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般若心経を独自の解釈で読み解いていきます。異論、反論、お叱りetc..あると思いますが、変人の戯言と寛大な心でご容赦ください。
どうやら、死後の世界には閻魔大王らしき人物（？）はいないようです。三途の川らしきものはあるようですが、死者の衣類をはぎ取る奪衣婆（だつえば）と呼ばれる婆さんや…
話は少し横道にそれますが、前回紹介した動画の臨死体験経験者である山納銀之輔さんはエコビレッジビルダーという肩書きで、お金がほとんどなくても暮らせる自給自足を基…
釈迦は死後の世界のことを直接語りませんでしたが、自身の前世の話をしたりと、暗に魂は生まれ変わるということを語っていたりします。最近、死んでまた生き返った人を扱…
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶ぎゃーてい ぎゃーてい はーらーぎゃーてい はらそーぎゃーてい ぼーだいそわかこれは般若心経の最後の「咒（じゅ）」の部分…
坂本龍一も忌野清志郎も今や涅槃の人となってしまわれました。合掌。さて、龍樹（りゅうじゅ）、ナーガールジュナが「八宗の祖」であるとは前回書きましたが、「八宗」と…
「空（くう）」と言えば、仏教界ではこの人！ とうたわれるのが龍樹（りゅうじゅ）。元のサンスクリット語名では、ナーガールジュナという、ちょっとかっこいい名前です…
こ前回は、輪廻転生を繰り返し、徳というポイントを貯めて、まずは浄土を目指し、そして悟りにいたる、という「システム」ではないか？という話でした。けれどお釈迦様自…
さて前回は脳が悟りの「敵」である、というような内容でした。『究竟涅槃 再び 〜脳は味方？〜』以前、左脳が機能しなくなった脳科学者ジルボルト・テイラーの話を書き…
以前、左脳が機能しなくなった脳科学者ジルボルト・テイラーの話を書きました。『｢無限界」についての補足動画〜右脳だけの世界〜』今回は、前回の「無限界乃至無意識界…
阿耨多羅三藐三菩提（あのくたらさんみゃくさんぼだい）50代から60代の方なら、これを聞くとアレを思い出しますよね？そうです、レインボーマンの変身呪文です。彩虹…
画家の千住博さんが砂漠を現地の遊牧民に案内され、道中で砂糖入りの紅茶をいれてもらった時、そこに茶道的なものを感じたということを書かれていました。どこまでも広が…
禅の話の中で「喫茶去（きっさこ）」というものがあります。もともとは「帰ってお茶でも飲んでこい！」というような意味で「顔洗って出直してきな！」的なキツイ感じの言…
壺から手が抜けなくなった猿の話ってありますよね？ 壺の中には木の実（金平糖という話もある）が入っていて、欲張った猿はたくさん掴むので手が抜けなくなるという話で…
「2001年宇宙の旅」という映画は、主人公である宇宙飛行士ボーマン船長が宇宙に浮かぶ謎の黒い石板の中に入ると、白い部屋の中で歳をとり、最後は宇宙に浮かぶ胎児の…
長い涅槃（ねはん）へ向かう旅もようやくひとつの結論に至ろうとしています。とにかく煩悩を燃やし尽くしてしまおう、というわけです。学校教育やTVCMとかによって作…
結局、「悟り」とか「涅槃（ねはん）」は、「煩悩」の反対側にあるものではなく、「煩悩」を超えたところにあるのではないでしょうか？人はこの世に「煩悩」を燃やすため…
そうなんです、日本は弱体化させられてます。テレビはもはや洗脳道具に成り下がっています。学校の教育も国にとって都合のいい人間を量産するシステムになっています。そ…
迷走する煩悩には、ベタですが、結局「瞑想」しかないように思います。瞑想と一口に言っても、坐禅（そのやり方も宗派などによっていろいろあるようです）、マインドフル…
「必要は発明の母」ということわざがあります。今の日本では、必要なものはお金を出せばほとんど手に入るようになりました。マズローの五段階欲求の「生理的欲求」や「安…
「美味しいものを食べたい」という煩悩。これだけだと「純粋煩悩」と言えるでしょう。これに「貪（とん）」「瞋（じん）」「癡（ち）」の煩悩3強が絡んでくると、やっか…
欲という字をよく（シャレではない）見てください。「欠けている」という字が入ってますよね。つまり、欠けているものを求めるのが「欲」ということになります。「煩悩」…
そもそも「煩悩」とは何でしょうか？煩悩の「煩（ぼん）」の字は「はん」とも読み「わずらわしい」とも読みます。つくりに当たる右側の頁は、頭の右側と同じで、頭の中に…
結論から言うと煩悩の火をエネルギーにして菩薩の境地に至るのは可能だと思います。逆に、一般ピーポーが煩悩の火というエネルギーを使わずに菩薩の境地に至る方法はある…
「音楽を始めた理由は何？」という問いに「女の子にモテたかったから」と答えると、だいたいは「動機が不純やね」と言われます。果たしてそれは「不純」なのでしょうか？…
長々と「怒り」について考察してきましたが、やはりこの「怒り」というヤツが煩悩の中でもかなりのクセ者であると思えるからです。108の煩悩の一つのようにしれっと紛…
私の知り合いに「怒るのが上手い」人がいて、挑んでくる相手を言葉で打ち負かします。私は思ったのですが、その人は、本当に怒る前に怒っているのではないかと。人は本当…
まず自分の怒りに「気づく」というのが「怒り」の対処法の第一歩目であるというのが前回の話でした。どんな小さな怒りでも見つけて観察する。そこで「良い」とか「悪い」…
もし泥棒が家に入って、しばられてノコギリで手足を切られそうになっても少しでも嫌だと思ってはいけないと言われたらどうですか？無理ですよね！でもお釈迦様はそれがで…
「えーと、あなたは怒ってますよね？」「いや、怒ってないですよ。普通ですよ」「普通というと、上機嫌ではないと？」「いや、だから普通、上機嫌でもないし、怒ってもい…
「さていよいよ結果発表です！煩悩108（ぼんのうわんはんどれっどえいと）の中から煩悩総選挙によって煩悩のセンターが決定します！おそらくは有力候補の『貪（とん）…
煩悩は108つあると言います。除夜の鐘が煩悩の数であるというのは有名な話。漫画「巨人の星」によると野球のボールの縫い目も108つなんだそうです。「それで？」と…
「フロー（FLOW）」という言葉は、元SONYの社員でAIBOの開発に関わったという天外伺郎氏の著書で知りました。開発チーム全体が集中して「フロー」の状態にな…
「究竟涅槃（くぎょうねはん）」とは「最高の涅槃の境地を究める」という意味です。じゃ「最高でない涅槃」というはあるの？というとどうやらあるようです。涅槃にも段…
「わたしは今、涅槃（ねはん）に入る」 手塚治虫の「ブッダ」で、釈迦の最後の言葉です。 これによって「涅槃（ねはん）とは浄土（天国）」と思っていましたが、涅槃…
前回は、潜在意識の奥に仏様がおられるのではないか、という話でしたが、『他力にまかせて！』「般若心経は人を救わない」と以前書きました。『般若心経 現代語訳 その…
「般若心経は人を救わない」と以前書きました。『般若心経 現代語訳 その1 〜般若心経は人を救わない！？〜』【般若心経 オリジナル現代語訳 その1 導入部】（…
昨日は節分。恵方と言われる太巻き一本を喋らずに食べ切るというのは私にとってはまさに苦行です。 節分といえば、鬼。鬼といえば、恐ろしい。けれど鬼には何か「哀しさ…
お釈迦様は死後の世界については「無記」といって語っていないそうです。「死んでからどうなるかなんて考えても無駄なので、とりあえず今をちゃんと生きよ」というむちゃ…
「爺、ここは地獄だ」半村良のSF伝奇小説「産霊山（むすびのやま）秘録」で主人公の飛稚（とびわか）のセリフです。ヒ一族（ひいちぞく）という古来より天皇を守護する…
「彼女は天国への階段を買っている」レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段（STAYER TO HEAVEN）」の一節です。「地獄の沙汰も金次第」と昔から言い…
「天国よいとこ一度はおいで〜」フォーククルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」の一節です。みんなが「行きたい〜」という天国は良いところなのでしょうか？天国には二…
光瀬龍のSFを萩尾望都が漫画化した「百億の昼と千億の夜」では、弥勒菩薩は宇宙を消滅させようとする高次元の存在として描かれています。シッタータ（釈迦）が阿修羅王…
究竟涅槃（くぎょうねはん）「天国なんてないと想ってごらん」 ジョン・レノンの名曲「イマジン」はこう始まります。涅槃（ねはん）というと仏の世界で天国みたいな所？…
♪飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで〜回って回って回って回る♪これは円広志氏の曲「夢想花」のサビのフレーズです。さて今回のテーマは「夢想（むそう）」遠離一切 顚倒…
第三幕 是故空中編 ①※観音（観自在菩薩または観音菩薩） 舎（舎利子 サーリプトラ）舎「お金が空（くう）で、えねるぎい、っちゅうのはわかった。しかし、色受想行…
遠離一切（おんりいっさい）顚倒夢想（てんどうむそう）顚倒（てんどう）は、転倒とほぼ同じで「ひっくり返ること」という意味から、仏教では真理と反対のことを思うこと…
前回、世界は「量」的なものである、つまりアナログであると書きましたが、仏教には「刹那（せつな）」と言われる時間の最小単位があります。最小があるということは「数…
パラレルワールドという考え方があります。並行世界とも言います。例えば、分かれ道で右へ進んだけれど、左側へ進む世界も存在するという話で、いろいろな選択の数だけ少…
前回、無有恐怖について書きましたが、仏教界の偉人などは、まさに「命知らず」といえる人もたくさんいます。そもそもブッダ自身も死ぬ寸前までいく苦行をやってます（ぼ…
心無罣礙（しんむけいげ）無罣礙故（むけいげこ）無有恐怖（むうくうふ）「心に執着がなく執着がない故に恐れがない」この無有恐怖（むうくうふ）というのが私の中では般…
観音菩薩（アヴァロキテーシュヴァラー）が般若波羅蜜多（はんにゃはらみた）という智慧（ちえ）の修行を極めた時、私たちが認識する世界はすべて、空（くう）であると悟…
さて、エジソンが「霊界通信機」を作っていたのは、人の魂はエネルギーであり、エネルギー不滅の法則（「不生不滅」）により、魂はエネルギーとして死後も存在していると…
発明王トーマス・エジソンはご存知ですよね？エジソンの名言で「天才とは1パーセントのひらめきと99パーセントの努力である」というのがあります。「ほら、やっぱり努…
「努力は大事」というのは昔から言われていることで、それが間違っているとは思いません。けれど努力をしても必ずむくわれるとは限りませんよね？それは努力が足りないの…
三世諸仏（さんぜいしょぶつ）依般若波羅蜜多故（えはんにゃはらみたこ）得阿耨多羅三藐三菩提（とくあのくたらさんみゃくさんぼだい）実存主義という哲学の考え方のひと…
菩提薩埵 （ぼだいさった）依般若波羅蜜多故（えはんにゃはらみたこ）心無罣礙（しんむけいげ）この部分から般若心経は、後半部分へと移ります。というのは、「依無所得…
✳︎きのうの般若湯 安芸虎（高知 純米）✳︎前回、「苦」と「楽」は反対ではなく、混じり合って「幸せ」を感じられる、と書きました。その後YouTubeを見ると…
【般若心経 オリジナル現代語訳 その6 観音菩薩の言葉 ⑤ 〜すべては無に還る〜】（原文）無苦集滅道（むくしゅうめつどう）無智亦無得（むちやくむとく）以無所得…
ゼロポイント・フィールド仮説それは、量子力学の考え方のひとつです。このゼロポイント・フィールドがまさに、これまでこのブログで書いてきた「空（くう）」というもの…
画家の千住博氏が以前NHKの人間講座という番組で紹介されていたのですが、アメリカにはハドソンリバー派という絵画の流れがあります。パッと見た感じは普通の風景画な…
【般若心経 オリジナル現代語訳 その5 観音菩薩の言葉 ④ 〜無の境地〜】（原文）無無明（むむみょう）亦無無明尽（やくむむみょうじん）無老死（むろうし）乃至無…
物質の最も表層的な部分である色（いろ）。三原色からくり出される無限とも言える色彩の数々が私たちの人生に文字通り「彩（いろどり）」を与えているのは確かでしょう。…
「マイクロ悟り」というものを前回提言させていただきました。『マイクロ悟りのすすめ』『「無駄」も悪くない』「だからどうなの？」とは、前回最後に書いた一文で、例え…
『「無駄」も悪くない』「だからどうなの？」とは、前回最後に書いた一文で、例えば「すべては空（くう）である。見えるものは幻想である」と言われたら、多くの人は、そ…
無智亦無得（むちやくむとく）以無所得故（いむしょとくこ）これは、「知ることもなく、また得ることもない。所得するということがないからである」という内容ですが、「…
「だからどうなの？」とは、前回最後に書いた一文で、例えば「すべては空（くう）である。見えるものは幻想である」と言われたら、多くの人は、そういう反応になると思い…
【般若心経 オリジナル現代語訳 その4 観音菩薩の言葉 ③ 〜すべては幻想である〜】（原文）是故空中（ぜこくうちゅう）無色無受想行識（むしきむじゅそうぎょうし…
「アナンダよ、世界は美しい」とは、手塚治虫の漫画「ブッダ」で、釈迦が死の直前に言う言葉です。私は毎日空を見上げて思うのですが、この世界が無秩序に出来ているなら…
お正月特別企画として、般若心経 漫才編、今までの分を一気読みできるように、まとめてみました（手抜きではない、たぶん）ので、お楽しみください。※観音（観自在菩薩…
苦・集・滅・道（く・しゅう・めつ・どう）は、釈迦が示した悟りへ至る道筋です。「苦しみや悩みは積み重なった執着が原因なので、それを捨て去り正しく生きていくことに…
第二幕 色即是空編 ⑤ ※観音（観自在菩薩または観音菩薩） 舎（舎利子 サーリプトラ）観音「そもそもお金っちゅうもんが空（くう）や」舎「ほう、というと」観音「…
般若心経 現代語訳 その1 その2はこちら『般若心経 現代語訳 その1 〜般若心経は人を救わない！？〜』【般若心経 オリジナル現代語訳 その1 導入部】（原…
「私は自殺なんて絶対しないよ」と言ってるアナタ！ 身体に悪いと思いながら続けている習慣とかないですか？ 例えば、タバコ、飲酒（ドキッ！）、ジャンクフードetc…
他の人のブログ記事で自ら命を断つことについて書かれているのを見て、私なりに考えたことを書いてみようと思います。最近は「自殺」と言わず「自死」という流れになって…
第二幕 色即是空編 ① はこちら『般若心経 漫才編 VOL.2』第一幕 二人登場編はこちら『般若心経 漫才編 VOL.1』第一幕 二人登場編※観音（観自在菩薩…
第一幕 二人登場編はこちら『般若心経 現代語訳 漫才編 その1』第一幕 二人登場編※観音（観自在菩薩または観音菩薩） 舎（舎利子 サーリプトラ）観音「サーちゃ…
第二幕 色即是空編 その1※観音（観自在菩薩または観音菩薩） 舎（舎利子 サーリプトラ）観音「どうもー、観音菩薩です、ニックネームは、アヴァロキテーシュヴァラ…
まずは、こちらからお読みください。『般若心経 現代語訳 その1 〜般若心経は人を救わない！？〜』【般若心経 オリジナル現代語訳 その1 導入部】（原文） 観…
✳︎きのうの般若湯 伊太郎（高知 辛口）✳︎「般若心経現代語訳 漫才編」本当は今日25日に投稿するつもりだったのですが、酔っ払って編集作業をしていたせいか、…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー※観音（観自在菩薩または観音菩薩） 舎（舎利子）観音「サーちゃん、ちょっと聞いてえな」舎「なんですの、わたしにはちゃんと、…
最後の最後に「救い」があるなら、どうして自殺して人生を終わらせる人がたくさんいるのでしょうか？一つ言えることは、それらの人は「最後の最後」まで待てないのかもし…
以前読んだ本で、ギターを作るフジゲンという会社の創業者の話がありました。フジゲンは一般の人にはなじみのない名前ですが、プロのギタリストでは知らない人はいないほ…
前回、般若心経で人は救われない、と書きましたが、｢救い」というものは本当にないのでしょうか？私の好きな話で「一休さんの遺言」というのがあります。あの一休さんが…
【般若心経 オリジナル現代語訳 その1 導入部】（原文） 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄（現代語訳）観音菩薩（アポロキテイシュバラー…
昔、私の主催するイベントライブに出てもらったことがあるタケカメというユニット、そのユニットでギターとボーカルを担当していたのが通称タケという明るい青年。その…
今回、紹介させていただく動画はコレ！空（くう）は哲学・科学を超える・色即是空【知識0】で分かる「幸せ」と「空」の素敵な関係とは【宇宙一わかる仏教解説】色即是空…
今回も「リアルハピネス 28日間瞑想プログラム」から、ヒアリング・メディテーションを紹介します。リアルハピネス 28日間瞑想プログラム シャロン・サルツバーグ…
「写してみる」というのは、いわゆる｢写経」ですね。写経することによって得られるものはなんでしょうか？「左脳のおしゃべり」というものがあります。例えば、目標を立…
般若心経といえば、まずは声に出して読んでみる。私の感覚ですが、｢読む」というより｢詠む」という文字がしっくりきます。一般的には「唱える」と言いますね。つまり、…
「度一切苦厄（どいっさいくやく）」（すべての苦しみや悩みから救った）これは「五蘊皆空（ごうんかいくう）」に続く言葉で、「（観自在菩薩は）すべての知覚、認識でき…
前回は「呼吸」を意識して、整える。なにはともあれそれがまず大事ですよ、という話でした。これは日常のあらゆる場面で使えるメソッドで、例えば、歯を磨いている時、…
「瞑想」といえば、両方の足の裏を天に向けた結跏趺坐（けっかふざ）というアクロバティックな座り方をして、目を半眼（はんがん、薄目を開けること）にして、動いたらパ…
｢過去」というものは、絶対的にあるように思いますよね。私も昔の嫌なこととか失敗したことなどを思い出して「ぎゃー！」と叫んでしまいそうになることがよくあります。…
「時間は幻想」と言われても、朝には目覚ましをかけ、夜は、おおもうこんな時間か、と布団に入る。現実には、どっぷり時間の中で生活していて、とても「時間が存在しない…
さて、前回は世界は幻想であるという話でしたが、時間もまた幻想に過ぎない、と言ったらどうでしょう？鳩摩羅什（くまらじゅう）訳の般若心経には、次の一節があります。…
「無限の存在」である私たちが、自らに制限をかけて完全没頭型ゲーム（人間ゲーム）をするために創りあげたもの、それが私たちが現実と思っている世界なのです。今回も前…
「五蘊（ごうん、または、ごおん）」は、「色 受 想 行 識」のことで、人間の知覚、認識できるもの全部をいいます。「それらがすべて『空』であると、観自在菩薩は見…
前回、般若心経全文を載せたのは自分の頭の整理のためでもあります。 ｢空（くう）」は般若心経において最も大事なワードです。このブログのタイトルでもあるように「な…
仏説摩訶般若波羅蜜多心経（1）観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄（2-1）舎利子 色不異空 空不異色色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是（2…
般若心経の「般若」とは、古代インドのパーリ語で「パンニャー」、「智慧（ちえ）」を意味します。「パンニャー」を漢字にしたのが「般若」なんですね。サンスクリット語…
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