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  • 世界史をたった5つのポイントだけで整理してみた【Point3】

    資本主義による組織マネジメント 次の道具は「資本主義」です。 資本主義とは利潤の獲得を目的とする社会制度のことです。 前回までの多神教、一神教による秩序は、神という概念を道具にした土地と支配の安定性を目的とした封建制度でしたが、資本主義はそれらの社会制度のアンチテーゼとして登場しました。 それでは、資本主義の成立の過程を見ていきましょう。 まずは、前提となる資本主義が成立する前の社会についてお伝えします。 中世ヨーロッパは古代ローマ帝国がキリスト教を国教にして以来、キリスト教が秩序の土台にありました。 しかし、キリスト教は複数の宗派に分裂し、ヨーロッパは異民族の大移動によりいくつかの国が分立し…

  • 世界史をたった5つのポイントだけで整理してみた【Point2】

    一神教による組織マネジメント 次の道具は「一神教」です。 まずは一神教の成立の過程を見ていきましょう。 前回の記事では人類は集団をまとめる道具として神話を道具にしたとお伝えしました。 その時の神話はもれなく全て多神教でした。 多神教とは複数の神々を同時に崇拝する宗教のことです。 例えば、ギリシヤ神話では太陽の神アポロン、大地の神デメテル、海の神ポセイドン天空の神ゼウスといったようにたくさんの神々が物語に登場します。 世界各地の王様たちはその土地に由来の多神教を道具に国を治めていました。 古代エジプトも例外ではなく、多神教を信仰し国を治めていました。 ある時、エジプトの王は宗教改革を行います。 …

  • 世界史をたった5つのポイントだけで整理してみた【Point1】

    神話による組織マネジメント 人類が最初に組織マネジメントの道具にしたものは「神話」でした。 神話の誕生は農業革命以前の人類がまだ狩猟採集をしていた時代だったと言われています。 神話が生まれる前は、自分が常日頃から仲良くしている家族や知人までしか協力関係にありませんでしたが、神話が生まれた後は、同じ物語を共有することによって全く知らない人でも協力関係を結ぶことができました。 例えば、A集団とB集団は同じ山の神様を信仰しているのだからお互いに協力しよう、という具合です。 そのことによって、人類は外敵から身を守ることができましたが、移動しながらの必要十分の生活では集団の規模はあまり大きくなりませんで…

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