「ひとり時間」に憧れるお年頃 昨日のNHK「あさイチ」で放送されていたテーマは「ひとり時間を楽しむ」。なんでも「おひとり様専用カフェ」というのがあるらしく …
地方で働きながら朗読活動中🎙️YouTubeで名作朗読を発信。日々の工夫や読書レビューを、ブログに綴っています。
地方で働きながら、名作文学の朗読を続けています。声にのせて読むことで、ことばの奥行きや余韻を感じていただけたら嬉しいです。YouTubeでは毎週月曜に新作朗読を配信中。ブログでは、朗読にまつわる工夫や読書レビュー、日々の小さな気づきを綴っています。おすすめ記事は「梶井基次郎『桜の樹の下には』朗読と考察」。文学を“聴く”体験に、ぜひ触れてみてください。
「ひとり時間」に憧れるお年頃 昨日のNHK「あさイチ」で放送されていたテーマは「ひとり時間を楽しむ」。なんでも「おひとり様専用カフェ」というのがあるらしく …
遠くにいるお母さんを思い出す──小川未明『田舎のお母さん』朗読と考察をnoteに書きました
遠くにいるお母さんを思い出す ──小川未明『田舎のお母さん』朗読と考察をnoteに書きました 朗読作品を通じて、心の奥にそっと触れるような体験をすること…
「敗者の美学」に心打たれて──芥川龍之介『英雄の器』をめぐって【読書レビュー】
📘note更新しました 芥川龍之介の短編『英雄の器』を読みました。 超・短編ながら深い! 劉邦が放つ「だから、英雄の器だったのさ。」という一言が…
小川未明・作「田舎のお母さん」1936年 母の日が近づくこの季節にもぴったりの一編かと思い 「田舎のお母さん」の朗読を、YouTubeにアップしました。 …
「ジブリ風」の画像生成と、ChatGPTの進化にびっくりした話
最近話題の「ジブリ風」AI画像生成 最近、「ジブリ風」のAI画像がX(旧Twitter)などにたくさん投稿されているのを見かけます。どれも、あの懐かしい雰…
note更新しました! 朗読でもご紹介した、小泉八雲の「幽霊滝の伝説」。実は実在する民間伝承をもとにした怪談です。今回は、原伝説と八雲の創作性を比較しながら…
【ショート動画】小泉八雲「幽霊滝の伝説」~ 龍王滝(幽霊滝)グーグルマップのレビュー
小泉八雲・作田部隆次・訳「幽霊滝の伝説」(1902年) 冒頭のショート動画をアップしました 「幽霊滝」は実在します。 我が家からは約95㎞ 日帰り圏内…
「朗読に正解はない」へのモヤモヤ。やっと言語化できた気がする~ note 更新しました
📘 note更新しました! 「朗読に正解はない」という言葉を、どこか素直に受け取れずにいた私。それは自由の証か、それとも思考停止か――。今回、教育の歴史や…
足立美術館(島根建安来市)にて ~横山大観の「富士図」を眺めながら馳せた想い
結納の翌日に、足立美術館へ 2月に予定していた娘の結納。 大雪の影響で延期となっていましたが、ようやく無事に執り行うことができました。 長く待った分、感慨も…
この投稿をInstagramで見る 須山里華(@rika_suyama)がシ…
「幽霊滝」は怖くない!? 小泉八雲ゆかりの瀧山神社へ、文学散歩を夢見ている私
小泉八雲「幽霊滝の伝説」を朗読して 小泉八雲の短編『幽霊滝の伝説』を朗読し、YouTubeにアップしました。この作品、ほんの数分で読める短編なのですが、不…
小泉八雲・作田部隆次・訳「幽霊滝の伝説」(1902年) あらすじ 物語は明治時代。 伯耆の国(現在の鳥取県)・黒坂の麻取り場で冬の夜に女たちが…
【ショート動画】梶井基次郎「桜の樹の下には」~ 直近10本の動画の中で1位!深夜に再生回数が↑
梶井基次郎・作「桜の樹の下には」(1928年) 冒頭のショート動画をアップしました ショート動画は夕方18時に出しています。 「(再生回数の)初動が遅い…
2025年春の「朗読検定」~ 課題作品から広がる、読みたい気持ちのあれこれ
2025年春期(第152〜153回) 朗読検定 受検要項詳細を発表いたします。|朗読検定あなたの朗読力証明します。(社)日本朗読検定協会www.roudo…
都市伝説の元ネタだった!『桜の樹の下には』をめぐる考察をまとめました。
note更新しました 梶井基次郎が遺した短編『桜の樹の下には』をめぐる考察をまとめました。 「桜の下には屍体が埋まっている」という衝撃の一文から始まり、日…
青空文庫朗読コンテスト 録音の部 2025上半期 BEST30確定! 「8位」いただきました!
青空文庫朗読コンテスト録音の部 2025上半期 BEST30確定! 残念ながら、ブログ上からはご覧になれませんYouTubeでご覧になれますので、下の…
春爛漫、夢のご褒美旅 ~ 花乃みち(兵庫県宝塚市)の満開の桜
春爛漫、夢のご褒美旅 年度末の慌ただしさに追われる3月。お仕事を頑張った自分へのご褒美として、 4月の上旬に観劇旅行へ出かけるのが、私の毎年の楽しみです。…
【朗読】梶井基次郎「桜の樹の下には」~ 桜の美しさにひそむもの
梶井基次郎・作「桜の樹の下には」(1928年) あらすじ 桜のあまりの美しさに、ふと不安を覚えた主人公の「俺」。 その不安の正体を、「桜の樹の下には…
【ショート動画】太宰治「ロマネスク」より「喧嘩次郎兵衛」~ケンカ、火事など規制に引っかかりまくる
「ロマネスク」(1934年)より 喧嘩次郎兵衛 冒頭のショート動画をYouTubeに公開しました。 「ケンカ」とか「火事」とか YouTubeでは暴力的…
配信は4月6日まで!小泉八雲とセツが出会ったMATSUE 佐野史郎×宮崎美子 朗読&トークショー
秋からのNHK朝ドラ「ばけばけ」に向けて 島根県松江市では様々なイベントが開催されています。 先日、NHK松江・主催の朗読&トークショーの抽選に当たって …
計画的に休む、ということ 年度末は、どうしても仕事が立て込みますよね。 私も例外ではなく、バタバタと慌ただしい日々を過ごしていました。 そんな中で、「少し…
1週間、ブログ更新を休みました 年度末。 職場は忙しさがピークで、家にたどり着く頃には心も体もヘトヘトに。 そんな日々が続き、ついにYouTubeもブログ…
【朗読】太宰治「ロマネスク」より「喧嘩次郎兵衛」~ 主人公3人の中で一番好きかも
「ロマネスク」(1934年)より 喧嘩次郎兵衛 YouTubeに公開しました。 あらすじ 三島の宿場町の裕福な造り酒屋の次男坊、次郎。 「ケンカ上手」に…
佐野史郎さんらが語る、小泉八雲とセツが出会った松江~NHK 朗読&トークショーに行ってきました!
NHK松江 主催小泉八雲とセツが出会ったMATSUE(松江)朗読&トークショーに行ってきました! 小泉八雲とセツを語る 佐野史郎さんらがトークショー 松江|…
【ショート動画】太宰治「ロマネスク」より「仙術太郎」~良かった!お気に入り画像がサムネイルに!
太宰治・作 「ロマネスク」(1934年)より 仙術太郎 冒頭のショート動画をYoutubeに公開しました。 ショート動画はサムネイルを選べない・・・…
立って録音するスタイルを再開!~物忘れ防止も兼ねてますが、危機的状況です・・・
また、やってしまった 昨日の午後、クリーニング屋さんから帰宅すると、すぐに電話が鳴りました。 「おつりをお忘れですよ」 が~ん 実はこのお店で忘れ物…
『歌詞を朗読する』と、もう一つの扉が開く~ ルーク野村さんの記事より
歌詞を朗読する効果 歌詞を朗読すると歌に表情がでる ファンキー癒し音楽 / ルーク野村 公式サイト歌詞を朗読すると、歌に表情がでて歌詞が伝わる。 ど…
ChatGPT pro(月200ドル)と ChatGPT plus(月20ドル)の画像生成力比較
ChatGPT pro(月200ドル)と ChatGPT plus(月20ドル)同じプロンプトで画像生成してみました ↑の記事、結構アクセスが集まりまして …
【朗読】太宰治「ロマネスク」より「仙術太郎」~ 面白おかしく、でも切ない三作をお届けします♪
太宰治・作 「ロマネスク」(1934年)より 仙術太郎 Youtubeに公開しました。 あらすじ 津軽の庄屋の息子、太郎は、小さい頃からちょ…
金メダル届きました♪ 「朗読の道」は続いていくけれど「区切り」にはなった、かも?
「金賞メダル」と賞状が届きました! 昨年末にいただいた「第20回青空文庫朗読コンテスト」認定講師の部の金賞。 先日、そのメダルと賞状が届きました! …
【ショート動画】小泉八雲「葬られたる秘密」~ 累計30万回再生突破したようです! 感謝です♡
小泉八雲・作戸川明三・訳 「葬られたる秘密」A DEAD SECRET(1904年) 冒頭のショート動画をYoutubeに公開しました。 そして、累…
太宰治の「ロマネスク」に戸惑った話 ~ ロマンチックな物語じゃなかった(汗)
太宰治の「ロマネスク」に戸惑った 太宰治の短編「ロマネスク」というタイトルを初めて見た時、 私は単純に「ロマンチックな話かな?」と想像していたのですが、…
才能がもたらす孤独――太宰治『ロマネスク』を読んで 太宰治の『ロマネスク』は、仙術、喧嘩、嘘という特殊な才能を持つ三人の若者の姿を描いた連作短編集です。 …
朗読は心の栄養 毎日忙しく過ごしていると、つい心にゆとりを持つことを忘れてしまいますよね。 朗読は、そんな日常にちょっとした癒しをもたらしてくれます。 声…
月額200ドル!の ChatGPT Proで生成した「葬られたる秘密」の画像 ~違いわかります?
ChatGPT Proを体験! 昨日YouTubeにアップした「葬られたる秘密」、観ていただけましたか? 実は今回、この作品の画像づくりでは、ちょっと贅…
【朗読】小泉八雲「葬られたる秘密」~ 「怪談」の朗読は今年の目標です
小泉八雲・作戸川明三・訳 「葬られたる秘密」A DEAD SECRET(1904年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 丹波の国の裕福な…
7月にフェリー旅をする話をしたら、本気で心配された理由 ~ 隕石より怖いものはあります
7月の初めに、フェリーでの旅を計画しています。 鹿児島から大阪への太平洋航路。 ゆったり海を眺めながらのんびり過ごす時間を想像すると、今からワクワクし…
新美南吉「去年の木」が名作だと思う理由 、を note にまとめました
note更新しました 新美南吉「去年の木」――別れと再生を描いた名作|すやまりか新美南吉の「去年の木」を朗読しました。 朗読して4分に満たない短編です。 …
【ショート動画】新美南吉・作「去年の木」~ 鳴き声が美しい、小さな渡り鳥って・・・?
新美南吉「去年の木」(初出不明) 冒頭をYouTubeに公開しました 「去年の木」本文には「小鳥」としか書かれていません。 画像生成にあたって 体が小…
何度でも読みたくなる太宰治の魅力 太宰治の「ロマネスク」をYouTubeにアップしようと思い、台本を作りました読み始めると、やっぱり思うのです。 何度読んで…
原文(英文)と格闘中 ~ ジェイムズ・ジョイスの『ダブリン市民』
ダブリン市民(ダブリナーズ) ジェイムズ・ジョイスの『ダブリン市民』は、 20世紀初頭のアイルランド・ダブリンを舞台にした短編集です。 1914年に出版さ…
最近、アイルランド文学の読書会に参加しました。 原書(英文)を訳して読んでいく読書会です。 今は英文を訳すだけで精一杯ですが、アイルランドの文化や文学にも少し…
【朗読】新美南吉・作「去年の木」~リブログです~心温まる童話を教えていただきました!
新美南吉「去年の木」(初出不明) 朗読をYouTubeに公開しました 元気な小鳥とおだやかな木。短編ながら、心に残る物語でした。 この作品との出会い…
朗読会の贅沢なひととき ~「あなただけに読む朗読会 vol.7」~江戸川乱歩「芋虫」ほか
朗読会の贅沢なひととき ~「あなただけに読む朗読会 vol.7」~ 2025年2月28日(金)、 東京・原宿の「アコスタディオ」にて開催された朗読会、 「…
朗読に興味を持ったばかりの皆さんへ、 今回は「朗読初心者が気をつけるべきポイント5選」をお届けします 朗読を始めると、「もっと上手に読めるようになりたい!…
【ショート動画】梶井基次郎「愛撫」冒頭 ~ 現代人には理解されない梶井基次郎の「ネコ愛」
梶井基次郎・作 愛撫(1930年) 冒頭のショート動画をYoutubeに公開しました。 梶井基次郎の「ネコ愛」が現代人には理解されない件(汗) ・…
【注意!】クレジットカードが不正利用され、再発行手続きを取りました(泣)数年前に遡る、ある出来事
カード会社からの連絡で発覚!! 数日前、楽天カードさんから電話がありました。 「今朝7時にカードを使われましたか?」 そんな時間に買い物はしていません…
【祝】Youtubeチャンネル登録者さま1万人!~ ポエム「峠の茶屋で」
祝!チャンネル登録者さま、1万人! おかげさまで、YouTubeチャンネルの登録者さまが1万人を超えました! ちょうど1年前。収益化を目指すと決め、…
2月は「猫の日」~朗読も!~”ネコ特集!!ネコいろいろ!!猫の不思議と魅力!”
2月のYouTubeは「猫の日」にちなんで 2月22日は「猫の日」ということで 私のYouTubeチャンネル 「猫」が登場するお話を、続けてアップしていま…
【朗読】梶井基次郎「愛撫」~ 川端康成が「何より気品」と賞賛した短編
梶井基次郎・作 愛撫(1930年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 「私」は、猫の耳の独特な感触に魅了され、子供の頃から「切符切り」のよう…
「詩の朗読」について思うこと 〜吉野弘 詩の朗読コンクールに参加して〜
〜吉野弘 詩の朗読コンクールに参加して〜 「富士山、富士山!」と大騒ぎした4日間の旅ブログ、 お付き合いいただきありがとうございました さて今回は、2年…
【ショート動画】ペロー原作 楠山正雄・訳「猫吉親方 またの名 長靴をはいた猫」冒頭
今日は猫の日!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう ペロー・作楠山正雄・訳 猫吉親方 またの名長靴をはいた猫(1950年) 冒頭のショ…
静岡4日間の旅、最終日 旅の終わりは、いつも名残惜しいですね。 満喫した静岡での4日間。とうとう最終日になりました。 帰りの便は静岡空港から出雲空港へ、FD…
大満足の「静岡4日間」の旅 3日目~日本武尊が降り立った「日本平」へ
「静岡4日間」の旅 3日目 静岡県富士市で開催された「吉野弘の詩 朗読コンクール」に参加しました。 大会が終わり、翌日からは天気は下り坂の予報です。 朝…
大満足の「静岡4日間」の旅 2日目 ~コンクール本選が終わったあとは、ご当地グルメ「さわやか」で
静岡県富士市で行われた 「吉野弘の詩 朗読コンクール」 前泊としてJR静岡駅前のホテルの「富士山パノラマビュー」のお部屋に宿泊した、翌朝です。朝焼けが美しい…
大満足の「静岡4日間」の旅 1日目 ~朗読コンクール遠征の前泊・登呂遺跡へ観光~
静岡県富士市で開催された 「吉野弘の詩 朗読コンクール」 昨年に続き、第7回となる今年も参加させていただきました! 去年の大会で、私にとって唯一心残り…
【朗読】ペロー原作 楠山正雄・訳「猫吉親方 またの名 長靴をはいた猫」
ペロー・作楠山正雄・訳 猫吉親方 またの名長靴をはいた猫(1950年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 粉ひき男には息子が3人ありました…
第7回 吉野弘の詩 朗読コンクール (静岡県富士市)本選出場しました!
2025年2月15日 静岡県富士市 富士市文化会館(ロゼホール)にて 第7回 吉野弘の詩朗読コンクール 本選が開催されました 昨年の12月下旬、本選出…
読書レビュー「子どもを夢中にさせる 魔法の朗読法」NHKアナウンサーに教わる「読み聞かせ」のコツ
読みたかった本です!やっと届きました! 子どもを夢中にさせる 魔法の朗読法 NHKアナウンサーに教わる「読み聞かせ」のコツ 『魔法の朗読法』レビュー…
2025年は三島由紀夫の生誕100年!~著作権が切れるのは2040年・・・か
三島由紀夫、生誕100年! 2025年、三島由紀夫が生誕100年を迎えます。 (1925年〈大正14年〉1月14日生まれ - 1970年〈昭和45年〉11…
棒読みにならない!朗読がもっと楽しくなる5つのコツ 「セリフは感情を込めて読めるのに、 地の文は棒読みになってしまいます。 そこで、棒読みを避けようと、…
フェリー旅に出たい! それなのに・・・ お正月、YouTubeで旅の動画ばかり眺めていました。 最初は豪華列車や豪華客船、あるいは普通電車で日本縦断といった…
朗読と本と。言葉を紡ぐ日々 〜新しいブログタイトルに込めた想い
新しいブログタイトルに込めた想い 2019年5月8日——私は、アメブロを始めたようです。「ようです」と書いたのは、その記憶がすっぽり抜け落ちているからです。…
ついにYouTube更新を断念! 2022年4月にYouTubeチャンネルを開設して以来、一度も休まず続けてきた週一投稿。その記録が、ついに途絶えてしまいま…
アメブロ「全体ブログランキング」にランクインしました!~#自分を褒めてあげよう
アメブロ画面を開いてビックリ! 今朝、何気なくアメブロの管理画面を開いて、思わず二度見 「小説・ポエム・エッセイ」ジャンルで2位!? さらに、全体ブログ…
【ショート動画】梶井基次郎・作「海 断片」冒頭 ~ 梶井の実生活での「海」との関わり
梶井基次郎・作「海 断片」(1930年) 冒頭のショート動画をYoutubeに公開しました。 実生活での「海」との関わり 梶井基次郎は、実生活にお…
2月の終わりに、「芋虫」の朗読を聴きに東京・原宿に行く予定です。 江戸川乱歩・作「芋虫」 朗読会まで時間があるし・・・待ちきれずに読みました!以下…
朗読作品選び ~ 朗読会とYouTube 朗読というのは、不思議なものです。同じ作品でも、声に出して読んでみると、文字だけでは見えてこなかった情景が浮かび…
朗読の練習、毎日10分 vs. 週1回60分 どっちがいいの?
朗読の練習、毎日10分 vs. 週1回60分 どっちがいいの? 朗読を始めたばかりの読者さまから質問をいただきました。 練習時間がないです。 毎日10…
梶井基次郎「海」を読んで 子供時代の記憶とシンクロした 海のそばで育ちました。家を出ればすぐに潮の香りがして、波の音が響く。 (CANVAで見つけた…
梶井基次郎・作 「海 断片」(1930年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 物語は、静かで美しい海の風景から始まります。 2人の登場人…
本を読むのが好きです。 ひとりでじっくり楽しむのも良いですが、 誰かと感想を語り合うのもまた楽しいものです。 そんな理由で、私は地元の読書会に参加してい…
渡邊渚『透明を満たす』読書レビュー ~「昭和100年」の今だからこそ世にでた、と感じました
渡邊渚『透明を満たす』読書レビュー 2025年1月29日に発売された渡邊渚さんの初のフォトエッセー『透明を満たす』。 5万字を超える書き下ろし…
【ショート動画】宮沢賢治・作「猫の事務所」冒頭 ~ 令和にも走ってた!「軽便鉄道」
宮沢賢治・作 「猫の事務所」(1926年) Youtubeに公開しました。 「猫の事務所」の冒頭は、こんな一文で始まります。 軽便鉄道の停車場のち…
朗読で心も体も軽やかに ーー『朗読ダイエット』(ドリアン助川・著)を読んで
2025年、初めて購入した、紙の本 「朗読ダイエット」 ドリアン助川・著 「朗読でダイエット?」 このタイトルを目にしたとき、 思わず「えっ?」…
迷いながら見つけた、「私の言葉のカタチ」 アメブロを始めたときから、ずっと迷っていました。「小説・エッセイ・ポエム」 ——本当にこのジャンルでいいのだろ…
宮沢賢治「猫の事務所」──ただの“いじめの話”じゃない!? 宮沢賢治の短編 「猫の事務所」。 この物語、職場の いじめ を描いた話としてよく知られていま…
【朗読】宮沢賢治・作「猫の事務所」~胸クソなストーリーですが、賢治生前に発表された貴重な童話です
宮沢賢治・作 「猫の事務所」(1926年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 軽便鉄道の停車場近くにある 猫の第六事務所。 猫のための歴…
「あなただけに読む朗読会」vol.7~江戸川乱歩「芋虫」「木馬は廻る」ほか @ 東京・原宿
朗読会のお知らせ「あなただけに読む朗読会」vol.7 ~江戸川乱歩の世界~※リブログです。告知分を引用しています 江戸川乱歩の世界を、朗読と音楽で体感しませ…
物事には必ず二面性がある ~ 太宰治の『満願』にみる、原始二元論と愛の形
「物事には必ず二面性がある」と感じたことはありませんか? 光と影、善と悪、喜びと悲しみ ——私たちの世界は、相反する要素が共存しています。 太宰治の短編小…
太宰治・作「満願」冒頭のショート動画 ~ お蔵入り画像: AIさんの「簡単服」が全く簡単じゃない
太宰治・作 「満願」(1938年) 冒頭のショート動画をYoutubeに公開しました。 ショート動画は 1分以内 → 3分以内になりました。 1分の…
太宰治「満願」白いパラソルに秘められた想い 太宰治の短編 『満願』 を読むと、 言葉の美しさに改めて心を奪われます。特に、夫婦の営みという繊…
太宰治「満願」の魅力(1)──言葉が映し出す、日本の懐かしい風景
太宰治「満願」言葉が映し出す、懐かしい風景 先日、太宰治の短編 「満願」 を朗読しました。 朗読の魅力は、声に出して読むと、 ただ目で追…
リクエストいただきました!夏目漱石か、志賀直哉か、どちらから挑戦しようか??
YouTubeの視聴者さまより 朗読してくださいとリクエストをいただきました ありがとうございます たくさんの作品をおすすめいただいたので、 忘れないよう…
【朗読】太宰治・作「満願」~「ロマネスク」を執筆していた頃の太宰を描いた秀作
太宰治・作 「満願」(1938年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 主人公の「私」が、伊豆の三島市で 「ロマネスク」を執筆していた4年…
ショート動画の再生回数が↓↓・・・!? でも気づいた大切なこと
先日、YouTubeにアップした 太宰治の「待つ」冒頭のショート動画についてのお話です。 私はショート動画を 夕方18時に公開 しています。理由は、 2…
【ショート動画】太宰治・作「待つ」~ 駅に佇む20歳の女性の画像集付き
太宰治・作 「待つ」(1942年) 冒頭のショート動画をYoutubeに公開しました。 20歳の女性が 何を待つでもなく ただぼんやりと佇んでいる画…
「尾道」文学散歩・ひとり旅計画!尾道が舞台の作品を読んでいます
お正月にのんびりYouTubeで旅動画を観ていたら、 なんだか旅に出たくなってきました。 「どこか行きたい! 一泊か二泊くらいで、のんびり旅を楽しみたいな~…
「やる気スイッチ回復法」5選 12月下旬にインフルエンザにかかり 体調が戻らないまま2025年へ年越しました。 だらだら過ごすうちに すっかり「やる…
YouTube動画に「不可解なコメント」がついた時の対処法 ~「愛」はスペイン語でも感じました!
YouTubeチャンネルの コメントを受け付ける場合は 「保留」にして確認後 承認・不承認を決めるのがオススメです! おかげさまで、私のYouTube…
【ポエム】「待つ」へのオマージュ ~ Drifting, Yet Waiting
「待つ」へのオマージュ~ Drifting, Yet Waiting 人波の中、スマホを握りしめて、私は立つ。無機質なアナウンスが流れる駅のホーム誰か…
太宰治・作 「待つ」(1942年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 大戦争が始まってから、「私」は毎日、 小さな駅のベンチに座って誰か…
今年行ってみたい「文学散歩の旅」5選 静岡県 三島市 — ロマネスク、満願の旅 見どころ三島は、古くから多くの文人に愛されてきました。三島を舞台とした…
【ショート動画】甲賀三郎・作「ニッケルの文鎮」~「あの人に悪いもの」の「あの人」って誰!?
甲賀三郎・作 「ニッケルの文鎮」(1926年) 冒頭のショート動画をYoutubeに公開しました。 冒頭の八重さんの告白を聴いて 「あの人に悪い…
「新感覚派」の代表、川端康成と横光利一。後世の知名度が違いすぎる理由とは?
川端康成と横光利一。 2人は、1920年代から30年代にかけて日本文学の新しい流れを作り出した 「新感覚派」の代表的な作家です。 当時の文壇では二人とも非常に…
「朗読検定」「朗読コンテスト」を通して出合った作家 ~ 横光利一
自分じゃ絶対!選ばなかったな~という作家 横光利一です。 朗読検定、青空文庫朗読コンテストでは ちょいちょい、出てくるので 読んでみるも・・・ なんか・・…
私の実家の本棚には 「少年少女世界名作全集」が並んでいました。 たぶん、この方のと同じ・・・ 少年少女世界名作文学の部屋lsxravine.xsrv.jp…
2025年 冬の朗読検定 始まりました! 2025年冬期(第150~151回) 朗読検定 受検要項詳細を発表いたします。|朗読検定あなたの朗読力証明しま…
【朗読】甲賀三郎・作「ニッケルの文鎮」~ 戦前の探偵小説界「三羽鴉」の甲賀作品に初挑戦!
甲賀三郎・作 「ニッケルの文鎮」(1926年) Youtubeに公開しました。 あらすじ 深夜、診療所の医師が殺害される事件が発生します。 当…
#今年の目標 ~ 2025年、私の朗読力をどうアップすべきか? 真面目に考えてみた
2025年、今年の目標 昨年2024年の大晦日、 私は「第20回青空文庫朗読コンテスト」で 「認定講師の部」で「金賞」をいただきました。 この結果は私に…
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「ひとり時間」に憧れるお年頃 昨日のNHK「あさイチ」で放送されていたテーマは「ひとり時間を楽しむ」。なんでも「おひとり様専用カフェ」というのがあるらしく …
遠くにいるお母さんを思い出す ──小川未明『田舎のお母さん』朗読と考察をnoteに書きました 朗読作品を通じて、心の奥にそっと触れるような体験をすること…
📘note更新しました 芥川龍之介の短編『英雄の器』を読みました。 超・短編ながら深い! 劉邦が放つ「だから、英雄の器だったのさ。」という一言が…
小川未明・作「田舎のお母さん」1936年 母の日が近づくこの季節にもぴったりの一編かと思い 「田舎のお母さん」の朗読を、YouTubeにアップしました。 …
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小泉八雲「幽霊滝の伝説」を朗読して 小泉八雲の短編『幽霊滝の伝説』を朗読し、YouTubeにアップしました。この作品、ほんの数分で読める短編なのですが、不…
小泉八雲・作田部隆次・訳「幽霊滝の伝説」(1902年) あらすじ 物語は明治時代。 伯耆の国(現在の鳥取県)・黒坂の麻取り場で冬の夜に女たちが…
梶井基次郎・作「桜の樹の下には」(1928年) 冒頭のショート動画をアップしました ショート動画は夕方18時に出しています。 「(再生回数の)初動が遅い…
2025年春期(第152〜153回) 朗読検定 受検要項詳細を発表いたします。|朗読検定あなたの朗読力証明します。(社)日本朗読検定協会www.roudo…
note更新しました 梶井基次郎が遺した短編『桜の樹の下には』をめぐる考察をまとめました。 「桜の下には屍体が埋まっている」という衝撃の一文から始まり、日…
青空文庫朗読コンテスト録音の部 2025上半期 BEST30確定! 残念ながら、ブログ上からはご覧になれませんYouTubeでご覧になれますので、下の…
春爛漫、夢のご褒美旅 年度末の慌ただしさに追われる3月。お仕事を頑張った自分へのご褒美として、 4月の上旬に観劇旅行へ出かけるのが、私の毎年の楽しみです。…
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「ロマネスク」(1934年)より 喧嘩次郎兵衛 冒頭のショート動画をYouTubeに公開しました。 「ケンカ」とか「火事」とか YouTubeでは暴力的…
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画像はFacebookからお借りしました 朗読コンテスト古典の日公式ホームページ。 私たちは、いま古典を学び、これをしっかりと心に抱き、これを私たちのよりど…
山本周五郎・作「雨あがる」 1951(昭和26)年 山本周五郎 雨あがる (aozora.gr.jp) 第7章文中に 藩主は永井氏で信濃守篤明といい、 まだ…
山川方夫・作「博士の目」 1962(昭和37)年 Youtubeにアップロードしました。 あらすじ 「私」がマックス・プランツ研究所を訪…
フォローしているブロガー様のリブログです。 夏目漱石の「夢十夜」の第一夜で、 死んだ女は百合の花になり、 再会を果たして、 男は騙された訳ではないのですか…
Yahoo知恵袋に 裁判のニュースで「判決文を朗読する」という言い方を聞きますが、違和感があります。 ・・ どうして「判決文を朗読する」という言い方が定着し…
山本周五郎・作「雨あがる」 朗読のための、作品考察 山本周五郎・作「雨あがる」朗読のための、作品考察|すやまりか映画の原作にもなった、山本周五郎・作「雨…
山本周五郎・作 「雨あがる」 1951(昭和26)年 全8章を、8回に分けて朗読しています。 最終章・第8章をYoutubeにアップロードしました。 …
芥川龍之介の蔵書に“恋心”の押し花 初恋女性とのやり取りか NHK【NHK】文豪、芥川龍之介が所蔵していたフランスの小説の本に、恋心を表す花言葉を持つ押…
NHK 朝ドラ 虎に翼【NHK朝ドラ公式】連続テレビ小説「虎に翼」。主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナル…
新しく始まった、NHK 朝ドラ 虎に翼 虎に翼 - NHK 毎朝、楽しみに観ています。 「裁判」と言えば ずっと疑問に思っていたことがあり・・・ ニュ…
私のYoutubeチャンネル 通勤時に楽しむ、名作を朗読 【朗読】通勤時に楽しむ、名作を朗読月曜日の朝6時半にお届けします。 通勤時のお供に、朝の家事をしな…
山本周五郎・作 「雨あがる」 1951(昭和26)年 全8章を、8回に分けて朗読しています。 第7章をYoutubeにアップロードしました。 …
第19回青空文庫朗読コンテスト「録音の部」2024年上半期 BEST30 青空文庫朗読コンテスト 録音の部 2024上半期 BEST30 ※4/5確定青…
第19回青空文庫朗読コンテスト本選出場者の氏名が発表されました~ 出場者発表 第19回 青空文庫朗読コンテスト第19回 青空文庫朗読コンテストの出場者…
第19回青空文庫朗読コンテスト一般の部・認定講師の部 後期録音予選発表第19回青空文庫朗読コンテスト一般の部・認定講師の部 後期録音予選発表第19回 青空文…
朗読検定 新しい課題が発表されました 2024年春期(第144~145回) 朗読検定 受検要項詳細を発表いたします。|朗読検定あなたの朗読力証明します。(社…
山本周五郎・作 「雨あがる」 1951(昭和26)年 全8章を、8回に分けて朗読しています。 第6章をYoutubeにアップロードしました。 …
今日で3月も終わり 今日は・・・ 第19回青空文庫朗読コンテスト 予選の〆切日です 「録音の部」後期にエントリーしました!! エントリー完了しました…
リブログです! 藤田紀子さんがご紹介してくれました #春から何やりマス? au始まりの季節、春。みんなの踏み出すその一歩を、生成AIを活用したテクノロ…
山川方夫「蒐集」 山川方夫 蒐集www.aozora.gr.jp とっくに朗読したのをYoutubeにあげてますが やらかした ようです 私はそれを片…