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金融商品を販売しないFP事務所「あなたの家計のパートナー」がお金や仕事や将来の不安に関することなどを気ままに書き記していきます。地道に資産を形成し人生を豊かにしていくためにどうしたらいいかというようなことをメインに書いていきます。

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2023/06/11

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  • そろそろ23年も終わります。駆け込み贈与について考える。

    皆さん、こんにちは。 今日は昨日までと一転して一気に寒くなりましたね。カレンダー通りの陽気になったらなったで嫌なものですね。暑すぎたり寒すぎたりと両極端なのは何とかならないものでしょうか。徐々に体を慣らしていくことが温暖化の影響でできなくなってしまいましたね。体には気を付けて日々をお過ごしください。 さて、本日のトピックはこのブログでは初めて扱う贈与についてです。高齢化社会になり財産を若い世代に移していくことが増えてきているのが今の時代です。財産を移すときにかかる税金が相続税や贈与税です。ちなみに相続税はお亡くなりになった方(被相続人)の財産が配偶者や子供などの相続人に引き継がれていくときに発生する税金を相続税と言います。財産を渡す人(大体は高齢の両親)が存命で財産を受け取る人(大体は高齢の両親の子供や孫)に移す行為を贈与と言います。その財産移行にかかる税金が贈与税と言います。 今回は駆け込み贈与について考えるというお題です。なぜこんな言葉が出てくるかというと来年からの税制改正が影響しています。ポイントは2つあります。 ①贈与税は110万円までの贈与であれば発生しない。 その年の1月から12月に発生した贈与(暦年贈与)が110万円以内であれば基礎控除が110万円なので贈与税は課税されません。このため富裕層は暦年贈与を活用して財産を移していきます。 ②相続開始前3年間贈与から7年間贈与に変更 2024年1月からルールが変更されます。上記①で暦年贈与を活用すると非課税で財産を移すことができます。しかし過度な節税を防ぐ目的で贈与していた高齢者が亡くなる3年前までの贈与は相続財産に加算するというルールがあります。このルールが来年1月から亡くなる7年前までの贈与が相続財産に加算されることになります。そこでルール改正前の2023年の暦年贈与であれば相続開始前3年間のルールが適用されるので駆け込み贈与を検討している、ということなのです。注意点としてはいつ贈与したのかを証明できるものがないと税務署が非課税を認めてくれない場合があるので財産を渡す方ともらう方の両社の合意がある贈与契約書を作成しておきましょう。もし調査が入った場合に書面があれば証明ができます。 今日はこれで終わります。このブログが参考になった、タメになったという方は下のボタンをポチっと押していただければ幸いです。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

  • 預貯金は絶対に安全と言えるのか、について考える

    皆さん、こんにちは。 私は昨日、東京ドームで侍ジャパンと韓国代表のアジアプロ野球チャンピオンシップを観戦しに行きました。35,223人の来場者数だったということでサッカー風に言うとA代表ではない試合だったのにかなりのファンが観戦に来ていたことがわかりました。試合は侍ジャパンが2対1で韓国に勝ちました。個人的には万波選手のホームランを見ることができたので満足でした。 さて、本日のトピックは「預貯金は絶対に安全と言えるのか」です。来年から新NISAが始まり世の中的には資産運用を考える機運が高まっています。しかし運用するということは元本の保証がないので怖いな、と思われる方も多いと思います。預貯金であれば元本を保証されるので資産が減ることはありません。低金利時代でほとんど利息は付きませんがお金が減らない安心感があります。それでは安全・安心なのかどうかということを検討していきたいと思います。 ①ペイオフ制度で預貯金は元本1,000万円とその利息まで保証されるので安全です →仮に金融機関が破綻しても預貯金は上記金額まで預金保険機構というところが保護してくれますので安全と言えるでしょう。預貯金が1,000万円以上ある方であれば複数の金融機関に1,000万円まで預貯金を分散すれば元本は保証されます。 ②インフレになった場合に預貯金の現在価値が目減りするので安心とはいえません →これって意味がわかりづらいので実際の数字で考えてみます。 預貯金の残高が100万円あったとします。物価上昇がなければ現在価値は100万円のままです。 物価上昇率が2%になったとします。残高は100万円ですが物価が2%上昇していますので 100万円×1.02=102万円ないと物が買えません。ということは100万円の現物があったとしても価値は目減りします。100万÷102万=98万円の価値になってしまいます。 インフレが常態化するとどうなってしまうか?仮に2%の物価上昇が5年連続で続いたとしましょう。 100万円÷(1・02)5乗=90万5,731円となります。10万円近く価値が目減りしてしまいます。 コロナ禍が明けて物価が上昇しているのでインフレを我々は体感しています。インフレに負けない賃金上昇があれば問題はないのですが、そこまでの賃金上昇が見込めない現状があります。そこで自己防衛のためにも物価上昇率に負けないような資産運用をする必要があります。しかし運用を

  • 各種ペイの還元率と割引率の違い

    皆さん、こんにちは。 やっと11月らしい天気になりまして気温が20度を下回りました。 今日のような秋らしい天気であれば鍋をやってもいいかもしれません。寄せ鍋と熱燗なんて最高の組み合わせですよね。なんかお口が鍋モードになってしまいました。やってみようと思います。 さて、本日はQR決済などのキャンペーンで見られる30%還元などのサービスと割引率の違いについて考えていきたいと思います。 まず割引とは何かについて考えてみましょう。商品やサービスを購入するときに販売価格があります。いわゆる定価というものです。本来は定価で販売を行ないます。定価で売れない場合にどうするか?売り切るために割り引いて販売します。その時に2割引きとか3割引き、場合によっては半額で販売します。この時の数字が割引率です。 定価1,000円×3割引き(30%なので0.7を掛けます)=700円 つまり1,000円のものを3割引きで購入するときには支払う現金が700円だということがわかります。 これは普段なじみのある値引き販売なので誰でも当たり前にわかる計算です。 これに対してQR決済で30%ポイント還元などの支払い方法が増えてきています。特にコロナ禍でキャッシュレス決済が推奨された影響もあってポイント還元の恩恵に与った方も多いことでしょう。ここで考えたいのが還元率は30%だけど3割引きではないということです。どういうことか見てみましょう。 定価1,000円×30%ポイント還元(0.3を掛けます)=300ポイント還元 つまり1,000円の商品を1,300円払って購入したことになるので 1,000÷1,300=0.77 ということは23%引きで購入したことになります。 割引で購入するということは定価に割引率を掛けたものが値引き販売価格です。その金額を支払えばよいので本来の価格より安く購入ができます。ポイント還元だと支払いは定価で行ないます。支払いが完了した後にポイント還元率に応じてポイントが付与されます。これが割引率とポイント還元率の違いです。いずれにしてもお得に商品やサービスを購入できるので賢くお金と付き合っていきましょう! 今日の内容が参考になった、ためになったお思った方は下のボタンをぽちっと押していただけると幸いです。今日もブログをお読みいただきましてありがとうございました。

  • 投資初心者が新NISAで商品選びするときに意識すべきこと

    皆さん、こんにちは。 今日は11月1日なのですが20℃越えの陽気でしたね。平日休みが取れたのでゴルフに行ってきたのですが日中はかなり暑かったです。朝は寒いですが日中の陽気が11月でもこんな感じでは生態系もおかしくなるのがわかります。体調管理にはくれぐれも気を付けましょう! さて、今回は新NISAを始めようという投資初心者に押されていただきたいポイントについて説明します。新NISAについては前回のブログでつみたて投資枠を上手に使いましょうということについてまとめましたので参考にしてください。それでは押さえていただきたいポイントを3つ説明します。 ①投資信託はパッシブ型の商品を活用しましょう! 初めて聞く言葉だと思いますのでご説明します。新NISAのつみたて投資枠は投資信託という商品を購入します。この商品には複数の種類がありその中でもパッシブ型と言われる商品を活用しましょう。 パッシブ型とは日経平均やNYダウ、S&P500など世界の株式市場の指数があり、そこに連動するように商品を構成しているものがパッシブ型と言います。これに対して運用のプロが目利きをして儲かりそうな企業を厳選して運用するものがアクティブ型と言います。なぜパッシブ型で運用した方が良いかというと手数料がアクティブ型商品に比べて格段に安いからです。だからパッシブ型の商品を活用して長期でお金を育てていきます。 ②暴落してもうろたえずに絶対売らないこと! 株式や株式を組み入れた投資信託は値段が上がったり下がったりを繰り返しながら成長していきます。つまり運用している限り増えたり減ったりは常についてきます。大幅に値下がりすることを暴落と言いますが、このタイミングで売ってしまうとマイナスが確定してしまいます。売らずに保有すればマイナス評価にはなっていますが評価額が下がっただけで売っていないから確定はしていません。将来上がったときに売ればプラスが確定します。だから暴落した時に安く多く購入して購入平均価格を下げていれば、価格が上昇した時に利幅が増えます。これを繰り返していくことで長期でお金を育てることができます。毎月コツコツ株式市場が好調であろうが不調であろうがコンスタントに定額買い付けをしていきましょう!この辺の話もブログにまとめています! ③長期の運用では手数料の安さがカギを握るのでここにこだわる! 手数料というのは投資信託を購入するときにはNISA口座ではかかりま

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