■ 午後の戦略 : 年初シフトの後始末 → 引き気味の強気!
前場の日経平均は反発。35,600円台では年初からの大幅高や直近のテクニカル悪化を意識した売りが重石となる一方、35,400円付近では148円台までのドル高円安を好感した押し目買いが下支えに。10:50現在は35,500円台で堅調に推移中。 東証主力株は高安マチマチ。685...
おはようございます。 昨日のNY株式市場は3日続落。朝方発表されたマクロ指標は12月小売売上高高(前月比+0.6%、市場予想+0.4%)、鉱工業生産(前月比+0.1%、市場予想-0.1%)ともに米経済の底堅さを示唆 → 米長期金利の上昇に伴い株式市場は軟調にスタート。昼頃に...
東京市場(1/17) 上方オーバーシュートの反動、36,000円の壁
本日の日経平均は続落。NYタイムに147円台まで上昇したドル円を買い材料視した堅調スタート後、10時半ごろに36,239円(+620)まで上昇。買い一巡後は年初からの大幅高による利確バイアスの高まり、NY株先物の軟勢などがネックとなり、一日の安値圏で取引を終了。中国当局によ...
■ 午後の戦略 : 12月上旬同様の「引き気味の強気」対応!
前場の日経平均は急反発。NYタイムのドル円高に呼応した日経先物なりに堅調に寄り付くと、10時半ごろには36,239円(+620)まで上昇。買い一巡後は利確売りに押されて35,800円台まで軟化。東証主力株は海運・エネルギーを中心に買い優勢。 中小型株は 3778 さくらイン...
物価高でも賃金が上がらない「ひとつの理由」…政府や有識者があえて説明してこなかった現実
2023年は値上げに振り回された1年だったが、相変わらず賃金が物価に追いつかない状況が続いている。物価が上がっているのに、なぜ賃金が上がらないのかという疑問の声を耳にするが、賃金が上がらない理由ははっきりしている。現実から目をそらしていては、いつまで経っても日本人は豊かにな...
おはようございます。 昨日のNY株式市場は続落。連休前の利確賛成ムード、ウォラーFRB理事による利下げ期待への牽制発言に加えて、ウェルズ・ファーゴが投資判断を引き下げたボーイング株や中国で新モデルの値下げが伝わったアップル株の下落を重石に終日軟調に推移。ゴールドマンサックス...
東京市場(1/16) 日経は良識的な押し、東証グロース指数は不安定化
本日の日経平均は7日ぶりに反落。直近6日で約2,600円もの上昇による利確バイアスの高まりを背景に売り優勢でスタートすると、35,600円付近では押し目買いが下支えとなって底堅く推移。146円付近まで上昇したドル円も株価をサポート。東証主力株は小売り・機械・非鉄を中心に売り...
前場の日経平均は反落。ドル円の騰勢を受けて強含む場面もあったものの、直近の大幅高による利確バイアスの高まりがネックとなり、10時半ごろに35,587円(-314)まで軟化。売り一巡後は35,700円付近で底堅く推移。東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心には売り優勢。 中小型...
おはようございます。 昨日のNY市場はキング牧師生誕記念日で休場。ナイトセッションの日経先物は145円台後半まで上昇したドル円を追い風に36,160円(+160)で取引を終了しているため、本日は36,500円トライを視野に入れた堅調地合いが予想されます。直近の日経先物高はマ...
本日の日経平均は6日続伸。先週考案の先週末までの5日で2200円強の上昇による利確バイアスに押される場面もあったものの、10時ごろに前日高値を上回ると先物への買い(戻し)が加速。台湾総統戦による民進党の親米候補が国民党の親中候補に勝利した事による地政学的リスクの高まり回避、...
■ 午後の戦略 : おまけ領域の脱力トレード + アルファ!
前場の日経平均は続伸。寄り付き直後こそ利確売りに押されて前日比マイナス圏まで軟化する場面もあったものの、年初2日目以降の外資勢による先物への買い攻勢が継続し、10時過ぎには先週末の年初来高値35,839円もブレイク。 東証主力株は買い優勢。9983 ファストリ、4063 信...
政治デモが起こらないのは「日本人の性格」が理由なのか…今の社会システムに見えはじめた「綻び」
日本人の賃金が一向に上昇せず、社会保障の負担増加など国民生活は苦しくなる一方である。ネットでは「もうこれ以上耐えられない」といった声が飛び交っているが、日本人の政治への態度はおとなしい。大規模デモなどが発生しないことの背景には、日本の特殊な産業構造が関係している。 激しい政...
おはようございます。 先週末のNY市場は、12月消費者物価(CPI)がコンセンサス通りのインフレ鈍化基調を示した事で騰勢を維持。連騰後の日経先物も前日比(わずか)70円安で取引を終了。 今晩のNY休場(キング牧師生誕記念日)の影響で東京タイムの乱高下は回避される可能性が高い...
日本が独裁国家に転じれば、国民は幸せになれるのかーーネットで増える「民主主義否定論者」が見落としている事実
全世界的に非民主的な強権国家の影響力が高まっている。強権的な国家はいわゆる民主主義のコストを負担する必要がなく、経済的に有利な状況にある。日本など民主国家の中からも、こうしたコスト負担を嫌悪する意見が散見されるようになっており、事態を放置すれば民主主義の機能不全につながりか...
■ 日本株展望 1/15-19 : 「高値持ち合い」優位も波乱含み
◆ 今週の展望 : 「高値持ち合い」優位も波乱含み 先週の日経平均は5日続伸にて、大発会安値33,288円から3,000円強もの大幅高に。今週は短期急騰による良識的な利確バイアスが重石となりつつも、米長期金利の下げ渋りに伴うドル円の騰勢、押し目買い優位のテクニカル、市場マイ...
「アルゼンチンのトランプ」ミレイ新大統領、実は意外と「マトモ」だった…?
南米アルゼンチンの大統領選挙で、中央銀行の廃止や通貨のドル化など過激な政策を掲げるミレイ氏が当選したことで、金融市場が同国に注目している。ミレイ氏は「南米のトランプ」などと言われているが、表現の方法はともかく、(経済政策に限って言えば)意外とまともなことを主張していると言え...
政治デモが起こらないのは「日本人の性格」が理由なのか…今の社会システムに見えはじめた「綻び」
日本人の賃金が一向に上昇せず、社会保障の負担増加など国民生活は苦しくなる一方である。ネットでは「もうこれ以上耐えられない」といった声が飛び交っているが、日本人の政治への態度はおとなしい。大規模デモなどが発生しないことの背景には、日本の特殊な産業構造が関係している。 激しい政...
為替と株式市場「年始から乱高下」の深いワケ…最大の爆弾を抱えるのは「日本」
年末から年始にかけて、為替市場や株式市場が乱高下している。背景になっているのは米国の金利・物価に対する、市場関係者の「幻想」や「願望」である。願望で経済を動かすことができないのは当たり前のことであり、マクロ的な状況を冷静に理解しなければ、市場の流れを把握することはできない。...
大手企業が次々と「上場廃止」を選択する深いワケ…「世界から見向きされない市場」は東証改革でどう変わるか
このところ上場廃止を選択する企業が増加している。背景には日本でもガバナンス強化が進み始めたことで、中途半端な上場のコストが合わなくなってきた現実がある。一連の動きについてはどう考えれば良いのだろうか。 大手が上場廃止に踏み切るワケ 教育サービス大手のベネッセホールディングス...
いよいよ逃げられない「法人増税」、内部留保を溜め込み、現状維持を選ぶ日本企業にもたらす「意外な効果」
今年の漢字に「税」の文字が選ばれたことが象徴しているように、2023年は支出と国民負担に関する議論に明け暮れた1年だった。政府は防衛費の増大や子育て支援の拡充など支出拡大を目論んでおり、表立っては言わないものの、最終的な財源として消費増税を想定していた。だがその流れに変化が...
新NISA「日本だけに投資」するのはキケン…?含み損で自滅しないために「守るべきセオリー」
2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートする。今後、年金の減額が確実視される中、自身で資産運用することの重要性がより高まっているが、NISAがその強力な武器となるのは間違いない。資産運用を考えている人は基本的には活用の一択と考えてよいだろう。 「非課税期間制...
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