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  • 三年寝太郎

    前回の続き。そして、ずっと頭の中でくすぶっていたこと。大衆は正しいbutたまに間違える集団で生きるヒトは、皆と同じ行動を取るのが「正解」である。狩猟・採取の時代から、特に農耕の社会では。今でも、災害時には大勢でいた方が「安心」という心理が働く。プライバシーのない体育館での「雑魚寝」というのも意味あるんじゃないかと思う。避難生活での孤独死のことを思うと。もちろん、他の解決策はあるんだけど。もしも、避難施設の天井が落ちてきたらどうするのだろう。最悪全滅である。これが、大衆の犯す「間違い」。「間違い」じゃなくて、「運」だろうと言うかもしれない。が、リスクを分散させなければいけないという意味。本当に怖い「同調圧力」の話はここではしません。で、これを修正するのが、「ちょっと変わった人」。「三年寝太郎」の話は、実はそ...三年寝太郎

  • フツーの世の中

    インドがパキスタンを空爆。もう戦争は嫌です。裏で何が動いているのか知らないが、世界の紛争地域がうごめいている。戦争を欲している人は一人もいないだろうに。インドとパキスタン。根っこにあるのは宗教的対立。それを利用して独立を遅らせたのはイギリス。結局、インドは3つに分かれて独立。宗教で殺し合いというのはおかしい。話変わって。大金持ちになりたいと思っている人はいるのだろうか。大金持ちとは、1億円を10億、100億にしようとする人達。それを資本家という。フツーはそんなこと思わんよね。それをおかしいとするのは、「資本論」以降出てない。世の中をよくする思想は出てこないのか。フツーに平和に暮らす世の中。マルクスやカントを引っ張り出してこなければならないのか。柄谷行人のように、「交換様式D」なんてのを持ち出さなければなら...フツーの世の中

  • gooブログ終了のお知らせ

    gooブログが11月18日で終了する。実は、そのことを知る前から、このブログをどうしようかと考えていた。だいぶ散らかってきたし、内容もgooブログにそぐわないような気がしてた。もしも我が身に何かあった場合、ずっと半永久的に残るんだろうかなどといらぬ心配もしてた。特に「伊勢物語」をきちんと訳し、別なブログとして独立させたいと思っていた。gooブログのもう一つアカウントも用意してあった。しかし、そちらの方はなかなか進まなかった。移行するとしたら、たぶんnote。ブログというのは、新しい記事が古いものに折り重なっていく。本とは違う。前にあったことをすぐに忘れる今日この頃と、何か関係があるのかもしれない。noteはすでに立ち上げてある(21年9月)。全然書いていないけど。https://note.com/akok...gooブログ終了のお知らせ

  • 大きなうねり、取り残されたもの

    今に始まったわけではない、大きな流れ。それは、明治維新から始まった。もっと言えば、大航海時代から。日本は、ちょうど戦国時代。キリスト教の伝来と貿易、武器商人(特に硝石)と信長・秀吉・家康は絡んでいる。江戸時代は「様子見」。日本の商業・産業の発達を待っていた。堂島米市場や三井を見よ。いい悪いは別にして、明治維新からの流れはよくわかる。日本に資本主義が押し入り、帝国主義の仲間入りしたように見えたが、実態は英米の鉄砲玉。清、ロシアと戦わされ、台湾や朝鮮半島を植民地とするも、支配の仕方は最悪。アジアに対しては、もっと別なやり方はあったはずだ(鉄砲玉だからしてない)。そうしないと、帝国主義の競争に勝てなかったというが、本当にそうか?石橋湛山は小日本主義を唱えていた。第一次世界大戦でも調子に乗った。鬼のいぬ間の「二十...大きなうねり、取り残されたもの

  • ETCとコメと関税

    ETCのシステム障害で大変なことになったらしい。(すでに記憶が薄れているくらい世の中の動きが早い)まあ、当然でしょうな。ETCは、できれば利用したくなかった。中古で買った車についていたので使っているが、確かに便利である。が、今も通過する時にバーが上がるかどうかハラハラする。電波や電気を信用していない。理解できないからだ。物理で力学100点、電気0点である。見えないものは理解できない。小さい頃、電池で動くおもちゃがよく止まっていた。電子レンジの導入も、一般家庭よりもかなり遅かった(今も性に合わない)。今、電気のない生活は想像もできない。冷蔵庫や洗濯機、エアコン等の家電製品だけでなく、ATM、電子決済、マイナンバー等、我々の生活の隅々まで根を張っている。しかし、停電したり、断線したり、システムがダウンしたらど...ETCとコメと関税

  • ワレワレハウチュウジンダ

    宇宙人はいるでしょうか?います。なぜならば、我々は宇宙人だから。我々以外の宇宙人がいるか、つまり地球に似た惑星があるかどうかということなんだろうけど。そりゃあるでしょう。これだけ広い宇宙なんだから。もしも宇宙人がいるとして、我々は出会うことはできるだろうか。たぶん無理だと思う。物理的に離れすぎているから。宇宙は非常によくできている。微妙なバランスの上に成り立っている。成り立っているが故のバランスなんだが。同じように、人体は非常によくできている。宇宙や人体だけでなく、地球上の生物、物質、地球そのものも。それに比べて人間社会の、いかにお粗末で低レベルなことよ。我々は人間社会を複雑に捉えがちだが、物質、生物世界の方が複雑である。なぜお粗末かというと、「欲」で動いているから。なぜ複雑に見えるかというと、「嘘」が絡...ワレワレハウチュウジンダ

  • 転売ヤー

    「転売ヤー」なる言葉がある。入手困難な商品を買い占め、インターネット上で高値で転売する人達らしい。要は、昔の「ダフ屋」。あまりいいイメージでは語られず、悪の代名詞扱い。しかし、そもそも「商売」は「転売」なのではないか。例えば、魚を海辺から内陸に運んで売る。大変な苦労を伴うわけだが、「転売」には変わらない。「商売」は基本的に「転売」なのだ。オレオレ詐欺が後を絶たない。これも、「商売」には多少の「詐欺」的要素が入っているのではないか。ウソ、大げさ=営業トーク。もちろん、採算度外視でよいモノを提供している業者も多いだろうが、特にCMで流れているものは胡散臭い。不安を利用する医療は最たるもの。偽シューキョーと何が違うんだ。合法的に「横領」をする会社を「銀行」という。銀行は我々に一言も断らずに、我々の預金を勝手に使...転売ヤー

  • 大谷、斎藤、X子

    昨今、訳のわからないことが多いのだが、特に次の三つのこと。何となく共通したものがあるような気がする。まず、大谷選手と水原通訳。あんなに仲良さそうにしていたのに、事件が起こってからは「他人の二人♪」。逆に、何かあったねと思ってしまう。大谷選手のプレーに変化があまり見られない。マスコミは腫れ物にはさわらない。斎藤知事の立ち振る舞い。兵庫県知事をめぐる問題はさっぱりわからないし、ひどいことが起きすぎている。それに立花氏が絡んできたから、さらにメチャクチャに。マスコミは騒いだんだけど、オールドメディアとSNSと対立のように、問題点をずらされてしまった。何よりも、立花氏をのさばらしているのがわからん。オールドメディアは一方的に垂れ流す。SNSなどは、自分に近いものを選択できる。両方とも問題はあるのだが、後者の方が怖...大谷、斎藤、X子

  • USAID

    ボク達はずっと、アメリカの勝つ戦争映画を見せられてきた。インディアンは、常に悪者だった。白人の男女はカッコよくてきれいだった(非白人は出てきた?)。そこには、キリスト教のスパイスも振りかけられていた。さすがに、これほどのステレオタイプな映画・ドラマは無くなったにせよ、ニュースなどでは相も変わらない。ロシア、中国、北朝鮮はいつも悪者。イスラムは未知の世界で、よくないイメージに。アカデミー賞、グラミー賞、ノーベル賞に世界遺産・・・。野球の頂点は大リーグ。価値の判定基準はヨーロッパ。こんなことがずっと行われていた。USAIDの問題を待つまでもなく。テレビでもずっと繰り返されていた。フジ中居問題を待つまでもなく。それらを叩く有名人、識者、インフルエンサーも同じ穴の人達である。イイモン、叩かれ役。それぞれの役割を演...USAID

  • ナポリを見て死ね

    久々の「消えゆくもの」カテゴリーである。前の記事で触れたカフェ・ナポリターナ。クックメッラ(cuccumella)とも言われるらしい。テレビ番組でナポリの屋台で出していた。注ぎ口をひっくり返してお湯を沸かすというのがシュール。オズの魔法使いの「ブリキの木こり」を思い出す。沸かしている内に豆が蒸されて、紙のフィルターを通さないのでコーヒーの油分が失われない。そのため、コーヒー本来の味が出るらしい。時間はかかる。ひっくり返す時にお湯はこぼれる。軍手等をしないと火傷する。直火式のエスプレッソマシン、マキネッタが開発されて廃れた。でも、おじいちゃん、おばあちゃんはこれらしい。初めて飲んだ時、その甘さと酸っぱさに驚いた。これがコーヒー豆本来の味か。使っている内に馴染んできたのか、最初の味が出ない。今は、濃く出してお...ナポリを見て死ね

  • べらんめぇ

    「べらんめぇ」とは「べらぼうめ」が崩れた言い方で、人を罵るときに使う。「べらぼう」は穀物を潰す「へら棒」が語源で、「穀潰し」の意味。ちなみに、「あたぼうよ」は「あたりまえよ、べらぼうめ」の略。顕著な大雪に関する気象情報が出された時に、新潟市で飲んだくれていたが、その日の朝、災害救助法が適用された長岡市で雪掘りをし、積雪2mの魚沼市まで仕事に出かけた。つまり、朝一番に雪掘りをし、吹雪の中長岡を抜けて魚沼市へ、帰ってから新幹線で新潟で飲み、長岡に戻った。ハードな一日だった。先週から雪掘り三昧。1月下旬からは、旧職場でプチ仕事を始めていた。そんなこんなで、ブログの更新が遅れた。ブログを書かなかったのは、それだけではない。書くことがないというか、書くことはあるのだけれど、書く気が起こらないというか。理由の一つは、...べらんめぇ

  • 中居、イチロー、トランプ、コロナ

    と掛けて何と解く?その心は、いずれも「ウソっぽい」。中居くんの件は、芸能界がずーっと、それこそ古代だかの始まった時から孕んでいた問題であろう。当ブログでは、おっかないのでこれ以上立ち入らない、としてきた。今回の件は問題外なんだけど、大きく捉えると「男と女」の問題とも言える。これも、人類どころか性別ができてからの問題でもある。オスとメスの性行動は違うわけで、そこにいったん戻らないと。が、現実に性被害は起こっている。AVや性産業で煽り、ことが起これば叩く、といったことの繰り返しでいいのだろうか。一つの回答が「夜這い」。当ブログの「男と女のお話」を見てちょ。イチローの件は、芸能人をスポーツ選手に置き換えただけ。イチローが問題を起こしたわけじゃないけれど、どうも受け答えがウソっぽい。中居くんとの共通点は、どちらも...中居、イチロー、トランプ、コロナ

  • 世の中、大したことない

    2025年、いろいろ大変そうである。終わらない戦争、始まりそうな戦争。経済、金融不安。そして、災害、疫病・・・。一番嫌なのは、これらの不安を誰かが意図的に起こしているように見えること。チラリチラリとネタをばらしながら。もしそうだとしても、大したことはない。なぜかと言えば、所詮、金もうけやエゴから生じているものだから。有史以来、人間のやることは変わらない。元々、大衆は右に振れたり左に振れたりはする(正解は中庸)。が、コロナ以降、特に誰かが動かしているような不自然な動きだ。その動きが人工的なのだ。最近では、兵庫県知事選がいい例。いろいろおかしなことはあったけれど、一番ダメな立花氏の動きが、それほど問題にならない。裏で動かしている人がいるはずなんだけどね。オールドメディアvs.SNSなんかじゃない。これらつまら...世の中、大したことない

  • イカロスの翼

    昨年の最後に農業、製造業、教育について書いた。言いたかったのは、こんなに楽チンな生活を続けていて、一体誰が食料を作り、難儀な仕事をするのだろうか、ということだ。この国の行く末は大丈夫なのだろうか。騒いでいるのは、AIだのエネルギーだの。挙句の果てに、リニアだの火星だの。そんなの無くたって生きていける。いや、エネルギーは必要でしょ。確かに、薪も含めれば問題は簡単ではない。江戸時代くらいで山は禿げ山になっていたという説もあるし、世界の古代文明は、この環境破壊で滅んでいる。しかし、今のように化石燃料をジャブジャブ使っている文明を続けていていいのだろうか。ガソリンが値上げされたという。それでもレギュラー170円/l。コンビニで売られている水が500mlで100円としても、200円/l。ガソリンよりも高い水を飲みな...イカロスの翼

  • 100年先は人を育てる

    ようやく、重い腰を上げますか。今まで、意図的に避けていたんだと思う「教育問題」。さて、何から書けばいいのだろうか。教育の目的は、教育基本法的にいうと「人格の形成」。そのための知育・体育。知識=脳と身体を鍛えることを通じて、人格の形成を図るわけだ。成程、バランスの取れた人間になりそうだ(スポーツの方が思い通りにならない)。例えば、司法試験合格の一番の近道は学校に行かないこと。だけど、人間的にどうかと言われると、疑問符がつく。学校教育で身につけるのは、「我慢する」ことだと思っている。勉強もスポーツも、伸びるために必要なのは素直さ。調子に乗っている者は、いずれ壁にぶつかる。ここでよく見られるのが、今まで何も苦労しないでできた者が壁にぶつかった時、できないものをからかったり、イジメたりすること。自分が惨めなだけな...100年先は人を育てる

  • ものづくり日本

    日本は「ものづくり」の国。果たしてそうだろうか。「ものづくり」と言われ始めたのは、バブルの頃らしい。製造業の全盛期は、高度経済成長期だろう。安くて良いメイドインジャパンが、世界を席巻した。それは、安い賃金で長時間文句も言わずに働かせられたから。賃金が上がってからは、「ものづくり」の拠点は他国に移った。これは、江戸時代からの休みなしでマジメに働く人々がいたから。そして、庶民の教育水準、気遣いの文化。江戸時代の丁稚奉公。休みは盆と正月のみ。ちょっと前までの部活動も同じだけど。農家も休みなし。豊かで安全だから、マジメな人々が育つ。それは、伝統工芸に現れる実は、舶来モノは苦手と思っている。車、イス、靴といったものは、西洋にはかなわない草履なら負けないということだ。車なんかも世界一の技術はあるんだろうけど、「味」ま...ものづくり日本

  • 農本主義

    世の中は「混沌」としているのだが、基本に戻ろうという声はあまり聞こえてこない。そこでこれから、農業、製造業、教育といった基本的な問題を取り上げていきます。農は国の本(もと)である。当たり前のことだ。しかるに、日本の自給率の低さ(40%以下)。世界でも、稀にみる農業に適した地なのに(水、気候等)。江戸時代まで、農村の暮らしは変わらないとも言われている。「農本主義」という考え方が出てきたのは、明治以降。工業化が進んだ明治になってから言われ始めた。さらに工業化が進んだ今は、言われもしない。元々農業は、資本主義(金もうけ)とは相容れない。いわんやグローバリズムをや。古代ローマでは、大規模農業が国を滅ぼした。漁業に至っては狩猟ですぞ。縄文時代=基本です。農業の難しい所は、住み続けないとわからないということ。コメは一...農本主義

  • フツーの暮らし

    首相が変わった、米大統領が変わる、しかし、我々の生活はよくならない。よくなりそうもない。我々は、フツーの暮らしを求めているだけなんだけど。そこそこの暮らし。そこそこの楽しみ。はっきり言って、多少の「闇」は仕方ないと思っている。コワモテじゃないと成り立たない世界もあるだろう。支配者は、金持ちになっていい、悪いことをしていてもいい。その代わり、庶民がそこそこ暮らせる世の中にしてほしい。戦争や疫病、災害から守ってほしい。なぜそうならないのか。明治くらいまで、いやバブル前までは、そこそこ成り立ってたのではないか。それがバブル崩壊後、小泉改革で格差社会となり、世の中が変わった。アメリカ型資本主義、つまりグローバリズムに、日本も組み入れられたからだ。国内だけの問題だったら、解決できそうな気がする。誰も、あえて自国の民...フツーの暮らし

  • 渾沌

    兵庫県知事選が終わった。結果はご存じの通りだが、経過に納得している人は少ないと思う。賛成派にしても反対派にしても。問題が発生してから今に至るまで、わけがわからないのである。ブログの更新が遅れたのは、そのためもある。で、結局はコロナに始まる「揺さぶり」の一つということにした。一種の、人工的な内面的な「地震」である。それは、コロナ前からも行われていた。おかしな事件、気持ち悪いドラマ・マンガ、ポリコレ・○○ハラ等によるいがみ合い、イジメの煽り、平等という名の差別の助長・・・。嫌煙運動もそうだ。我々はそれらにうまく乗っけられ、その都度わけもわからないまま賛成派か反対派につかされ、分断され、対立するように持っていかれた。ここまでは、為政者のよく使う手である。その「揺さぶり」の頂点と思われるコロナは、今までの枠組みか...渾沌

  • アメリカ・ファースト

    トランプが勝った。これで世界は揺れ動きながらも、少しは落ち着いてくれるでしょう。大方の見方とは逆かもしれないけれど。なぜそう言えるのか。それは、彼のやったこと、いない時に起こったことを、マスコミ等のノイズをカットして見てみればいい。多少のバイアスはかかるかもしれないが。トランプの一期目は、何でこんな人がアメリカの大統領になるのだろう、ポピュリズムの悪しき見本だと思っていた。そりゃあ、どよ~んとしましたよ。でも、バイデンになってからの4年間の方がもっとドヨ~ンとした。その「どよ~ン」は、質の違うものだった。5年前にコロナが始まり、4年前にトランプが去った。てことは、コロナはトランプを失脚させるため?たぶん、生物兵器として武漢で開発していたもの(米中合同)が、予定と違う使い方をされたんだと思う。バイデンになっ...アメリカ・ファースト

  • 衆院選を斬る!!

    今年は、久しぶりに秋らしい秋だ。近年、残暑が厳しく、急に寒くなり、あれ、秋あったっけ状態。今年は適度に雨が降り、晴れ間も多い。そういえば。台風もあまり来なかったなぁ。こんな穏やかな秋に、バタバタと衆院選が行われ、やがてアメリカの大統領選が行われる。大きな分岐点になるのかもしれないけど、世間はあたふたしてない。かといってどっしりしてるわけでもないけど。衆院選の大方の捉え方は、自民党に対する「お灸」だろう。だから、野党第一党の立憲故民主党に政権を取ってもらいたいと思っているわけではない。キャスティングボードを握る国民民主党が議席を伸ばしたが、案外人々の思いは、この辺りにあるのかもしれない。立民代表戦、野田氏に。自民総裁選は石破氏。そして、衆院選は国民。全部中道じゃねぇか。人々は、左右両極端に触れるよりも、穏健...衆院選を斬る!!

  • イスラエルは何がしたいのか

    そりゃあ、歴史的に(含む宗教)難しいでしょう。ユダヤ人が世界の金持ちなんだから尚のこと。でも、石油でしょ。それとスエズ運河。そもそも成り立ちがおかしい。だって、今まで平和に暮らしていた所に、いきなり仲の悪い人達が押し寄せて来るんだよ。イスラエル建国以来、ずっと争いは続いていた。昨年のハマス以降、ガザを攻撃し、レバノンまでも。国連軍への攻撃、ポケベルの爆発、…。それをやったらおしまいよ、ということをやっている。イスラエルを支持する人はいなくなる、今後ずっと。それにしても、何がしたいのかわからない。大イスラエルの実現?日本でも、反イスラエルが多い(ここはマスコミと一致)。が、トランプもハリスもイスラエル支持。選挙対策?ロシア、イランなどが、世界を反イスラエルに持っていってるとしたら大したもん(よ~我慢しとる)...イスラエルは何がしたいのか

  • ウクライナはまだ終わらぬか

    ウクライナの戦争はいつまで続くのか。アメリカ大統領選が終わるまで、やめさせられないのか。2022年の2月に始まったロシアの侵攻は、ひと月後には和平交渉が進んでいたらしい。それを蹴ったのがイギリスとアメリカ。その後も、単にロシアを挑発するだけのような動きをしては、インフラなどが攻撃されている。「もっと武器を」武器があれば素人でも勝てるというのだろうか。遡れば、2014年のマイダン革命で親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が追放された。ロシアは住民投票によってクリミア併合(不凍港)。翌年には「ミンスク合意」が取り交わされたものの、東部では親ロシア住民への攻撃が続いていた。2019年にゼレンスキー大統領誕生(この頃、メルケルもオランドもいない)。アメリカはバイデン大統領に。で、2022年の2月にロシアの侵攻が始まった...ウクライナはまだ終わらぬか

  • コロナとは何だったのか

    コロナなるものが、世界中で華麗なるデビューを果たしてから、4年が経とうとしている。一連のコロナ騒動は、何だったのか。コロナは大変だという人もいるし、大したことない、そもそもそんなものない、という人もいる。ワクチンも、効いた、効き目なし、むしろ毒、という人がいる。そういったこともあって、コロナ騒動が始まってから今に至るまで、考えが一致した人に出会っていない。だから、コロナやワクチンに関して話ができない。当ブログのスタンスは、インフルエンザの・ようなものはあったけど、あれだけ大騒ぎするものは流行っていない、というもの。マスコミが騒いでただけだ。反ワクの人に会ったことはあるのだが、細部では一致しなかった。まさしく「あさま山荘」状態。ただ、あれだけ多くの人がワクチンを打っていると、世の中自体が信じられなくなる。で...コロナとは何だったのか

  • なぜ政治は人々のために行われないのか

    本来、政治というのは人々のために行われるはずである。ところが古今東西、政治によって人々は苦しめられてきた。どうしてそんなことになってしまったのか。政治の役割は、人々の利害調整だ。日本の古い村落共同体でもそうだっただろう。今風に言うと、町内会費を集めて、どのような活動をするか。町内のゴミ箱をどこに設置するかというのが政治である。国家レベルになると、ゴミ箱は米軍基地、原発となる。利害調整に失敗すれば、戦争となる。なぜ戦争になるのかというと、今も昔も、戦争を防ぐためのメタな「政府」が存在しないからだ。国連が機能していない理由はいくつかある。中でも、核兵器を独占している5大国の存在と、束縛を嫌う国家を超えた「資本」が実は最も力を持っているという点が大きい。「安全」の確保は、政治の一番の目的かもしれない。日本でも、...なぜ政治は人々のために行われないのか

  • ゲル閣下

    石破茂首相誕生。ひとまず、おめでとうございます。こんな人がおるとは思わなかった。ネットのみの情報(イメージ)はダメだね。とブログで言っていたのに、今まで本人の弁を聞かなかった。閣下はプラモデル好きのオタク。似てるから近づかなかったんだろうな。コロナ以来ずっと感じていたフワフワ感が、改善されました。たぶん、日本は健全な方向に進む。多少の邪魔は入るかもしれないけれど。テキトーなイメージ政治はもう終わり。小泉、高市ならそうなっていた。話し方が落ち着いている。聞いていられる。ネチネチしてそうだけど、案外話は短い。見た目とか話し方で選ぶのはもうやめましょう(閣下には失礼だが)。大平正芳氏を思い出す。アメリカにも物申す(地位協定など)。中国とも関係が築ける。勘違いされている政策もある(自分もそうだったけど)。やっと庶...ゲル閣下

  • ずっと○○は怖いと・・・

    ずっとコロナは怖いというニュースを聞かされた。ずっとロシアは悪いというニュースを聞かされた。ずっとトランプはひどいというニュースを聞かされた。そしたら、街の景色が変わって見えた。まるで知らない土地を旅しているかのよう。どこに行ってもよそ者だ。でも、変わったのは景色ではなかった。変わったのは人の心だった。「ワクチン打った?」が挨拶に。「ロシアひどいね」と言ってれば、とりあえず。枝豆じゃねぇんだから。これは、「ディズニーランドに行った?」と同じ。言う方は気楽に言っているのかもしれないけど、同調圧力となって牙を剥く。そういえば、ずっと岸田はダメだというニュースも聞かされた。そして今、茶番の総裁選が。進次郎ちゃんのメッキがはがれるのが、思ったよりも早かった。野田で政界再編?コロナは、人の心を支配する実験だったので...ずっと○○は怖いと・・・

  • 憲法は変えなくていい

    憲法は、変える必要がない。なぜならば、誰も困っていないから。フツーの人達(弱い立場の人達)が、法的に何も困っていない。誰も困っていないのに、なぜ憲法改正が叫ばれているのか。強い立場の人達が困ってるからなんじゃないの。権力を行使できなくて。改憲の根拠は、アメリカに押しつけられたから、というもの。中身じゃなくて成り立ちなのだ。このことが、改憲論議のおかしさをよく表している。しかも、あれだけアメリカの言いなりの人達が言っているのだからお笑い草だ。もしかしたら、自民党も最初は、アメリカの支配から脱却しようとしたのかもしれないけれど、今や完全にアメリカのポチ。逆らった人達は、皆消された。冗談じゃなく、安倍氏も含めて。人間、押し付けられれば面白くない。けれど、それがあるから敗戦を反省できるのかもしれない。結果的に、憲...憲法は変えなくていい

  • 台湾有事は起こらない

    台湾有事は起こりません。なぜならば、中国の国内問題だから。ニュアンスの違いはあるにせよ、アメリカも日本も、中国は一つと認めている。だから、台湾のオリンピック出場は「地域」扱い、チャイニーズタイペイなのである。このことを甘受している中国も寛大というか何というか。てことは、中国も台湾を「中国」とは違うものと認めているということ?強面のイメージとちと違う。アメリカが軍隊を出すわけがない。日本も、自衛隊を出す必要はない。させたがっている人達がいるね。その前に外交努力、敵対してちゃダメでしょ。台湾有事は起こらない。起こったとしたら、あえて起こされたということだ。台湾有事が起こったとして、なぜ日本が巻き込まれるのか。それは、米軍基地があるから。ということは、米軍基地が問題なのである。それにしても、これだけアンチが多い...台湾有事は起こらない

  • みんなが右翼

    多くの人は、自分は右翼でも左翼でもなく、「中道」だと思っている。が、この「中道」という言葉は難しい。人は他人を、自分よりも右寄りに見たり、左寄りに見たりする。つまり、「中道」とは他人との比較であり、「右翼」、「左翼」も傾向に過ぎない。(そもそも「自分」というのもそうなのだが)「右翼」は現状維持(保守)で、「左翼」は現状批判(革新)か。だとしたら、「今やっていること」が右翼的なことで、「これでいいの?」と疑問を投げかけるのが左翼的なこと、ということになる。人は、「右翼」的な部分と「左翼」的な部分を持っている。(そのバランスが「中道」)視点を変えてみる。右翼を「愛国者」とする見方もある。たぶん、愛国心がゼロの人はいないと思う。オリンピックで自国選手が活躍して喜ばない人はいないだろう。だから、誰しもが「右翼」的...みんなが右翼

  • やさしい左翼

    左翼とは何だろう。共産主義者、リベラル、中露派・・・。果ては、グローバリストまで左翼呼ばわりされていて、何が何だかわからなくなっている。そこで、シンプルに「反体制派」と定義してみる。体制に与しない、ということだ。時の権力には屈しないということだ。何でも反対、反対だけとも言われるけれど、それでいいじゃん。批判がなければ、物事よい方向には進まない。何でも「正解」があると思ってるんだよね。大きな枠での正解はあるかもしれないけれど(イメージは日本の田舎の生活)、具体的な行動に正解はない。テストじゃねぇんだから。今は、反対はよくない、みたいな風潮。それが怖いし、上手にそうさせられた。当時はカッコよかったけどね。。今は、「体制派」がいないのかも。金と権力を持っている人達?矜持も何も持ち合わせていません。昔のマスコミは...やさしい左翼

  • レクイエム

    キッシー辞めるんだって!(相変わらず、世の中の動きについていけませんな)とりあえず、お疲れさまでした。聞いた瞬間思ったこと。早く辞めればと思っていたけど、もう少し見たかった…。この矛盾した思いは何なんだろう。たぶん、岸田くんは善い人なのだ。だけど、リーダーには向いてなかった。特に、非常時のリーダーには。別の人がやっていれば、何も言われないだろう政策が多かったし、むしろ評価されるものもあったのではないか。なのに、あの支持率。それは、マスコミ次第だから。あれだけ叩かれれば、支持率も低下するわな。たぶん、文句を言いやすいからではなく、意図的に行われていたと思う。元首相が暗殺され、能登で地震が起こり、羽田空港で事故があった。そんな中で、やりたいこともやれずに無念の降板。別な言い方をすれば、この困難な期間を彼にやら...レクイエム

  • 21世紀少年

    そもそもこのブログは、世の中のおかしなことを考えてみましょう、ということで始めた。それは、政府、マスコミ、国際情勢、そして国際金融資本の動きである(「幽霊の正体見たり…」カテゴリーにまとめました)。そしたら、とんでもないことが起こった。コロナだ。各国やマスコミの乱痴気騒ぎ。ろくに治験もしていない人類初のワクチンの打ちまくり。その嘘っぽい動きは、今まではうまく隠しておいたことを大っぴらにし、あたかも気づいてくれよと言わんばかり。フェイクニュースでごまかして、世の中や人間関係をメチャメチャにした。今までもおかしな動きはあったのだが、それでも辻褄を合わせようとしていた。だが、コロナは違う。尻尾出しまくり。結果、9.11を始め、それ以前のことも疑わざるを得なくなった(少なくとも、明治維新まで)。どうして、バレるよ...21世紀少年

  • オリンピックを寝転びながら

    オリンピックについて書くつもりはなかったのだけれど。しかも2回目。それだけやはり、幼少の頃からの洗脳は根強いんだろう。が、少し離れて見ると、オリンピックからいろいろなものが見えてくる。まずは、現時点のメダル獲得数。米、中、豪、仏、英、韓、日、伊、蘭、独、加(8/7、金メダル順)。見事にG7が上位を占めている。結局は、欧米列強のお遊びなのだ。スポーツは、経済的な余裕がないとできない。ギリギリの生活で、スポーツはやってられない。オリンピック憲章に、こう記されている。『個人種目または団体種目は選手間の競争であり、国家間の競争ではない』が、見事に国家間の競争と化し、「日の丸を背負って」という表現をしばしば耳にする。オリンピックを国家のプロパガンダにしたのはナチスドイツだと言われているが、その前からもそうだったろう...オリンピックを寝転びながら

  • 待ちに待った舞台

    いつの間にか、オリンピックが始まっていた。まあ、それだけ興味がなくなっているということだ。コロナ禍以来、芸能スポーツは興行としか見れなくなった。ウクライナ以降、西側のこういったものに疑問を感じるようになれた。興行とは、「金もうけ」ということだが、選手ではなく、主催者やその取り巻き(マスコミ等)が儲けているということ。以下、選手には何ら文句はありませんので、あしからず。まず、選手は競技に専念できる。生業や学業をおろそかにして。これについては、選手はそれよりもつらいことを耐えているという反論もあろうが、シンプルに考えてみる。世の中に役に立つ「仕事」をしていない。社会に余裕がないとできない。特に、女子スポーツはそうだろう。ある競技で、アメリカとカナダの選手が表彰台に立った。金メダルのアメリカ選手は、国歌を口ずさ...待ちに待った舞台

  • 都知事選とトランプ

    都議選については書くつもりはなかったんだけど。あまりにもひどかったんで。まずは石丸くん。あの人に165万票!SNSを駆使、石丸構文・・・。いろいろ言われているけれど、バックに大スポンサー、選挙の神様、インフルエンサー、そして電通がついた。蓮舫潰しで出ただけでしょ。選挙後の特番でのやり取りを見なくとも、あの人に「投票」というのがわからない。会ったこともない人に、第一印象で悪いんだけど。一応、今回記事にするために何人かの男女に確認した。そしたら、いずれも同じ見方(ここでは書けません)。その人が165万票!この数が本当ならば、「無党派層」とやらには期待できない。見た目での判断はよくないけど、この人は外見によく表れている。そんなにめんどうじゃないんだけどなー。会議中に居眠りもできない世の中を、皆さん欲してます?次...都知事選とトランプ

  • ウクライナはどうなる

    ウクライナへの侵攻が始まって、2年と4ヶ月。その間、何人の人が亡くなり、ウクライナはどれほど被害を受けたのだろう。侵攻の2か月後には停戦が準備されていたという話も。この頃から今に至るまで、状況はあまり変わっていないと思う。ロシアは、クリミア半島まで領土をつなげて予定通り。ウクライナが勝つと思っている人は、何を根拠にそう思っているのだろう。西側のハイテク兵器があれば、勝てるとでも思っているのか。正義が勝ってほしい、と思っているのだろう。しかし、戦争は感情よりも現実である。侵攻までの経緯をみると、アメリカがロシアを追い詰めた、という見方もできる。核を持っていない国は、核保有国には勝てない。日本もそう。中国、ロシア、アメリカには勝てない。核だけではなく、産業、国土(農業、資源)、人口。太平洋戦争も絶対に勝てなか...ウクライナはどうなる

  • イスラエルはどうなる

    昨年の10月7日にハマスがイスラエルを攻撃した。その時思ったこと、「何で?」だって、何倍にもなって仕返しされることはわかっていることだ。で、実際にそうなった。動きとしては、ロシアのウクライナ侵攻に近いのかもしれない。でも、やり方はアメリカ的(一方的にガザを占領。ロシアは一応選挙)。ロシアがああやってウクライナを侵攻するなら、こっちもガザを奪ってやる。が、その後の動きを見ると、そんな矮小なものではなさそう。イエメン、ヒズボラ、イランが関わり、スエズ運河まで関係してくる。実際に、イスラエルはイランに攻撃された。イランの大統領が亡くなった。イランは早めに、事故と発表。挑発に乗らないイラン。この辺りはロシアに近い。ハマスが攻撃すれば、イスラエルが潰しに来る。が、イスラエルが調子に乗れば、イスラエルが潰される。世界...イスラエルはどうなる

  • グローバリズムと「自由」

    前回、前々回の記事で、今起こっている動きをシンプルに考えてみた。できるだけ要らない部分を削ぎ落して。そうすると、「経済の自由」を巡る対立ではないかということに辿り着いた。今回は、その「自由」は誰のためなのか、について考えてみたい。欧米の「グローバリズム」は「資本家」にとっては理想的なFREEの状態であり、中露の「権威主義」は束縛以外の何物でもない。このような見方に抵抗があるかもしれないが、ひとまず余計なもの(善い悪いとか、好き嫌いとか)を剥ぎ取って、そう考えてみましょうということだ。欧米のグローバリズムは、自由に活動する「資本家」群が余りにも巨大になり過ぎ、どうにもならなくなっているように見える。一方、中国・ロシアは、その「資本家」群の動きを制御しようといているために、「権威主義」などとと悪く言われるのか...グローバリズムと「自由」

  • よくある質問 FAQ

    前回の記事のFAQ集ですQ:よく言われている、民主主義(欧米)と権威主義(中露)の対立と同じなのではないですか?A:おっしゃる通りです。ただ、陰謀論的な部分や、民主主義や共産主義といったイデオロギー的な部分を取っ払って考えてみました。ポイントは「経済の自由」です。できれば、善悪とか敵味方という観点も排除してみて下さい。Q:言い換えると、グローバリストとナショナリストの対立ということですか?A:言葉の定義が、特にナショナリストの方は難しいですね。日本では、グローバリストの方が「イイモン」として扱われているようです。ナショナリストは、まずは自分の国を、という立場とでもしてみましょうか。詳しくは後日説明します。Q:民主主義と権威主義とは何ですか?A:一言で説明するのは難しいですね。ここでは、民主主義はヨーロッパ...よくある質問FAQ

  • イタチの最後っ屁

    世の中をシンプルに考えてみたら、モヤモヤした感じがなくなった。まとめると、こうなる。欧米-民主主義経済の自由>政治vs.中露-権威主義政治>経済ポイントは、経済が「自由」であるかどうかという点。人々の「自由」は二の次である。そして、基本的に両者とも「資本主義」であることには変わりない。(ちと違うんで、新しい用語が必要か)欧米は、アメリカ・西欧・日本など先進国、いわゆるG7。経済の自由が何よりも優先されるので、経済活動は国家を飛び越えて行われる。これを「グローバル経済」という。中露は、BRICS。経済活動を完全に自由=freeにするのではなく、国家によって制御すべきだとする。そのためには、個人の自由はちょっと我慢してね、ということだ。イメージとしては、共産主義の前段階の社会主義の一歩手前、て感じか。再度、お...イタチの最後っ屁

  • おままごと

    「女性原理」を「自然」とすると、「人工」である「男性原理」の、何とチャチなことよ。今の我々があたふたしていること、このブログでも散々言ってきた「世の中のおかしさ」なんて、何でそんなことでフワついてんの、てことになるんだろうなぁ。「女性原理」とは、子を孕み、産むということ。いくら「男女平等」という看板を並べても、こればっかりは女にしかできない。そして「自然」は、死と生を永遠と繰り返している。(本当は人間も含めてなんだけど)周りの動植物達、海や山や川、空や大地の全てが、それこそ自然に、当たり前に営んでいる。もう一度言う。自分の中に新しい生命が宿り、産まれ落ちる。これ以上神秘的で尊いことがあろうか。一方、「男性原理」はどうか。AI、メタバース、デジタル通貨といった「人工」物。国家、資本主義なんていう社会システム...おままごと

  • 台湾有事

    ウクライナ侵攻は続いている。パレスチナもひどいことになっている。で、台湾が心配されている。朝鮮半島も含めて、これらの地域は前々から危険と言われていた。中国が台湾に攻めてきたら、日本はどうなるのか。日本は巻き込まれなければならないのか。多くの人が勘違いしているようだけど、日本もアメリカも「中国は一つ」と認めている。ニュアンスの違いはあるにせよ。中華民国ではなく、中華人民共和国を一つの中国と認めて国交樹立したのが、1972年の日中平和友好宣言。中華民国を正式に国と認めているのは13ヶ国。つまり、台湾は国内問題なのだ。香港もそうである。台湾は中国固有の領土ではない(清朝から)。そんなこと言ったら、沖縄や北海道も日本固有の領土ではない。1842年に終わったアヘン戦争で、イギリスは香港の155年間の租借権を得た。当...台湾有事

  • 山口さんちのツトム君

    このごろ少し変よ♪どうしたのカナ?世の中のことである。少しどころではなく、すご~く変である。コロナはそんなにひどくなかった。ワクチンもよくわからない。いつまでも終わらないウクライナ侵攻。ハマスは何でイスラエルを攻撃したの?隠した次期首相が暗殺される。なのに国民の怒りはアサッテの方向。岸田、バイデン、トランプ・・・。各国のリーダーがおかしな人ばかり。人々は分断され、不安を煽られている。そして、訳のわからないフェイクニュース(と言っている側も)。プーチンの方がまともに見える時もあるけど、じゃあBRICSがいいのかというと、???世界政府、ベーシックインカムなんてのも囁かれているけど、ムリでしょ。大げさに聞こえるかもしれないけれど、人類は取り返しのつかないことをしてしまったんだと思う。よくないことをしたというよ...山口さんちのツトム君

  • なりすまし詐欺

    「なりすまし詐欺」というのが問題になっている。有名人の名前や写真の広告を使い、金銭を騙し取る手口らしい。このことから、我々がいかに有名人に弱いかがよくわかる。志村けんはコロナで利用されたし、大谷も広告塔にすぎない。で、よ~く考えてみると、「有名人」はそもそも「なりすまし」ているのだ。彼らはあくまでも、あるキャラクターを演じているだけにすぎない。それを我々はありがたがって「推し」ているわけだし、勝手に力をもらったり、引っかかったりしている。本当の姿は全然違うはずだ。ある時ある場所で、ある有名人がプライベートで家族旅行をしていた。その有名人とエレベーターで二人っきりなったけど、テレビで見る明るさとは裏腹に、暗~く、話しかけないでオーラを出していた。もちろん、話したこともないんだから、本人がどういう人かはわから...なりすまし詐欺

  • 草取りをしています

    隠居生活を始めて2年が経った。ようやく慣れてきた、という感じか。この、何もしない自分に慣れるのに1年半ほどかかった。一番困るのが、「仕事を辞めて何をしてるのか」と聞かれること。仕方がないので、「草取りをしています」と答えることにしている。日本社会は、肩書が必要だということがよくわかった(男の世界)。隠居した男の定番は、山登りとか畑とか。散歩と山もやってみたけれど、草取りが一番合っているような気がする。家の前が公園なのだが、町内の草取りで難儀している。役には立つんだろうけれど、あんまり目立つ行動はよくないんだろう。昨年ブラブラしてたら、町内会長をやれと言われた。もちろん、丁重にお断りいたしました。草取りなんかも、あそこの家の誰々さんがやっている、うちもしなきゃとか。日本社会、面倒くせぇ。本当は家事や介護をし...草取りをしています

  • 世界は繋がっているんだけど…

    今回も加藤和さんのnoteの記事を元に書きました(ほとんどパクリです)この世界は繋がり合ってバランスをとっている(利他)。そのバランスをとるために、各々の生命は「自分」という枠を持ち、その「枠」を拡大させようとする(利己)。そうしないと、例えば「捕食」という行動もとることができない。つまり、生命は「競争」するようにプログラミングされている。この「自分」という「枠」があるために、どの生命も世界を正しく把握できない。正しく把握したら、生きるというモチベーションを失って滅びてしまうだろう。仏教は自我を無くせと言っている(世界を正しく把握)。が、そうすると食べていけないから、托鉢して世俗社会に恵んでもらって生きる。これは、豊かな社会じゃないと不可能。砂漠の一神教とはえらい違いである。これが、アジアとヨーロッパの差...世界は繋がっているんだけど…

  • ブレーキをかける

    そりゃあ、資本主義のいいところもあったのだろう。産業革命後、世界の人口は飛躍的に伸びているから(当時は10億人以下)。ということは、全体として豊かになったということだ。(格差や環境破壊、増えすぎという問題はあるとはいえ)けれども、悪いところは多いし、致命的なものもある。まずは競争。というと、多くの人はしょうがないと思うかもしれないが、実態は「やりすぎ」なんてレベルではない(日本で普通に暮らしていると、なかなか想像できないかもしれない)。車の運転も習わないうちに、いきなりルマン24に放り出されたようなものだ。資本主義のやり方はこう。初めに農民の農地を取り上げて貧民にしてから、安い賃金で働かざるを得ない工場労働者として雇う(英のエンクロージャー、松方財政)。競争といっても、平等な競争ではない。スタートラインが...ブレーキをかける

  • 資本主義の暴走

    さぁて、悪の総本山をやっつけますかの。諸悪の根源は、資本主義でしょう。王侯貴族やキリスト教は隠れ蓑。大衆は物質的な豊かさにのぼせ上がり、自分達が奴隷であることに気づかない。国内の格差や国家間の格差を上手に利用し、芸能スポーツで目くらまし。おまけに、共産主義などの敵を作っておくという念の入れよう。国民国家や民主主義も補完装置である。なぜ、こんなものがのさばっているのか。それは、人間の「欲」が巧みに利用され、支配者がとてつもない力を持ち、ルールを作っているのは自分達だから。我々は、まさに羊である。1日8時間、ゴミゴミとした人工空間で文句も言わず働く。毒だらけの食べ物を食べさせられ、病院はいつも満杯。つまらない娯楽でごまかされ、酒で憂さを晴らすしかない。他人を見下し、見下されているのに気づかない。ご主人様の言う...資本主義の暴走

  • 民主主義の敗北

    プーチンが5期目の大統領に選ばれた。今年は、世界各地で大きな選挙が行われる。最大の注目はアメリカ大統領選挙だろうが、それに合わせるかのように世の中はキナ臭さを増している。今のアメリカを見ていると、民主主義とは何だろうと、改めて考えさせられる。もしかしたら、我々の見せられていた民主主義は「幻想」だったのかもしれない。トランプとバイデン。方や失言、方や失念。トランプの時に戦争はなかったが、発言が下品(そこが支持されているのだろうけど)。バイデンは操り人形にしか見えないんだけど、強圧的に見えない分要注意、見た目と違って戦争好き。誰しもが思う、他にいねぇんかね?たぶん、なれないんだと思う。メディアを見ていると、どうにかしてトランプ大統領の誕生を阻止しようとしているようにしか見えない。これは、民主主義でやってはいけ...民主主義の敗北

  • 後世に託す

    後世に何かを残したいというのは、誰しもが思う(儚い)願望だ。大したことも成し遂げていないのに、自分の生きた証でも残したいのか(たぶん男に多いね)。ただ、先行き不安な時代だからこそ、その思いは強くなったような気がする。隠居直後(たかだか2年前)は、もっと安心して後世に託すことができるような気がしていた。それは、仕事をしていたので若い世代と接していたということもあるだろう。しかしそれよりも、世の中が大きく変わろうとしすぎている、ということが大きいような気がする。早く気づいてくれよ、後の祭とならないうちに、ということだ。人生一周分も生きれば、誰かに影響は与えている。自分の子供がいようがいまいが、誰かが受け継いでくれるはずだ(しかも修正しながら)。大体が、人間の脳ミソは同じだから、同じような考えは出てくるだろうし...後世に託す

  • 大キリン

    ヤフーニュースからの抜粋ですあまり知られていない、あるいは忘れられてしまった重要な事実がある。13年前に起きた福島第一原発の事故で最大の危機とされたのは水素爆発や漏れ出た放射性物質による被曝ではなく、4号機の核燃料を保管するプールだった。プールの水が干上がれば核燃料が溶けだし、膨大な量の放射性物質が放出され、東日本に人が住めなくなると予測された。その危機を食い止め、暴走する原発を安定化させるに至った背景には、ある中国企業の「善意」があった。汚染された無数のガレキが散乱する現場では作業員らが被曝を覚悟で作業にあたった。1、2、3号機では核燃料が溶けるメルトダウンが起き、消防ポンプ車による懸命の冷却が行われていた。都内の会社事務所のテレビの前で、汚染された無数のガレキが散乱する現場を固唾をのんで見守っていたの...大キリン

  • 利己と利他

    最初に断っておきますが、この文章は「利己の権化」のような者が書いています。そのため、例によって加藤和さんの助けをお借りしてます。前に、「なぜ戦争はなくならないのか」という記事を書いた。まぁ、誰もが思うように、その根底にあるのは「エゴ」でしょう。では、「エゴ」はどこから来ているのか。まずは「利己と利他」について。遺伝子は「利己」的なのに、生物は「利他」的に行動することがある。「利己的な遺伝子」というのが、ひと頃流行った。まぁその通りだろうと思う。そうじゃないと、種は存続できない。が一方で、生物が利他的に動く時がある。例えば、育児。これには説明は要らないだろう(子供も他者ですからね)。また、人間は一人では生きられない動物だから、集団(100人)で生きるようにできている。だから、利他的な行動を取ることは当たり前...利己と利他

  • 新しい戦前

    タモリの言うように、我々は今「新しい戦前」に迷い込んでいるのかもしれない。2022年の暮れに放送された「徹子の部屋」で、タモリが2023年について問われ、「新しい戦前になるんじゃないですかね」と答えたことが話題になった。それはコロナから始まった(というか、気づいた)。ウクライナではひどい戦争が続けられている。もうとっくに終わってるのに。ロシアは東部4州を手に入れ、クリミア半島までつなげるのが目的だから。結果的にロシアが経済的に打撃を受けず、食料や資源を握っている国が強いことが証明された。ノルドストリームを破壊されたドイツとは対照的。ヨーロッパがロシアの石油を買っていたことが報道されたが、アメリカも買っていると言われている。数日前から、タッカー・カールソンのプーチンへのインタビューが話題となっている。動画や...新しい戦前

  • 熱く育児を語れ

    現代日本の問題は、食料、教育、少子化だと思っている。が、今まであまり触れてこなかった。(もうわかってるでしょ、てのもあって)世界の大きな、難しい問題は人口問題だと思っていたけれど、近頃はこう思っている。これだけの人口が維持できてるということは、地球にはそのキャパシティがあるということだ。もちろん、全員が車に乗れば一発で地球は終わる。だから、SDGsじゃなくて持続するnon-developmentなんだろうけど。まあ、多すぎるわね。で、今回は少子化について。日本の適正人口はどうなのか、という話もあるが、生産人口の減少、年齢構成のバランス、都市への集中=地方の過疎化といった問題が起こる。当ブログとしては、メスとして子供を欲しくなくなっている、ということを一番危惧している。損得で考える社会。現代社会の問題のほぼ...熱く育児を語れ

  • ボケ老人のたわごと

    ブログの更新が遅くなりました。それは、今の状況をどう伝えようか迷っていたからです。陰謀論側に寄るのか、それともとぼけるのか。人間ができていないんで、なかなか後者になれません。かといって、いたずらに不安を煽っても仕方がない。結局、庶民の解決策は後者になるのだから。(ある意味民衆の「知恵」)いろいろなことは起こっている。わざわざ書くほどの「不自然」なことが。コロナ以降、特に。激しいせめぎ合いが繰り広げられている。旧勢力と新勢力。西側諸国とグローバルサウス。プーチンとトランプを後者に入れるとわかりやすい。コロナを始めた時点で前者の負け。ウクライナで勝負あり。最後っ屁に気をつけないと。当ブログでは、バイデンを操っている側を国際金融資本と表してきた。彼らが西欧、日本も焚きつけようとしている。イラン、ロシアを怒らせて...ボケ老人のたわごと

  • 資本主義と民主主義

    という言い方はよく耳にする。が、これには「まやかし」が含まれている。例えば、「資本主義と民主主義は現代社会の両輪である」などと言われば、つい「その通りだな」と思ってしまう。そして、「資本主義と民主主義」の対立概念として「共産主義と全体主義」を想定してしまう。「共産主義と全体主義」の代表として中国を思い浮かべ、ロシアも仲間に入れて敵とする。で、アメリカは「資本主義と民主主義」の国で日本の仲間であると思っている。非常にわかりやすい。かように、我々の頭は単純なのだ。まずは、資本主義。。これは、私有財産を認めていくらでも金もうけをしてもいい、という経済のやり方。一見、当たり前のように思えるけれど、いくらでも財産を増やしてもいいし、金もうけのために過激な競争が始まる。そして、大量の負け組が生じる。欠点は格差社会とな...資本主義と民主主義

  • 脳より身体

    このところどうも筆が進まないのは、「脳よりも身体」なんて言いながら、自分が典型的な「脳的」思考をし、行動していることがよくわかったからだと思う。今までのようにお気楽に、「C調」に書けなくなってしまった。な~んて「脳」に絡めとられてしまっております。そもそも、考えるというのは「脳」の働きだし、感覚器官(五感)を通して脳で処理して認識している。だから、簡単に言うと「脳」で「脳」を考えているわけ(数学が典型)。それが全て悪いと言っているのではなく、「脳」に偏り過ぎが問題なのだ。そのことを、昔から「屁理屈」とか「頭でっかち」と言ってきた。デジタルで処理しにくい「味覚」、「臭覚」、「触覚」辺りがポイントかも。まあ、第六感が大事なんだけどね。今の世の中がおかしいのは、身体よりも脳を優先しているから。LGBT、ワクチン...脳より身体

  • ヒトの飼われ方

    12月から加藤和さんの「ヒトの飼い方」をノートにまとめ、パソコンにもまとめながら再読していた。それがようやく終わった。たぶん、人生で初めての真面目な勉強。ノートを取るのは、後から見るためというよりも手を動かして理解を深めるため、ということがわかった。そして、今までいかに浅い理解に留まっていたかがよくわかった。分量は8万字、A4にして90ページ。内容は以下の通り。ヒトの本能は100人の身近な集団で生きるようにできている。それは10万年前の狩猟採集時代から変わらない。しかし、1万年前からの農業の発明→人口増加でヒトの生きる環境は大きく変わった。だから、そのズレによって現代の(特に精神的な)問題が起こっている。パチンコ行きたいし風俗も行きたい(狩りとフリーセックス=狩猟採集)↓ダメちゃんと毎日定時に働きなさい(...ヒトの飼われ方

  • 世の中はよくなる

    世の中はよくなる。なぜならば、皆がよくしたいと思っているのだから。悪くなるのは、悪くしようとする思いを持ってしまうから。誹謗中傷、イジメ・・・。言語の持つ悪しき機能かもしれない。でも、世の中はよくなる。皆がよくしたいと思っているのだから。昨日は小雪舞う中、住宅地の畑で菜の花をお婆ちゃんが採っていた。今日は、新潟市沼垂の白山神社を初めてお参りした。今年もよろしくお願いします。画像は昨年から越年し、夏至に花を咲かせたシクラメン。寒の入りに、ようやく花を咲かせてくれました。世の中はよくなる

  • 黒い海と白い山

    小晦日(こつごもり)には能生までカニを買いに行ってきた。長岡からは片道約100km。この時期には珍しい青空で、長距離運転が苦手となってきた身にも快適だ。道路は空いていたが、かにや横丁は混んでいる。しかし、並んでも苦にならない。今年は暖かい。ありがたいことだ。大晦日と書いておおつごもり。小晦日なんて言い方は初めて知った。日本語は難しい分表現が豊かだ。我々の頭の中はもちろん日本語の構造でできてるし、社会や生き方にも影響を与えている。知らず知らずのうちに「日本人」となっている。大事にせんといかん。このところ、加藤和さんのnoteをノートにまとめながら再読している。久しぶりというよりも、人生初のちゃんとした勉強している感じ。頭を使うので疲れる。今はインプットする時。その代わりアウトプットがダメ。どうもブログもマン...黒い海と白い山

  • ガンダーラ 補遺

    冬至の前日から降り始めた雪は、ここが雪国であることを確認させただけで、三日坊主に終わった。それでも、重い雪が例年並みに積もったので雪かきはしなければならず、油断していた老体に多少は響いた。それまでが暖かかったし、予報を見れば正月は10℃!。気持ちも体も、昨年のような「非常事態」とはならなかった。この地はこのように、適度な緊迫感を与えてくれるほどの雪が積もるのだが、かの地は大変であろう。かの地とは、当ブログで度々登場願っている「麒麟の里」である。雪の量は2倍、ひどい時、ひどい所は3倍にも達する。雪堀りをしながら冬を過ごし、春になったら棚田を耕す。厳しい生活を繰り返し、田んぼを守るこれを、何百年、千年以上続けている。だからこそ、今も子孫がこの地に住んでいるのである。考えてみると、すごいことだ。国際情勢や政治・...ガンダーラ補遺

  • 始まりと終わり

    我々は何となく、始まりと終わりがあると思っている。本当だろうか。例えば宇宙。今から138億年前のビッグバンで始まり、今も膨張し続けているという。ビッグバンがあったとしても、それはこの宇宙の始まりであって、その前の宇宙はあるだろうし、何となく終わりと始まりが繋がっているような気がする。物質の最小単位は素粒子?これまたキリがないでしょう。おまけに、最後は観測できねぇってんだから。そもそも、元素とか、自然界に全く同じものがあるのだろうか。近頃寝る時に、何で0で割れないのか考えている。(これが何故か落ち着く)y=1/xのグラフを見るとすぐわかるのだが、x=0の時yの値は定まらない。無限大と無限小。そもそも0って何だ。(空位、地点?xy座標の0ん所はボカシを入れんきゃ)世界で最も美しい数式をながめてたら、もしかして...始まりと終わり

  • 進化論

    人間は、つくづく愚かだと思う。(自分を見ていても)物質的に豊かになったことを「進歩」だと思い、環境を破壊している。同種同士で意図的に殺し合っている。しかも、それが紀元前から何千年も繰り返されている。ずっと繰り返されている。やられたらやり返す。自分の身内がひどい目に合って黙っているのか。このように、「戦争」はレベルを変えながら正当化されていく。「自分だけが楽をしたい」というのは脳のなせる業です。(当ブログでは「脳のクセ」と名づけた)「進歩する」ということは、特に西欧のユダヤ=キリスト教の根っこにあり、資本主義はそれを具現する優等生。再度確認アジア農村女性体自然想定外仏教欧米都市男性脳人工想定内キリスト教脳の働きの一つである言語の悪い所は、嘘をつくことができるということ。その点、身体はほぼ無理。個性を磨け、な...進化論

  • なぜ戦争はなくならないのか 補遺

    前回確認したこと。全ての人は同じことをして生きてる。全ての人が同じことを欲している。だから、ケンカになる?いいえ、だから分け合わなければならない。家族や恋人だったら、分けるでしょう。見知らぬ人や嫌いな人ならば、どうする?見知らぬ人や嫌いな人とは話をすればいい。(「嫌い」は勘違い)酒でも飲みながら。けどねー、「敵」は四六時中作られてるよね。スポーツ、ドラマやマンガ、映画・・・。応援する側を「作り」(近頃は「推し」などと言うらしい)、主人公だけが脚光を浴びる。資本主義の名のもとに、意味のない「競争」をさせられている。我々は、知らないうちに「敵」と「味方」を作らされていた。人種、民族、宗教、格差、・・・。今のこの時代、全人類がそこそこの暮らしをしてる。未開の人達だって、イヌイットだって、生活は厳しいかもしれない...なぜ戦争はなくならないのか補遺

  • 目には目を

    イスラエルとアラブ人の対立に関しては、様々なことが言われている。(そもそも「アラブ人」の定義も難しい)宗教的対立は言わずもがな、ポイントは2000年も諍いなしに暮らしていたという点だろう。そもそも「復讐」が絶えない地である。だから「目には目を」だったのだし、「汝の敵を愛せ」だったのだ。倍返しの世界。「目には目を」は、復讐を制限したもの。何でもそうだが、実現していないから叫ばれる。ユダヤ=キリスト教然り、日本国憲法もそう。簡単にいえば、土地が豊かではない。それに尽きると思う。けれども、2000年も諍いなしに暮らしていたのだ。その間イスラム教が興り、十字軍もあった(こいつも怪しい)。イスラエル建国の狙いは、この地に争いの種を蒔くこと。そして、産油国の近くに仲間(西欧の)の拠点を作ること。宗教的対立や聖書は隠れ...目には目を

  • イスラエル

    ここでは、イスラエルの建国やパレスチナの歴史には触れない。イスラエルが、1948年に「人為的」に作られたということを考えてみる。ずっと普通に暮らしてたパレスチナの人達。しかし、ある時から宗教的に対立する民族が増え始め、その国だけができる。しかも、4度の中東戦争で自分達の領域はどんどん狭くなる。イスラエル建国の根拠は何だろう。2000年前にローマ帝国に滅ぼされるまで、ユダヤ人がパレスチナに住んでいたということか。一部のユダヤ人は各地に散らばりながらも信仰を守り続け、差別により一般の仕事に就けなかったために金融業に携わるようになる。一部のユダヤ人達はパレスチナに住み続け、イスラエルの建国までは、パレスチナ人と対立することなく暮らしていた。なのに・・・、19世紀末からシオニズムが起きる。第一次世界大戦中のイギリ...イスラエル

  • 坂を下る

    今の生活が、ずっと続くわけはない。何となく、我々はそう思っているのではないか。車に乗り、スマートフォンを持ち、クーラーで涼む。スーパーには食材が山のように並び、病院で何時間も待った挙句に大量の薬を出される。このままの右肩上がりの経済は無理でしょう。我々がこんなにいい暮らしをしていられるのは、発展途上国の人達が毟り取られているから。にもかかわらず、チャットGPT、メタバース、空飛ぶ車、コオロギ食、ワクチン・・・。どんどんどんどん可笑しな方向に向かおうとしている。資本主義は「欲望」の際限なき拡大と言われている。ホント?作られてるんじゃないの。一方で、ウソっぽい環境問題が叫ばれている。本当の環境問題への対策は必要だろうけれど。「省エネ」とテレビが言う。それを言うなら、真っ先に「テレビを消しましょう」だろ。我々が...坂を下る

  • ガンダーラへの道しるべ

    前回「ガンダーラ」という記事で、理想の社会を描いた。現実的には難しい面もあるが、今回はそこに至る道筋を考えてみたい。①農業-難日本の場合、半永久的にできる水田がある。本来は、自分で食べるものは自分で作る、が基本なのだが、いきなりは難しい。小中高生を田植えと稲刈りに動員すれば一石二鳥(機械は使えないことを想定。そのためのGW、SWと思っている)②教育-易教育の再編は、さほど難しくはないだろう。なぜならば、多くの人は現状に疑問を持っているだろうから。とにかく、子供を甘やかさないこと。中卒で就職、に戻したら。高校3割、大学1割でいい。受験勉強は意味がない。③エネルギー-中難しいけれど、不可能ではない。現在の欧米による石油の独占が終われば可能。各地域が平等に使えるようにする国際機関が必要だが。(それがあれば、戦争...ガンダーラへの道しるべ

  • ガンダーラ

    で一体、オマエはどんな社会にしたいのだ?こんな社会ですけど何か?(そんなに難しくないと思うんだけどなぁ)①農業できれば地産地消が望ましい。農業の問題点は、始まりが支配-被支配だったこと。搾取はナシよ。ずっと続けるには、その土地に合った農法じゃないと(アメリカ式はまもなく終了でしょう)。農業の担い手の確保は難しいが、本来は、自分で食べるものは自分で作る、が基本。②教育次はヒトを育てますよ。学校だけじゃなくて地域で育てることも大事。受験勉強は意味がない。もっと遊ばんと。でも、子供を甘やかさないこと。思い通りにならないことをさせる。工業・農業実習必須。③エネルギー石油は便利なエネルギーで、しかもタダ(マイナス面もあるが)。だから人類平等に使わんと。暖房のみ、公共交通機関のみ(環境問題を考えると)。なくなった方が...ガンダーラ

  • だいじょうぶだぁ

    ちょうどコロナが流行り始めた頃、志村けんが亡くなった。コロナ感染で肺炎を発症したらしい。そして、岡江久美子と共に彼の死は、人々にコロナに対する恐怖の念を植えつけた。たいへんだぁ!彼の持ちネタは、「だいじょうぶだぁ」だったのに。今でこそコロナ=ワクチンに対して疑念を持ち始めた人が出ているが、あの頃はほとんどの人がコロナに怯えていた。ただ、周りにコロナでひどい人はいないことには気づいていたのではないか。人々が恐れていたのは、自分がなったらどうしようという、同調圧力から来るものだった。ここでは、同調圧力については触れない。なぜ身近にコロナで亡くなった人がいないのに、会ったこともない有名人が亡くなったことで、あんなにコロナを怖れたのか、について考えてみる。これと、ハラリ君の言う「虚構を信じる力」と関係があるのだろ...だいじょうぶだぁ

  • 福田村事件

    映画「福田村事件」が話題になっている。関東大震災の混乱の中で、行商の人達が朝鮮人と疑われて殺害された事件を題材にしている。映画は見ていないのだが、監督は現代の問題ととらえてほしいと言っていた。まさに今、同じことが起こっている。コロナを疑い、ワクチンを打っていない者は、こういう扱いを受けた。マスクをしないだけでも、こういう目で見られた。前に「渋滞にハマる」でこう書いた。もっと本質的な「怖さ」が潜んでいることに気づきました。非常時の集団心理の「怖さ」です。が、うまく伝わってるかどうかわかりません。今は、その「怖さ」が何かを言い当てることができる。それは、こういうことだ。人々は「我先に」ワクチンを求めたそして、他を排除しようとしたたぶん、本当のパンデミックではもっとひどいことが起きるだろう。人間の「裸のエゴイズ...福田村事件

  • ふわふわ

    以前「フワフワ」という記事を書いた。その焼き直しである。世の中、「ふわふわ」している。人々も政治も、マスコミも世界も、地に足がついていない。コロナ以降、特に。ということは、ウクライナ、7.8事件も絡んでいる。ということは、「虚構」の構築に失敗しているということだ。「虚構」がバレた?ヤリすぎ?ワザと?統一教会やジャニーズなどの、今まで見え隠れしていた裏の巨悪にメスが入れば、フツーは好転するはずなのに。それがしないんだよね。以上、ずっと言いたかったことです。今回も「さむらい小平次のしっくりこない話」さんとシンクロしました。「戦争が近い?」と全く同じです。内閣支持率はずっと低迷。なのに「次」がいない。人も政党も。どうせ終わるんだから…、とヤケになっているかのよう。国家も歴史も所詮は「虚構」なんだろうけれど(アイ...ふわふわ

  • なぜ戦争はなくならないのか ③

    今まで、戦いを①生存のための闘い、②メスを巡るオスの闘い、③自衛のための戦い、④利益を巡る戦いに分けて考察してきたが、意図的に相手を殺すのは④であった。(それとて、必要不可欠というわけではない)また、歴史的に戦争も⑴利益の追求→⑵やらないとやられる→⑶金もうけに変わってきている。話も散らかってきたので、まずは現代の戦争に絞って見ていきたい。今、戦争をする意味はあるだろうか。資源は一部の国(人達)が独占しているとはいえ、行き渡っていないわけではない。食料や資源の問題で戦争が起こっているようには見えない(無関係とは言わないけれど)。宗教や民族の対立も口実に利用されているだけだ。アメリカは、軍産複合体で経済が成り立っているともいわれる。つまり、どこかで戦争が起きていないと困るのである。これが、現代の戦争の原因の...なぜ戦争はなくならないのか③

  • なぜ戦争はなくならないのか ②

    前回、戦争を次の4つに分けて、①と②について考察した。①生存のための闘い②メスを巡るオスの闘い③自衛のための戦い④利益を巡る戦いそして、①と②は生物全般にいえることで、意図的に相手を殺そうとはしていないことを確認した。今回は、人間特有の③と④を取り上げます。③自衛のための戦い殴られたら避ける、殴り返す。泥棒が入ったら撃退する。これも当たり前なのだが、殴られそうな時どうするか、ということだ。普通は、そうなる前に本人達が歩み寄ったり、周りが動く(つまり外交)。あくまでも、先に殴った方が悪いんだけどね。ただし、殺していいわけではない。正当防衛とは、身を護る際に誤って相手を殺してしまった場合をいう。③も殺すことは意図していない。太平洋戦争は「自衛」のため、と言う人もいる。でも、その前に中国を侵略してますからな。ウ...なぜ戦争はなくならないのか②

  • なぜ戦争はなくならないのか ①

    誰もが戦争反対なのに、なぜ戦争はなくならないのか。もしかしたら我々は、何となく戦争はしかたないと思っているのではないか。それは、いろいろな「戦い」がゴッチャになっているためだと思われる。そこで、次の4つに整理してみます。①生存のための闘い②メスを巡るオスの闘い③自衛のための戦い④利益を巡る戦い今回は①と②を取り上げます。①生存のための闘い生物を含め、人間が生きることそのものが「戦い」であると言われる。確かに、一瞬一瞬戦っているのかもしれない(生命の維持)。今のような物質文明下ではわかりにくいが、山で一人で生きろと言われたら、まさに戦わなければならない(自然と外敵と)。さらに、よく「自分に負けるな」とも言われる(本当はこれが大事)。自然界は、本来「食うか食われるか」なんだろうけれど、同種は意図的には殺さない...なぜ戦争はなくならないのか①

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