パノラマ台からのこの日の子抱き富士所属会の1月定例山行はスノーハイキングを期待しての企画であったが、残念ながら下見時(1/5)と同様に積雪は全く無し。三方分山に限らずここより高い御坂の山々や毛無山塊も黒い姿だった。まず諏訪神社境内の国天然記念物「精進の大スギ」を見学。樹高約40メートル、根元周囲13メートル、目通10メートル、樹齢1200年以上といわれている杉の巨木だ。雪化粧していたら、さぞや美しいことだろう。諏訪神社と隣接する龍泉寺本堂は共に茅葺の屋根で、中道往還の坂下集落である居村の歴史を感じさせる。精進の大スギ(1/5)その中道往還は駿河・甲斐を結ぶ街道の一つで「魚の道」でもあった。吉原(富士市)を起点に富士山西麓を通り、精進湖西岸から女坂1215mの峠を越え、さらに古関(旧上九一色村)からは右左口...三方分山・パノラマ台
東海フォレストツアーとして乗鞍高原スノーシューハイキングの案内があった。友人夫妻と共に我々夫婦も申し込んだが‥‥。妻が帯状疱疹に罹り取り止めて、我が家は私だけの参加となる。ロッジ「ふもと」到着後は、早い時間から飲みながら談笑。上等な宿とは言えないが酔ってしまえば、なんていうことはない。2日目、観光センターが起点。スノーシューを借り衣装を整えた。私は積雪期登山や高遠少年自然の家での経験から難なく支度できたが、中にはスノーシューは初めてと言う人もいて手間取った。目が届き易いようにA,B2班に分けられた。ガイドの後に続いて参加者が、えっちらおっちら歩を進める。スノーシューは大きくて足にまとわりつく。多少の上り下りでも、それなりのテクニックが要る。間もなく牛留池に到着。氷結した上に真っさらな雪、Yonさんの計らい...山を彫る(番外篇)乗鞍岳
Ryoの日めくり1月13日(成人の日)蓮華寺池公園周りの丘陵を歩く。Ryoが連休の中で2回もウォークに出るのは珍しい(11日、白岩寺山)。日時計の影は亥の辺りを指す。富士山は北東へ約70km、宇津谷峠の鞍部から大きく望む。古墳の広場の展望台からも富士山から伊豆半島まで絶景が広がる。この日も穏やかな一日だった。蓮華寺池公園ウォーク
2012年7月の夏山合宿「会津駒ヶ岳」の4年前、良き相棒だったAmk親父らとここを訪れた時のこと。***正義の人々9月の連休に会津駒ヶ岳に行った時のことである。花と紅葉の狭間の時季とはいえ、国立公園となった人気の山で登山者の数は多く、比較的若い人達も目に付いた。この山の頂稜部は雲上の湿原となっていて、駒ノ小屋直下から中門岳までずっと二本の木道が続いている。歩き易そうな方を、あるいは花を見る時は近くの側へと、右に左に踏む道を替えながら歩いていく。対向者とのすれ違いも、低速“者”や駐“者”中の追越しも、それなりにスムースに運んでいくものである。駒ヶ岳山頂から先は人も少なくなり、池塘と草原の中を畝々と続く道を「気持いいね」と話しながら、中門岳を目指していた。前方から30才前後の女性が近づいてきた。我がパーティは...正義の人々
ここ二、三日の強い風と寒さが収まり穏やかな日和となったので、Ryoと白岩寺山公園までウォークした。正月の間、ゴロゴロとしていた割には快調な歩行で、白岩寺山の登りもあまり苦にしなかった。家から往復で2時間を切るのはなかなかのもの。富士山は雲がかかっていたが、先週よりも積雪が増したようだ。2025初ウォーク
前の記事、山を彫る「会津駒ヶ岳」に関連して旧稿を掲載する。***6月定例山行「箱根駒ヶ岳」、7月夏山合宿「会津駒ヶ岳」と、二つの駒ヶ岳が連続することになった。さて、全国には幾つの駒ヶ岳があり、その山名は何処から由来しているのだろうか。駒ヶ岳と聞くと、まっ先に思い浮かぶのは南アルプス(赤石山脈)の甲斐駒ヶ岳だろう。「山の団十郎」の異名を取る凛々しい姿が里から直にすくっと立上がり、中央道などからもその個性的な姿が判りやすく、登山者はすぐに覚える山の一つだ。2966メートルの標高は、全駒ヶ岳の最高峰でもある。伊那谷を隔てた中央アルプス(木曽山脈)には、同山脈の主峰、木曽駒ヶ岳がある。標高で甲斐駒にわずか10メートル及ばず、伊那谷では両峰をそれぞれ東駒ヶ岳、西駒ヶ岳と区別している(木曽駒ヶ岳は木曽谷からの呼称)。...駒ヶ岳の由来
会津駒ヶ岳1駒ノ小屋が見えてきた、稜線まであとわずか愛唱歌「夏の思い出」の中の一節に「はるかな尾瀬遠い空‥」とある。尾瀬が好きで何度か行っているうちに燧ケ岳、至仏山から見える会津駒ヶ岳が気になり始めた。地形図を見ると尾瀬よりも更にはるかな峰である。その地の様子も知らないままルートを考えた。桧枝岐から登るしか道はなさそうである。桧枝岐か、遠いなぁ。島田からのアクセスが悪い、長い。計画倒れのまま幾星霜。2012年チャンスが巡ってきた。SHC夏山合宿で会津駒ヶ岳を目指す。ここで問題発生、先に計画していた東北旅行と日が重なった。山行担当者にお願いして7/27桧枝岐の手前、会津線「会津高原尾瀬入口駅」で落ち合うようにさせてもらった。旅行は全体を1日前倒しに、車には旅行の支度と山の支度を用意した。7/27会津若松駅ま...山を彫る(番外篇)会津駒ヶ岳
新年も10日になって間の抜けたことだが、本年も穏やかな年でありますように。仕事納めの28日になって、15年程も使っていたPCが逝ってしまった。暮れの仕事が片付くまで持ったのは彼なりの意地だったのだろうか。後生大事に使い続けたのは仕事に使うソフトのバージョンが古いからで、今は何もかもサブスクリプションの方式になってしまって必要もない機能に無駄に金がかかってしまう。買取済みのソフトを活かせる方法をネットで検索したり、帰省中の息子に尋ねたりしたが、そんな都合の良いことはもはや無かった。あと何年仕事ができるか分からないが、取り敢えず年明けの仕事再開に間に合わせるために、中古(整備品)の新しいPCを手配し、正月中かけてソフトのインストール、周辺機器の接続、データの移動などに追われ、何とか再構築することができた。で、...この正月
「ブログリーダー」を活用して、たこぼさんをフォローしませんか?