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あずさわたより https://plaza.rakuten.co.jp/535753575357/

「あずさわ日記」に準じて新たに 「あずさわたより」を開始いたしました。 同じく光明思想の発信をとおして、 自己啓発のお役にたてればうれしいです。

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2022/11/21

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  • なかなかこの問いの答えは

    すると王太傅が、「既に是れ俸爐神、什麼としてか茶銚を飜却す」といったのは「人體にそれを支へている内在の“佛性”といふものがあるなら、何故人間は迷ったりするのか。それからまた、何故病気に罹ったりするのであ

  • 不便な物質的存在

    “引っくり返った土瓶”といふのは“人間の壊れやすい肉體”のことなのである。既に王太傅が「茶爐下是れ什麼ぞ」と問うた時、「この人體といふ物質の奥に肉體の底に一體何があるのか」と問うたのである。その問の眞意を

  • 浅い問題を捉へて提起したのではない

    朗上座はそれに答へて、「はい俸爐神でございます」といった。支那では真鍮か青銅でつくった湯沸かしの火鉢の構造の底に、それを支える脚がついていて、その脚が鬼神の形をして鬼神が火鉢を捧げているやうな格好に鋳

  • 一體何があるのか

    ところが朗上座が明招にお茶を進めようとして、「茶銚を飜却した」すなはち茶を注がうと土瓶を持ち上げようとする途端に土瓶をひっくり返したわけである。恐らく茶をわかしていた茶爐が灰カグラをあげたことだらう。

  • 恐れは無いのでありましょうか

    “五燈會元”第七の長慶章には、王知事が長慶禪師を泉州招慶寺に招請したことを、「天祐三年泉州の刺史王延彬、請じて招慶に住せしむ」とある。この茶の湯の宴には、明招山の徳謙禪師も来ていられた。そして、後に福州

  • 長く住持せしめて

    第四十八則 王太傅煎茶 416頁【本則】虛す。王太傅招慶に入って煎茶す。時に、朗上座、明招の興めに銚を把る。朗、茶銚を飜却す。太傅見て上座に問ふ、茶爐下是れ什麼ぞ。朗云く、捧爐神。既に是れ捧爐神、什

  • 何を為すべきかを知らない。

    風が吹いて居た草原の緑の海は音をたたて波打って居た地平線まで続く細い道をあてどもなく歩く小川が流れてせせらぎが聞こえた。何を考えているのだろう黙然としていると足音が近づて来る。なんとも言えない爽やかな

  • 人間の創造である

    『神 眞理を告げ給う』の本には神御自身が天地萬物の宇宙神による創造を次の如く説き給うている。「“わたし”は創造者である。すべてのものをアイディアによって創造したのである。アイディアは現象界の一切の形に先

  • 誰のいのちの内にも宿る法身

    達磨大師は「衣を巻いて天竺に歸る」といったさうだが、自分の生命の本元がこの宇宙の創造者・毘盧遮那如来であることをさとらないで、「法身に主體性なし」などと悟っているやうなことで、故郷に歸るなどといっても

  • 理念が宇宙の中心座に

    毘盧遮那仏とは、梵語でヴァイローチャナの發音を漢字に嵌めて譯したものであるが、“遍一切所”といふ意味であり、遍く一切の所に満ち給ふ本源神が、同時に中心座にましまして“正法”即ち“正しい眞理”の説法をなしてい

  • 世に出たこの機縁を大切に

    眞の佛教といふものは決して、法身はそんな無力な受動性しかないものだとは説かないのだ。法身は“天地萬物の創造者”であり、一切衆生の救済主であり、一切衆生の歸依するところの全能の主體者と説くのが、これが本當

  • 誠に以て烏滸がましい譯

    結局一二三四五六……と数字をならべたのは、神の一元より發して陰陽の両儀となり、陰陽相結ばれて……地上に天國が現成するに至る“創造の数靈的秩序”を表現したものであるから、日本では古来、一二三四五六七八九十百千

  • 暗黒の世界が光明世界となる

    【頌】頌に云く。一二三四五六。碧眼の胡僧も数えつくさず。少林謾に道ふ、神光に附すと。衣を巻いて又説く天竺に歸ると天竺茫々として尋ぬるに處なし。夜来却って乳峰に對して宿す。【解釋】これは雪竇がつけた“頌”

  • 諄々と説いていられるので

    また『大般涅槃経』の冒頭の“純陀品”には、純陀が病床の釋尊に食事を供養すべく持ち来ったときに、釋尊は次の如く法身を説いていられるのである。 「善男子、如来すでに無量無邊阿僧祇劫に於いて、食身、煩悩身ある

  • 誠に有難い事であります。

    法身が無我であり、自由意志がないならば、法身の如来が假に法蔵菩薩とあらはれ給いて、衆生救済の四十八願を建てられたといふことも不可能であって、佛教には救ひは無いといふことになるのである。『大般涅槃経』の

  • “木偶の坊”であって

    つまり“因縁”といふものが人間の主體性をもっていて、法身は原料である。人間の中には、無論原料は含まれているから法身(即ち佛性といふもの)はあるにはある。しかしそれは主體性をもたないトコロテンの原料みたい

  • 切磋琢磨

    そしてその法身が、そんな物質元素や心識の集合體にあらはれたのは「要するに法身は無相であり、太虚の如くにして形もなく従って影もないが、その法身が“因縁の力”に依って種々の形の集合體になってあらはれた。それ

  • 却って法身が有耶無耶になって

    秋野孝道禪師の“法身”に關するこの講説はまことに佛教学者が“法身”に關して言はんとする諸々の説明の仕方が、すべて包容されていて餘すところがないやうに思へるのである。それだけに何も彼も佛教学説をそのまま取り

  • 誠にありがたいことであります。

    「要するに法身は無相である。太虚の如くにして形もなく従って影もない、その法身が因縁の力によって種種の形に顕れて来る。或いは山となり、河となり、梅となり、櫻となり、或いは皆同じ法身であるが、夫々の因縁に

  • 心よりお詫び申し上げます。

    小生  愚弟そのものでして、つまらぬもので右往左往し、尊い祖師の引用文を纏めた『あずさわたより』を途中で投げ出してしまい、多くの皆様にご迷惑をお掛け致しました。心よりお詫び申し上げます。当『あずさわたよ

  • 投稿 断念

    長い間当ブログ『あずさわたより』閲覧くださいましてありがとうございました。最近、当ブログ環境(特に広告)が かなり劣悪になって参りましたので、光明思想の発信は フェイスブックに集中させ、https://www.fa

  • 錯覚するのである

    その實相の片鱗を自分の心識に収め取って、「私は實相法身を悟った」などと傲慢なことをいふ人があるが、「實相といふ大魚は片鱗に非ず」である。片鱗を擦って見て、大魚を自分の心識の腹中に収めたやうに錯覚するの

  • まだまだ次の室があり

    これは傳説であって、その實相の中味をどのやうに悟られたかは、どの本にも書いていないのである。書いたのを読んで解るほどの浅いものなら、何もむつかしい事はないのであるが、さうでないから、釋尊さへ六年間ウル

  • 堂々巡りをしているだけで

    するとその禪僧は、「座主は唯、法身のひろがりがどうだとか、時間・空間あらゆるところに満ちみちているとか、法身の寸法や分量や、法身を外から見て堂々巡りをしていられるだけで、少しも法身の中身のことは仰言ら

  • 笑ひ聲を立てたのであった

    「そもそも法身といふものは、太虚の如く、縦に三際を極め、横に十方に亙り、八極に儞綸し、二義を包容し、縁に従ひ、感に赴いて普ねからざるなし」といったのである。現代語でいふならば、法身といふものは、縦には

  • といって問ひかけた

    【本則】擧す。僧雲門に問ふ、如何なるか是れ法身。門云く、六不收。【解釋】雲門和尚のことは第六則にも第十四則にも出ている。睦州の陳尊宿のところで修行をしている時に棒喝をくらって脚を折られ、その瞬間、自分

  • それが貴様じゃ

    “天”に對して“地”は何を意味するかといふと、“天”の説法すなはち“神の無限のアイディア”を受けて、そのアイディアを化育して萬物を生成するのである。“天”は種を播き、地はそれを發芽させて育てるのである。“天”はア

  • 山々のたたずまい

    この垂示の「天何をか言ふ哉、四時行はる」といふ句を、一層精細に具體的に宣示されているのが、この『真理の吟唱』の一節である。圜悟は儒教的影響を受けていると見えて、孔子の語を引用したり、儒教で“神”又は“大

  • 心に耳ある者は聴け

    「この世界は觀世音菩薩の妙智力を示現せる世界であるのである。觀世音菩薩とは單なる一人の菩薩の固有名詞ではないのである。それは宇宙に滿つる大慈悲であり妙智力であり、“心の法則”であるのである。觀世音とは世

  • 天何をか言ふ哉

    第四十七則 雲門六不収 402頁【垂示】垂示に云く。天何をか言ふ哉、四時行はる。地何をか言ふや、萬物生ず。四時の行はるる處に向って、以て體を見る可し。萬物の生ずる處に於いて用を見るべし。且く道へ、什

  • 良き言葉の展開で

    かくの如くにして一點の曇りも淀みも心から消え去って透明無我になった境地が『首楞嚴経』の「所入既に寂にして動静の二相了然として生ぜず」である。といって、その耳根圓通法をその説明書にしたがって實修してみた

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