たぶん、太宰治が好きだ。様々 な作品を読んできたし、その中にはくり返し何度も読んだ作品もある。今は少し手放し、また少し買い戻したけど、一時期新潮文庫をコンプリートしていた。暇な時、何か読もうか、と思うとき、だいたい太宰治作品を読んでいる気もする。でも多分、というのは、例えばお米のようなものだからだと思う。私はご飯が好きだけど、それを感じることはあまりなく、ご飯を好むことは私の中で当たり前だからだ。そういう感じに似ている。 私が太宰を好きになったきっかけになったのが、 「駆込み訴え」という短編だ。冒頭から男がしゃべっている。男より偉いと思われる人物に。 そのたたみかけるような口調、言

  読書が好きで、仕事ばかり必死にしていた時期をのぞいて(その頃も少しは本を読んでいたけれど)、私の人生は、本をよく読む人生ではあると思う。そして思い返してあの頃はこれを読んでいたなあとか、この頃はこのジャンルばっかりだったなぁなどと感慨にふけったりするのだけど、ある、人生のものすごく暗い時期に、私はよく本を読んでいた、と思う。というか、人生の大半を暗めにすごしてきたのだけど、その中でもとりわけ暗い時代だ。そしてその頃は、海外小説をより多く読んでいた。その中の一人の作家がへルマン・ヘッセだ。新潮文庫で手に入るものはとにかく集めた。執念である。ヘッセの作品はどれも好きなのだけど

編み物が趣味なのですが、あー疲れた、となったときや、いい考えが浮かばない！となったとき、などなど、さまざまな状態になった時に気づくと編み編みしています。 編んでいると、無心になるというか、編むという行為に没頭するので、これは瞑想なんじゃないか、と思うのです。 そこには不安もイライラも疲れたもなく、ただ、今一目ずつ編んでいる、ということだけが存在しています。 あみもの編み物をしたら余計にストレスが溜まりそうだ！という人も勿論いるとは思います。その人には、別のストレス発散方法が合っていると思いますし、それに没頭出来たら、迷走みたいなことになるんじゃないかなと思います。 ひたすら表編をする。

この地球で、人間として生きています。当然ではありますが、人間という種族は1種類なので、それ以外の種の方が圧倒的に多いです。 でも、人間が、種というピラミッドの頂点に立っているかもしれません。見方によっては、粘菌だったりとか、別の種族が頂点かもしれません。見えない世界を入れると、人間は、(仮)頂点、なのかもしれません。 頂点である意味も、あんまりないように思います。だからなんだというのだろう、と。頂点で君臨してます、ははははは、という風にはならないなあ、と。 地面を見ると、小さな植物が生え出てきていて、春の息吹みたいなものを感じます。この小さな植物たちは、薔薇でもなければ百合でも無いし、

春になって、庭にレモンバームが生え出てきました。いつも、このレモンバームでハーブティーつくったら素敵だなあと思いつつ、なんとなくやっていなかったのですが。 この庭が野良猫の通り道になっているであろうこととか、気になることは投げやって、手のひらに乗るばかりの葉を摘んで、フレッシュハーブティーにして飲んだのが今月の初め頃。 すっかり気に入ってしまい。 もともとハーブティーが好きなので、もっといろんなハーブを育てて、ハーブティーにして飲みたくなりまして、今日はハーブの苗を買ってきて、せっせと植えておりました。 土の袋が重くて(25kg)、そのせいで体のあちこちが痛くなりましたが、達成感と、楽

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私は昔から空想好きで、目に見えない世界に興味を持ってからは、更にふわふわとした地に足が着いていないような人間になっていたのですが、最近わかったのは、編み物をすると現実感が強くなる、ということでした。 編み物自体は昔から好きで、ずーっとやっていた訳では無いのですが、思い出してはたびたびやって、ここ数年で本格的な趣味になっていました。 マイペースにひたすら編んでいくのが、どうも私にはすごく楽しいことのようで、お裁縫もやるのですが、どちらかというと、今は編み物の方が楽しめる気がしています。 編んでいると、自分は現実世界に生きていると再確認するというか、現実世界に編み物を通して繋ぎ止められると

牡羊座の新月、ということを昨日の昼間に知りまして、昔は新月の願い事とかやってたなあと懐かしく思い出し、普通に過ごしているうちに願い事を書き出すとかすっかり頭から抜け落ち、新月だということもすっかり忘れ、セルフアチューメントをしていたらものすごく眠くなったので、起きていることに耐えられなって就寝しました。ユニバーサルフリーレイキかな？名前を今正確に思い出せないのですが、そんな感じの名前がついた、誰でも自分でアチューンメントして使える、というエネルギーを下ろしてみたのです。自分はレイキを伝授していただいて使えるようになっているので、セルフアチューメントする必要性は無いのかなと思っていたので

前回の自己紹介で、なんとなく、私が目に見えない世界を垣間見ながら生きてきたことを書きましたが(その内容も、いつか書くことがあるかもしれません)、こうして今ここにいて思うことは、目に見えない世界にお礼をしたいよなあ、ということでした。心身ともに辛い時も、どっちか片方が辛い時も、はたまたそうでも無い時も、目に見えない世界は私を助けてくれたし支えてくれたと思っているのです。それで、目に見えない世界のことを生業にすることが、なぜ恩返しになるのかと言うと、それは実のところ私にもよくわかっていないのですが、直感的に、そういうことなのだなと思ったのでした。 目に見える世界だけで生きていく人もいますし

初めまして、ジンと申します。 レイキヒーラー(レイキ以外のエネルギーヒーリングなどもしますが)で、占いなどもやっております。かれこれ10数年前に伝授していただいてから、紆余曲折経つつ、月日は流れました。 子供の頃から、目に見えない世界に興味がありました。なんとなく、そういう世界があると思っていたのですね。そう思う、きっかけというか理由も一応あったりはしますが、誰にも言わずに普通に成長していきます。大人になって、目に見えない世界のことはほぼ忘れて生きていましたが、たまに｢なんだこれ｣ということはありました。そうこうするうちにあんまり眠れない状況になり、たまたま目にしたレイキのチラシに、眠