私個人、純粋な受信機、特にアマチュア無線に周波数が限定された受信機はあまり使いません(QSOであればトランシーバーを使う)以前JR-310を魔改造してラジオ化したのと同様に、この受信機を少しいじってみようと前から思っていました。このモデルは
TS-120ではYK-88C またはCNを実装すると、CWモードに切り替えた場合ナローモード動作になり、CWモードをワイド(というか普通のフィルタ)で動作させることはできません。この点はTS-130にて改良されているのですが、時々ワイドでCWを聴きたいとき(特にCQを出している時)があり、このままでは不便です。ということでフィルタ切り替えスイッチを実装しました。TS-120において、FIX/VFOに次いで必要ないスイッチはCALです。実際カ...
私のFT107-ですが、オプションの電源が入っていません。電源が入っていない方がいい場合もあったりしますが(たとえばTS-930や940. でもこれらの機種はファイナルが28Vとかなので電源を入れざるを得ないけど往々にして電源壊れて他の部分まで壊す)上の画像の通り、この時代の八重洲の電源端子は共通的にこの4ピンを使用しています。動かす度にこの端子を持つ電源を持ってくるのは面倒なので、上の画像の通り、業界標準的に使われ...
今日は3月の第一級総合無線通信士の電気通信術の試験日だったのですが、あまりにも受験者が少ないせいか?Xなぞで検索しても全く書き込みが見当たらないので書き込むことにします。結果は....毎回の事ながら謎です。(今までの唯一の電気通信術合格の国内電信級も全く手応えはなかった)うっすら記憶にあるのは・船上で手術を受けたけど、十分なケアが受けられなかった(英文普通語)・電波時計は通常の機能のほかに電波を受信して...
今のテレビは昔のテレビとは異なり、メディアプレーヤーになっています。以前は普通の2.5インチSSDをケースに入れたものに録画していたのですが、M2なSSDを玄人志向のケースに入れたものに変えた所、頻繁にSSDの認識が途切れて、予約がエラーで録画されてない事態が発生していました。解決法として少し見にくいのですが、適当なアルミ板にSSDのケースを貼り付けて放熱補助したところ、問題はおこならなくなりました。小ネタです。...
KENWOOD TS-50と触ったことない同サイズのTS-60は、おそらくはKENWOODが全精力?を傾けて小型化に取り組んだ機種だと思います。言ってみれば超小型のTS-950というのは言い過ぎですが、あのサイズで100Wを出すというのは未だ私には驚愕です。 小型化は高密度基板と面実装部品の多用でなされており、八重洲機のようなハーネス地獄はないのですが面実装部品のうち、電解コンデンサの液漏れが基板のスルーホールを破壊する故障はTS-50...
以前の記事で書いた通り、OCXOの起動時の電流はピーク0.7A程度あり、色々試しましたが内部の12Vラインからこの電流容量を取り出すことはできませんでした。一方でファイナルの電源ラインは28V/20A以上とかなり強力な電力容量がありますので、ここから取り出すことにしました。 この組み込みにおいて電圧レギュレーターは三端子レギュレーターで、差の電圧と電流の積に相当する電力は全て単純に熱となります。28Vからいきなり5V...