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2023/01/16

  • 大きい、大きい、日本一大きい薊

    兎に角、大きいのです。背丈はそれ程でもないのですが、花と葉っぱがとにかくでかいのです!写真の花は草丈50㎝程度。その名の通り、主として富士山周辺の山地帯~亜高山帯に分布し、八ヶ岳高原にも咲いているのですよ。花は下向きに咲き、この花で直径5cm強くらいでしょうか、10㎝くらいにもなる花もあるそうです。花の姿に比して余り刺々しくはありません。多種ある薊は夏から秋の花、春に咲くのはノアザミ一つだけで、このフジアザミも秋の花。ところで漬物の「ヤマゴボウ」ってご存知ですよね。実はヤマゴボウという名の植物は外来種のヨウシュヤマゴボウを含めて毒草で食べられないのですよ。それでは漬物は何なの?はい、実は薊の根っ子なのです。栽培種としてはモリアザミが使用されますが、このフジアザミの根っ子も食べられます。勿論葉っぱも食べられ...大きい、大きい、日本一大きい薊

  • キレイな花には毒がある?

    群生していました。日本三大毒草の中でも最も著名なトリカブト、他の二つはドクウツギとドクゼリ。春先には山菜、特にニリンソウと間違えて中毒を起こした記事が新聞に載ります。他にもゲンノショウコ、ヨモギ、モミジガサなどの葉っぱに似ています。トリカブトは種類が多く同定には苦労するようですが、僕もよくわかりません。でもこれは八ヶ岳山麓で亜高山帯に近く、葉っぱも細身なのでホソバトリカブトだと思います。ヤマトリカブトは葉がもっと広いですものね。花から根っ子迄全体に毒があるそうで、触った場合は手洗いを欠かさないようにとのことです。毒薬や漢方薬としても使われますが、それを附子(ぶし)と呼び、その毒に醜く顔を歪める様から「ブス」という言葉が生まれたのだそうです。○○ブシという花名の植物はトリカブトの仲間です。ところで、紫色の部...キレイな花には毒がある?

  • 雲一つない快晴、ウバユリが実をつけた!そして野菊!

    今日は朝から雲一つない快晴、夕方に南方の空に少しばかり雲が湧いたが全天の2~3%程度なので、本日は終日快晴だった。因みに、全天の10%以下が快晴と定義される。雲が80%程度までなら晴れ、90%になれば曇り、まあ凡そその程度と言うことで、気象庁職員が目視で決めるとのこと。写真は我が山小舎からの夕焼け風景。夕方の散歩で、ウバユリが実をつけているのを見つけた。先般投稿したウバユリである。花は5つだったが、実も5つ、、、当たり前か。(笑)晩秋から冬にかけて茶色く熟し、種を風に飛ばす。その頃は寒さを避けて帰京しているので、撮影できなくてごめんなさい。最後に庭のノコンギクを載せておきます。30本・150輪くらい咲いている。写真では白っぽく写っているが、実際は薄紫色で正に野菊の風情、小説の民さんってこんな清楚な方なので...雲一つない快晴、ウバユリが実をつけた!そして野菊!

  • 最近、見掛けた花(その6)

    最近見掛けたといっても、実は8月末頃なんです。つまり、約2週間ブログの更新をさぼっていました。色々と忙しかったから、、、なんて言い訳(笑)さて、1枚目はウメバチソウ、バイカソウとも言いますね。梅鉢とは家紋の一つで、それに似ていることから名付けられました。一見、バラ科のチングルマにも似ていますが、ニシキギ科なのですよ。亜高山帯の花ですが、山地でも見かけます。続いてはタムラソウ、見た目がアザミによく似ています。同じキク科の花ですがアザミ属とタムラソウ属と区別されます。アザミには鋭い棘がありますが、タムラソウには棘がないことが一番の違いでしょうか。春に咲くのがノアザミで、それ以外のアザミは夏の花とされています。タムラソウは秋の花とされ、花期が少しずれているのも違いと言えば違いかも。次なるはオトコエシ、オミナエシ...最近、見掛けた花(その6)

  • 最近、見掛けた花(その5)

    おなじみの吾亦紅、咲いているのは尾瀬だけではないのです。(笑)皆さんは夏の花の印象でしょうか?確かに♪夏が来れば思い出す♬、、、でもね、、、僕は何となく秋だなって思っちゃうのですよね。花姿のせいでしょうかね。さあ、やってきましたよ、サワヒヨドリ。僕が大好きな花の一つ、花と言うよりも立ち姿が好きなんですよね。園芸種の「フジバカマ」、フジバカマは雑草然とした花でこんなに綺麗な立ち姿ではありません。そう、サワヒヨドリの遺伝子が入っているからなんです。野菊の一つ、ユウガギクです。ヨメナ、カントウヨメナ、ノコンギク、ゴマナ、シロヨメナ等とは違って花に纏まりがないのが最大の特徴です。茎分かれが直角で、更に花茎が長いので花がバラバラに咲いているように見えるのです。今回は、割と地味な花で纏めてみました。最後は、都会でも普...最近、見掛けた花(その5)

  • 最近、見掛けた花(その4)~似ているようで~

    2mくらいの草本なんですが、、、もはや、食用にも木材にもなりませんから、「ウドの大木」なんて言われちゃうんです。ウドは在来種でウコギ科タラノキ属、タラの芽と同じように若芽をテンプラにして食べます。若葉や茎も食用にする山菜なんですね。漢字では「独活」と書きますが、、、大きくなると葉を広げて風が吹かずとも独りで動いているように見えることが由来とのことです。昔の人は観察力が豊かだったと感心しちゃいますね。さて、次もウド、、、ウドと名前にはありますが、、、そしてウドよりも背が高いくらいなのですが、、、残念ながらウコギ科の植物ではないのですね。若芽は食べられないこともないのですが、アクが強くお勧めは致しません。まず花序が違います。これはセリ科の植物独特のもので、2m以上の高さになるのはこの「シシウド」と、他には「ハ...最近、見掛けた花(その4)~似ているようで~

  • 最近、見掛けた花(その3)~~華のある花

    華のある花、、、何だか三題話のようで、、、期待させて申し訳ありませんが、特に落はありません。えっ?期待していないって、、、色味の割と派手な花を選びました。最初はサワギキョウ、キキョウ科ですが花姿はキキョウらしくありません。風情ある美しい花であるに関わらず、花言葉の一つが「悪意」なのです。多分有毒植物だからなのでしょうね。二枚目はコオニユリ、前にも投稿しましたが、こちらの写真の方が派手で紹介したくなりました。オニユリ、クルマユリとの違いは前に述べましたので、此処ではしつこく説明はいたしません。三枚目はアサマフウロ、フウロソウ科の花で、仲間にはグンナイフウロ、タチフウロ、ハクサンフウロ、ゲンノショウコその他多数あります。ゲンノショウコは生薬として利用されていますから皆さんご存知と思います。実を言うと、僕はアサ...最近、見掛けた花(その3)~~華のある花

  • 最近、見掛けた花(その2)~黄色い花

    今回は黄色い花でまとめてみました。最初は「オミナエシ」、ご存知「秋の七草」の一つ、スイカズラ科の植物、立秋も過ぎたことだし登場させてもよいでしょう。(笑)漢字では女郎花、何故そう書くのかを調べたら、昔は白米を男飯、粟の入った飯は女飯と言ったのだそうで、花が粟飯に似ていたことからなんですとさ、ジェンダー問題は歴史的にも根が深いねぇ~。秋の七草の覚え方、これまで何回も述べてきましたが、覚えていらっしゃいますか?「おすきなふくは」、オミナエシ・ススキ・キキョウ・ナデシコ・フジバカマ・クズ・ハギの頭文字です。次は「ハンゴンソウ」、キク科キオン属の多年草、東アジア・日本では中部地方以北に分布しています。漢字では「反魂草」と書きますが、由来を調べてもよく分からなかったです。特定外来生物として駆除対象の「オオハンゴンソ...最近、見掛けた花(その2)~黄色い花

  • 最近、見掛けた花(その1)

    この数日間で撮り溜めた花の写真を掲載します。先ずは、レンゲショウマから。キンポウゲ科レンゲショウマ属、1属1種の植物である。名前の由来は、葉っぱがサラシナショウマに似ているからとのこと。なお、キレンゲショウマという花があるが、これはアジサイ科であり関係がない。花が似ているというが、花よりは丸い蕾の付き方が似ていると言うことなのだろう。次の花はエンビセンノウ、絶滅危惧種であり北海道の日高山系、埼玉県の奥秩父、長野県にしか分布していないとのこと。名前は燕の尾のような花弁から来ている。鮮やかな赤色で見栄えがする。毎年ように撮影している。お次はツリガネニンジン、キキョウ科ツリガネニンジン属の花で、フクシマシャジン、イワシャジン、ヒメシャジン、ソバナ、ハクサンシャジンその他の仲間がある。ハクサンシャジンは大きいツリ...最近、見掛けた花(その1)

  • ギボウシにも色々らしいのですが、、、

    先日、コバギボウシを載せましたが、オオバギボウシを見つけたので、改めての特集です。(特集と言うほど中身はありませんが)オオバギボウシは日本の固有種、その名の通り大きい葉っぱ(20X30cmくらい)で花も大きいのです。同じ日本固有種のコバギボウシの小葉のほか中葉もあるようなのですが、私は大葉と小葉だけ覚えておけば殆ど困らないと思っています。(笑)キヨスミとかイワとか言われてもよく分かりません。植物分類学者でもあったシーボルトがドイツに持ち帰り、彼の地で園芸種がたくさん作られたとか、それを日本に逆輸入して各種ギボウシ(ホスタ)が販売されています。育てやすく、日陰でもOKなので人気があるようです。上の写真はコバギボウシですが、、、ギボウシ(擬宝珠)って橋の欄干にあるタマネギみたいな奴、この蕾から私は連想しないけ...ギボウシにも色々らしいのですが、、、

  • 路傍の花

    三日連続の花ブログ更新。高原の散歩では、様々な出会いがある。見慣れた風景、見慣れた花々ではあるが、それぞれに目に新しく、目を喜ばせてくれるのが嬉しい。コバギボウシ、そこかしこで見掛け、私の山小舎の庭にも咲いている。花が閉じている姿は、擬宝珠に似ていないこともないが、、、植え替えて一か所に集めていらっしゃる方が多いようだ。コオニユリ、日本の固有種。葉は車座ではなく、また小ぶりでむかごも付いていないので、クルマユリでも中国から帰化のオオオニユリでもない。在来種だと何となく嬉しくなってしまう。我が家にもあるチダケサシ、これも日本の固有種、乳茸をこれに刺して持ち帰ったことから名がついたと言われる。ユキノシタ科チダケサシ属の分類だが、世界的には25種あるアスチルベ属の一つとされる。ヒヨドリが鳴くころに咲く花、、、ヒ...路傍の花

  • 樹木の花

    山小舎近辺を散歩中に、見事な樹の花を見つけ、写真を撮らせて頂きました。このお宅の庭は、ご主人丹精のたまもので草花も綺麗でしたが、今回は樹木だけにフォーカスしました。1枚目は樹高が4mくらいのノリウツギ、横にも大きく育って満開です。アジサイの仲間ですが、大きいので見栄えがしますね。2枚目はリョウブの花、まるでオカトラノオの樹木版といった感じ、この花を見るのは初めてで、遠目には不思議なたたずまいでした。ご主人によれば3本寄せ植えで育て、固い木なので杖としても使用しているとのことでした。高原を歩いていると、色々な出会いがあるものですね。樹木の花

  • オオウバユリ見っけ!

    池の外周路に1本だけポツンと、恐らく誰かが大事に見守ったのでしょうね。オオウバユリとウバユリって、大きさ・花数しか違いが無くて、区別しない植物学者もおられるようです。草丈は150㎝以上ですからオオウバユリなのでしょうが、それにしては花数が少ないかな、、、葉っぱは下の方に、すべすべした固い茎が長く伸びて、草叢では葉が隠れてしまい葉が無い(歯がない)ように見えたので、ウバユリと名前が付いたとの説がありますが、歯が無いのは爺もそうだろうに失礼な話ですね。(笑)どうせなら、落語(噺)ユリとか、、、オオウバユリ見っけ!

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