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2023/02/20

  • 静かな夜に灯る殺意

    6月になった。 空が腹を下し、アスファルトを強く叩く音が耳に入るたび、少しずつ夏の影が見えてきたんだなと思う。 外が暑いと家は寒く、反対に外が寒いと家は暑い、北半球と南半球みたいな現象が起こっている4畳半の一室も、そろそろ外界の暑さに耐えられなくなっているようだ。 一歩家を出れば天から降り注ぐ白色に網膜を焦がされ、照り返すあらゆる光線に肌身を焼かれる。素晴らしいじゃないか。 このブログを端から端まで舐め回すように見ている読者にとっては「また夏の話かよ」とウンザリしているかもしれないが、改めてもう一度言おう。 僕は夏が好きだ。 肌身が焼き焦がされようが、汗やら何やらが体にねっとりと纏わりつこうが…

  • 「どこから最初に洗いますか?」という愚問

    逆に頭以外の選択肢を教えてほしい。 この質問の愚問たるや聞いて呆れる。 頭以外から洗う人は効率ってものを知らないのだろうか。風呂初学者なのだろうか。何十年と生きてきて、未だに自分の最適解を発見していない相当な阿呆なのだろうか。 だとしたら、これは現代社会の抱える闇である。 生成AI、IoT、自動運転など、時代が進むにつれてこの世は物事をより効率良く快適にするために、様々な角度からアプローチしようと日々探求し模索する。 もちろん技術革新だけに限った話ではなく、人々は仕事や日々の生活においても自分なりの効率を求めて、少しずつ生産性を上げる努力を無意識化の中で行うものだ。 それがなんだ。 多くの人が…

  • このブログを見てくださる皆様へ、感謝と共に僕が受けている恥辱を述べたいと思います。

    くだらないブログを書き始めてそろそろ1年が経とうとしている。 とはいえ月に1、2コ書く程度でありお世辞にも速筆とは言えないが、生活の片隅にブログがあるというこの日常がすっかり板についてきた。 飯を食う時も風呂に入る時も鼻をかっぽじる時も『ブログ』という3文字がウンコのように脳裏にこびりついて離れない。 僕の生活の一部にブログがあるのではなく、ブログというエンタメの一部に僕が存在しているのではないかと大真面目に考える時がある。 ブログは呪いなのだと思う。 いつ如何なる時もブログが握る手綱に僕の首は繋がれていて、ヤツの声ひとつで僕はパソコンの前に縛り付けられ、操り人形のように動かされてしまう。 た…

  • 『特盛』が全然特盛じゃない件についてそろそろ皆で声を上げ法整備を行いたいと思う所存。

    僕は外食をする時には必ず特盛でオーダーする。特盛がなければ大盛り。これはたとえペンギンが空を飛び始めたとしても決して揺るぐことのないマイルールである。 しかし世の中の「特盛」には心底ウンザリしてる。あれのどこをどう見たら特盛になるんだろうか。見た目だけじゃない。量ももちろん特盛じゃない。特盛の意味わかってらっしゃる?「特別な盛り方」と書いて特盛。大盛りとはワケが違うのは一目瞭然だろう。 それが、なんだ。 ほとんどの店では大盛りに毛が生えたくらいの量で提供してきやがる。「ヘイ特盛お待ち!」バカにしてんのか?大盛りとほぼ変わらねぇじゃねぇか。それホントに特盛だと思って提供してんのか?内心「自分じゃ…

  • ウンコを取り巻く攻防戦

    僕は昔から腹が弱く、しょっちゅう腹をくだしてはトイレに駆け込んでいた。腹の弱い者にとって一畳ほどのトイレの空間は聖域であり、テリトリーであり、心安らぐ憩いの場でもあった。 だが、皮肉にも学生時代においてトイレに行く、そしてそこでウンコすることを身内に悟られるのは僕にとってリスクの塊でしかない。 授業中に「先生!トイレ行っていいですか!」などと教師に懇願するとしよう。すると授業終わりには「ウンコマン」という思春期には死んでも呼ばれたくない二つ名を容赦なく叫ばれてしまうのだ。 学校とは社会、いや世界と言っても過言ではないくらい、学生にとってそれはそれは大きな環境であり、その小さな世界を生きる者に「…

  • どうも、金縛りマスターことおいかわです。

    みなさんは金縛りにかかったことはあるだろうか。 寝ている時にふと目が覚めたと思ったら、体が石のように固まってピクリとも動かせなくなるアレだ。人によっては誰かに乗っかられているような感覚に陥ったり、見えてはいけないものが見えたり聞こえてはいけない音が聞こえたりといった幻覚幻聴を併発する中々にスリリングでホラーなイベントである。 かかったことがない人にとってはどこかオカルト染みた話に聞こえるかもしれないが、経験者は皆口を揃えて「怖ぇ」と言う。今このブログを見ている金縛り経験者もとい「カナシバラー」の方々は、首を赤べこのようにブンブンと縦に振っていることだろう。 当然だ。夜中にいきなり体が固まって動…

  • ホラー映画の「ドーーーーーン!!!」にキレている

    もういい加減やめてもらえないだろうか。 何度も言うがあれはホラーじゃなくて「ビックリ」なのだ。 「夏は涼しくなりたいな」なんて言ってホラー映画を見るや否や、濡れた髪に青白い肌の怖すぎるお化けのドアップと共に音爆弾のようなドーーーーーン!!! あれがもう死ぬほどビックリする。いや多分コンマ単位で一度死んでる。 心臓がキュってなって鳥肌がブワっとなって、小便ちびり散らかす。 たまらなくあの瞬間が嫌だ。ビックリ映像ビックリ体験、ビックリ、ただの。 ある日映画を見る。 映画「いいか...開けるぞ...開けるからな?ドア開けるからな?」←黒板を引っ掻いたようなクソデカBGM 僕「ウ゛ッ!!!!!」←目を…

  • エアコンの結露にキレている

    カンカンテリテリ、相も変わらず夏である。 毎年全国各地で1,000,000,000回以上は軽く繰り出される「今年は暑いね」の話題だが、今年もしっかり暑い。 周知の事実ではあると思うが、僕はそりゃあもう大の夏好きであり、夏が来る度に両の手を上げて庭を駆け回る。 その様はさながらトムとジェリーのトムである。 夏はいい。 身軽な格好で出歩けるし、蝉の声や入道雲といった”夏”をこれでもかと感じさせてくれる要素が満点だ。 そして何より、青春といえば夏じゃないか。 暑さというものは、青春と蝉を呼び寄せるための甘い蜜なのだ。 そうだ、もっと暑くなれ。もっと汗をかけ。 そしてセットするのにアホほど時間のかかっ…

  • Mにだって人権はあるハズだ。

    突然だが、皆さんは「S」だろうか、それとも「M」だろうか。 今ここで白黒ハッキリつけてSかMか答えなくて結構である。 どちらかと言えばSか、Mか。それくらいの曖昧な回答で構わない。 特に思春期の頃によく見られ、しばしば迫られる2択の質問であるが、でもどうか安心して欲しい。 ここでは僕以外誰もアナタを見ていない。 己の胸に手を当てて、どちらか答えを決めて欲しい。 ちなみに僕は、どちらかと言えばそれはもうバッチバチのMである。 まごうことなきM。揺らぐことのないMである。 Mに生まれ、Mに育ち、Mに死ぬ。 それが僕である。 だが、いつもこの質問をされて不思議に思うことがある。 「SかMかと言われれ…

  • アキバのつけ麺に恋をした

    夏がやってきた。 ビカビカと世界の彩度を悪戯に上げる太陽。 皮膚がデロンと溶けてしまいそうになるほどの熱波。 体の穴という穴から汗が噴き出し、背骨を抜かれたようにだらんと脱力してしまうほどの猛暑。 「暑さ」は僕たちの理性のネジを緩め、少しだけケダモノにさせてくれる。 エゴの表皮が剥け、イドが顔を覗かせ、そして恋がはじまるのだ。 そう、この夏僕は、アキバのつけ麺に恋をしてしまったんだ。 僕が所属している部活の後輩に、Sくんという男がいる。 Sくんは自他共に認める大のラーメン好きで、年間100杯を超えるラーメンを食す。 Sくんはラーメンに費やす金に糸目はつけないそうで、ラーメンを注文する際は必ず「…

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