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  • 草取りをしています

    隠居生活を始めて2年が経った。ようやく慣れてきた、という感じか。この、何もしない自分に慣れるのに1年半ほどかかった。一番困るのが、「仕事を辞めて何をしてるのか」と聞かれること。仕方がないので、「草取りをしています」と答えることにしている。日本社会は、肩書が必要だということがよくわかった(男の世界)。隠居した男の定番は、山登りとか畑とか。散歩と山もやってみたけれど、草取りが一番合っているような気がする。家の前が公園なのだが、町内の草取りで難儀している。役には立つんだろうけれど、あんまり目立つ行動はよくないんだろう。昨年ブラブラしてたら、町内会長をやれと言われた。もちろん、丁重にお断りいたしました。草取りなんかも、あそこの家の誰々さんがやっている、うちもしなきゃとか。日本社会、面倒くせぇ。本当は家事や介護をし...草取りをしています

  • 世界は繋がっているんだけど…

    今回も加藤和さんのnoteの記事を元に書きました(ほとんどパクリです)この世界は繋がり合ってバランスをとっている(利他)。そのバランスをとるために、各々の生命は「自分」という枠を持ち、その「枠」を拡大させようとする(利己)。そうしないと、例えば「捕食」という行動もとることができない。つまり、生命は「競争」するようにプログラミングされている。この「自分」という「枠」があるために、どの生命も世界を正しく把握できない。正しく把握したら、生きるというモチベーションを失って滅びてしまうだろう。仏教は自我を無くせと言っている(世界を正しく把握)。が、そうすると食べていけないから、托鉢して世俗社会に恵んでもらって生きる。これは、豊かな社会じゃないと不可能。砂漠の一神教とはえらい違いである。これが、アジアとヨーロッパの差...世界は繋がっているんだけど…

  • ブレーキをかける

    そりゃあ、資本主義のいいところもあったのだろう。産業革命後、世界の人口は飛躍的に伸びているから(当時は10億人以下)。ということは、全体として豊かになったということだ。(格差や環境破壊、増えすぎという問題はあるとはいえ)けれども、悪いところは多いし、致命的なものもある。まずは競争。というと、多くの人はしょうがないと思うかもしれないが、実態は「やりすぎ」なんてレベルではない(日本で普通に暮らしていると、なかなか想像できないかもしれない)。車の運転も習わないうちに、いきなりルマン24に放り出されたようなものだ。資本主義のやり方はこう。初めに農民の農地を取り上げて貧民にしてから、安い賃金で働かざるを得ない工場労働者として雇う(英のエンクロージャー、松方財政)。競争といっても、平等な競争ではない。スタートラインが...ブレーキをかける

  • 資本主義の暴走

    さぁて、悪の総本山をやっつけますかの。諸悪の根源は、資本主義でしょう。王侯貴族やキリスト教は隠れ蓑。大衆は物質的な豊かさにのぼせ上がり、自分達が奴隷であることに気づかない。国内の格差や国家間の格差を上手に利用し、芸能スポーツで目くらまし。おまけに、共産主義などの敵を作っておくという念の入れよう。国民国家や民主主義も補完装置である。なぜ、こんなものがのさばっているのか。それは、人間の「欲」が巧みに利用され、支配者がとてつもない力を持ち、ルールを作っているのは自分達だから。我々は、まさに羊である。1日8時間、ゴミゴミとした人工空間で文句も言わず働く。毒だらけの食べ物を食べさせられ、病院はいつも満杯。つまらない娯楽でごまかされ、酒で憂さを晴らすしかない。他人を見下し、見下されているのに気づかない。ご主人様の言う...資本主義の暴走

  • 民主主義の敗北

    プーチンが5期目の大統領に選ばれた。今年は、世界各地で大きな選挙が行われる。最大の注目はアメリカ大統領選挙だろうが、それに合わせるかのように世の中はキナ臭さを増している。今のアメリカを見ていると、民主主義とは何だろうと、改めて考えさせられる。もしかしたら、我々の見せられていた民主主義は「幻想」だったのかもしれない。トランプとバイデン。方や失言、方や失念。トランプの時に戦争はなかったが、発言が下品(そこが支持されているのだろうけど)。バイデンは操り人形にしか見えないんだけど、強圧的に見えない分要注意、見た目と違って戦争好き。誰しもが思う、他にいねぇんかね?たぶん、なれないんだと思う。メディアを見ていると、どうにかしてトランプ大統領の誕生を阻止しようとしているようにしか見えない。これは、民主主義でやってはいけ...民主主義の敗北

  • 後世に託す

    後世に何かを残したいというのは、誰しもが思う(儚い)願望だ。大したことも成し遂げていないのに、自分の生きた証でも残したいのか(たぶん男に多いね)。ただ、先行き不安な時代だからこそ、その思いは強くなったような気がする。隠居直後(たかだか2年前)は、もっと安心して後世に託すことができるような気がしていた。それは、仕事をしていたので若い世代と接していたということもあるだろう。しかしそれよりも、世の中が大きく変わろうとしすぎている、ということが大きいような気がする。早く気づいてくれよ、後の祭とならないうちに、ということだ。人生一周分も生きれば、誰かに影響は与えている。自分の子供がいようがいまいが、誰かが受け継いでくれるはずだ(しかも修正しながら)。大体が、人間の脳ミソは同じだから、同じような考えは出てくるだろうし...後世に託す

  • 大キリン

    ヤフーニュースからの抜粋ですあまり知られていない、あるいは忘れられてしまった重要な事実がある。13年前に起きた福島第一原発の事故で最大の危機とされたのは水素爆発や漏れ出た放射性物質による被曝ではなく、4号機の核燃料を保管するプールだった。プールの水が干上がれば核燃料が溶けだし、膨大な量の放射性物質が放出され、東日本に人が住めなくなると予測された。その危機を食い止め、暴走する原発を安定化させるに至った背景には、ある中国企業の「善意」があった。汚染された無数のガレキが散乱する現場では作業員らが被曝を覚悟で作業にあたった。1、2、3号機では核燃料が溶けるメルトダウンが起き、消防ポンプ車による懸命の冷却が行われていた。都内の会社事務所のテレビの前で、汚染された無数のガレキが散乱する現場を固唾をのんで見守っていたの...大キリン

  • 利己と利他

    最初に断っておきますが、この文章は「利己の権化」のような者が書いています。そのため、例によって加藤和さんの助けをお借りしてます。前に、「なぜ戦争はなくならないのか」という記事を書いた。まぁ、誰もが思うように、その根底にあるのは「エゴ」でしょう。では、「エゴ」はどこから来ているのか。まずは「利己と利他」について。遺伝子は「利己」的なのに、生物は「利他」的に行動することがある。「利己的な遺伝子」というのが、ひと頃流行った。まぁその通りだろうと思う。そうじゃないと、種は存続できない。が一方で、生物が利他的に動く時がある。例えば、育児。これには説明は要らないだろう(子供も他者ですからね)。また、人間は一人では生きられない動物だから、集団(100人)で生きるようにできている。だから、利他的な行動を取ることは当たり前...利己と利他

  • 新しい戦前

    タモリの言うように、我々は今「新しい戦前」に迷い込んでいるのかもしれない。2022年の暮れに放送された「徹子の部屋」で、タモリが2023年について問われ、「新しい戦前になるんじゃないですかね」と答えたことが話題になった。それはコロナから始まった(というか、気づいた)。ウクライナではひどい戦争が続けられている。もうとっくに終わってるのに。ロシアは東部4州を手に入れ、クリミア半島までつなげるのが目的だから。結果的にロシアが経済的に打撃を受けず、食料や資源を握っている国が強いことが証明された。ノルドストリームを破壊されたドイツとは対照的。ヨーロッパがロシアの石油を買っていたことが報道されたが、アメリカも買っていると言われている。数日前から、タッカー・カールソンのプーチンへのインタビューが話題となっている。動画や...新しい戦前

  • 熱く育児を語れ

    現代日本の問題は、食料、教育、少子化だと思っている。が、今まであまり触れてこなかった。(もうわかってるでしょ、てのもあって)世界の大きな、難しい問題は人口問題だと思っていたけれど、近頃はこう思っている。これだけの人口が維持できてるということは、地球にはそのキャパシティがあるということだ。もちろん、全員が車に乗れば一発で地球は終わる。だから、SDGsじゃなくて持続するnon-developmentなんだろうけど。まあ、多すぎるわね。で、今回は少子化について。日本の適正人口はどうなのか、という話もあるが、生産人口の減少、年齢構成のバランス、都市への集中=地方の過疎化といった問題が起こる。当ブログとしては、メスとして子供を欲しくなくなっている、ということを一番危惧している。損得で考える社会。現代社会の問題のほぼ...熱く育児を語れ

  • ボケ老人のたわごと

    ブログの更新が遅くなりました。それは、今の状況をどう伝えようか迷っていたからです。陰謀論側に寄るのか、それともとぼけるのか。人間ができていないんで、なかなか後者になれません。かといって、いたずらに不安を煽っても仕方がない。結局、庶民の解決策は後者になるのだから。(ある意味民衆の「知恵」)いろいろなことは起こっている。わざわざ書くほどの「不自然」なことが。コロナ以降、特に。激しいせめぎ合いが繰り広げられている。旧勢力と新勢力。西側諸国とグローバルサウス。プーチンとトランプを後者に入れるとわかりやすい。コロナを始めた時点で前者の負け。ウクライナで勝負あり。最後っ屁に気をつけないと。当ブログでは、バイデンを操っている側を国際金融資本と表してきた。彼らが西欧、日本も焚きつけようとしている。イラン、ロシアを怒らせて...ボケ老人のたわごと

  • 資本主義と民主主義

    という言い方はよく耳にする。が、これには「まやかし」が含まれている。例えば、「資本主義と民主主義は現代社会の両輪である」などと言われば、つい「その通りだな」と思ってしまう。そして、「資本主義と民主主義」の対立概念として「共産主義と全体主義」を想定してしまう。「共産主義と全体主義」の代表として中国を思い浮かべ、ロシアも仲間に入れて敵とする。で、アメリカは「資本主義と民主主義」の国で日本の仲間であると思っている。非常にわかりやすい。かように、我々の頭は単純なのだ。まずは、資本主義。。これは、私有財産を認めていくらでも金もうけをしてもいい、という経済のやり方。一見、当たり前のように思えるけれど、いくらでも財産を増やしてもいいし、金もうけのために過激な競争が始まる。そして、大量の負け組が生じる。欠点は格差社会とな...資本主義と民主主義

  • 脳より身体

    このところどうも筆が進まないのは、「脳よりも身体」なんて言いながら、自分が典型的な「脳的」思考をし、行動していることがよくわかったからだと思う。今までのようにお気楽に、「C調」に書けなくなってしまった。な~んて「脳」に絡めとられてしまっております。そもそも、考えるというのは「脳」の働きだし、感覚器官(五感)を通して脳で処理して認識している。だから、簡単に言うと「脳」で「脳」を考えているわけ(数学が典型)。それが全て悪いと言っているのではなく、「脳」に偏り過ぎが問題なのだ。そのことを、昔から「屁理屈」とか「頭でっかち」と言ってきた。デジタルで処理しにくい「味覚」、「臭覚」、「触覚」辺りがポイントかも。まあ、第六感が大事なんだけどね。今の世の中がおかしいのは、身体よりも脳を優先しているから。LGBT、ワクチン...脳より身体

  • ヒトの飼われ方

    12月から加藤和さんの「ヒトの飼い方」をノートにまとめ、パソコンにもまとめながら再読していた。それがようやく終わった。たぶん、人生で初めての真面目な勉強。ノートを取るのは、後から見るためというよりも手を動かして理解を深めるため、ということがわかった。そして、今までいかに浅い理解に留まっていたかがよくわかった。分量は8万字、A4にして90ページ。内容は以下の通り。ヒトの本能は100人の身近な集団で生きるようにできている。それは10万年前の狩猟採集時代から変わらない。しかし、1万年前からの農業の発明→人口増加でヒトの生きる環境は大きく変わった。だから、そのズレによって現代の(特に精神的な)問題が起こっている。パチンコ行きたいし風俗も行きたい(狩りとフリーセックス=狩猟採集)↓ダメちゃんと毎日定時に働きなさい(...ヒトの飼われ方

  • 世の中はよくなる

    世の中はよくなる。なぜならば、皆がよくしたいと思っているのだから。悪くなるのは、悪くしようとする思いを持ってしまうから。誹謗中傷、イジメ・・・。言語の持つ悪しき機能かもしれない。でも、世の中はよくなる。皆がよくしたいと思っているのだから。昨日は小雪舞う中、住宅地の畑で菜の花をお婆ちゃんが採っていた。今日は、新潟市沼垂の白山神社を初めてお参りした。今年もよろしくお願いします。画像は昨年から越年し、夏至に花を咲かせたシクラメン。寒の入りに、ようやく花を咲かせてくれました。世の中はよくなる

  • 黒い海と白い山

    小晦日(こつごもり)には能生までカニを買いに行ってきた。長岡からは片道約100km。この時期には珍しい青空で、長距離運転が苦手となってきた身にも快適だ。道路は空いていたが、かにや横丁は混んでいる。しかし、並んでも苦にならない。今年は暖かい。ありがたいことだ。大晦日と書いておおつごもり。小晦日なんて言い方は初めて知った。日本語は難しい分表現が豊かだ。我々の頭の中はもちろん日本語の構造でできてるし、社会や生き方にも影響を与えている。知らず知らずのうちに「日本人」となっている。大事にせんといかん。このところ、加藤和さんのnoteをノートにまとめながら再読している。久しぶりというよりも、人生初のちゃんとした勉強している感じ。頭を使うので疲れる。今はインプットする時。その代わりアウトプットがダメ。どうもブログもマン...黒い海と白い山

  • ガンダーラ 補遺

    冬至の前日から降り始めた雪は、ここが雪国であることを確認させただけで、三日坊主に終わった。それでも、重い雪が例年並みに積もったので雪かきはしなければならず、油断していた老体に多少は響いた。それまでが暖かかったし、予報を見れば正月は10℃!。気持ちも体も、昨年のような「非常事態」とはならなかった。この地はこのように、適度な緊迫感を与えてくれるほどの雪が積もるのだが、かの地は大変であろう。かの地とは、当ブログで度々登場願っている「麒麟の里」である。雪の量は2倍、ひどい時、ひどい所は3倍にも達する。雪堀りをしながら冬を過ごし、春になったら棚田を耕す。厳しい生活を繰り返し、田んぼを守るこれを、何百年、千年以上続けている。だからこそ、今も子孫がこの地に住んでいるのである。考えてみると、すごいことだ。国際情勢や政治・...ガンダーラ補遺

  • 始まりと終わり

    我々は何となく、始まりと終わりがあると思っている。本当だろうか。例えば宇宙。今から138億年前のビッグバンで始まり、今も膨張し続けているという。ビッグバンがあったとしても、それはこの宇宙の始まりであって、その前の宇宙はあるだろうし、何となく終わりと始まりが繋がっているような気がする。物質の最小単位は素粒子?これまたキリがないでしょう。おまけに、最後は観測できねぇってんだから。そもそも、元素とか、自然界に全く同じものがあるのだろうか。近頃寝る時に、何で0で割れないのか考えている。(これが何故か落ち着く)y=1/xのグラフを見るとすぐわかるのだが、x=0の時yの値は定まらない。無限大と無限小。そもそも0って何だ。(空位、地点?xy座標の0ん所はボカシを入れんきゃ)世界で最も美しい数式をながめてたら、もしかして...始まりと終わり

  • 進化論

    人間は、つくづく愚かだと思う。(自分を見ていても)物質的に豊かになったことを「進歩」だと思い、環境を破壊している。同種同士で意図的に殺し合っている。しかも、それが紀元前から何千年も繰り返されている。ずっと繰り返されている。やられたらやり返す。自分の身内がひどい目に合って黙っているのか。このように、「戦争」はレベルを変えながら正当化されていく。「自分だけが楽をしたい」というのは脳のなせる業です。(当ブログでは「脳のクセ」と名づけた)「進歩する」ということは、特に西欧のユダヤ=キリスト教の根っこにあり、資本主義はそれを具現する優等生。再度確認アジア農村女性体自然想定外仏教欧米都市男性脳人工想定内キリスト教脳の働きの一つである言語の悪い所は、嘘をつくことができるということ。その点、身体はほぼ無理。個性を磨け、な...進化論

  • なぜ戦争はなくならないのか 補遺

    前回確認したこと。全ての人は同じことをして生きてる。全ての人が同じことを欲している。だから、ケンカになる?いいえ、だから分け合わなければならない。家族や恋人だったら、分けるでしょう。見知らぬ人や嫌いな人ならば、どうする?見知らぬ人や嫌いな人とは話をすればいい。(「嫌い」は勘違い)酒でも飲みながら。けどねー、「敵」は四六時中作られてるよね。スポーツ、ドラマやマンガ、映画・・・。応援する側を「作り」(近頃は「推し」などと言うらしい)、主人公だけが脚光を浴びる。資本主義の名のもとに、意味のない「競争」をさせられている。我々は、知らないうちに「敵」と「味方」を作らされていた。人種、民族、宗教、格差、・・・。今のこの時代、全人類がそこそこの暮らしをしてる。未開の人達だって、イヌイットだって、生活は厳しいかもしれない...なぜ戦争はなくならないのか補遺

  • 目には目を

    イスラエルとアラブ人の対立に関しては、様々なことが言われている。(そもそも「アラブ人」の定義も難しい)宗教的対立は言わずもがな、ポイントは2000年も諍いなしに暮らしていたという点だろう。そもそも「復讐」が絶えない地である。だから「目には目を」だったのだし、「汝の敵を愛せ」だったのだ。倍返しの世界。「目には目を」は、復讐を制限したもの。何でもそうだが、実現していないから叫ばれる。ユダヤ=キリスト教然り、日本国憲法もそう。簡単にいえば、土地が豊かではない。それに尽きると思う。けれども、2000年も諍いなしに暮らしていたのだ。その間イスラム教が興り、十字軍もあった(こいつも怪しい)。イスラエル建国の狙いは、この地に争いの種を蒔くこと。そして、産油国の近くに仲間(西欧の)の拠点を作ること。宗教的対立や聖書は隠れ...目には目を

  • イスラエル

    ここでは、イスラエルの建国やパレスチナの歴史には触れない。イスラエルが、1948年に「人為的」に作られたということを考えてみる。ずっと普通に暮らしてたパレスチナの人達。しかし、ある時から宗教的に対立する民族が増え始め、その国だけができる。しかも、4度の中東戦争で自分達の領域はどんどん狭くなる。イスラエル建国の根拠は何だろう。2000年前にローマ帝国に滅ぼされるまで、ユダヤ人がパレスチナに住んでいたということか。一部のユダヤ人は各地に散らばりながらも信仰を守り続け、差別により一般の仕事に就けなかったために金融業に携わるようになる。一部のユダヤ人達はパレスチナに住み続け、イスラエルの建国までは、パレスチナ人と対立することなく暮らしていた。なのに・・・、19世紀末からシオニズムが起きる。第一次世界大戦中のイギリ...イスラエル

  • 坂を下る

    今の生活が、ずっと続くわけはない。何となく、我々はそう思っているのではないか。車に乗り、スマートフォンを持ち、クーラーで涼む。スーパーには食材が山のように並び、病院で何時間も待った挙句に大量の薬を出される。このままの右肩上がりの経済は無理でしょう。我々がこんなにいい暮らしをしていられるのは、発展途上国の人達が毟り取られているから。にもかかわらず、チャットGPT、メタバース、空飛ぶ車、コオロギ食、ワクチン・・・。どんどんどんどん可笑しな方向に向かおうとしている。資本主義は「欲望」の際限なき拡大と言われている。ホント?作られてるんじゃないの。一方で、ウソっぽい環境問題が叫ばれている。本当の環境問題への対策は必要だろうけれど。「省エネ」とテレビが言う。それを言うなら、真っ先に「テレビを消しましょう」だろ。我々が...坂を下る

  • ガンダーラへの道しるべ

    前回「ガンダーラ」という記事で、理想の社会を描いた。現実的には難しい面もあるが、今回はそこに至る道筋を考えてみたい。①農業-難日本の場合、半永久的にできる水田がある。本来は、自分で食べるものは自分で作る、が基本なのだが、いきなりは難しい。小中高生を田植えと稲刈りに動員すれば一石二鳥(機械は使えないことを想定。そのためのGW、SWと思っている)②教育-易教育の再編は、さほど難しくはないだろう。なぜならば、多くの人は現状に疑問を持っているだろうから。とにかく、子供を甘やかさないこと。中卒で就職、に戻したら。高校3割、大学1割でいい。受験勉強は意味がない。③エネルギー-中難しいけれど、不可能ではない。現在の欧米による石油の独占が終われば可能。各地域が平等に使えるようにする国際機関が必要だが。(それがあれば、戦争...ガンダーラへの道しるべ

  • ガンダーラ

    で一体、オマエはどんな社会にしたいのだ?こんな社会ですけど何か?(そんなに難しくないと思うんだけどなぁ)①農業できれば地産地消が望ましい。農業の問題点は、始まりが支配-被支配だったこと。搾取はナシよ。ずっと続けるには、その土地に合った農法じゃないと(アメリカ式はまもなく終了でしょう)。農業の担い手の確保は難しいが、本来は、自分で食べるものは自分で作る、が基本。②教育次はヒトを育てますよ。学校だけじゃなくて地域で育てることも大事。受験勉強は意味がない。もっと遊ばんと。でも、子供を甘やかさないこと。思い通りにならないことをさせる。工業・農業実習必須。③エネルギー石油は便利なエネルギーで、しかもタダ(マイナス面もあるが)。だから人類平等に使わんと。暖房のみ、公共交通機関のみ(環境問題を考えると)。なくなった方が...ガンダーラ

  • だいじょうぶだぁ

    ちょうどコロナが流行り始めた頃、志村けんが亡くなった。コロナ感染で肺炎を発症したらしい。そして、岡江久美子と共に彼の死は、人々にコロナに対する恐怖の念を植えつけた。たいへんだぁ!彼の持ちネタは、「だいじょうぶだぁ」だったのに。今でこそコロナ=ワクチンに対して疑念を持ち始めた人が出ているが、あの頃はほとんどの人がコロナに怯えていた。ただ、周りにコロナでひどい人はいないことには気づいていたのではないか。人々が恐れていたのは、自分がなったらどうしようという、同調圧力から来るものだった。ここでは、同調圧力については触れない。なぜ身近にコロナで亡くなった人がいないのに、会ったこともない有名人が亡くなったことで、あんなにコロナを怖れたのか、について考えてみる。これと、ハラリ君の言う「虚構を信じる力」と関係があるのだろ...だいじょうぶだぁ

  • 福田村事件

    映画「福田村事件」が話題になっている。関東大震災の混乱の中で、行商の人達が朝鮮人と疑われて殺害された事件を題材にしている。映画は見ていないのだが、監督は現代の問題ととらえてほしいと言っていた。まさに今、同じことが起こっている。コロナを疑い、ワクチンを打っていない者は、こういう扱いを受けた。マスクをしないだけでも、こういう目で見られた。前に「渋滞にハマる」でこう書いた。もっと本質的な「怖さ」が潜んでいることに気づきました。非常時の集団心理の「怖さ」です。が、うまく伝わってるかどうかわかりません。今は、その「怖さ」が何かを言い当てることができる。それは、こういうことだ。人々は「我先に」ワクチンを求めたそして、他を排除しようとしたたぶん、本当のパンデミックではもっとひどいことが起きるだろう。人間の「裸のエゴイズ...福田村事件

  • ふわふわ

    以前「フワフワ」という記事を書いた。その焼き直しである。世の中、「ふわふわ」している。人々も政治も、マスコミも世界も、地に足がついていない。コロナ以降、特に。ということは、ウクライナ、7.8事件も絡んでいる。ということは、「虚構」の構築に失敗しているということだ。「虚構」がバレた?ヤリすぎ?ワザと?統一教会やジャニーズなどの、今まで見え隠れしていた裏の巨悪にメスが入れば、フツーは好転するはずなのに。それがしないんだよね。以上、ずっと言いたかったことです。今回も「さむらい小平次のしっくりこない話」さんとシンクロしました。「戦争が近い?」と全く同じです。内閣支持率はずっと低迷。なのに「次」がいない。人も政党も。どうせ終わるんだから…、とヤケになっているかのよう。国家も歴史も所詮は「虚構」なんだろうけれど(アイ...ふわふわ

  • なぜ戦争はなくならないのか ③

    今まで、戦いを①生存のための闘い、②メスを巡るオスの闘い、③自衛のための戦い、④利益を巡る戦いに分けて考察してきたが、意図的に相手を殺すのは④であった。(それとて、必要不可欠というわけではない)また、歴史的に戦争も⑴利益の追求→⑵やらないとやられる→⑶金もうけに変わってきている。話も散らかってきたので、まずは現代の戦争に絞って見ていきたい。今、戦争をする意味はあるだろうか。資源は一部の国(人達)が独占しているとはいえ、行き渡っていないわけではない。食料や資源の問題で戦争が起こっているようには見えない(無関係とは言わないけれど)。宗教や民族の対立も口実に利用されているだけだ。アメリカは、軍産複合体で経済が成り立っているともいわれる。つまり、どこかで戦争が起きていないと困るのである。これが、現代の戦争の原因の...なぜ戦争はなくならないのか③

  • なぜ戦争はなくならないのか ②

    前回、戦争を次の4つに分けて、①と②について考察した。①生存のための闘い②メスを巡るオスの闘い③自衛のための戦い④利益を巡る戦いそして、①と②は生物全般にいえることで、意図的に相手を殺そうとはしていないことを確認した。今回は、人間特有の③と④を取り上げます。③自衛のための戦い殴られたら避ける、殴り返す。泥棒が入ったら撃退する。これも当たり前なのだが、殴られそうな時どうするか、ということだ。普通は、そうなる前に本人達が歩み寄ったり、周りが動く(つまり外交)。あくまでも、先に殴った方が悪いんだけどね。ただし、殺していいわけではない。正当防衛とは、身を護る際に誤って相手を殺してしまった場合をいう。③も殺すことは意図していない。太平洋戦争は「自衛」のため、と言う人もいる。でも、その前に中国を侵略してますからな。ウ...なぜ戦争はなくならないのか②

  • なぜ戦争はなくならないのか ①

    誰もが戦争反対なのに、なぜ戦争はなくならないのか。もしかしたら我々は、何となく戦争はしかたないと思っているのではないか。それは、いろいろな「戦い」がゴッチャになっているためだと思われる。そこで、次の4つに整理してみます。①生存のための闘い②メスを巡るオスの闘い③自衛のための戦い④利益を巡る戦い今回は①と②を取り上げます。①生存のための闘い生物を含め、人間が生きることそのものが「戦い」であると言われる。確かに、一瞬一瞬戦っているのかもしれない(生命の維持)。今のような物質文明下ではわかりにくいが、山で一人で生きろと言われたら、まさに戦わなければならない(自然と外敵と)。さらに、よく「自分に負けるな」とも言われる(本当はこれが大事)。自然界は、本来「食うか食われるか」なんだろうけれど、同種は意図的には殺さない...なぜ戦争はなくならないのか①

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