2024年4月28日(日) やまんばは今日、起きると何やら顔のマッサージをしたり、顔そりをしたりいつもやらない事始めた。同郷の友達が来るんだって!やまんばったら髪は染めないで白いまま、杖をつき体は曲がってしまって、いつも八十代に見られ
やまんばと五匹の猫、小さな庭と小さな花壇、そして僕たちの縄張りをめぐる、ささやかな日常が書かれてます。
2023年12月20日(水) 宮廷を後に疲れと空腹を満たしに車で向かったのは洒落たレストランだった。テーブルに並びきれないほどの料理が次々と運ばれて来るんだ。『こんなに食べきれないのになー』・・・心配をよそに足が運ばれる。娘夫婦、やま
2023年12月20日(水) 帰る日も目前となり娘婿が瀋陽最古の宮廷へ連れて行ってくれると言う。また、大変な思いをさせると言うのにやまんば直ぐ話に乗ってしまうんだ。雪道を孫を連れて車椅子で移動する私達には 半端ない広さ、道のりだった。
2024年2月20日(火) 「ヤッター‼ 今日は最高にいいお天気だ。」飛び出したのはいいけど、昨日の酷い雨で庭は濡れているんだ。「転がる事も出来ないや。足も濡れちゃうし・・・縁台も濡れているんだ。 やまんばがスレート
2024年2月18日(日) やまんばがキッチンで洗い物をしているとテレビから中国語が流れて来た。手を止めテレビの前に立つ。「懐かしい!」そして優しさをやまんばの心に残した中国語。中国残留邦人のもとへ子供の頃、北京で過ごし中国語の堪
2024年2月12日(日) 雨上がり。澄んだ空気。やまんばは鳩の鳴き声につられフェンスを開け道路に出た。 いたいた「鳩さーん!」 つがいだ!「おや⁈ 一匹だ⁉ どうしたの?」「アッ!もう、いない!追いかけていったんだ
2月11日(日) 『アッ!ノア君がやって来る。日課のお散歩か。』やまんばが「ノア君、こんにちわ!今、時間大丈夫?」おばさんに尋ねてる。「いいよ!大丈夫。」やまんばは小走りにカメラを取り出して来た。 「ノア君!こっち向いてよ。・・・
2024年2月8日(木) 今日は日当たりも良くて最高‼ と思ったら風が強くて冷たいんだ。やまんばが出て来た時にはもう、お日様は僕の庭からポストのある所に移動していた。やまんばはポストの下に座布団を敷いた。 『病院はい
2024年2月3日(土) やまんばが現れた。僕が走って駆け寄るとやまんばの顔が急に曇った。もう、ゲージは開けはなたれていた。前々からお爺さんには『勝手に出さないで欲しい。』と頼んでいたんだ。知らないうちに僕が出されているのがイヤだった。「や
2024年2月2日(金) ゴミ出しの日で戸が開くとやまんばは慌てて出て来た。「クーちゃん、出たい?」僕はもう、ドアの前に待期していて飛び出した。「やっぱ今日は寒いと思ったらどんよりと重たい空だよ。」僕は何処にも行かずにゴミ出しが終
2024年2月1日(木) 昨夜降り出した雨もやんで今日もいいお天気だ。ミーちゃんとコンちゃんが庭に出て来た。「夕べ雨でお散歩出来なかったからな。」僕も出て一緒に遊びたくなった。「出してよ—‼出してよ—‼
2024年1月30日(火) ゴミ出しの日でやまんばがいつもより早くやって来て「クーちゃん出る?」僕はもう、ゲージの前で待ち構えていた。僕は飛出した。「今日もいいお天気!僕の庭にも陽が射しているんだ!」やまんばはゴミ出しを終えると庭
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2024年4月28日(日) やまんばは今日、起きると何やら顔のマッサージをしたり、顔そりをしたりいつもやらない事始めた。同郷の友達が来るんだって!やまんばったら髪は染めないで白いまま、杖をつき体は曲がってしまって、いつも八十代に見られ
2024年4月26日(金) 明日は雨。もう今日行かないとこれ以上雨にうたれては綺麗な藤は撮れないだろうと、やまんばはおじさんに頼んで連れて行ってもらうことにした。 『竹鼻別院』家から手ごろな距離とは言っても車で30~40分、駐車場から
4月26日(金) 雨が降るわけでもなく、どんよりとした空、どんよりとした空気。僕はチュールを貰って最高な気分でゲージの中でお昼寝していた。・・・やまんばが出て来てなにやら倉庫の戸が開き、上の棚からキャリーバッグを二つおろすと家に持って
2024年4月24日(水) 雨降り。やまんばは各プランターにほんの数本 残ったチューリップを見て淋しそうな顔をしている。あれほど賑わせた花道ももう、淋しいもんだよ。まだ一本、二本と残っているチューリップが愛おしくてやまんばはカメラに納
2024年4月19日(金) 空は雲一つない青空。とってもいいお天気‼ けど風が強くてね、やまんばが庭に出て来た時にはもう、チューリップの花びらがそこここに落ちていたんだ。「寂しくなるなー」 やまんばは頑張って咲いてくれ
2024年4月17日(水) 「夕べは凄かったな!雷は空を駆け回るし、雨は本降りになるんだもの。僕、おじさんに倉庫に入れてもらっていて良かったー!コンちゃんやミーちゃんも際どい所で帰って来たんだ。・・・チューリップさん、大丈夫かな?細く
2024年4月16(火) 今までとは打って変わってどんよりとした空、チューリップさんも今日は口を閉じてだんまり顔でつまんなそうなんだね。肌寒いくらいだよ。「アッ!ポツリポツリ落ちて来たぞ!」僕は慌てて偵察に出掛けた。 やまんばも風に舞
2024年4月14日(日) 門を出るとねほら、もう花壇はギューギューなんだよ。おしくらまんじゅうさ! やまんばも水やり大変なんだ。やまんばが出て来る時間にはもう土が乾いて皆うなだれているから夕刻水を上げているんだ。夕刻はやまんばはもう
2024年4月14日(日) 昨夜、天気予報が今日は夏日になると言っていたけど「当たり‼」 チューリップさんは嬉しそうなんだ。皆、太陽の方に顔を向け大きな口を開けて太陽のエネルギーを貰っているんだ。 出番とばかりに次から次
2024年4月10日(水) 早朝、おじさんが「オレ、今日、車借りるよ。」この間、天候が悪く取りやめたものの心残りだったんだ。10時には出掛けると準備にバタバタしている。 やまんばも僕とりょうちゃんの朝ごはん、お世話は終わってるし、クーちゃん
2024年4月8日(月) スランプから抜け出せないやまんばは『いきいきサロン』を欠席することにした。いきいきサロンで皆とおしゃべりをして過ごす一時間より僕のブラッシングをしたり花壇の世話をしてお花の写真を撮って過ごす時間の方が楽しく有
2024年4月2日(火) 今週に入ってやまんばはちょっと元気がないんだ。お爺さんやオジサンも気付いてないみたいだし、僕も何も聞いてないけどわかるんだ。・・・「コンちゃんもわかるよな。」・・・ 心の底に沈んでいた皆から投げかけられた負の
2024年4月6日(土) 早朝、おじさんが桜を撮りに出るとバタバタしていたけど、天候の加減、散っていると言う情報をえて取りやめた。やまんばも一緒に連れて行ってもらおうと思っていたのにな・・・ やまんばはサクラが撮りたくなった。 明日
2024年4月3日(水) 久し振りのまとまった雨。倉庫の戸が開けられても僕は出ようとしなかった。 やまんばもサザンカの庭のカーテンを開け、朝食をとりながらゆっくりとした時間が流れるのを楽しんでいる。・・・ しばらくしてカメラを持って出
2024年3月30日(土) 「あ~!とってもいいお天気‼」やまんばももう、このところジャンパーをはおらずに出て来るんだ。それでも暑いみたい。僕も黒い毛だから陽の当たる所でブラッシングをしてもらってると毛が熱々になって来る
2023年12月31(日)大晦日 『大晦日』 「さあ!今日はおせちでもてなそう。」やまんばは海老とブリの切り身を冷凍庫から出して解凍した。 栗きんとん、黒豆、ニシンの昆布巻き、かずのこ、鳴門巻き、紅白蒲鉾これらは切って詰め
2024年3月29日(金) 「この話はね去年の12月30日(土)の話だよ。 やまんばが書かずにスルーしてしまえないんだって。いつまでも気に掛けてるから書かせてやってくれないか。僕からも頼むよ。」 やまんばは中国でこれ以上にないほどのも
2024年3月26日(火) 朝からひどい雨「あ~あ やまんばも今日は朝市に行けないな。 僕も今日は倉庫の中でいいや。」ゲージが開いてもハウスの中から出なかった。・・・ 午後になってだんだん雨も小降りになりやんで来ると、やまんばはスーパ
2024年3月15日(金) 「ほら、やまんばが出て来るの遅いから雪がちらついて来たじゃないか!」僕は洗濯物のすきまからこぼれる陽ざしの中でブラッシングをしてもらった。「偵察に行く足もすくんでしまうよ。」 やまんばは通りがかりのおじさん
2024年3月20日(水) 明け方、大粒の雨が音を立てて降っていたのに一旦やんだと思ったら又、急に降り出した。 やまんばが駆け付け縁台のクマさんハウスを倉庫に取り込んだ。間一髪僕のクマさんハウスは濡れずにすんだ。 僕もハウスから飛び出
「チョットー‼ クーちゃんがヒナを咥えとるぞ!」帰って来たオジサンが庭で叫んだ。「えっ!誰が⁉」「お前んとこのバカ猫だ!」『?』やまんばが飛び出して来た。 縁台の上にいた僕に「ダメでしょう‼クーちゃ
どんよりとした空。 やまんばは雨が降り出す前にと鯉のぼりとカメラを持って現れた。 「今日は花壇に鯉のぼりを上げるんだって!」僕の朝ごはん、トイレ掃除を済ませるとブラッシングは後回しにされ、花壇の前に座り込んだ。僕もやまんばの知らない間に偵
夜も明け、明るくなって三時間も経つのにひなの声がしないんだ。 母さん鳩はまだエサを捕れないのかな?僕もやまんばも気をもんでいた。 お爺さんもやって来て戸口の所へ立ちカーテンを開けて、巣を覗き込んでいた。 その時、 「アッ!母さん鳩が帰ってき
朝、やまんばの部屋にやって来たお爺さんがカーテンを開け「アッ!鳩がいない。」「えっ!」やまんばも慌てて覗いた。「ほんとだ。鳩さんいない。」やまんばは心配していたんだ。 ひどい雨の日がちょこちょこあったし、気温が下がった日もあったので、「玉子
暗くなり僕はもうハウスの中にうずくまり眠りにつこうとしていた時、やまんばがプラスチックを持って現れた。家に入る前に僕の湯たんぽがまだ温かいか確認した。 その時、フェンスの外に「待って!」と言わんばかりに駆けつけた物影を見た。 「モ
早朝、やまんばが僕の様子を見にやって来た。 僕はちゃんとハウスの中で湯たんぽと並んで寝ていた。やまんばは湯たんぽがまだ温かいのを確かめると、少し倉庫の戸に隙間を開け家に入ろうとした時、「誰かいるぞ。モフちゃんの匂いだ。 やまんばはすかさず
僕は憂鬱な気分で今日も偵察をお休みして縁台にいると、やまんばがりょうちゃんを抱いて現れた。僕に気付いて「クーちゃん、ちょっと庭で遊ばせてね。」突然の事でりょうちゃんはやまんばにしがみついて降りようとしない。・・・・・・・・・しがみついた手の
すごーくいいお天気、汗ばむほどでもなく風も心地よくて最高! 朝ごはんを残しちゃった。『僕、同じ味に飽きちゃうんだ。』 やまんばは、あまりにチューリップの花が太陽の光に向かってアンテナのように花びらを一斉に開げているものだから写真に収め
「ヤッター! 良かった!」 雨が上がった。夕べの雨は凄かったな。雷もすごいんだ。空を駆け回ってるかのように鳴り響いていた。僕、倉庫の中でも怖かったよ。鳩さんはお外でどんなに怖かっただろうな。あの雨ではいくら木の茂みの中とは言え背中が濡れただ
「ヤッター! 晴れた!」 「鳩さん、良かったな。」いいお天気なのに、やまんばは未だ出て来ないんだ。 オジサンが僕を出してくれた。今日は、あまりにいいお天気なので僕は偵察に出かけた。 鳩さんの事はうっかり忘れてしまっていた。お昼前になって
最高にいいお天気! やまんばはゴミ出しの日でいつもより早く現れた。 昨日、五分咲きだった梅が開花している。僕は朝ごはんを頂き、そしてブラッシング、ウォーミングアップ・・・・・・・・・何故か集中出来ない。何か動く物が目に入った。 「鳩だ!
やまんばが、おやつの煮干しを持ってやって来た。 いつもなら偵察から帰ると縁台で待っているんだけど・・・・・・・・「クーちゃん。 クーちゃん。」やまんばが呼んでいるけど「今、取込み中。目が離せないんだ。」僕は知らん顔をしていた。 やまんばは煮
「ギャー!」 早朝、ミーちゃんの叫び声がした。 ついさっきコンちゃんと散歩に出掛けたばかりだ。オジサンが駆け付けた。 懐中電灯を照らすと何者か走って逃げたらしい。 モフ子、 ミケ、 グレーの子???やまんばがキッチンに入るとミーちゃ
「りょうちゃん、元気がないねー。」 やまんばは、そんな気がした。朝御飯もいつもならおかわりをねだるほどなのに一皿で切り上げてしまうし、やまんばの膝にも長椅子の上にも自分で飛び上がろうとしないんだ。 昨夕も、その前もドアの前にいたんだよ。や
「ねいねい!みんな知ってた?」チューリップって寝ちゃうんだよ。 夜になるとちゃんと花びらをすぼめて、閉じてしまうってこと。そして、朝 太陽が当たり始めると花びらを少しずつ開くんだ。お昼ごろには、まるで太陽の光を食べるかのように大きな口を開
朝、6時やまんばが僕の様子を覗きに来た。僕はゲージの前で「大変だったんだよー!怖かったんだよー!やまんば何してたんだ!」叫んだ。ゴミ箱はひっくり返り、外のゲージの中にしまってあった缶詰、パウチの残りがなくなっていた。ゴミ箱に捨てられていた僕
16年ほど前、僕がまだ生まれてなかった頃、やまんばの家の前には古いアパートがあったんだ。そのアパートの1階のおばさんが、やまんばの所に駆け込んで来た。「ベランダの倉庫の中で子猫の鳴き声がするから来てくれ、気持ち悪くて触れない。」と言うんだ。
お昼過ぎ、タラちゃんはお爺さん、オジサン、やまんば、皆にダンボール箱の中を覗き込まれ、車に乗せられ家から出て行った。僕たちには覗かせてくれなかった。 誰も言葉を交わさない。 ・・・・・・・・・家の中を淋しさがよどんでいる。盲目のタラちゃん