大阪城ブルース指にからんだ赤い糸がほつれ涙にとけて明日が曇るけど思いだします2人歩いてた桜の並木道愛に溢れていた天守閣あゝ大阪城ブルース…貴方が好きな黒いドレス着て口びる赤く待ち合わせをして胸騒ぎして夢を持っていた大阪の町にはブルーな雨が降る天守閣あゝ大阪城ブルース…雲が流れて時はながれゆく心がわりが女を泣かしてほつれた糸の端がわからない明日を忘れたいお酒に溺れても天守閣あゝ大阪城ブルース…愛染隼人の女の詩集大阪城ブルース
なみだ恋い指で契った幼い頃の夢に見ていたあなたの妻は何で駄目なのかしらいい人いるのね…断らないで勝手な人なみだ恋い…あなたに咲いた女の花が枯れ始めても諦めないと心に誓ったけど哀しみが募るどうしたらいいひとり迷ったなみだ恋い…夢の向こうに橋が架かって雨に流され恋が崩れて私が哀しんでも血の滲むような苦労は平気今でも思うなみだ恋い…愛染隼人の女の詩集なみだ恋い
夢の隣り夢の隣には哀しみがあるいつだって背中合わせに泳いだままで不幸を笑うけど足を引かれて季節に落ちた女はただ迷うばかりあゝ…冷たい北風この身が凍る朝露に濡れた花が夢の隣で恋の身支度をして逃げ出してみても未練に燃えててこころ奪われてあゝ…夢の隣には涙が落ちていくあてもない女が泣き喚いてもこの身が濡れて哀しくて行き場を遮られ浮世の戸惑い哀しい女あゝ…愛染隼人の女の詩集夢の隣り
港が見える公園出船入船みなとを行き交う汽笛が鳴いて雨が降る傘を落ちるしずく激しい出逢い別れた思いでの町あゝ港が見える公園…女の夢が雨にながされて海に沈んで消えたけど心に光る思いでがあるだから未練で忘れられないあゝ港が見える公園…北のホテルで抱かれて震え朝を迎えた夢の人(ひと)1人で思いなみだながして雨に消されたあの人の影あゝ港が見える公園…泣いて横浜ハーバーライト…愛染隼人の女の詩集港が見える公園
お嫁にもらってね知らないうたに好きになったの自分でもわからないでもね、これだけは言えるあなたに生きたいのそうね、指切りねお嫁にもらってねあゝ…今夜飲みたい帰さないでね朝まで付き合ってねそうね、2人でいたいの北の町酒場でだから、言わせないでお嫁にもらってねあゝ…吐く息白いまだ春とおい窓には小雨が降るでもね、グラスに映るあなたが熱くてわたし、もう待てないお嫁にもらってねあゝ…愛染隼人の女の詩集お嫁にもらってね
海に降る雪岸壁に吹く風がうなりをあげて地平に沈む赤い夕陽を打ち消すように追い立てる…海原を走りゆく大きな船は他国の船で2人の夢でいつか暮らしが欲しかった…秋に別れてひとり寂しさ恨みはないが未練に泣いて影を追っては濡れている…肌に冷たい白い雪舞う北の季節はもう冬みたいこのまま死んで詫びたくて…ネオンに縋る1人お酒で夢で逢っては慰めていた私、海カモメ泣いてます…北の空には海に降る雪…愛染隼人の女の詩集海に降る雪
雲にのりたい雲にのりたい地の果てまでも風に吹かれて旅したい何処にもゆく所がないあなたの胸を離れて哀しい海が見たい爽やかな海が北へ旅するフェリーボート…海に身を投げ逢いにゆきたい我侭だけど寂しくて恋が波に攫われても未練だけが残って虐める小窓に見える海猫見つめ窶れた女船がゆくゆく…岬の波止場しぐれて泣いて降り立つ景色なみだ色見知らぬ土地の空を見てあなたの影に泣いては惨めさ歯痒さ泣けて残る未練の薄化粧に命をかける…雲にのりたい雲にのりたい…愛染隼人の女の詩集雲にのりたい
ふたり酒飲んでみたいな今夜ふたり酒ネオンが呼んでるこころが揺れてポロロンポロロギターの流し唄演歌みたいな歌唄ってさあなたおまえ呼びあって飲んでみたいな初恋な酒を…肩寄せあって昔のはなしに花を咲かせたいもっと知りたいあなたの過去をとき刻む真夜中もう帰りたくない好きだからあなたおまえ呼びあって飲んでみたいな思い酒を…もう帰りたくない好きだからあなたおまえ呼びあって飲んでみたいな思い酒を…愛染隼人の女の詩集ふたり酒
心にくちずけて寄り添う花に風が吹いて命が翳る運命がある季節に励んだ香りが散るように…自由に生きて未練に縋るあゝ心にくちずけて空が曇って星がひそんで嵐のように心がゆれる惚れて苦しんでつまずき泣きわめく海翔ぶ鴎の翼がおれるあゝ心にくちずけて…見初めた花も色落ちがして息をひそめて枯れ始めてる浮世の辛さが身に沁み嘆いてる荒くれ女の歯がゆさ泣けるあゝ心にくちずけて…愛染隼人の女の詩集心にくちずけて
Withoutyou泣きすぎて瞼が痛いの明日からどうするの一人で暮らせと言うの子犬みたいに街角に捨てられて愛した私が馬鹿みたいOhWithoutyou…あさもやの光がまぶしい薄陽さすこの家カーテンの隙間あなたの影が揺れて明日へと雲隠れ花を千切っては夢砕くOhWithoutyou…燃えすぎて未練に泣いてはこころ痛めている情けないおんな星の光に恋千切れ咲く花が枯れ果てて見失う明日なみだ溜めOhWithoutyou…愛染隼人の女の詩集Withoutyou
泣き乱れてあなたの腕から離されてどうしたらいいかわからないひとり迷子迷い道くねり明日が曇ったほしひかり泣き乱れてあゝ…空の青さよりふかい青こころが泳いで花と散る哀しい涙おんなの命が細くなりゆく遮られ泣き乱れてあゝ…枯れ葉よりもっと枯れぬいたおんなの運命が空に舞う体のなかで血潮が騒いで泣き叫んでも夢が散る泣き乱れてあゝ…愛染隼人の女の詩集泣き乱れて
おんなの命命が燃えて花になるこれが運命と女が生きるあなたに溶けて私、星になる包む光はあゝおんなの命…血潮が燃えて月になる生命の限り灯りともして風に揺られて私、海になる渦巻く波はあゝおんなの命…風が吹いて枯れ葉散る小枝離れて侘しさに泣け恋が哀しい私、月になる長い光はあゝおんなの命…愛染隼人の女の詩集おんなの命
北のホテルあなたと2人で夜明けのホテル指にシーツをくるんで愛を愛を感じています離れられない妻ある人でも運命が惡い少し遅い出逢いあゝ私を泣かせるけれど…瞼の向こうで微笑がえし光にあなたが揺れてほかにほかに何も見えない指輪が憎い帰る家があるせめて隠して2人の時にはあゝ切なる女の願い…恨んでいませんあなたの命重ねるたびにこの体なんでなんで死にたいなんてあなたの胸で言ったのだろうそれほど惚れているのだろうけどあゝ一人言で呟いて…愛を愛を感じています離れられない妻ある人でも運命が惡い少し遅い出逢いあゝ私を泣かせるけれど…愛染隼人の女の詩集北のホテル
小樽の灯りこんなにもこんなにも好きでいるのに明日からは1人で歩かなければならないなんて情のなさに我が身の哀しさあゝ小樽の灯り…馬鹿なやつ馬鹿なやつ嫌われ好いて噂に泣けてそれでも諦められず心を寄せて明日に生きたいそんな女なのあゝ小樽の灯り…なみだ声えなみだ声え恋の苦しさこの身が震え明日に怯えているが花を咲かして我が身に散らして泣いてるわたしあゝ小樽の灯り…愛染隼人の女の詩集小樽の灯り
君だけを君だけを君だけを愛していつも頭のなかは君でいっぱいで胸を焦がして生きていたどうしてどうして小枝から桜が散るように哀しい別れをするの季節の春に落ちた恋い…君だけを君だけを信じて明日を見て生きてた哀しい結末連れて北風何処にゆくなみだでなみだで後追いで街を探したけど何処かゆくえ知れない北の灯り火星に消えて…2025/06/26
終着駅長崎終着駅長崎夢を賭けた恋い女が船を乗り継ぎ海に思いを溶かせて風になって波止場を降りてあなたの胸に縋った思い星が煌めく恋いごころ…終着駅長崎おんなが泣いた浮気に夢を壊され我慢をしていたのだが別ればなしにその気になった遠い汽笛に騙されて涙を抱いた渡り鳥(どり)…終着駅長崎戻りのみなと迎えも誰もいなくて空に夢が消えてゆく風に靡いた波間には涙が落ちて辛い味(あじ)恋は儚い夢と知る…愛染隼人の女の詩集終着駅長崎
今もあなたに恋してる素直になれないこころ裏腹思いで深い泣いてるくせに忘れられない流れるつきひ切ない別れどうしようもなく今もあなたに恋してるあゝ太陽まぶしい樹立ちの中で朝陽を浴びて恋をむかえる素肌に鈍い未練だけれどあの人はどうしてるだろう今もあなたに恋してるあゝ夏の化粧で口べちうすく滲んだ汗も噴き出るようで女の肌は悩ましいくらいあなたにからんだ肌が今もあなたに恋してる…愛染隼人の女の詩集今もあなたに恋してる
雨の銀座雨の銀座のまちかどで君と出逢った思い出よひとり小雨に濡れながらあの日を偲んで濡れる身の胸が騒いで瞼に未練が走るあゝ…雨の銀座の数寄屋橋待ち合わせたね風の中窓に隠れて身をかくしひっそり見ていた悪戯な君は何処で離れて暮らすのだろうか…雨の銀座のなみきみち黒いコートに吐く息が冬に馴染んだお洒落着が素敵に見えてた喧嘩して別れたけれど男未練は隠せない…愛染隼人の女の詩集雨の銀座
ごめんねごめんねごめんね幸せ遠く苦労ばかりで泣かせてばかり体が弱い僕だけど愛は誰にも負けずにあるいつも側にいてくれるお前が頼りの人生だけど…ごめんねごめんね指輪も買えずキャベツばかり陰で齧らせアパート1間の暮らしで泣き顔が目の前に浮かぶいつかは幸せあげる苦労をさせるねもう泣かないで…ごめんねごめんね遠慮しないで嫌なら言ってよわかってあげる愛だけが頼りの暮らし他に荷物は何もなくて見窄らしさが目立つけど許しておくれ貧乏暮らし…愛染隼人の女の詩集ごめんね
幸せになってね愛しきれずに一夜の迷い我が身を見つめ直して別れる方があなた幸せになるだから私身を引くのあなたのいないその間に辛いけど幸せになってね…裏切りなんて言わないでよねそれもこれも恋だから悪者の侭わたし身を引くけれど恨んだりしないでよね何も言わずにポストの中に鍵を入れる幸せになってね…書き置きなんかしないけれど未練に泣かされるから明日を切り捨て生きなければならない咲いた花びら風に散っても忘れない幸せになってね…愛染隼人の女の詩集幸せになってね
ブルートパーズの女あなたに捧げ抱かれた夜に心に契るこの人ならば一途な恋に燃えてもいいと部屋の片隅泣いていたあゝブルートパーズの女夜の帰りは浮気な証拠匂いなんかは消しても無駄よ煩いけれど愛があるから家庭を守るそれが務めのあゝブルートパーズの女…たまに別れの話があるけどそんなの嫌よ今更どうして逃げると言うの風も泣いてるいいわねお願い信じて生きたいあゝブルートパーズの女…愛染隼人の女の詩集ブルートパーズの女
京都は雨あなたと2人で古寺尋ねて歩いた町白い京都に雨が降る涙を溜めて堪えて哀しみ俯いて影を追うばかりの遣る瀬無さあゝ京都は雨…黒い影が追って胸を抱きしめ離さないから私くるしいの悩ましい優しさ見えた金閣寺語る恋の契り泣いた清水寺嘘なのねあゝ京都は雨…嵐山大覚寺夢をくれたね強く生きろと励ましてくれた星光り帯が途切れた恋ゆえに道しるべもうないあなたはもういないなみだ色あゝ京都は雨…愛染隼人の女の詩集京都は雨
片割れ月おんなが影踏み未練な恋で瞼閉じながらあなたを思い忘れようと岬に立つが海面に映る雄大な月に迷っているあゝ片割れ月…何を迷うのか躊躇いながら溶けゆく心に縋りなさいと恋の女神が後押しをする今は未練でも必ずや叶う女が泣いたあゝ勇気の言葉…波間に落ちても這い上がりたいおんなが見る夢尽きないけれど岬に照る星の光にも涙を出して願かけてみたあなたに縋ってもう一度生たい風吹くままにあゝ片割れ月…愛染隼人の女の詩集片割れ月
誘ってよあなたには帰る家がある好きにならずにいたらこんな苦しい思いはしなかったはず少しだけ遅い運命別れの夜は誘ってよ誘ってよあゝ…知りたくなかった妻がいるあなたの財布の中見ちゃったの抱かれた後の後悔もう後には戻れないけど別れの夜は誘ってよ誘ってよあゝ…脇見もせずに恋してた別れは嫌だけれどしょうがない優しいパパに返って私は未練に生きるから別れの夜は誘ってよ誘ってよあゝ…きっとしあわせ掴んでね余所見をしては駄目よ哀しくて泣きたいぐらいの女明日からもう他人の2人別れの夜は誘ってよ誘ってよ…愛染隼人の女の詩集誘ってよ
果実のような恋いあなたの恋は果実のような恋甘く酸っぱく私の唇を虜にして季節に溶け込み風に吹かれて時には逃げて微笑み返す意地悪な奴でそんな奴だけどどこまでも恋してる…あなたの恋は果実のような恋後味からくむねに絡みつくおんなが泣いて窶れて悩んでそれも恋なら諦めもつくそんな波ある時もあるけれど明日の未来信じたいいつまでも…愛染隼人の女の詩集果実のような恋
海峡流れ星この世に生まれあなたに出逢い運命に抱かれ花を咲かして幸せを追って荷物片手に海峡を船がゆくあゝ海峡流れ星…空にながれるあなたの星を瞳に見つめなみだを溜めて胸膨らませ夢を築いた海峡を船がゆくあゝ海峡流れ星…船のかたむきたまにあるけどぐっと堪えて前に進んで挫けもせずに明日を見つめて海峡を船がゆくあゝ海峡流れ星…風の流れにこの身をまかせ時の狭間にあなたに狂うまっすぐなまま進みゆく我が身海峡を船がゆくあゝ海峡流れ星…愛染隼人の女の詩集海峡流れ星
夜の始発駅あなたに逢いたくて逢いたくてすべてを捨てて見知らぬまちの田舎までゆきます女の夢をせがんだの妻になりたいからとあなたのもとへ早くゆきたいあゝ夜の始発駅…星降る夜のゆめむなさわぎ一途な恋いの泣きじょうごしあわせになりたい今はそれだけ思いごときっと泣かさないでね小窓に映るあの人の影あゝ夜の始発駅…いちどは風に散った恋い未練が叶う捨て身の女もう泣かさないでねずいぶん苦労したけどもう離しはしない涙なんてのこれでおさらばあゝ夜の始発駅…女の夢をせがんだの妻になりたいからとあなたのもとへ早くゆきたいあゝ夜の始発駅…愛染隼人の女の詩集夜の始発駅
WineグラスWineグラスに映るあの人の影1人飲む酒の寂しさなんてどうせ私の気持ちなんかわかりゃしないわ女の心が寂しそうに氷に溶けて揺れて涙を誘ってるあゝ…Wineグラスに明日の未来が映る酒場ネオンに恋がしぐれて今夜も飲んで胸を痛めて身を慰めてる窓に雨打つあなたの思い氷雨に空が濁りもうすぐ冬になるあゝ…Wineグラスに心の思い溶けて火がついたよに熱さが残る持つ手が重い風に霞んだはかない恋いが最後まで諦めずに未練女でいたいのよ恋いのヤサグレ女…愛染隼人の女の詩集Wineグラス
おんなの過去どうせ私は振られてばかりいるあまり責めないで数ある恋の悲劇など話したくもない胸に秘めたおんなの事情あゝしあわせになりたい毎日夢を見ている今でもよ憧れでもある恋は魔物ね狂わせるだから人生は楽しいんだけど我が身の言い訳あゝ愛の暮らしが欲しい枕を抱いて寝ている好きな人今はいないけど寂しさが責める何となく過去になぞられた名誉の失恋体が寂しいのあゝ恋に飛んでゆきたい愛染隼人の女の詩集おんなの過去
雨のブルースおんなが泣いて俯きながら傘を項垂れ雨に歩いてるどうした聞けば私の彼が消えてしまったの港の汽笛聞きながら寂しそうに夜に溶けゆくあゝ雨のブルース…なにも言わずに明日が消えて胸が騒いで恋が哀しくてどうした聞けば死んで詫びたい胸に抱かれたい涙が港に溶けて風に散って雫になりそうあゝ雨のブルース…どんなことにも耐えてゆく苦労覚悟のこの私ですものどうした聞けば世間の噂が私を責めて恋に弾けて夢を奪って泣かしてばかり人生が辛いあゝ雨のブルース…愛染隼人の女の詩集雨のブルース
あやまち危ない恋のお相手には今年五つの子供がいるあなたが寝ている間に私見ちゃったの子供を連れた買い物の帰り道で写した写真財布の中身を…逢うときいつも笑顔の電話待ついい女にかけている出来るなら奪いたい2人で寝てみたいそんな幸せそんな暮らしが夢なの無理なの知ってる女の憧れ(あこがれ)…幸せなふりで哀しみ抱いてあなたの背中追っている遅いだけの出逢いがわたしを苦しめて悩ませているあなたの名前が欲しいひとり悔しくて東京ホテル…愛染隼人の女の詩集あやまち
哀しい旅人私の恋は終わったの夢だったおんなが騒いで涙の祭り心に凝りは残るけど未練尾を引く女の思い今はただ…哀しい旅人海が見たくているあゝ…見知らぬ町に旅をする乗り継いで列車の窓にあの人の影心をむしばむ惡い人もうすぐ海ね潮の匂いが強くする…哀しい旅人鴎が飛んでいるあゝ…絵になるような美しさ秋景色少しだけ波が渦巻いている荷物を捨てても来たかったこんな景色に憧れていた侘しさの…哀しい旅人空も淀んでいるあゝ…愛染隼人の女の詩集哀しい旅人
金曜日の女雨がしとしと降り続いてる屋根を雨が走る音わたしは数えて明日の恋を占っている窓の外に黒い雲か流れ嵐のように荒れている哀しくて金曜日の女あゝ…人がまばらな港の夜景船が海を走ってる地図にないような小さな町の港の名前え傘がなくて雨に濡れ眺めてる金曜日の女あゝ…夜の化粧に身をつつんではネオン町歩いてる今夜のお酒は涙で割ったおんなのお酒夜が軋んで風に揺れ苦い酒金曜日の女あゝ…恋の追憶雨降り止まず…愛染隼人の女の詩集金曜日の女
長崎の恋は哀しい燃えて追いかけた恋だったけどあなたに見切られて浮いた噂に泣かされて恋が辛くて女を捨てたいそんな思いの長崎の恋は哀しい…戻りの船が波止場で鳴いてる思いが引きずって港を捨てずにいたいけど許さぬ未来それは無理だと恋に気づいた長崎の恋は哀しい…2つ揃えたコーヒーカップの色が褪せてゆく浮気な人と言うけれど惡い噂など私、信じない一途な恋も長崎の恋は哀しい…愛染隼人の女の詩集長崎の恋は哀しい
夜の空港夜の空港期待外れの恋におんなが泣いてあなたじゃないと駄目だからと恋を拒むその理由(わけ)に雨が降ります北空港…夜の空港おんな1人の旅なみだが滲む夜のフライト恋は儚い胸の傷が滑走路を今飛び立ちます北空港…夜の空港南の島へゆくこころの整理我が身を見つめ恋を貫く未練な恋いに窓は雨降りいつか帰るから北空港…愛染隼人の女の詩集夜の空港
ララバイ東京ララバイララバイ東京もう返ることはないの哀しいグレーの空色した季節の中で涙に抱かれて旅をする北の果てまでわたしの知らない町へ…ララバイララバイ東京なみだの色した町の都会の海では恋に溺れ渦に巻かれて花を散らしては泣いていたすべてが思いでの町…ララバイララバイ東京窓に滲む恋灯り映るネオン町思いですべて汽車に詰めて夜を走りゆく北国は出稼ぎばかり人のなか…愛染隼人の女の詩集ララバイ東京
金曜日の女雨がしとしと降り続いてる屋根を雨が走る音わたしは数えて明日の恋を占っている窓の外に黒い雲か流れ嵐のように荒れている哀しくて金曜日の女あゝ…人がまばらな港の夜景船が海を走ってる地図にないような小さな町の港の名前え傘がなくて雨に濡れ眺めてる金曜日の女あゝ…夜の化粧に身をつつんではネオン町歩いてる今夜のお酒は涙で割ったおんなのお酒夜が軋んで風に揺れ苦い酒金曜日の女あゝ…恋の追憶雨降り止まず…愛染隼人の女の詩集金曜日の女
灰色の季節あなたに重ねたおんなの心がいつの間にか消え架かるけど哀しみだけがわたしを責めて星降る街角に嵐のように雨が降って光が途絶えて哀しみに渦巻かれるあゝ灰色の季節…女のこの身が冬にさらわれて冷たく凍り涙に染まり恋を遠ざけ夕焼け雲の裏に隠れて身を潜めても変わらね思いあなた一途のこの人生に生きたいあゝ灰色の季節…海翔ぶカモメが翼を休めて岩肌休み疲れを癒す恋の終わりのピリオドみたいに涙をためて明日を見ている季節に落ちてどこへゆくのか風の流されるままにあゝ灰色の季節…愛染隼人の女の詩集灰色の季節
淡雪の人なみだを溜めて歯に噛みながら寒さに耐えて風にふるえ北に降る白い雪に凍え港の船を目で追いながらあゝ淡雪の人淡雪の人…まつげに白く雪が舞うけどこころは燃えてあなたを追い道を塞いだ雪など気にせず逢いにゆきたい運命の人あゝ淡雪の人淡雪の人…初心な思いは初恋なれど南の島に追ってゆきたい足が震えた港の出船黒い煙に思いが揺れるあゝ淡雪の人淡雪の人…愛染隼人の女の詩集淡雪の人
夜道に咲く花夜道に2つ並んだ花が咲いてる心動いて勇気ずけられる別れを言われたぐらいでめそめそ泣いてはいけない風に雨に耐えてるじゃないの…恋の行方はわからず未練な思い明日に縋りただ生きてるけど辛いの恋の運命港の夜景に泣いてる外国船の出船の汽笛鳴る…煙が風に揺れてる何処にゆくのか恋を離れて見知らぬ土地へと私を連れて行って苦しさから逃げ逃避行出来ることなら他国に住みたくて…愛染隼人の女の詩集夜道に咲く花
大阪無情心を殴られ泣き叫んでも情のない思いを投げ捨てられどうしたらいいかわからない私の生きる場所はあなたの心別れなんかいらないあゝ大阪無情…雨降り止まずに外国船が出船の合図をして黒い煙で港を走って鳴き笛かいつか行きたい夢は今も消えずにあなた1人を偲ぶあゝ大阪無情…私の生きる場所はあなたの心別れなんかいらないあゝ大阪無情…愛染隼人の女の詩集大阪無情
酒場化粧暗い酒場の片隅で飲んでます酔えない侭にあなたの写真抱いてますいつか来るようでそんな気がしていますだからだから酒場化粧していますあゝ…小窓に見える雨模様降り始め傘がないのに濡れて帰ろうか哀しくておんなが錆びれて明日に背を向けられてでもねでもね酒場化粧していますあゝ…他のお客が来るたびに振り向いてあなたでないか胸騒ぎしてる初心な人まだ愛されたい愛し足りない別れだけどだけど酒場化粧しています…愛染隼人の女の詩集酒場化粧
逢わずに愛してそぼ降る雨にこの身が濡れても許した女の体が火照る駄目よ駄目なの世間の惡い噂に泣けてもあなた1人が生甲斐だからああああ逢わずに愛して…冷たい風にいのち吹かれても心が燃えてる未練な恋いが嘘よ嘘なの強がりなんてもう言わないでよ寂しい癖に抱かれたいのにああああ逢わずに愛して…酒を飲んだ未練の花咲く夜露に濡れ西に東に馬鹿ね馬鹿なの女が泣いて海に沈んでもすぐ陸戻り泣く阿呆鳥ああああ逢わずに愛して…愛染隼人の女の詩集逢わずに愛して
運命の悪戯おんなの命あげてもいいのあなたに狂い咲きそんな気持ちでいながら空に星が隠れて見えない寂しくさせないで一人の酒は嫌よあなた思いで酔えないからあゝ運命の悪戯…すべてを捨てた命のさだめおんなのしあわせを諦めさせたわるい人海の波が砂浜を引くまるで御伽噺(おとぎばなし)雪虫がざわめいて北の町にははや秋が来るあゝ運命の悪戯…なみだを溜めた女が泣いてみなとの船を見てあなたの元へ行きたかった遠く離れた故郷の町嫁ぐことが女のすべてしあわせならば秋風が吹くみなとの夜景あゝ運命の悪戯…愛染隼人の女の詩集運命の悪戯
霧笛に濡れてあの人があの人が見えないの海鳴り海面を走る船の汽笛に濁されて乗っているのだろうか恋の破片が星屑のあゝ霧笛に濡れて…わるい人わるい人うわさする私には誰より優しくしてるだから貫いてきたおんなの体ひとつ夢が崩れて星笛のあゝ霧笛に濡れて…ずるい人ずるい人逃げる人惚れさせ地の果てまでも何処え波の裏側なみだおんなの啜り泣き叫んで悶え苦しいのあゝ霧笛に濡れて…愛染隼人の女の詩集霧笛に濡れて
大和桜(ナデシコザクラ)並んで咲いた季節の花は風に吹かれても舞うことはせずに一途な命を守る運命の受け身の桜あなたに咲いたあゝ大和桜…春告げ鳥があまい匂いに酔い知れながらも小枝にたわむれ恋模様星の光に包まれおんなの桜桃色吐息あゝ大和桜…東京の隅で七色ネオン愛しきれずに酒を飲みながら酔いたくて癒す時もあるけれど風吹く桜我侭な女あゝ大和桜…愛染隼人の女の詩集大和桜(ナデシコザクラ)
北のハマナス北のハマナス見にゆこうねとだから帰りを待ってると窓に小声で見送ったけど夏を過ぎても戻らない赤い花の色が褪せても君の帰りを待ってる未練…北のハマナス君に似てるそんな可愛さ離さないそっと抱きしめ育てた恋を瞼を閉じて思い偲べど囁やく言葉嘘はないんだ風の噂に待ってる僕さ…北のハマナス夏に生きる海が友達北砂地(すなち)まだ帰らない嫌な予感が胸にするけど君が全てのあゝ僕だから待つことも恋い…愛染隼人の女の詩集北のハマナス
女の秘密誰にも言わないでね胸の秘め事をあなたに咲いた赤い薔薇の花命細さに枯れてゆくあゝ運命恋しい人ならばおんなの秘密…咲いて運命に生きて哀しみ背負うおんなの辛さ風に飛ばされて薄紅化粧落ちてゆくあゝ命に変わる人ならばおんなの秘密…愛染隼人の女の詩集女の秘密
灰色の季節あなたに重ねたおんなの心がいつの間にか消え架かるけど哀しみだけがわたしを責めて星降る街角に嵐のように雨が降って光が途絶えて哀しみに渦巻かれるあゝ灰色の季節…女のこの身が冬にさらわれて冷たく凍り涙に染まり恋を遠ざけ夕焼け雲の裏に隠れて身を潜めても変わらね思いあなた一途のこの人生に生きたいあゝ灰色の季節…海翔ぶカモメが翼を休めて岩肌休み疲れを癒す恋の終わりのピリオドみたいに涙をためて明日を見ている季節に落ちてどこへゆくのか風の流されるままにあゝ灰色の季節…愛染隼人の女の詩集灰色の季節
灰色の季節あなたに重ねたおんなの心がいつの間にか消え架かるけど哀しみだけがわたしを責めて星降る街角に嵐のように雨が降って光が途絶えて哀しみに渦巻かれるあゝ灰色の季節…女のこの身が冬にさらわれて冷たく凍り涙に染まり恋を遠ざけ夕焼け雲の裏に隠れて身を潜めても変わらね思いあなた一途のこの人生に生きたいあゝ灰色の季節…海翔ぶカモメが翼を休めて岩肌休み疲れを癒す恋の終わりのピリオドみたいに涙をためて明日を見ている季節に落ちてどこへゆくのか風の流されるままにあゝ灰色の季節…愛染隼人の女の詩集灰色の季節
恋の幕引き夜雨が煙り明日が見えずにか細い胸が苛立たせるの恋は思うようにいかず涙の吹き溜まりにいるの哀しみの固まりに抱かれた恋の幕引きあゝ…星がかたむきひかひの帯が宇宙で曲がって届かないけど明日のない我が身に泣けて暗闇に生きて見せると一度決めた女の覚悟恋の幕引きあゝ…風がなびいて花びら揺らし星の雫が空を飾っておんなの雨を降らすけどもう若くはないからと出来るならこの恋に賭けたい恋の幕引きあゝ…愛染隼人の女の詩集恋の幕引き
哀愁ナイト東京の夜景が瞳を滲まして向こう側に雨を降らす惚れて何であなたに尽くしたの一人夜風が寒い傘から落ちる雫が肩に冷たい哀愁ナイト…東京の夜景が涙に落ちて女のこころを揺らすけど馬鹿ね明日が霞むしょうがないこれが女の運命きっとこれも愛だから夢が壊れた哀愁ナイト…東京の夜景が夜露に濡れて恋をなくした女のよう哀しんで泣いてる風に靡いて何処か枯れてる姿もう命の水がない体の隅まで哀愁ナイト…愛染隼人の女の詩集哀愁ナイト
口げんか私の妬きもちから口喧嘩して後から後悔焼け酒して別れ話に頷いたこと泣いてる浮気ぐらい許してあげればいいものをか弱い女の意地なのねあゝ酒に溺れ見失う我が身の姿泣いて生きるより未練に縋りあなたを思って生きようと泣いたりもした女の決心命(いのち)恋い酒に恨んだひとりごと…雨に打たれて女が海を見ている冬の荒波がこの身を殴って季節に次第に溶け込んで沈んでゆくの星が霞んだこの雨空で女に嫌気するけれど…愛染隼人の女の詩集口げんか
溜息ついてあんなに綺麗に咲いた花が明日に霞んで息を切らして朝露に濡れて枯れている恋に息ついてどうしたらいいかわからないあゝ溜息ついて…めぐる人生におんなが悩みどうして私こんなに不幸呆れるほどの生きる道(みち)女切なさが息を殺しても無駄なことあゝ溜息ついて…花湯を見廻す北の夜景が女が迷う息尽くところあなたと見たいこの景色我侭だけれど未練に泣いても諦めないあゝ溜息ついて…愛染隼人の女の詩集溜息ついて
東京砂漠指の隙間からさらりと落ちる砂は苦い味がする月に照らされて風に煽られ行くあてがない流れる川もない切ない恋い東京砂漠あゝ…ときの空間に恋が止まって身動き出来ずさまよえど胸に一秒息を吸い込む余裕さえない恋を引き離した星の砂風東京砂漠あゝ…指の隙間からさらりと落ちる砂は苦い味がする月に照らされて風に煽られ行くあてがない流れる川もない切ない恋い東京砂漠あゝ…季節に歪んでなみだ流して月に拝んだ恋影(こいかげ)も砂に埋もれて風に消されて姿跡形がないとても哀しすぎる恋の終わり東京砂漠…愛染隼人の女の詩集東京砂漠
ある雨の降る冬いつもこうして傘を持って雨の降る日は駅まで迎えに行っていた驚いた様子で腕にすがりながら帰っていったねそんな仕草が嬉しくってある雨の降る冬あゝ…いつも並んで歩く夜の道で長話を川のほとりでしていたね寒さも忘れてあの頃若かった今はもう他人今も未練の花が咲いてある雨の降る冬あゝ…今は寂しさ1人あなた思い街の隅で暮らしてるけど哀しくて夜枕濡らして月に嘆いている未練なばかりに人生がとても哀しくてある雨の降る冬あゝ…愛染隼人の女の詩集ある雨の降る冬
水色のワルツあんなに尽くして惚れ抜いて夢を飾っていた私の恋が逃げたの何故恋は苦い涙の結晶(かたまり)今日から一人身の私恋は水色水色のワルツ…小指と小指を契っては恋を囁いてたあなたの声が耳に焼き付き瞼の裏で息つく下僕(しもべ)まとわりついて遊んでいる恋は水色水色のワルツ…小夢と小夢を繋いでは胸に抱かれていた季節に落ちて泣き叫んでも今も変わらぬ別れた人よ甘い蜜が忘れられない恋は水色水色のワルツ…愛染隼人の女の詩集水色のワルツ
ラストシーンこの恋に終わりが来るなんて思ってもみなかったせめて今夜だけそう今夜だけいつものように好いたふりして踊ってね夜はまだこれから…カクテル光線に2人酔い蝋燭が燃えているテーブルの煙草短い侭で見つめる瞳この夜に溶けそうなの別れ惜しいあなた…チークを躍る胸明日はないなみだ流れる私こんなにも好きで哀しいなんてやきもきがするもうすぐ他人の2人恋は切なく甘いもの…愛染隼人の女の詩集ラストシーン
糸ひく雨糸ひく雨はあなた思いの心の雨かみれん雨小雨に濡れてネオンに身を任せ今夜も飲んでる偲ぶ酒あなたがグラスに揺れているあゝ…あなたの妻が欲しかったけど無理だと知った恋運命おんなの命か細い雨のようグラスに咲いてる未練酒1人身切ない明日はないあゝ…風の灯り火止まり木揺れて命消えても傷いたむ恋は儚(はかな)いものだと肌で知るおんなの侘しさ涙がやまない夢歌留多…愛染隼人の女の詩集糸ひく雨
水色のワルツあんなに尽くして惚れ抜いて夢を飾っていた私の恋が逃げたの何故恋は苦い涙の結晶(かたまり)今日から一人身の私恋は水色水色のワルツ…小指と小指を契っては恋を囁いてたあなたの声が耳に焼き付き瞼の裏で息つく下僕(しもべ)まとわりついて遊んでいる恋は水色水色のワルツ…小夢と小夢を繋いでは胸に抱かれていた季節に落ちて泣き叫んでも今も変わらぬ別れた人よ甘い蜜が忘れられない恋は水色水色のワルツ…愛染隼人の女の詩集水色のワルツ
海の旅人いつか行った岬の海が泣いてるあの時2人は幸せだった波の谷間に花が咲き赤い夕陽に鴎が泣いて確か…春の穏やかな海だった雲の切れ間で季節の風が泣いてるあの時私は空に泣いてた拳を握り悔しくて恋を恨んであなたを憎む確か…狂い咲く秋の海だった霧で霞んだ明日の海を見ていた渦巻く波に身を投げたかったあなたに命あげたかった一途な恋の終着駅(えき)確か…女の惨めさ感じていた愛染隼人の女の詩集海の旅人
春夏秋冬春に出逢い恋に目覚めて夏に日焼けた黒い肌に抱かれたの秋に風吹吹く落ち葉が揺れ冬に雨降る港で別れた春夏秋冬恋のストーリーあゝ…春に揺れて心が惹かれ夏に口ずけ波間に咲いた赤い花秋に運命の思いで去りし冬に凍れるこの胸泣く恋いあゝ…おんな化粧恋にしてみた夏にお洒落で指切り恋を誓った秋にDressが色落ちをした冬になみだが行き場を迷ったあゝ…愛染隼人の女の詩集春夏秋冬
夜のPlatform最終電車のTOKYOゆきで帰るというが別れ話に思いを拗らせて思うようにいかず隠れ泣きしている君を見てしまった我侭な夜のPlatform…隠れて見送りをする昇りの電車風が冷たく弱い体が心配責めないで過去ある僕だから勝手に嘘をついてしまい身を引く僕陰送る夜のPlatform…恋のものがたり深まる恐れが君を気遣った別れても好きだけど辛いんだ他人のふりするのが別れても心の恋人永遠の女(ひと)雨が降る夜のPlatform…愛染隼人の女の詩集夜のPlatform
雨のオランダ坂港を遠ざかる汽笛を鳴らしてあの人が離れていく船別れを告げて見送らないで勝手な都合哀しくなりますここは長崎雨のオランダ坂…雨が冷たすぎる風に包まれて秋ももうすぐ終わりの雨肩に落ちる雨のしずくがあなたに泣いて港を見ているヒールが痛い雨のオランダ坂…雨の煙があなたを奪うのね簾の向こうに消えていく厚い雲の黒い雲ゆき女ごころはエンジの色よシネマのような雨のオランダ坂…愛染隼人の女の詩集雨のオランダ坂
疲れたわけじゃない愛し足りないただそれだけで疲れたわけじゃない我が身の情けなさ布団にくるまり昨日を振り返る私だからだから幸せが怖いのあゝ…夢見てばかり叶わぬことで哀しんでいるけれど今おんなの辛さ表にでてくる星が風に靡かれてでもねでもぬひかり輝いてる…別れた日からかれこれ二年忘れたことなどない募る思いごころこんな辛いならもう女を辞めたくてそうねそうねこれから先は秘密なの…愛染隼人の女の詩集疲れたわけじゃない
なみだの別れ愛していてもいつかはきっと別れがくる今日から2人はもう他人切ない別れを言わないで瞼が熱くなるから男悔しいなみだの別れあゝ別れに悩むどうにもならぬ知りながらも今日に泣いて濡れ枕雨に煙ったこの恋に生きゆきたい未練でも男悔しいなみだの別れあゝ花の生命がうつくしく散るそうありたい男の花が泣いているそれも恋なら諦めてなみだ堪えるしかない男悔しいなみだの別れあゝ愛染隼人の女の詩集なみだの別れ
雨のオランダ坂港を遠ざかる汽笛を鳴らしてあの人が離れていく船別れを告げて見送らないで勝手な都合哀しくなりますここは長崎雨のオランダ坂…雨が冷たすぎる風に包まれて秋ももうすぐ終わりの雨肩に落ちる雨のしずくがあなたに泣いて港を見ているヒールが痛い雨のオランダ坂…雨の煙があなたを奪うのね簾の向こうに消えていく厚い雲の黒い雲ゆき女ごころはエンジの色よシネマのような雨のオランダ坂…愛染隼人の女の詩集雨のオランダ坂
東京の人空が濁って星が見えないあなたの暮らしがわからない名前を頼りに故郷捨てたが何処にいるのやらお酒の好きなあの人だからネオン花売り女今日からあなた探します私北の人あなた東京の人…心が病んで夜が眠れず瞼を閉じてはあなた追い涙こぼしてる甘い蜜探す白い蝶が夜空で迷ってますネオン花売り女生命かぎり諦めぬ私北の人あなた東京の人…夜が寂しく温もり欲しいあなたの胸には薔薇があるだから離れない棘にさされることもある今は未練に泣いてネオン花売り女我侭だけど許してね私北の人あなた東京の人…愛染隼人の女の詩集東京の人
長崎の雨帰る家もなく身軽なままでこの愛にすがりたく飛び出して来たそんな事情を知りながら雨を降らすのね泣いてますおんな雨降ります長崎の雨…港で汽笛が雨に煙って明日を見つめ鳴いてるあなたが教えたおんなの哀しみ傷が残ってこの胸が痛む泣いてます夢砕け降ります長崎の雨…書置きして来た未練がましくあなたで終わりたいのにいつものポストに涙の手紙を戻りたくない故郷の町に鳴ってます波止場ベル降ります長崎の雨…愛染隼人の女の詩集長崎の雨
海の悼歌(エレジー)死ぬまで2人は離れはしない離さないからそんなことを言いながら指切りして笑っていた指の間をすり落ちる砂味気ない思いあゝ海の悼歌(エレジー)歌…星になり帰る光の帯(おび)が心を結ぶ生命が終わるその日まで1人だけの片思いで人生終わっても悔やまない星のあなたがいるあゝ海の悼歌(エレジー)…瞳の裏側にはあなたが宿りわたしを守る哀しいけれど星灯りあなたの命煌めいて風と2人でわたしを抱いて思いを離さないあゝ海の悼歌(エレジー)…愛染隼人の女の詩集海の悼歌(エレジー)
銀座花街君が傘さして街を歩いてるまだ、そんな気がして遠く離れても変わらぬ心は君に向いたままであの日夜汽車の一番ホーム走り去り銀座花街東京Station…水溜りをよけヒールが折れてもう、歩けないほど別れを追いかけ諦め駅のホームを走って泣いたけど振り切り行ってしまう一番ホーム走り去り銀座花街東京Station…思いで哀しい瞳のうらがわもう、愛せはしないわかっているけどたとえ未練でもいいの思い抱いて生きるそれが女の務め胸に誓った恋運命銀座花街東京Station…愛染隼人の女の詩集銀座花街
赤坂たそがれ赤坂たそがれたそがれ赤坂恋の灯が揺れた止まり木に煙に巻かれてあなたは消えて恋が壊れた赤坂の思い…あなたの夢に私も溶けたい生きてゆきたいの同じ道そんな思いが風に散らされ心が歪む木枯らしのように…赤坂たそがれたそがれ赤坂東京MyLove闇に溶けネオンが沈みボトル片手に酔いどれ唄う店のカウンター…愛染隼人の女の詩集赤坂たそがれ
北の海鳥涙を流して夜明けの海で風に吹かれるままにあなた忘れの北の旅人春の海に朝陽が覗く過去も未来も記憶が遠のく中で光の帯に包まれ海辺で遊ぶ私北の海鳥…咲いて散りゆくは恋の花びら短い花の命風に飛ばされ女が散りゆく雲が流れ渦巻く海が凄く哀しい無駄に生きてる時間がこんな形になるなんて波間で遊ぶ私北の海鳥…愛染隼人の女の詩集北の海鳥
あの思いでの夜あの夜あなたに抱かれて泣いた深い海のように澄んだ青空みたいに幸せの標へと導かれ瞑る瞼で波が揺れていた思いでセレナーデあゝ…あの夜あなたに息が苦しい別れ言われ泣いて死んであなたに行きたい花が朝露に濡れて色がわり女が落ちて道に迷ってた別れのセレナーデ…あの夜あなたに口ずけされたいつもと違ってた軽く触れていただけそこには愛がなかった星が隠れて夜空が濁る北の岬には女のセレナーデ…2025/06/07
他人のそら似思いで頼ってこころが縛れ昨日を見ながらあなたを探してる町のネオンが寂れてなみだ色して明日が見えないあなたに似た人見る度に胸が時めくの隠れ見てる他人のそら似…名前を頼ってネオンに尋ね北から南へ流れの旅をする遠くで汽笛が泣いて港の町を飾ってるけどあなたに似た人声かけて夜に誘うけど駄目よ他には他人のそら似…愛染隼人の女の詩集他人のそら似
解けた鎖別れは永遠の涙だからとあなたの胸にすがって泣いた昨日の思いでだから駄目よあなた1人に命を賭けて未練で諦めずいたあゝ解けた鎖…陰で月に吠えて未練に燃え寂しさに耐え花を咲かせた1人で静かにそうよそうね女の運命恋一筋に夢を捨てず生きることあゝ解けた鎖…冷めた世間の風この身が悶え噂に堪え我慢をしてた涙のお話しなみだこぼし我が身の情け誉めてあげて星の灯り身に沁みるあゝ解けた鎖…愛染隼人の女の詩集解けた鎖
涙の鎖別れ上手なあなたと泣き虫なわたしが見つめあって口にしたことばがさよならなんて哀しい女が哀しい夜に飛び立つ蝶のようにこの恋はあなたと同じでいいわあゝ涙の鎖夜に哀しい別れに内側は未練で泣いてるくせに強がり言って弱いのにこの見栄っ張り涙が涙が流れるいつも私は貧乏くしで泣かされて溜息をついているあゝ涙の鎖…咲いた花びら散るようなみだ粒光って明日を遮る光の帯が邪魔する宇宙に舞い散る淀みが星を濁らせる哀しみだけの命捨てたく恋に縛られてもう泣くのは辛いわあゝ涙の鎖…愛染隼人の女の詩集涙の鎖
恋が星になったの哀しいぐらい恋しても寂しさに泣いて涙を溜めて叫んでも恋は逃げてゆく憐れな末路の恋が星になったの…恋していても今他人昨日が今日に塗り変わるだけ侘しくて胸を叩いても何も変わらない恋が星になったの…風に抱かれてなみだ溜め明日の力が抜けていくのが分かるけどどうしようもなく恋に臆病恋が星になったの…愛染隼人の女の詩集恋が星になったの
信濃路の雨思いを寄せて2人で逢った語る愛のその長さ指で契った恋なればこそ信じていたけどあなたが遠い恋を綴った信濃路に雨が降るあゝ…繋いだ手先き汗ばんでいる恋の旅路のそのせいかあなた1人と決めた恋にも終わりくるなんて恋は幻(まぼろし)か思いで止まぬ信濃路に雨が降るあゝ…喧嘩をしても我慢していたいつか気づいてくれるはず駄目だったけど凄く哀しい何も言わずに戻りの列車これが最後の信濃路に雨が降るあゝ…愛染隼人の女の詩集信濃路の雨
東京は哀しい街さアイラブユーが言えない侭に君はいなくなってしまった思いを告げていたら泣かずにすんだものを恋はいつでも哀しみのヒロインばかり東京は哀しい街さあゝ…街のネオンが色とりどりに今夜もなみだを誘ってる飲めないお酒に酔い慣れない景色を眺め涙零して心のの橋にあこがれる東京は哀しい街さあゝ…心につばさあるのなら飛んでゆきたい今直ぐにも切ない夜が責めてこの僕を泣かすけど君の他には心をあげたり出来ない東京は哀しい街さあゝ…愛染隼人の女の詩集東京は哀しい街さ
灯りともして灯りともして錆びれた匂いおんなを利用するだけのずるい人いいえ違う私の愛した人は青空みたいに澄んだ人で濁りのない人だわ…見せ掛けだけの愛のなさに私は随分泣かされたわるい人いいえ違う真心向けた人ならば小鳥のような可愛さ持った瞳優しい人だわ…灯りともして一途な恋いと心の底を信じては燃えてみたいいえ違う人生賭けた人ならば命捨て身の真剣勝負何処か他所の人だわ…灯りともしたあなた信じてた…愛染隼人の女の詩集灯りともして
だから小樽ふたりで歩いた小樽の町を偲べば疼いて心が躍る忘れはしない逢いたくて夜中の電話呼び出してあてなく歩く駅前あたり愛がすべての僕だから寒さも平気だから小樽…夜明けの駅前待ち合わせたね駆け落ちみたいな2人の恋は温もりだけの貧乏さお金なんかは無かったが愛が頼りで抱き合った若さばかりのだから小樽…思い起こせばおとこの未練嫌いで別れたわけじゃないつらい浮世の陰口で歳の差なんか気にしないだけども君が可哀想(かわいそう)気遣う別れだから小樽…愛染隼人の女の詩集だから小樽
女がつらい風に吹かれてみなとの公園海が見えて夜景が綺麗だねいきなり抱きしめてもう逢えないなんて言うから星の光に歩いてゆくのねその切なさは女がつらい…薔薇で棘さす傷つく女この恋だけに命を捧げてあなたに生きてきた別れの理由などは聞かない詰まらないから私に飽きたの夢が崩れてあゝ鳥になる…濡れた涙を見せてあげたい1人泣き夜枕濡らして簾の向こうで夜霧に煙られて泣いてももう返らないあなた1人だけ哀しい鴎空を飛びゆく…愛染隼人の女の詩集女がつらい
別れの神威岬心までも切り離す別れるためあなたから離れたくないのそれが本音の愛と言えば嘘じゃないけど別れの神威岬あゝ…荒れる海に身を投げて詫びたくて最後まで尽くしてみたくて愛の運命なの海面走る冬の季節風別れの神威岬あゝ…岩肌返るしぐれ風落ちる陽に薄れゆくおんな涙恋い苦しみの命恋は魔物とわかってるけれど別れの神威岬あゝ…愛染隼人の女の詩集別れの神威岬
みぞれ雨指切り誓った恋がもうすぐ終わるあれは嘘なのね別れの言葉が締めくくり信じた私が馬鹿なのねこの身に沁みるみぞれ雨あゝ…2人の映る写真胸に抱きしめ夜に泣いていた幸せにはぐれ泣くかもめ大空飛べずにつばさ折れ休む岸壁みぞれ雨…朝露ぬれるおんなの花の色が落ちてゆく吹く風に抱かれなみだ癖横槍大雨嵐みたい明日が見えないみぞれ雨…愛染隼人の女の詩集みぞれ雨
叱らないで叱らないで叱らないで浮いて沈んだ思い1つを尽くし足りないけど精一杯生きてきたつもりこれ以上愛せない泣かせないで別れなんて言わないで…叱らないで叱らないでネオンに霞む濃いめのお酒飲んでも酔えなくてあなたの影が邪魔をして私の涙を誘う虐めないで夜が切ないおんな酒…叱らないで叱らないでおんなが迷う十字路をあなたが邪魔するの思い1つが揺らめいて冷たい風が吹き抜けこの身を縛る別れなんて言わないで…愛染隼人の女の詩集叱らないで
冬子のブルース冬子は涙で星に叫んでるどうしてあなたが見えないの嫌われたのね港で船が出船の合図です乗ってなければいいけれど冬子のブルースあゝ…風に抱かれても未練を隠せず冬に花咲く冬子です哀しみ多い翼広げた鴎が空をゆく天使のようなそのひとみ冬子のブルースあゝ…命は1つとあなたに捧げる思いを語る冬子です切ないけれど月が半分空に浮かんでる赤い月夜に燃える炎の冬子のブルースあゝ…愛染隼人の女の詩集冬子のブルース
恋唄この恋だけは誰にも言わず内緒にしておいて密かな恋に酔いたいから命より命より大事なあなたですもの女の胸の恋唄…あなたにだけは嘘を言わずに真っ直ぐ歩いてゆく別れたくない離さないから女夢(ゆめ)契ったのあなたの妻になりたい女の本音恋唄…世間のうわさ負けたりしない強いおんなでいたいそうよこの夢生きたいから好きな人ためならば惜しまずに生きてゆくのよ恋唄…愛染隼人の女の詩集恋唄
北のハマナス北のハマナス見にゆこうねとだから帰りを待ってると窓に小声で見送ったけど夏を過ぎても戻らない赤い花の色が褪せても君の帰りを待ってる未練…北のハマナス君に似てるそんな可愛さ離さないそっと抱きしめ育てた恋を瞼を閉じて思い偲べど囁やく言葉嘘はないんだ風の噂に待ってる僕さ…北のハマナス夏に生きる海が友達北砂地(すなち)まだ帰らない嫌な予感が胸にするけど君が全てのあゝ僕だから待つことも恋い…愛染隼人の女の詩集北のハマナス
あなたのポエム秋に花咲き冬に花散る風が散らした短い恋も忘れられずに未練だけが花火のように空に広がりあなたに見せたいと涙ぐむ女の心…甘い匂いの花の香りが果実のようで鼻に残った恋のようです2度と咲かない恋だと知るも未練な思いただあなたを追って夢すがり育む恋よ…愛染隼人の女の詩集あなたのポエム
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大阪城ブルース指にからんだ赤い糸がほつれ涙にとけて明日が曇るけど思いだします2人歩いてた桜の並木道愛に溢れていた天守閣あゝ大阪城ブルース…貴方が好きな黒いドレス着て口びる赤く待ち合わせをして胸騒ぎして夢を持っていた大阪の町にはブルーな雨が降る天守閣あゝ大阪城ブルース…雲が流れて時はながれゆく心がわりが女を泣かしてほつれた糸の端がわからない明日を忘れたいお酒に溺れても天守閣あゝ大阪城ブルース…愛染隼人の女の詩集大阪城ブルース
大阪無情・涙雨好きだと言って口説かれ抱かれあなたの胸で夢が泳いだだけどだけど哀しいことに女の気持ち知らず他人の振りして背中を向けて町に消えた別れあゝ大阪無情・涙雨…星のうらがわ隠れてそっとあなたを見てる未練な心そうねそうね初めて知った寂しさ堪え涙瞳が潤んで体が凍えて季節に怯えてるあゝ大阪無情・涙雨…愛染隼人の女の詩集大阪無情・涙雨
雨の海峡おんながひとり旅ゆけば北の岬になみだが落ちる人もいない風が唸るけどあなたの影にこころ乱れて明日が寂しい死にたいぐらいの罪なおんなを許してくれますかあゝ雨の海峡雨の海峡…息が途絶えて苦しくて恋の成り振り世間知らずに後の後悔なみだ流しては我が身の辛さ風に散らして海に沈めたい恋は儚くてなみだが滲むこの胸すきま風あゝ雨の海峡雨の海峡…愛染隼人の女の詩集雨の海峡
君だけを君だけを君だけを愛していつも頭のなかは君でいっぱいで胸を焦がして生きていたどうしてどうして小枝から桜が散るように哀しい別れをするの季節の春に落ちた恋い…君だけを君だけを信じて明日を見て生きてた哀しい結末連れて北風何処にゆくなみだでなみだで後追いで街を探したけど何処かゆくえ知れない北の灯り火星に消えて…愛染隼人の女の詩集君だけを
雨に濡れてもこころを開いた嘘のない思い純水にあなたに引かれて恋してるけどうまくいかないそんなこと思いながら傘のしずくが肩に落ちる雨の舗道あゝ雨に濡れても…諦めてみても後悔するから叶わなくても未練に泣いてあなたを思い暮らしでみたいおんなの辛さいつまで続くなみだ浮かべて夜に溶けても風が冷たいあゝ雨に濡れても…あなたに捧げた運命のいのち雨にながれて季節に落ちて行けどせつない木枯らしばかり見窄らしさがよく似合ってるあぜ道歩く1人この身の雨の舗道あゝ雨に濡れても…愛染隼人の女の詩集雨に濡れても
新宿サタデイ・ナイト待ち合わせのビルの街角で時間を過ぎても来ないけど事故ではないか気にかかる雨の煙たさに向こうの景色が傘の雨だれに消えてゆくあゝ新宿サタデイナイト…人混みを巻き都会を流れる川は寂しくて月影におんなの舟が浮いている風に傾いて沈みかけるけどあなたの影だけが映ってるあゝ新宿サタデイナイト…怪しく乱れおんなが騒いでまだ来ぬ人を恨んでも何処か私が惡いのと心の灯影(ほかげ)慰めているが明日が消えかかるこの瞳あゝ新宿サタデイナイト…愛染隼人の女の詩集新宿サタデイナイト
雨に咲く花雨が降ってこの身が濡れても思い変わらない惡い噂に散った花だけど今夜も一人の酒で夢に追いかけすがる人我が身を慰めて雨に咲く花…あなた思って未練に泣いてももう返らないけどそんな悲劇の恋の終わりにも覚悟の未練のなみだあなたの胸に架ける橋心が揺れ動く雨に咲く花…あなたに泣けて夢が揺れ動くこの身の辛さにはおんなを止めて逃げて隠れたいこれも1つの恋なら辛さ乗り越え生きるだけ今は未練に泣く雨に咲く花…愛染隼人の女の詩集雨に咲く花
あなたに泣いた明日のなみだを抱えながらひとりお酒で悩んでいる何で別れるの意地悪な人煽るお酒をなみだて薄めグラスを数える遣る瀬無さあゝあなたに泣いた…風が運んだこのしあわせをいつの間にやら俯いているグラスの氷がお酒に溶けて恋が沈んだ真冬の海の荒れた季節の恋模様(もよう)あゝあなたに泣いた…涙となった湧き水だけど川に流れて星の果てまでゆき着く所は薄い命の枯れた女の溜まり場だけど惨めさだけが追いかけるあゝあなたに泣いた…愛染隼人の女の詩集あなたに泣いた
雨に咲く花雨が降ってこの身が濡れても思い変わらない惡い噂に散った花だけど今夜も一人の酒で夢に追いかけすがる人我が身を慰めて雨に咲く花…あなた思って未練に泣いてももう返らないけどそんな悲劇の恋の終わりにも覚悟の未練のなみだあなたの胸に架ける橋心が揺れ動く雨に咲く花…あなたに泣けて夢が揺れ動くこの身の辛さにはおんなを止めて逃げて隠れたいこれも1つの恋なら辛さ乗り越え生きるだけ今は未練に泣く雨に咲く花…愛染隼人の女の詩集雨に咲く花
泣き乱れてあなたの腕から離されてどうしたらいいかわからないひとり迷子迷い道くねり明日が曇ったほしひかり泣き乱れてあゝ…空の青さよりふかい青こころが泳いで花と散る哀しい涙おんなの命が細くなりゆく遮られ泣き乱れてあゝ…枯れ葉よりもっと枯れぬいたおんなの運命が空に舞う体のなかで血潮が騒いで泣き叫んでも夢が散る泣き乱れてあゝ…愛染隼人の女の詩集泣き乱れて
紫陽花の別れ窓に流れる雨を見ながらあなたの帰りを待っている哀しい女階段の足音がする度にあなたでないか気になるのきっと紫陽花の別れあゝ…空を流れる星を見ながら浪漫の出逢いを思いだす寂しい女あの日は海が鳴いた北の旅哀しみ抱いて星見てたきっと紫陽花の別れ…妻になっても裏切らないで一途な思いを託してた涙のおんな声が掠れるほどに名を呼んで陰で泣くきっと紫陽花の別れ…愛染隼人の女の詩集紫陽花の別れ
なみだ恋い指で契った幼い頃の夢に見ていたあなたの妻は何で駄目なのかしらいい人いるのね…断らないで勝手な人なみだ恋い…あなたに咲いた女の花が枯れ始めても諦めないと心に誓ったけど哀しみが募るどうしたらいいひとり迷ったなみだ恋い…夢の向こうに橋が架かって雨に流され恋が崩れて私が哀しんでも血の滲むような苦労は平気今でも思うなみだ恋い…愛染隼人の女の詩集なみだ恋い
夢の隣り夢の隣には哀しみがあるいつだって背中合わせに泳いだままで不幸を笑うけど足を引かれて季節に落ちた女はただ迷うばかりあゝ…冷たい北風この身が凍る朝露に濡れた花が夢の隣で恋の身支度をして逃げ出してみても未練に燃えててこころ奪われてあゝ…夢の隣には涙が落ちていくあてもない女が泣き喚いてもこの身が濡れて哀しくて行き場を遮られ浮世の戸惑い哀しい女あゝ…愛染隼人の女の詩集夢の隣り
港が見える公園出船入船みなとを行き交う汽笛が鳴いて雨が降る傘を落ちるしずく激しい出逢い別れた思いでの町あゝ港が見える公園…女の夢が雨にながされて海に沈んで消えたけど心に光る思いでがあるだから未練で忘れられないあゝ港が見える公園…北のホテルで抱かれて震え朝を迎えた夢の人(ひと)1人で思いなみだながして雨に消されたあの人の影あゝ港が見える公園…泣いて横浜ハーバーライト…愛染隼人の女の詩集港が見える公園
お嫁にもらってね知らないうたに好きになったの自分でもわからないでもね、これだけは言えるあなたに生きたいのそうね、指切りねお嫁にもらってねあゝ…今夜飲みたい帰さないでね朝まで付き合ってねそうね、2人でいたいの北の町酒場でだから、言わせないでお嫁にもらってねあゝ…吐く息白いまだ春とおい窓には小雨が降るでもね、グラスに映るあなたが熱くてわたし、もう待てないお嫁にもらってねあゝ…愛染隼人の女の詩集お嫁にもらってね
海に降る雪岸壁に吹く風がうなりをあげて地平に沈む赤い夕陽を打ち消すように追い立てる…海原を走りゆく大きな船は他国の船で2人の夢でいつか暮らしが欲しかった…秋に別れてひとり寂しさ恨みはないが未練に泣いて影を追っては濡れている…肌に冷たい白い雪舞う北の季節はもう冬みたいこのまま死んで詫びたくて…ネオンに縋る1人お酒で夢で逢っては慰めていた私、海カモメ泣いてます…北の空には海に降る雪…愛染隼人の女の詩集海に降る雪
雲にのりたい雲にのりたい地の果てまでも風に吹かれて旅したい何処にもゆく所がないあなたの胸を離れて哀しい海が見たい爽やかな海が北へ旅するフェリーボート…海に身を投げ逢いにゆきたい我侭だけど寂しくて恋が波に攫われても未練だけが残って虐める小窓に見える海猫見つめ窶れた女船がゆくゆく…岬の波止場しぐれて泣いて降り立つ景色なみだ色見知らぬ土地の空を見てあなたの影に泣いては惨めさ歯痒さ泣けて残る未練の薄化粧に命をかける…雲にのりたい雲にのりたい…愛染隼人の女の詩集雲にのりたい
ふたり酒飲んでみたいな今夜ふたり酒ネオンが呼んでるこころが揺れてポロロンポロロギターの流し唄演歌みたいな歌唄ってさあなたおまえ呼びあって飲んでみたいな初恋な酒を…肩寄せあって昔のはなしに花を咲かせたいもっと知りたいあなたの過去をとき刻む真夜中もう帰りたくない好きだからあなたおまえ呼びあって飲んでみたいな思い酒を…もう帰りたくない好きだからあなたおまえ呼びあって飲んでみたいな思い酒を…愛染隼人の女の詩集ふたり酒
心にくちずけて寄り添う花に風が吹いて命が翳る運命がある季節に励んだ香りが散るように…自由に生きて未練に縋るあゝ心にくちずけて空が曇って星がひそんで嵐のように心がゆれる惚れて苦しんでつまずき泣きわめく海翔ぶ鴎の翼がおれるあゝ心にくちずけて…見初めた花も色落ちがして息をひそめて枯れ始めてる浮世の辛さが身に沁み嘆いてる荒くれ女の歯がゆさ泣けるあゝ心にくちずけて…愛染隼人の女の詩集心にくちずけて
Withoutyou泣きすぎて瞼が痛いの明日からどうするの一人で暮らせと言うの子犬みたいに街角に捨てられて愛した私が馬鹿みたいOhWithoutyou…あさもやの光がまぶしい薄陽さすこの家カーテンの隙間あなたの影が揺れて明日へと雲隠れ花を千切っては夢砕くOhWithoutyou…燃えすぎて未練に泣いてはこころ痛めている情けないおんな星の光に恋千切れ咲く花が枯れ果てて見失う明日なみだ溜めOhWithoutyou…愛染隼人の女の詩集Withoutyou
思うようにいかなくて泣いてばかりいる悲しくなると海が見たくなる悪い癖が私の心を抱いて淋しく孤独にさせるからあゝ季節外れの海…風に揺れて動いてた黒い雪雲が灯台岬涙で濡らして時に吠えて手招き呼んでいるから波間に降る雪露なみだあゝ季節外れの海…悲しくなると海が見たくなる悪い癖が私の心を抱いて淋しく孤独にさせるからあゝ季節外れの海…愛染隼人の女の詩集季節外れの海
ほんの少しでいいから夢が見たいとねだった我侭な女と思われるそれでも夢が欲しいのごめんなさいねこんな女だけれど愛してお願い夢一秒・・躊躇いなんてないけど胸を開いて夢見た恋する人生はなみだ花苦労ばかりのぶらさがりの思いで幸せ欲しいの夢一秒・・幸せなんてはかなく女を泣かすそれだけ短いいのちだと陰で泣くわかってみても生きてることの辛さ明日に咲きたい夢一秒・・愛染隼人の女の詩集夢一秒
森に囲まれて風になびいて避暑地の恋の思いに揺れていた水鏡夕涼み薄化粧あなたはもういないけど思いで訪ね湖畔の宿あゝ鳥の囀りが胸を揺すって森のすきま風あなたの声がする風鈴に赤蜻蛉夏が終わる一人でいる情けなさ宿の浴衣着湖畔の宿あゝ夕陽が燃えては赤く落ちてく湖面に映る女の泣き顔が風の音鈴虫がもう秋かポツンと灯りが見える思いでの宿湖畔の宿あゝ愛染隼人の女の詩集湖畔の宿
空は何色?なみだ色してわたしを泣かす恋敵(かたき)これでもうお別れですか訪ねたならば心繋がるあゝ友情がある…恋芝居して繋いだけど息切れてきた私たち未来など明日に消えて夢が宿って心繋がるあゝ友情がある…空は何色?なみだ色してわたしを泣かす恋敵(かたき)これでもうお別れですか訪ねたならば心繋がるあゝ友情がある…愛染隼人の女の詩集友情
あなたを思い部屋の片隅泣いてると小窓をたたく季節はずれの小さな虫があなたの身代わり様子を見に来たのね胸をたたくあゝ秋ほたる忘れられずに息ができずに苦しい思い泣いてるけれど心配ばかり迷惑かけて気にしてくれてだいじゅうぶ私ならば元気よありがとうねあゝ秋ほたる気持ち裏腹愛に餓えてるあなたに未練少しあるけど他にいい女見つけたのなら諦めるしかしょうがないわきっとこれから強く生きてく季節外れのあゝ秋ほたる愛染隼人の女の詩集秋ほたる
この運命に命をかけて愛しても男なんかにわかりゃしないあなたに逢うために私生まれてきたこの耳もこの口もあなたのものと思ってるあゝ躊躇いながらも…言えずに暮らす今日がとても辛くて運命まかせこの人だけど変わりはないけれどとても愛すること泣けてる胸痛さ深く愛せば尚更にあゝまぶたに涙…か細いこころとても臆病なのよ顔を見るたび倒れそうなの力強いその手でこの私支えて強い風前くらみあゝ愛は遥か…愛染隼人の女の詩集躊躇いながらも
揺れているあんたの灯り胸で踊って私を見ているその気になってそっと止まってみた胸の灯りあゝ頷いている…人生をあずけて生きるそれが運命と指で千切っては胸に抱かれて言い聞かせている胸の灯りあゝ頷いている…揺れているあんたの灯り空を泳いて天使の囁き縋ってみたい幸せにしてね胸の灯りあゝ頷いている…愛染隼人の女の詩集胸の灯り
愛してはいけない人だと世間でうわさにするのねそんな人でもわたしにはとても良くしてくれるけどだからだから愛が欲しいの悪いの?それが何なの…眼で誘うわたしに解るの本気にそれでもいいのね他の女に妬きもちがとてめ煩くわがままでだけどだけど独占欲が強いの?それが何なの…ひとりひとりめそめそ嫌い寂しがり?それが何なの…愛染隼人の女の詩集だから何なの
わずかな風に風鈴が鳴っている浴衣着の夏祭り夕涼み青空に散る花火あなたの横顔みなとの出船の汽笛みんな大好きだった突然帰らぬ人に悲しい話ですが…続きます愛染隼人の女の詩集今もあなたに恋してる
辛い恋に泣いたあんたに泣いたどうして私を苛めるの嘘なのね信じた私が馬鹿なのね心に吹く北風は曇りガラスのなみだ船東京シーポートあゝおんなが出船涙に浮いたのよおんなの船が恋が切なく苦しいわ夢なのね心を描いた人生は涙に濡れて千切れゆく青空みたい澄んだ船東京シーポートあゝおんなが出船真っ赤に燃えている恋は陽炎心の隅で泣いている溺れたわあなたの隅で裏切りは許せないけど恨みない揺り籠みたい夢の船東京シーポートあゝおんなが出船・・愛染隼人の女の詩集東京シーポート
着物姿のよく似合う人薄紅化粧睫毛のながいそんな人だったけど縁がなかっただけど未練がこの胸泳ぐ人生七色男のひとりごと・・ながい黒髪大きなひとみお酒が大好き煙草並べて恋を占う人で明日にはじかれ夢が逃げても未練雨降る男のひとりごと・・ゆらりゆらゆら仄かな灯り心で揺れる恋の灯り火吹く未練風男のひとりごと・・愛染隼人の女の詩集男のひとりごと
手の届かない遠くに行って私のことなど忘れたかしら心は今も昨日のままであなたの側を離れないからそんな覚悟で愛してるけどあなたは他国の人よあゝ伝言板にありがとうを書く恋人よ…青い滑走路なみだで送る都会の隅で別れを惜しむ長い黒髪金色ピアス部屋の片隅思いで写真褪せた口紅愛よあゝさよならだけが似合う女になりました…愛染隼人の女の詩集恋人よ
そんな顔して見つめないでよ言い訳なんかしないから好きなものはしょうがない素直に言える今ならば心開いて何故かこの唄何故かこの唄あゝ虹色小唄…花が散っても心枯れるな赤い花びら夕焼けの空に染まって星の影(かげ)今なら見えるかがやいてあなたの心何故かこの唄何故かこの唄あゝ虹色小唄…口びる噛んで愛を堪えてもっと好きになる思いを女ですもの陰(かげ)の花それでいいから今はただ桜吹雪いて何故かこの唄何故かこの唄あゝ虹色小唄…愛染隼人の女の詩集虹色小唄
白い雲が流れて旅をする留まる場所も見つからず朝日を浴びて悲しそうにどこか恋に似ている様なそんな気に追われている昔を思いだしたならあゝ泣きなさい…海にいる鴎さえ逸れ鳥一人になったら涙する風にたわむれ翼広げて途中です。愛染隼人の女の詩集思いだしたなら
しかたないさしかたないさなるようになればいいあゝ愛のて果まで果てまで…心が飛んで夜に飛んでゆく今夜もあなたまかせのリードに酔い知れて恋の花を咲かしてる愛で満ち溢れたか細い胸だけれどあゝオールナイトで…愛染隼人の女の詩集愛の果てまで
いいのそれでもわたしかまわないたとえなにがあっても悪い噂を気にしないわたしにだけは優しい人だからこの恋のさだめ女の肌を守っていのちの限りあゝ愛してゆきたい…泣きを見ても後悔しないとさだめに誓う恋も陰で泣く時もあるけどわたしも女あなたに生きるこの恋さだめ女の筋を通して幸せつかむあゝそれが夢だけど…わたしにだけは優しい人だからこの恋のさだめ女の肌を守っていのちの限りあゝ愛してゆきたい…愛染隼人の女の詩集この恋さだめ
あなたがいると噂に聞いて訪ねて来ました東京~仙台夜のネオンに胸の灯りを映してみても右を見ても左を見ても何処にいるのか隠れたかあゝ仙台ブルース・・揺られ揺られて夢を繋いで夜行で来ました東京~仙台夢が揺れて心の底で愛する人よ心が霞むなみだが落ちるもうすぐ冬が肌に感じるあゝ仙台ブルース・・なみだが凍る北の夜道に彷徨いながら東京~仙台命を捨てにあなたと暮らし妻になりたい噂の人ねもういないのね夜が淋しく私を泣かすあゝ仙台ブルース・・杜の都に北風なびく..愛染隼人の女の詩集仙台ブルース
列車を降りたら冬景色のような恋でもいいから命が終わるその日まで愛していたいそれが運命と泣けてくるよな話でもわたし覚悟出来てますあゝ女の胸の冬しぐれ…道に降る霧雨この身が濡れるようそんな思いで恋したけれど駄目だった切ない恋の悲劇だけれど片恋なみだ捨てられ恋の辛さ知りましたあゝ花散る下僕冬しぐれ…命が終わるその日まで愛していたいそれが運命と泣けてくるよな話でもわたし覚悟出来てますあゝ女の胸が冬しぐれ…愛染隼人の女の詩集冬しぐれ
列車を降りたら冬景色のような恋でもいいから命が終わるその日まで愛していたいそれが運命と泣けてくるよな話でもわたし覚悟出来てますあゝ女の胸が冬しぐれ…道に降る霧雨この身が濡れるようそんな思いで恋したけれど駄目だった切ない恋の悲劇だけれど片恋なみだ捨てられ恋の辛さ知りましたあゝ花散る下僕冬しぐれ…命が終わるその日まで愛していたいそれが運命と泣けてくるよな話でもわたし覚悟出来てますあゝ女の胸が冬しぐれ…愛染隼人の女の詩集冬しぐれ
あなたに死にたい暮らしたいそんなこと言って胸に縋って困らせたけどあの日を返して戻りたい窓の外では女のなみだ雨あゝ雨のシンガポール…どうしたらいいの町の隅切符を見つめて胸踊らせる異国の空は買い物達で賑わって留まることを願っている様子あゝ雨のシンガポール…片つばを飲んだ空港のジェットの片隅嘘ならいいと駄々こねるけど青い滑走路夢すてたもう戻れないこの異国の地にはあゝ雨のシンガポール…あの日を返して戻りたい窓の外では女のなみだ雨あゝ雨のシンガポール…愛染隼人の女の詩集雨のシンガポール