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さわやか易 https://blog.goo.ne.jp/kanouyuukougoo

易は難しい、易は解らないと挫折した方に、「さわやか易・講座」で解ったと言ってもらえれば幸いです。(猶興)

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2024/06/17

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  • (34)メンデルスゾーンの一族

    モーゼス・メンデルスゾーン(1729~1786)16世紀頃から、ヨーロッパ各地のユダヤ人はゲットーに住まわされるようになってしまった。しかし、逞しいユダヤ人たちはその中でも生き抜き、偉大な功績を残した人たちもいた。作曲家で有名なメンデルスゾーンの一族もその仲間である。作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの祖父であるモーゼス・メンデルスゾーンは哲学者として名を残している。モーゼスはドイツのデッソウに貧しい聖書筆写師の子として生まれた。学校にも行けなかったが、聖書やタルムードは繰り返し読まされた。独学で哲学、ラテン語、英語、フランス語を学んだモーゼスは21歳の時には家庭教師を頼まれる程の学力を身に着けた。絹織物工場で働きながら、カントとも文通で交流し、啓蒙思想家のレッシングと知り合った。劇作家でもあるレッシングはモ...(34)メンデルスゾーンの一族

  • (33)ユダヤ人首相・ディズレーリ

    ディズレーリイギリスではユダヤ人たちの活躍は金融界にとどまらず、19世紀になると、ついに首相の座についた。それが、ベンジャミン・ディズレーリである。スペインの異端審問から逃れた一族の家系であり、父はロンドンで小説家として成功している。父からは弁護士になるよう教育された。しかし、地味に生きることが性に合わないと、南米鉱山株の投機に手を出し失敗して借金を作る。新聞を発行するが、失敗して破産する。小説を出版、少しは売れたが、やがて批判を浴びる。南欧と中東を旅行する。帰国して小説を書きながら政治家を目指す。4回も落選した後、5回目の挑戦で保守党から初当選を果たす。30歳になったディズレーリはある晩さん会で自由党のウイリアム・グラッドストンに会った。25歳のグラッドストンは既に首相を補佐する下級大蔵卿の職位に就いていた。...(33)ユダヤ人首相・ディズレーリ

  • ロスチャイルド一族

    マイヤー・ロスチャイルド(1744~1812)ユダヤ人がゲットーに住むようになったことは以前に照会した。そのゲットーから偉大な一族が出現したというのが今回の話である。1744年、マイヤー・ロスチャイルドはフランクフルトのゲットーに生まれた。信仰心の厚いユダヤ教徒だった父はマイヤーにラビになることを期待していた。しかし、11歳で父、12歳で母を失くしたマイヤーはユダヤ人銀行家オッペンハイム家に丁稚奉公した。マイヤーは各国の古銭研究に精を出し、古銭商を始め、ある将軍を顧客にする。その将軍の紹介で高官たちを顧客に獲得、やがて選帝侯となるヘッセンのヴィルヘルム一世からも注文を受ける。ヴィルヘルム一世は若い男子を徴兵して鍛え上げ、イギリスに傭兵として貸し出し莫大な利益を得ていた。マイヤーは銀行家として成功し、26歳で同じ...ロスチャイルド一族

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