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生きものアルバム https://yukiminoikimonoalbum.hatenablog.jp/

散歩などで出会った生きものたちについて、備忘録を兼ねてアルバムを作っていきます。更新は不定期て、ちょっとずつです。

ゆきみ
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2024/01/21

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  • 更新記録(2025.5.12)

    2025.6.3 クロハネシロヒゲナガ 2025.5.12 ミコアイサ 2025.5.3 "京には見えぬ鳥なれば" ~古典文学の中のユリカモメたち~ 2025.4.26 ウグイス 2025.4.11 ヒメオドリコソウ(白変種の写真を追加) 2025.3.31 ユリカモメ 2025.3.22 オカヨシガモ 2025.3.18 ヒメオドリコソウ 2025.3.11 コガモ オオイヌノフグリ(写真(曇天時)を追加) 2025.3.7 ホトケノザ 2025.2.27 カワアイサ 2025.2.26 スズガモ 2025.2.15 モズ 2025.2.9 ヤドリギ 2025.1.22 ウミネコ オオバン(…

  • クロハネシロヒゲナガ(チョウ目ヒゲナガガ科)

    身体の3倍くらいあるな。白く長ーい触覚が特徴の♂ (2025年5月 川口市) ♀(下)は♂(上)よりだいぶ短い。クロバネというがよく見ると黒ではなく、金褐色に濃褐色の帯が入っている感じ。(2025年5月 川口市) ♀の方が触覚が短く白部分も根元の黒部分と半々くらいなので白髭のイメージは薄くなっている。 【MEMO】 本州、四国、九州に分布*1しているようだ。水辺近くに生息するらしく*2、私が見つけたのも調整池べりの草原だった。 一目見たら忘れられない長い白髭はフェロモンを探知するのに使われるようで、♂は白髭を頼りに♀を探して飛んでいくらしい。この飛翔がまた不思議な光景らしいので見たかったのだけ…

  • ミコアイサ(カモ目カモ科ミコアイサ属)

    ♀はカモ類にしては明るい茶色と白のコントラストが鮮やか。身体は淡いグレー(2020年12月 さいたま市) この白い喉が色っぽいと思うんですよね(2024年1月 戸田市) 最初に♀を見かけてから、ミコアイサの名の由来でもある白黒の生殖羽♂を見つけるまで数年かかった。 11月末だとおお、白黒だな、という程度だったけど(2024年11月 さいたま市) ミコアイサ(巫女秋沙)やらパンダガモやらの名前に相応しい白黒の装いに。おでこが出っ張ってるように見えるのはオールバックになっている冠羽。(2025年1月 さいたま市) 後頭はこうなっている(2025年3月 戸田市) 【MEMO】 ♂の特徴的な白黒の生殖…

  • "京には見えぬ鳥なれば" ~古典文学の中のユリカモメたち~

    古典文学の中で「都鳥」としてしばしば登場するユリカモメ*1。 『伊勢物語』の中では「京には見えぬ鳥」だの「皆人 見知らず」だの言われてしまっていますが、実際にはずいぶんと有名な鳥だったらしく、いろんな作品に登場しています。当時のみやこびとたちにとって、都鳥はどんな存在だったのか。ちょっと気になって調べてみました。 ※引用部分や事実の記載には正確を期すよう努めていますが、誤りがありましたらご容赦ください。ご指摘いただきましたら確認の上、訂正いたします。 (1) 昔男(≒在原業平)と都鳥(『伊勢物語』) (2) 和泉式部と都鳥(『和泉式部集』) (3) 清少納言と都鳥(『枕草子』) (4) 平安歌…

  • ウグイス(スズメ目ウグイス科ウグイス属)

    やっと…お姿発見!ちょっと寸詰まったような体型が可愛い。雌雄同色とのことですが*1、さえずりまくっていたのでオスなのであろう。(2025年3月 さいたま市) うぐいす餅と違って、地味な色をしている。お腹の辺りはわずかに緑を帯びているように見えなくもないが… 枝をわたったり向きを変えたりしながら、どこかに潜んでいるはずのメスに猛アピールしていた。 【MEMO】 ホーホケキョという鳴き声であまりにも有名な小鳥。全長メス14㎝、オス16㎝*2、スズメくらいの大きさである。春の存在感が異様に大きいが、1年中いる留鳥。ただし北海道や本州北部から冬季に暖地にやってくるものや*3山地で繁殖して秋冬は平地に移…

  • ユリカモメ(チドリ目カモメ科カモメ属)

    白い身体にグレーの翼、尾羽の先端は黒。目の後ろに灰色の斑がある。水かきのある脚は赤、赤いクチバシの先端は黒(2025年1月 戸田市) 傾げた頭の天辺も淡いグレー 大きさはオオバンと同じくらい 翼に茶色い部分があるのは若鳥*1。クチバシも黄色っぽいようだ。 角度90度のダイブ!翼を開くと白や淡いグレーの羽根の縁が黒い この日はカワウの群れをしつこく追いかけていた。おこぼれを狙っていたのかもしれないが、うるささに辟易したようにカワウたちは近づかれるたび逃げていく 飛びまわる姿がいかにも「自由」て感じでまぶしい(ホントは上空から獲物を探してるんだろうけどさ)(2024年12月 さいたま市) 水上では…

  • オカヨシガモ(カモ目カモ科マガモ属)

    細かい黒の鱗模様。地味な色合いが♀っぽく見えるが♂である。クチバシは黒、わずかに見える翼鏡は白(2017年3月 さいたま市) ♀は黒褐色でマガモ♀によく似ているが、マガモ♀のクチバシは先端が黄色いのに対し、オカヨシガモは先端まで黒味が混じる。額からクチバシにかけての角度が鋭いので彫りが深くシャープな印象。翼鏡が白いのは♂と同じ(2017年3月 さいたま市) ペアの後ろ姿。♂の配色がシックでよい ♪(2017年3月 さいたま市) 11月中旬。コガモやヒドリガモはまだ換羽途中の子が多いが、もう換羽完了しているようだ(2023年11月 千代田区) 【MEMO】 全長45-57㎝の中型のカモ。といって…

  • ヒメオドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)

    細かい毛が生えた帽子、下に突き出した紫班入りの花弁。花の形はホトケノザによく似ているが色はだいぶ薄い。葉は元の部分が太く、先端に向かって細くなっていて、丸く襟巻をまいたようなホトケノザとは明らかに違う。上段葉が赤紫色を帯びているのもホトケノザにはない特徴。(2025年3月 さいたま市) メフィラス星人……??…てのは置いといて。ホトケノザに比べて花びらの紫の班点は不明瞭な感じ。引き抜いてみると花の根元のところは細長くなっているが、ホトケノザよりは短い。 公園内の道端に咲いていた一群。普通に歩いていると、色の薄い頭頂~後頭部しか見えないのであまり目立たない。(2025年3月 北本市) 【MEMO…

  • コガモ(カモ目カモ科マガモ属)

    生殖羽の♂は明るい赤茶色の頭、目の辺りに太い濃緑のライン、身体は細かい波状の紋があって灰色に見え、お尻のクリーム色も目立つ。この三角斑を求愛ディスプレイの時に♀に見せつけるのだそうだ*1。綺麗だけどそれ以上にユーモラスで楽しい感じの配色である。(2019年2月) ♀は黒褐色の地味な配色だが、表情には魅力がある。クチバシ基部側面は、秋には黄色みあり→冬にはほぼ黒→春には鮮明な黄橙になるという*2。これは1月中旬なので真黒に見える。(2025年1月 さいたま市) 10月初め。飛来直後なので♂♀の判別が難しいエクリプス状態(2020年10月 さいたま市) 換羽途中の♂は、傍目には痛々しく見える(実際…

  • ホトケノザ(シソ科オドリコソウ属)

    仏が座る蓮座のように対生する葉が名前の由来*1。赤紫色の花は、ヘルメット型のキャップと下に突き出した2枚の花びらに囲まれた真ん中はぽっかり空いている。が、もちろん何もないわけではない。(2025年3月 さいたま市) 外からだと見えにくいが、紫帽子を上にこじ開けると、裏側にくっつくように雌しべ雄しべが丸まっている。よく見ると、帽子に細かい毛がびっしり生えているのもわかる。 襟巻した人みたいな顔のアップ。紫の班点は5つあるのだった。 葉は三重塔のように階層をなしている(五重塔になってるやつもあった)。この葉のつき方から三階草(サンガイグサ)とも呼ばれる*2。花は葉の付け根の辺りから出ている。 「花…

  • カワアイサ(カモ目カモ科ウミアイサ属)

    センバツ休養日の京都観光で発見。♂の黒と白は遠くからでも目立ち、「あれは誰?」となった。長めの赤いクチバシの先は黒く、鉤型にカーブしている。頭部は緑の光沢があるというが*1、薄暗かったせいか黒にしか見えなかった。(2024年3月 京都市) ♀は淡いグレーの身体にぼさぼさヘアーの茶色い頭。目の下の頬から顎にかけて白くなっている。♂とはずいぶん頭の形が違いますね…クチバシはそっくりだけど。茶色い頭と白い首の境目が類似種のウミアイサ♀に比べてはっきりしている*2のが特徴。 首の後ろの刈り上げがスポーティ過ぎていとおかし 顔だけ水につけて泳ぎ回るシュノーケリングで獲物探し 【MEMO】全長58-68㎝…

  • スズガモ(カモ目カモ科スズガモ属)

    ♂の白と黒の配色はキンクロハジロによく似ているが、おふろのおもちゃっぽくつるんとした質感のキンクロに対し、こちらはタオル状というか少し毛羽立っている。白部分も灰色がかって見える(2019年12月 墨田区) 頭の黒色は、光の加減で緑がかって見えることも。 ♀ 体色は茶色で、クチバシの上の大きい白斑が目立つ。キンクロの♀もクチバシの上が白くなっている個体が多いけど、スズガモの方が白い部分が大きくはっきりしていて、身体の茶色みが強い感じ。(2019年12月 墨田区) 遠征先での早朝散歩にて。白・グレー・黒のコントラストが綺麗ですね(2024年3月 兵庫県西宮市) 【MEMO】 キンクロハジロによく似…

  • モズ(スズメ目モズ科モズ属)

    小さな身体に可愛い顔、しかしクチバシの鋭い鉤は猛禽のしるし。昆虫から小型の爬虫類や鳥類まで捕食する*1。身体のオレンジみが強く、目のラインが黒いのは♂(2024年2月 さいたま市) ♀は目のラインが茶色で、身体は♂より色が薄く、お腹はウロコ模様(2023年12月 さいたま市) あまりせわしなく飛び回らず、獲物を探すためなのかわりと見通しのよいところに止まってじっとしていてくれるので、比較的写真を撮りやすい。有難いことである。 長い尾っぽ(2024年12月 さいたま市) ふりふり 上下運動ではなく回しているという話なのだが*2、私の目では見分けられなかった。 【MEMO】 全長20㎝*3。といっ…

  • ヤドリギ(ビャクダン科ヤドリギ属)

    宿主が葉を落とすと露になる、青々としたマリモのような枝ぶり(2025年1月 戸田市) 細長く、厚みのある葉は明るい緑。これだけふさふさならバッチリ光合成もしているはずだが… 前年の同じ時期のもの。黄色い半透明の実がだいぶ残っている。キレンジャクやヒレンジャクはこの粘着性の強い実が好きで、粘着性を保った糞がお尻から垂れて宿主にくっつき発芽する…というパートナーシップを築いている*1。おかげで、あちこちのヤドリギ関連・レンジャク関連の図鑑やウェブページでは、うんち中のヒレンジャクの写真がバンバン載せられちゃっててちょっと可哀想。(2024年1月 戸田市) 【MEMO】 ブナ、ミズナラ、ケヤキなどの…

  • ウミネコ(チドリ目カモメ科カモメ属)

    クチバシの先っぽの赤色が特徴。目つきが悪い(虹彩が薄黄色で瞳がぽつんと浮かんでいるせいだろう。他のカモメは虹彩が黒っぽいものが多いのでここも識別ポイント)(2019年9月 秋田県) 夕陽の日本海をバックにみゃーみゃー(2023年8月 秋田県) 翌朝。夕映えの中ではわからなかった色の違い 成鳥は腹は白く背中は灰色。脚とクチバシは黄色。茶色い子はまだ幼鳥。身体も小さい 幼鳥は全体にこげ茶色で、白い羽縁があり、足とクチバシはピンク。クチバシの先が黒いのは同じだけど、成鳥にある赤味がない*1 こっちはおとなか~と思ってしまいそうになるが、よく見ると手前の1羽は顔が白く、クチバシの先にもぽっちり赤みがあ…

  • オオタカ(タカ目タカ科ハイタカ属)

    見沼たんぼの畑地を流れる川辺の木の枝に止まっているところを発見。意外と小さくて、カラスくらいの大きさしかない(2018年12月 さいたま市) 公園で。ギンバト(おそらく逃げ出したペット)を捕らえて羽根をむしっているところ。黄色い虹彩にポツンと浮かぶ黒目が恐ろしくもカッコいい。(2023年3月 さいたま市) お腹側には全体に細い横縞 羽根の感じからすると、♂かなあ…ちょっとわからない 1羽しか写っていませんが、2人組のカラスがまとわりついていて、追い払おうとした隙に、ハトが最後の力を振り絞って逃げ出そうとする一幕もありました(逃げ出したハトをもう1羽が待ち構えていてゲットする作戦だったんだと思う…

  • ギンバト(ハト目ハト科キジバト属)

    手品とかでしか見ないような純白のハト。公園の樹木に止まっているのを見たときは、一瞬おもちゃかと思ってしまった。異様に大きな目や口元など、顔だちもドバトやキジバトとはだいぶ違う。(2023年3月 さいたま市) 【MEMO】 ギンバトはジュズカケバトの白変種*1。ジュズカケバト自体、バライロシラコバトというアフリカのハトから作り出されたと言われる家禽種*2。ましてやギンバトは野生にはいないはずなので、おそらく飼われていたのが逃げ出したものと思われる。外敵の知識もないだろうし危険を知らせ合う仲間もいないし、白い身体はかなり目立つ。生き延びるには悪条件が揃い過ぎていたのかもしれない。見かけてから数時間…

  • オオバン(ツル目クイナ科オオバン属)

    額からクチバシにかけての白は黒い身体とのコントラストで遠くからでもよく目立つ。近くで見ると真紅のひとみも印象的。キュイキュイ、とかクウクウみたいな悲しげな声で鳴く。 (2025年1月) 額板はクチバシの上で深く切れ込みが入って楕円に近い。クチバシはうっすらピンク色に見えることもある。全身黒といっていいが頭が特に真黒で、身体はやや灰色がかっている。(2024年12月 さいたま市) 夏場はまったく見かけないが、冬になると割とどこにでもいる。結構な大きさの群れを作っていることも多い。(2023年11月 千代田区) 陸上で採餌してることもよくある。写真だと見えないけど趾の間にちょっとした水かきがある。…

  • バン(ツル目クイナ科バン属)

    額からクチバシにかけての赤がトレードマーク。クチバシの先端は黄色(2021年5月 さいたま市) 身体の真ん中あたりに白い波状のライン。お尻の白も目立つ。こうやって前傾姿勢から身体をおこす反動で、えっちらおっちら漕ぎ泳ぐのだ(2024年5月 さいたま市) おとなも若鳥も長く逞しい脚。水かきはないけど…ていうか下手とはいえ、よくこれで泳げますね。考えてみるとすごい(2020年10月 さいたま市) 子育て交代の時間。バンは雌雄同色で外見で区別はつかない。池のど真ん中のすごい目立つところに巣作りしてた。まあ猫やイタチ対策としてはいいんだろうけど…(2024年6月 さいたま市) 黒いタワシのような身体に…

  • オオカンザクラ・アンギョウザクラ/大寒桜・安行桜(バラ科サクラ亜科サクラ属サクラ亜属)

    私の守備範囲では、カワヅザクラに続く二番手の早咲き。色合いも似ているが、こちらのピンクの方がやや薄いかな。(2021年3月13日 さいたま市) 薄いピンクの花がもふもふと押し合うように咲く。 花が終わると、ふさふさの大きな葉で覆われる。樹形は丸型(2024年5月 さいたま市) 葉の裏には赤い葉脈が目立つ 緑色からオレンジがかった赤へと熟しつつある果実。 【MEMO】 カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種と考えられる栽培品種。埼玉県川口市の安行から広まった。樹高は10mほどになり、樹冠も大きく広がるという*1。私はまだこじんまりと丸くまとまった樹しか見たことがないので、大きく逞しく育ったものも…

  • オカメザクラ(バラ科サクラ亜科サクラ属サクラ亜属)

    少し紫がかったピンクで、俯き加減に咲く。花の形はほっそりスマート(2023年3月10日 さいたま市) みっしり密に咲いていても、もふもふ感は希薄 樹形はこれはやや横長に丸っこいけど、個体差や剪定の仕方による違いが大きいみたい。(2023年5月) こういうのもある(2024年5月) 小さく丸っこい実が赤黒く熟している。(2024年5月5日) 葉は細長い。 【MEMO】 公園・庭園や遊歩道沿いに植樹されているのをしばしば見かける。 1930年頃、カンヒザクラとマメザクラの交配によってイギリスで生まれた園芸品種で、低木でヨコにもあまり広がらないので家庭向きとして人気があるという*1。 *1:大原隆明…

  • コヒガン(バラ科サクラ亜科サクラ属サクラ亜属)

    つぼみはピンク、開花するとピンクはごく薄く、白に近くなる。花びらは内巻きにうねる感じ。オオカンザクラやオカメザクラより開花が遅く、3月中下旬頃。この年は早かった。(2023.3.11 さいたま市) 盃状というか逆さボウキというか、逆三角形ぽい樹形が特徴的。これはまだ若木だっていうのもあるけど、名前の通りあまり大きくならないらしい。(2023年5月 さいたま市) 黒く熟した丸い果実。実はほとんどつかないようで、探すのに苦労した。(2023年5月) もともと実をつけにくい体質なのか、適当な受粉相手がいないせいなのかはよくわからない。 葉っぱも小ぶり。少し毛羽立ったような手触りがある。 【MEMO】…

  • 更新記録(2024.5.14)

    2024.5.14 オオカンザクラ・アンギョウザクラ オカメザクラ コヒガン 2024.4.22 キジ 2024.1.30 ニホンイタチ 2024.1.27 トモエガモ 2024.1.20 ブログ公開 アカボシゴマダラ オオイヌノフグリ カワセミ カワヅザクラ キセキレイ キンクロハジロ ギンヤンマ シメ ショウジョウトンボ セグロセキレイ ハクセキレイ ラミーカミキリ 教えて!セキレイ先生~神話のなかのセキレイ~

  • ニホンイタチ(食肉目(ネコ目)イタチ科)

    道の向こうから真っすぐ駆けてきて不意に立ち止まり、こっちを見る(2022年6月 さいたま市) 座り込んでいる。こっちの姿は見えているはずだが、余裕である。 絵に描いたような胴長短足。顔は白っぽく、目の周り・目の下は黒っぽい。大きさ的には♂(頭胴長27~37㎝)かなと思うが、距離がかなりあったので自信なし。 ゆっくりと去っていく。尻尾はそれほど長くない。 【MEMO】 近縁種のチョウセンイタチ(シベリアイタチ)に比べ尾が短く、体の半分以下の長さ。体長は、オスは頭胴長27~37㎝、メスは16~25㎝と雌雄でだいぶ差がある。体色は赤みのある茶色で、顔は白っぽく目の周りから頬の前のあたりが黒っぽい。 …

  • 更新記録(2024.1.27)

    2024.1.27 トモエガモ 2024.1.20 ブログ公開 アカボシゴマダラ オオイヌノフグリ カワセミ カワヅザクラ キセキレイ キンクロハジロ ギンヤンマ シメ ショウジョウトンボ セグロセキレイ ハクセキレイ ラミーカミキリ 教えて!セキレイ先生~神話のなかのセキレイ~

  • トモエガモ(カモ目カモ科マガモ属)

    ♂ 名前の由来でもある顔の巴模様が目を惹く (2020年11月 さいたま市) 一回り大きいヒドリガモ ♂ にゆるゆると追尾されていた 【MEMO】 全長36~43㎝とカモとしてはかなり小柄。外周の濃い緑と目の下から流れる黒いラインで形作られる巴模様が個性的で、忘れ難い顔立ちである。背中の羽根がちょっとカーブして斜めに流れているのもお洒落。♀は図鑑で見ると(例によって)地味な姿で、クチバシの基部や顔の下半分に白みがあるようだ*1。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)*2に指定されている。大規模な飛来地もあるようだ*3が、見かけたのは、このときのこの1羽だけ。渡りの途中で、群れからはぐれて迷い込んでしまったのか…

  • ラミーカミキリ(コウチュウ目 ハムシ上科 カミキリムシ科)

    アジサイの葉の上で(2020年6月 さいたま市) 【MEMO】 体調は1㎝くらいと小さいけれど、黒とわずかに緑あるいは青みがかった白のコントラストがカッコいい外来のカミキリムシ。食草はカラムシやムクゲなどで、名前の由来であるラミー(ナンバンカラムシ)にくっついて19世紀に入って来たらしい。在来種との競合や食害などもあるが、特定外来生物とまではいかないようだ。温暖化に伴い北上し、関東でも見られるようになっているという。 参考サイト:国立環境研究所 侵入生物データベース「ラミーカミキリ」

  • 教えて!セキレイ先生~国生み神話のなかのセキレイ~

    奈良時代に編纂された『日本書紀』の国生み神話には、イザナキとイザナミは交合のやり方を知らなかったが、鶺鴒(セキレイ)が飛んできて頭と尻尾を振ったので、それを見習って交合の方法を知った(それで国を生むことができた)、というのが異伝として併記されている*1。ちなみに、『古事記』にはこの鶺鴒のエピソードはない*2。 この有難いセキレイが何セキレイだったのかということまでは書紀には書いてないんだけど、少なくともハクセキレイは従来は北海道と青森のごく一部にしか生息していなかったから*3、奈良時代以前の畿内にはいなかったはず。候補から外れそうだ。 セグロセキレイかキセキレイか?という点に関しては、1980…

  • カワヅザクラ/河津桜(バラ科サクラ亜科サクラ属サクラ亜属)

    つぼみは濃い桃色。ほころぶにつれ色が薄くなり、最終的には暖かみのある明るいピンクに。花が終わる前に若葉も芽を出す。(2023年3月 さいたま市) 地域やその年の気象によって変わるが、2月20日頃にぽつぽつと咲き始める(2021年2月20日) 4日後。もう満開!この年はやたら暖かかった(2021年2月24日) 年によってはまだこんな感じ(2019年2月23日) これは2020年のもの。3月6日でもうかなり葉桜に(2020年3月6日) すっかり若葉の緑(2020年4月3日) 若葉に隠れて黄緑色の実が膨らんでいる(2020年4月8日) 時期的には上の写真より10日ほど後だけど、まだ細い実が目立ち、萼…

  • オオイヌノフグリ(オオバコ科クワガタソウ属)

    これは3月上旬だけど、1~2月に見かけることもある(2019年3月 さいたま市) 3月上旬、この時期はオオイヌノフグリの独壇場 【MEMO】 春いちばんに咲く瑠璃色の小さな花。暖かいと1月~2月にちょろっと咲いていることもあるが、見かければ春が到来しつつあるんだとワクワクする。3月に入るとあちこちで群れをなして咲き始め、全盛期に。しかし花が終わると背が低く、実も薄緑色なのですっかり目立たなくなってしまう。 が、その実が問題で、形が犬の陰嚢(ふぐり)に似てるんですと!というわけで、可憐な花にそぐわぬ和名を付けられてしまった。英名はbird's eye とかなのに。明治時代に入ってきた新参者(ヨー…

  • ハクセキレイ(スズメ目セキレイ科セキレイ属)

    たぶん♂ 頭や首の下の黒に比べ、背中はやや淡いのは冬羽の特徴らしい(2021年12月 さいたま市) こちらは全体的にグレーなのでたぶん♀かな?(2021年12月 さいたま市) 薄い氷の上でも平気。自由自在に闊歩して、綿毛に包まれた種子?をGET。背中は茶色が目立つ。ここまで茶色いのはあまり見かけない。個体差なのだろうか?(2021年1月) 全体的に淡く、黄色っぽい顔の幼鳥(2017年12月 さいたま市) 最近見かけないなと思ったら、こっちに来てたんか!(2023年8月 秋田県) 10月上旬、久しぶりに帰還し地上を睥睨するの図(2020年10月 さいたま市) 【MEMO】 全長cm21㎝。鳴き声…

  • セグロセキレイ(スズメ目セキレイ科セキレイ属)

    雌雄不明。♀は背中の黒が淡いというから、♀なのかなあ…(2023年3月 北本市) 水中の昆虫に狙いを定めてクチバシを突っ込んでる。こちらは背中の黒がくっきりしていて、♂のように見えるけど、光の加減とかもあるからな…(2022年2月 北本市) 鳴き声はジジッという感じでちょっと濁ってる(2020年11月 さいたま市) 獲物を探して、かなり深入りすることも(2020年11月 さいたま市) 公園の芝生広場だけど、道路を隔てた隣には川が流れているので守備範囲内(2020年11月 さいたま市) 【MEMO】 全長cm21㎝。白と黒のコントラストがくっきりとして綺麗。つぶらな黒い目も愛らしい。 同じく白黒…

  • シメ(スズメ目アトリ科シメ属)

    ♂は隈取りが目立つ、ちょっと怖い顔 翼の先の方が青みを帯びていて、意外とシックな後ろ姿(2020年3月 北本市) ♀は隈取りナシ。♂に比べ翼の縁近くに灰白色が目立つ(2019年4月 さいたま市) これは樹上にて。隈取りなしでもやっぱ迫力ある(2019年4月 さいたま市) 【MEMO】 全長19㎝。鳴き声は、顔に似合わずチッチッチッという可愛らしい声であるらしい(まだ聴いたことがない)。 一部国内でも繁殖するが、基本的には冬鳥。この辺では冬~春にかけて、樹木の多い都市公園などでも見かける。地上で種子などを探していることが多い。 太いクチバシは種子をすり潰してたべるのに適しているそうで、目撃したこ…

  • ギンヤンマ(トンボ目不均翅亜目ヤンマ科)

    連結したまま産卵のため降下。前方が♂、後方が♀ 葉っぱの上に産むわけにもいかないので、後ろ向きのまま適切な位置を手探り…いや尻探りしている(2022年9月 さいたま市) ♂は水色の腹でその先の胴体は黒っぽく、♀は腹部は薄緑で胴体は赤褐色で、わりと識別しやすい。 【MEMO】 明るい黄緑の逞しい上半身(ていうのか?)が印象的。ふだんはなかなか静止してくれないので、こういう機会でもないと私には観察&撮影が難しい。シオカラトンボやアキアカネなどと違って、水辺からふらふら離れることなく、いつも池や沼の水上をびゅんびゅん飛び回っているような気がする。 生物分類の「不均翅亜目」というのは、後翅が前翅より大…

  • キンクロハジロ(カモ目カモ科スズガモ属)

    ♂ 白黒のツートンカラーに黄色い目、ざんばらに伸びた冠羽が特徴。丸っこい体型と配色はお風呂のおもちゃみたいである。黒い頭部は光の加減で紫を帯びることもある(2021年2月 さいたま市) ♀は身体が茶色っぽく、冠羽はちょぼちょぼ。クチバシの基部が白くなっているものもいる(2020年10月) 潜水が得意で、 完全に水面下に潜れる その分地上を歩くのは苦手。珍しく陸に上がってるけど、ヨロヨロしてなんか危なっかしい(2021年3月 さいたま市) 群れてぷかぷか浮いてることが多い。♂のペンキを塗ったような純白の腹は、遠くからでもよく目立つ(2021年2月 さいたま市) 時には軍団ぽく隊列を組んでみたり(…

  • キセキレイ(スズメ目セキレイ科セキレイ属)

    喉が白いので♀(♂は黒い)。渓流にいるイメージだったので大きいとはいえ都心の庭園で初めて見つけて驚いた(2019年3月 文京区) 尻尾ふりふりはセキレイに共通の習性だけど、キセキレイのふりふりは特に激しいような気がする…(2019年3月) これも喉が白いので♀かな。水中の昆虫を狙ってる。ここも渓流ではなく普通の湿地である(2022年2月 北本市) 日本文学史上超有名な清流で発見!喉が黒く見えるので、たぶん♂(2019年5月 奈良県) 【MEMO】 全長20㎝。セキレイの愛嬌に加えて明るいレモンイエローが魅力。 山地の渓流などで繁殖するが、冬場は平地・暖地に移動するので平地の公園の水辺などでも見…

  • カワセミ(ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属)

    ♂ 下クチバシが黒い(2020年5月 さいたま市) ♀ 下クチバシがオレンジ色(赤に見えるときもある)(2019年10月 さいたま市) 上と同じ個体。カワセミはいつも眉間にしわを寄せたような顔をしているが、これはしかめっ面が解除されている。単純にアングルのせいか? 大口開けて鳴いてみたり、 翼を拡げたり、閉じてみたり、落ち着かないのは繁殖期だから?(2020年5月) 強風に煽られてぶわぶわに。お腹はオレンジの面積が広い(2021年12月 さいたま市) 水面をびゅーんと低く突っ切っていく青い弾丸。すいません素晴らしさが全然伝わらないショボい写真で(2021年1月 さいたま市) 【MEMO】 全長…

  • アカボシゴマダラ(チョウ目 アゲハチョウ上科 タテハチョウ科)

    夏型。翅の縁に並ぶ赤いマークが特徴(2021年9月 さいたま市) 春型は白が基調で、黒く細いラインが入る。赤斑はない(2022年6月 さいたま市) 道端に落ちた果実から果汁を吸う(2020年7月 さいたま市) 【MEMO】 在来種のアサギマダラによく似た外来種。中国大陸から移入されたとみられる。私はアサギマダラを見たことがなくて、これがアサギマダラなのだとしばらく誤解していた(すみません)。 夏型の後翅の縁の赤は特に美しく、ふわりふわりと舞う姿は本当に魅力的なのだが、幼虫がエノキの葉を食べるため、同じくエノキを食草とするオオムラサキやゴマダラチョウなどの在来種と競合、圧迫してしまう懸念があり、…

  • ショウジョウトンボ(トンボ目不均翅亜目トンボ科)

    全身が真っ赤な成熟した♂写真の真ん中の橙色のシミみたいのは、翅の付け根の色(2022年6月 東京都北区) 【MEMO】 参考文献によれば、もっとも普通に見られるトンボの一種だと言うが、私はまだ一度しか見たことがない。初遠征の自然公園の池で見かけたこのときは、まだ6月でアカトンボの季節ではなかったし、体もアキアカネとかより大きく太いし赤さも派手で、一体何者なのかと驚いた。ショウジョウという名前の由来は伝説の赤ら顔の怪物・猩々から来ているようだ。残念ながら♀は未見。 参考文献:尾園暁・川島逸郎・二橋亮、『ネイチャーガイド 日本のトンボ』、文一総合出版、2012年、P440

  • キジ(キジ目キジ科キジ属)

    ♂ 土手をのし歩く。赤いお面と長い尾羽がトレードマーク(2021年6月 さいたま市) 明るい光の下だと、首から下も光沢のある美しい配色だとわかる。尾羽が短いのは、換羽中だからだろうか?(2024年4月 さいたま市) 【MEMO】 桃太郎伝説でもおなじみの、日本の国鳥。 全長オス81㎝、メス58㎝ということでずいぶん雌雄で差がある(ただし、オスは尾羽の長さが長いので、その分ゲタはかせられてるのかもしれない)。残念ながらメスは未見。写真で見ると、焦げ茶色に白っぽい縁取りの鱗模様で、キジバトがキジバトと言われる理由に納得がいく。 農地や草地に生息し、オスはケーン、ケーンという錆びついた金属がきしむよ…

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