あやなし(文無し) 形容詞ク活用 漢字で”文無し”と書きます。 文は道理や道筋を表します。 文がないことから 道理に合わない・つまらない と訳します。 例 あやなきこと、な言ひそ 訳 道理に合わないことを言うな HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あやなし(文無し) 形容詞ク活用 漢字で”文無し”と書きます。 文は道理や道筋を表します。 文がないことから 道理に合わない・つまらない と訳します。 例 あやなきこと、な言ひそ 訳 道理に合わないことを言うな HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あぢきなし 形容詞ク活用 道理に合わず、どうしようもないという 諦めや不本意な気持ちを表します。 どうしようもない・つまらない と訳します。 例 世の中あぢきなくおぼゆ 訳 世の中がつまらなく思われる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あいなし 形容詞ク活用 複雑で微妙な違和感・不快感を表す語です。 語源には様々な説がありますが、 ”愛無し”と考えて、 愛がないのでつまらない・よくない と訳すようにしましょう。 例 あいなきことに心動く 訳 つまらないことに心が動く HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
12月に行われた2回目の進路希望調査の結果では 桐高の倍率が県内最高になっていました。 (都会の有名私立と比べるほどではありませんが・・・) 数字上では100人以上が落ちることになっているので 太田東や前橋東、太田辺りに流れていく事も予想されます。 普通科で偏差62~だったのが、どこまで上がるか見物です。 また、今年は桐商の人気が高いですね。 現状では60人くらいが落ちる事になっています。 定員割れ(に近い)状態が続いたので、偏差値45あれば大丈夫だったのが 今年は少し上がりそうですね。 各高校のHPに入試情報が載っているので もう一度よく見てしっかりと準備をしましょう。 HPやYoutube…
明日から2月ということで 群馬県の高校入試もすぐそこに迫りました。 2/2(金)と5(月)が出願となっていますが、 生徒は志望校のインタビューシートを書き終え 提出しているので実質的に出願は終わったようなものです。 その後、志願先変更が2度あります。(2/8と2/14) 出願締め切り後、5日の夕方には倍率が出ると思うので 1回目で志願先変更をする場合は忙しくなるので、 あらかじめ親子間で相談しておいた方がいいでしょう。 学校によってはインタビューシートが書き直しになるので 焦らずに2回目の変更の時期がおすすめです。 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
はつ(果つ) タ行下二段活用 現代語の”果てる”と同じで、終わるの意味になります。 他の動詞の連用形に付くと すっかり~する・~し終わる と訳します。 例 遊びもはつ 訳 管絃の遊びも終わる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
まどふ(惑ふ) ハ行四段活用 現代語の”惑う”や”戸惑う”と同じニュアンスです。 どうすれば良いかわからない感じを表し 心が乱れると訳します。 他の動詞の連用形に付き ひどく~すると訳すこともあります。 例 いかにせむと心地惑ふ 訳 どうしようと気持ちが乱れる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ちょっと前に2023年度第3回英検を実施しました。 2月には第3回の漢検が控えています。 英検は比較的合格しやすいなぁと感じています。 (もちろん生徒の頑張りが大きいです) 定期テストなどを見ているとスペルが書けない生徒が多いですが 英検は選択肢なのでセンスで解けることが多いようです。 個人的には中1の段階で4級が合格できるように!! と言っています。(取得率はかなり良いです) さかいゼミは英語塾ではないので英語ばかりを 授業している訳ではありませんが、 英検練習でコツを教えるので、その成果が出ているのかな? 漢検は漢字を書かなくてはいけないので 頑張ってもらうしかない!! 漢検練習は授業で一…
したたむ マ行下二段活用 物事をきちんと処理するが基本の意味です。 事前に処理する場合は準備する 後で処理する場合は片付ける と訳します。 文(ふみ)などの語と一緒に用いられているときは 書き記すと訳す事もあります。 例 よろずのことどもしたたむ 訳 様々なことを処理する HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
すまふ ハ行四段活用 相手に負けまいとして争う感じです。 抵抗すると訳すほか、 断るという意味で用いられ場合もあります。 日本の国技である”すもう”はこの”すまふ”から生まれた語です。 例 すまふ力なし 訳 抵抗する力が無い HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
久々に雑談です。 春期講習の広告を作り始めてふと、、、 春期講習の時期っていつ頃がベストなの? 例年は4月1日からだけど、 入試日程も変わる今年度は3月末になりそうです。 ほかの学習塾さんは3月末が多いですねぇ 今年度はどうなるのかな? 広告作りがんばるぞー!! HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こうず(困ず) サ行変格活用 漢字を当てはめると”困ず”となります。 精神的に困るのほか、 肉体的に困る→疲れると訳すことが多いです。 例 あちこち歩き困ず 訳 あちこち歩き回って疲れる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ねぶ バ行上二段活用 年齢を重ねる様子を表します。 年をとると訳すのが基本で ほかに、その人の年齢により 老ける・大人びる・成長する と訳します。 例 ねびたる女房 訳 年をとった女房 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
しる(領る) ラ行四段活用 もともとの意味は 対象となる物事を十分理解して自分の物にするです。 対象が知識や経験なら”知る”の漢字を当てます。 土地や国の場合は”領る”の漢字を当て 占領する・治めると訳します。 例 しる所たぶ 訳 占領する土地をお与えになる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
うす(失す) サ行下二段活用 現代語の”失せる”にあたる語です。 意味は消えるのほか、命がなくなる事から 亡くなる・死ぬと訳すこともあります。 死ぬことを表す婉曲的な表現の一つです。 訳 失せにし尼君 訳 亡くなった尼君 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かきくらす(掻き暗す) サ行四段活用 雲や雨があたり一面を暗くするが本来の意味です。 比喩的に胸を掻きむしるほどの悲しみが心を暗くする 感じから悲しみにくれると訳すことが多いです。 例 かきくらして涙こぼる 訳 悲しみにくれて涙がこぼれる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いぬ(往ぬ・去ぬ) ナ行変格活用 漢字の通り、そこから立ち去るという意味です。 空間的なことだけでなく、時間的な事にも使え 時が過ぎ去ると訳すこともあります。 例 女いにけり 訳 女は去ってしまった HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
とぶらふ(訪ふ) ハ行四段活用 漢字の通り尋ねるが基本の意味になります。 相手が病人の場合、見舞うと訳します。 また、遺族を訪ねる場合は”弔”の漢字を当て 弔問するという意味になります。 これは、現代語の”弔う”と同じニュアンスになります。 例 かの家にとぶらふ 訳 あの家を訪ねる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ならふ(慣らふ) ハ行四段活用 物事を何度も行っているうちに日常のことになる感じです。 漢字の通り、慣れる・習慣になると訳します。 現代語の”習う”はこの語から生じた語になります。 例 ならはぬ旅路 訳 慣れない旅路 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かこつ(託つ) タ行四段活用 現代語の”かこつける”と同じようなニュアンスです。 他の物のせいにする感じで、口実にするが基本の意味です。 そこから、不平を言う・嘆くと訳します。 例 老いの身をかこつ 訳 老いた我が身に不平を言う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さる(避る) ラ行四段活用 漢字を当てると”避る”で 文字通り避けるという意味です。 同音の動詞”去る”や”さる(さりの連体形)”との 区別に注意しましょう。 例 えさらぬこと 訳 避けられないこと HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
おきつ(掟つ) タ行下二段活用 前もって決めておくが基本の意味です。 決めたことを他人に強制すると 指図する・強制するとなります。 現代語の掟(おきて)と同じようなニュアンスですね。 例 かねておきてしこと 訳 前もって指図したこと HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かかり ラ行変格活用 ”かく(このように)”に動詞”あり”が付いてできた語です。 このようであると訳します。 連体(かかる)の形で用いられることが多く このようなと訳します。 例 かかる歌を詠みつ 訳 このような歌を詠んだ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
しかり(然り) ラ行変格活用 ”しか(そのように)”に動詞”あり”が付いてできた語で 現代語と同じで、そのようである・そうであると訳します。 ”しかるに”や”しかれども”の接続表現で多く用いられます。 例 しかりと思ふ 訳 そうであると思う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かたらふ(語らふ) ハ行四段活用 現代語の”語り合う”にあたりますが 語り合う人の関係や目的によって 親しく交際する・男女の契りを結ぶ と訳したりします。 例 忍びて語らふ 訳 人目につかずに男女の契りを結ぶ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あふ(会ふ・逢ふ) ハ行四段活用 現代語と同じく出会うという意味もありますが 男女が関係する場合 男女が契る→結婚すると訳します。 例 男は女にあふ 訳 男は女と結婚する HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
みる(見る) マ行上一段活用 現代語の”見る”と同じく、 目で見るという意味ですが 相手が人であれば会う 特に異性の場合に結婚するという意味になります。 例 かやうなる人を見ばや 訳 このような人と結婚したい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あな 感動詞 感情の高まりから発する語で、 ああなどと訳します。 後に形容詞の語幹や終止形を伴います。 例 あなおそろし 訳 ああ恐ろしい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ありつる 連体詞 動詞”あり”に 完了の助動詞”つ”の連体形”つる” が付いてできた語になります。 現在に近い過去を表します。 先ほどのと訳します。 例 ありつる歌 訳 先ほどの歌 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さるべき 連体詞 動詞”さり”の連体形”さる”に 適当・当然の助動詞”べし”が付いた語になります。 適当な・そうなるはずのと訳します。 例 さるべきついであり 訳 適当な機会がある HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
よも+打消推量(じ) 副詞 現代語の”よもや”と同じ意味になります。 ”よも”は陳述の副詞で、下に打消推量の助動詞(じ)を伴って、 まさか~ないだろうと訳します。 例 よもあらじ 訳 まさかないだろう HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
をさをさ+打消 副詞 ”をさをさ”は陳述の副詞で、下に打消の表現を伴って ほとんど~ないという意味になります。 そのほか、めったに~ないと訳すこともあります。 例 人もをさをさなし 訳 人もほとんどいない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
なべて 副詞 一列に並べてという感じです。 現代語”おしなべて”と同じで 一般に・総じて・普通 と訳します。 例 なべてそらごとなり 訳 一般に嘘である HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
やをら 副詞 ゆっくり、静かに動く様子を表します。 ”やはら”もほぼ同じ意味で、現代語の”やわらか” の語感からイメージします。 そっとと訳せればOKです。 例 やをら寄る 訳 そっと近寄る HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
なかなか 副詞 中途を意味する”なか”を重ねてできた語で、 どっちつかずの中途半端な状態なので、 かえってしない方がよいという感じから かえって・なまじっかと訳します。 例 なかなかをかし 訳 かえって趣がある HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さらに+打消 副詞 現代語と同様に、改めて・その上 の意味もありますが、 古文では打消の表現とともに用いられる まったく~ないの意味が重要です。 現代語の”そんな気さらさらない”の ”さら”の語源にあたります。 例 さらに見えず 訳 まったく見えない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さすがに 副詞 現在でも同じように使う場合がある語です。 ”さ”に動詞”す”と助詞”がに”が付いた語で 前のことを受けて、それに反する事態が起きたときに使います。 そうはいってもやはりと訳します。 例 さすがに心細し 訳 そうはいってもやはり心細い HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さながら 副詞 ”さ”に助詞”ながら”が付いた語で そのまま・すべてと訳します。 ”ながら”だけでもすべての意味があります。 例 さながら今も残れり 訳 そのまま今も残っている HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さ 副詞 前に述べた事を指して、 そのように・そうと訳します。 ”さ”の関連語はたくさんあるので注意しましょう。 ・さながら(さ+ながら)・・・そのまま、すべて ・さて(さ+て)・・・そのままで、そうして ・さすがに(さ+す+がに)・・・そうはいってもやはり ・さばかり(さ+ばかり)・・・それほど、たいそう ・さはれ(さ+は+あり)・・・どうにでもなれ 例 われもさ思ふ 訳 私もそのように思う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
なほ(尚・猶) 副詞 事態が変化せず、そのまま進む感じです。 やはりと訳せればOKです。 下の例文のように文脈は異なっても やはりと訳せることが重要です。 例 なほいらへせむ 訳 やはり返事をしよう HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
うたて 副詞 事態が望んでいない方へ進む状況を嘆く感じです。 基本的に負の感情で嫌なことにと訳します。 形容詞”うたてし”の語幹の形でも用いられます。 例 うたて覚ゆ 訳 嫌なことに思われる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いとど 副詞 古文単語”いと(=たいそう)”を重ねた”いといと”が変化してできた語です。 はなはだしさがより増す感じで、 ますます・いっそう・その上さらに と訳します。 例 いとど泣きまさる 訳 ますます激しく泣く HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いつしか(何時しか) 副詞 時を尋ねる表現です。 これから起こる事柄については願望表現を伴って”早く”、 すでに起こってしまった事柄については”いつの間にか” と訳します。 例 いつしか見せむ 訳 早く見せよう HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いかが(如何) 副詞 ”いかに・いかで”と同様に理由・方法などを 尋ねる疑問の表現です。 疑問の場合は、どのように(~か) 反語の場合は、どうして(~か、いや~ない) と訳します。 例 いかがすべき 訳 どのようにしたらよいか HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いづこ(何処) 代名詞 場所を尋ねる表現で、現代語でも”いずこ”で用いられています。 現代語でも、古文でもどこと訳します。 また同義語で”いづち(どの方向)”などもあります。 例 家はいづこぞ 訳 家はどこか HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こと(言) 名詞 ”こと”は古文ではいろいろな漢字が当てられます。 言・事・異などがありますが 言は漢字の通り、言葉と訳します。 そのほか、うわさ・和歌と訳す場合もあります。 例 親のこと 訳 親の言葉 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いそぎ(急ぎ) 名詞 本来の意味は”懸命に努力すること”です。 現代語と同じく”急ぐ”の意味もありますが 古文中では準備と訳す事が多いです。 例 春のいそぎ 訳 新年の準備 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
たより(頼り・便り) 名詞 頼りにできる物が基本の意味です。 具体的には 物→生活の拠り所 人→つて、縁故 時→ついで、機会 また、手紙という意味もあります。 例 たよりをたづぬ 訳 つてを探し求める HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
よし(由) 名詞 本来の意味は”物事の本質に関係つけるもの”で、 拠り所となるものを表します。 訳し方はたくさんありますが 方法・理由・由緒・縁・~こと と訳すことが多いです。 例 知るよしもなし 訳 知る方法もない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ゆくすゑ(行く末) 名詞 本来は行こうとする先を表します。 そこから、将来という意味になりました。 ”行く先”も同じ意味で、 ”来し方”とセットでよく用いられます。 例 行く末うしろめたし 訳 将来が気がかりだ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こしかた(来し方) *”きしかた”と読む場合もあります。 名詞 ”来し方”の”し”は過去を表す助動詞”き”の連体形で 元のやって来た方向の意味から過去と訳します。 例 来し方忘れがたし 訳 過去が忘れがたい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ほだし(絆) 名詞 元の意味は馬の足を縛る綱でした。 そこから人の自由を奪い束縛するものとして しがらみ・障害と訳します。 出家の時の”ほだし”は妻子・家族を指す場合が多いです。 現代語の”情にほだされる” (=人情に縛り付けられて身動きできない気持ちになる) という表現もあります。 例 ほだし多かる人 訳 しがらみの多い人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かち(徒歩) 名詞 漢字の通り徒歩と訳します。 格助詞”より”がついた、徒歩より(徒歩で)の形で よく用いられます。 また入試などでは漢字の読みが聞かれます。 例 かちより行く 訳 徒歩で行く HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
せうそこ(消息) 名詞 消(=死)と息(=生)、つまり安否が本来の意味です。 安否を伝えることから、手紙・伝言と訳します。 また、訪問の取り次ぎと訳すこともあります。 例 つとめて消息あり 訳 翌朝手紙が来る HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
そらごと(空言・虚言) 名詞 漢字は違いますが、現代語の”絵空事”と同じような意味です。 ”そら”はうつろでいい加減な様子やいい加減な言葉を表します。 嘘・偽りと訳します。 例 まこと、そらごとを見よ 訳 本当か嘘かをよく見なさい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
うつつ(現) 名詞 現代語"夢うつつ"の”うつつ”です。 ”夢”の対義語で、意識がはっきりした状態を表します。 現実・正気と訳します。 例 うつつの事とはおぼえず 訳 現実の事とは思われない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ざえ(才) 名詞 才能のことですが、貴族の男性が身につけるべき学問、 特に漢学の才能を指します。 学識・教養と訳すこともあります。 そのほか、和歌や管絃に関する技能の意味にもなります。 例 才ある人 訳 学問のある人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あだなり 形容動詞ナリ活用 ”まめなり”の対義語で 実質がない感じです。 物事ならはかない・無駄だ 人なら不誠実だ・浮気だ の意味になります。 例 あだに散りにし花 訳 はかなく散ってしまった花 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ねんごろなり(懇ろなり) 形容動詞ナリ活用 懇切丁寧・懇親の”懇”の字を当て 心を込めている感じです。 熱心だ・親しいと訳します。 例 ねんごろに行ふ 訳 熱心に仏道修行する HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
まめなり 形容動詞ナリ活用 ”まめ”は実質のある様子で 人ならまじめだ・誠実だ・勤勉だ 物なら実用的だと訳します。 まめまめし・まめやかなりなども同じ意味になります。 例 まめなる男 訳 真面目な男 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
おぼろげなり 形容動詞ナリ活用 元々は”並一通りだ”という意味の語でしたが おぼろけならずの形や、打ち消しの語とともに 用いられることが多かったため 並一通りでないという真逆の意味も生じました。 どちらの意味になるかは、文脈から判断します。 例 おぼろけならぬこころざし 訳 並一通りでない愛情 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
きよらなり(清らなり) 形容動詞ナリ活用 光り輝く気品があり、最高に美しい様子を表します。 特に内面の本質的な美しさを表します。 気品があり美しいと訳します。 類義語の”きよげなり”は”きよらなり”より一段劣り 外面的な美しさを表します。 例 顔かたちきよらなり 訳 容貌は気品があって美しい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
すずろなり 形容動詞ナリ活用 ”すずろ”は現代語の”そぞろ”と同じ語源で 理由や目的・意志とは無関係に、 なんとなく物事が進んでいく感じです。 訳もなく・むやみにと訳します。 例 すずろに涙こぼる 訳 わけもなく涙が出る HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
みそかなり(密かなり) 形容動詞ナリ活用 ”密”の字の通りで 現代語の”ひそか”にあたります。 人目に付かないようにこっそりとする感じです。 例 みそかに語らふ 訳 こっそりと語り合う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
せちなり(切なり) 形容動詞ナリ活用 漢字で”切なり”と書くとおり 深く身にしみる様子から 切実だと訳します。 連用形”せちに”の形で しきりだ・重要だと訳すこともあります。 例 切なる思ひ 訳 切実な思い HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
なのめなり 形容動詞ナリ活用 ありふれて平凡な様子を表し 普通だと訳します。 また、そこに普通では駄目だという マイナスのニュアンスが加わり いい加減だと訳すこともあります。 関連語の”なのめならず”(並一通りでない) もよく用いられます。 例 なのめならぬありさま 訳 普通でない様子 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こころにくし(心憎し) 形容詞ク活用 憎いという語が含まれますが、憎悪の気持ちは含まれません。 憧れや妬みを抱くほど奥が深くて優れた相手に対する褒め言葉で 奥ゆかしいと訳します。 例 心にくくのどやかなるさま 訳 奥ゆかしくおおらかな様子 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こころづきなし(心付き無し) 形容詞ク活用 漢字で”心付き無し”と書くとおり 相手の行為・状態に心が付かない(=心がしっくりこない) 様子を表します。 気に入らないと訳すことが多いです。 例 返りごと心づきなし 訳 返事が気に入らない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
びんなし(便無し) 形容詞ク活用 便(都合)に”無し”が付いた語で 都合が悪い・不都合だと訳します。 また、そのような状態の相手に対して 気の毒だと訳します。 例 びんなきこと出で来 訳 都合が悪いことが出てくる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
おほけなし 形容詞ク活用 身分に不相応に出過ぎた感じで 分不相応だ・身の程をわきまえない と訳します。 このほかに、否定的な意味で 恐れ多いと訳すこともあります。 例 おほけなき心つく 訳 分不相応な心が生じる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いふかひなし(言ふ甲斐無し) 形容詞ク活用 言ふ甲斐(言う価値)が無いことから 言っても仕方が無いとなりました。 取るに足らない・情けない と訳す場合もあります。 例 かなしめども、いふかひなし 訳 悲しむが、言っても仕方が無い HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
なまめかし 形容詞シク活用 なま(未熟)だが、若くてみずみずしい美しさを表し しっとりと上品な美しさを意味するようになりました。 若々しい・優美だ・上品だと訳します。 例 あてになまめかしき女 訳 身分が高く優美な女 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
せむかたなし(せんかたなし) 形容詞ク活用 せ(動詞)+む(推量の助動詞)+方(方法)+無し で構成された語です。 すべき方法がない→どうしようもない と訳します。 例 せむかたなく思ひ乱る 訳 どうしようもなく思い乱れる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ずちなし(術無し) 形容詞ク活用 術(方法)+無しなので そのまま方法がないという意味になりました。 そこからどうしようもないと訳すようになりました。 術(すべ)と訓読みした場合の”すべなし”も同じ意味になります。 例 ずちなく貧しき人 訳 どうしようもなく貧しい人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
よしなし(由無し) 形容詞ク活用 由(方法・由緒)+無しなので 方法がない・由緒がないと訳します。 さらに、無いことに不満を感じて つまらない・無益だと訳すこともあります。 例 よしなき事言ふ 訳 つまらないことを言う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
つれなし 形容詞ク活用 連れ=関連であり 周囲との関連がないが元の意味です。 周囲に感情が動かされない感じから 冷淡だ・平然としていると訳します。 例 つれなきもてなし 訳 冷淡な態度 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
つらし(辛し) 形容詞ク活用 現代語の”つらい”と同じニュアンスで訳すこともありますが、 相手の仕打ちや態度が冷たい様子を表し 薄情だ・思いやりがないと訳します。 そこから、現代語と同じく心苦しい・つらい とも訳すようになりました。 例 つらく見ゆ 訳 薄情だと思われる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
わびし(侘し) 形容詞シク活用 物事が思うようにならず、やるせない感じを表します。 基本的にはつらいと訳すことが多いです。 そのほか、がっかりだ・困ったと訳すこともあります。 例 わびしき目を見る 訳 つらい目に会う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いぶかし 形容詞シク活用 現代語の”いぶかしい”と同じニュアンスです。 様子がはっきりしないために気が晴れず、気がかりだという 疑いの感じを表します。 また、そこからもっと知りたいという意味になることもあります。 例 いぶかしく思ひつつ 訳 気がかりに思いながら HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
うしろめたし(後ろめたし) 形容詞ク活用 語源は”後ろ目痛し”または”後ろ辺痛し”で 見えない背後が気がかりだ 人を後ろから見て気がかりだ という不安感を表します。 例 ゆくすゑうしろめたし 訳 将来が気がかりだ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
すきずきし(好き好きし) 形容詞シク活用 古文では”好き”は色(恋愛)や風流に心を傾けることを表します。 ”好き”を重ねることで色や風流に深く執着する様子を表し、 恋愛ならば色好みだ、風流ならばそのまま風流だと訳します。 例 すきずきしき心なき人 訳 色好みの心のない人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
くちおし(口惜し) 形容詞シク活用 何かの都合で、自分の期待通りにいかなかったことに対する 失望・不満感を表します。 残念だ・くやしいと訳します。 例 本意なく口惜し 訳 不本意で残念だ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
なつかし(懐かし) 形容詞シク活用 現代語の”懐かしい”と同じようなニュアンスです。 人や物に心がひかれ、寄り添いたいという親しみを表します。 いとしいと訳すこともあります。 例 花の匂ひなつかし 訳 花の美しさに心がひかれる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
わりなし 形容詞ク活用 わり(ことわり)+なしで、 道理に合わないという意味になります。 また、そこから派生して どうしようもなくつらい・無理だ・はなはだしい という意味も生まれました。 例 わりなき恋 訳 道理に合わない恋 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
はかばかし 形容詞シク活用 現代語の”はかどる”の”はか”を重ねた語です。 てきぱき進む様子を表し しっかりしている・はっきりしている・きちんとしている と訳します。 例 はかばかしき後ろ見 訳 しっかりしている後見人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あたらし(惜し) 形容詞シク活用 現代語の”新しい”ではないことに注意しましょう。 漢字で”惜し”をしっかり覚えましょう。 本来の価値が十分に示されないことを惜しむ感じで そのまま惜しい・もったいないと訳します。 例 あたらしく思す 訳 惜しいとお思いになる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
やさし(優し) 形容詞シク活用 現代語の”優しい”とは違うので注意しましょう。 動詞”痩す(痩せる)”が形容詞化したもので 体が痩せるほどつらい感じを表し 恥ずかしいと訳します。 また、そこに繊細さが加わり 優美だ・けなげだとも訳します。 例 やさしき蔵人 訳 優美な蔵人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
めやすし(目安し) 形容詞ク活用 目+安し(安らかだ)が一語となったもので 見た目がよいという感じで 感じがよいと訳します。 例 めやすき人かな 訳 感じがよい人だなぁ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かしこし(畏し) 形容詞ク活用 自然の霊力や威力に対して 畏れおののく気持ちを表します。 相手に対して敬意を持つ場合 優れていると訳します。 また連用形”かしこく”を 副詞的にはなはだしくと訳すこともあります。 例 帝ののたまふこと、かしこし 訳 帝のおっしゃることは、畏れ多い HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さかし(賢し) 形容詞シク活用 漢字の通りしっかりしていて賢い様子です。 現代語の”小賢しい”のようにマイナスの要素を含むこともあり その場合は利口ぶっていると訳します。 例 さかしき帝の御政 訳 賢い帝のご政治 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
むつかし 形容詞シク活用 現代語の”難しい”に似ていますが 別物なので注意しましょう。 不快だ・わずらわしい と訳す、嫌なニュアンスを持つ語です。 例 むつかしき心地 訳 不快な気持ち HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
さうなし(左右無し) 形容詞ク活用 左右は”あれこれ”を示し あれこれを考えない→ためらわないと訳します。 同音異義語で”双無し”がありますが こちらは”並ぶ物がない”と訳します。 例 さうなく言ひ出だす 訳 ためらわないで口に出す HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あらまほし 形容詞シク活用 動詞”あり”に希望の助動詞”まほし”がついた語で 理想的だ・好ましいと訳します。 連語の場合はあってほしいと訳します。 形容詞か連語かの判断は文脈から考えます。 例 あらまほしき家居 訳 理想的な住居 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
すさまじ 形容詞シク活用 現代語の”すさまじい”とは異なることに注意しましょう。 不調和な感じやしらけた感じからから受ける不快感を表し 興ざめた・殺風景だと訳します。 例 返しせざらむもすさまじ 訳 返歌をしないのも興ざめだ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いはけなし 形容詞ク活用 漢字で”稚けなし”と書きます。 字の通り、幼いという意味になります。 語尾の”なし”は”無し”ではなく 意味を強調する接続語になっています。 例 いはけなき子 訳 幼い子 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
くまなし(隅無し) 形容詞ク活用 隈(暗くてよく見えない部分)+無しなので、 光が十分で明るい様子を表し、曇りがないと訳します。 怪しいところがないというニュアンスで 隠し事がない・何でも知っている と訳す事もあります。 例 月くまなく明かし 訳 月は曇りがなく明るい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
やる(遣る) ラ行四段活用 ”おこす”の対義語で 人や物を向こうへやる感じで送ると訳します。 関連した慣用表現に ・心をやる(気を晴らす) ・言ひもやらず(言い終わりもせず) などがあります。 例 女に文をやる 訳 女に手紙を送る HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
おこす サ行下二段活用 現代語の”よこす”にあたる語です。 (こちらへ)送ってくると訳します。 対義語は”やる”です。 例 都より文おこす 訳 都から手紙を送ってくる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
みゆ(見ゆ) ヤ行下二段活用 動詞”見る”に昔の助動詞”ゆ”が付いた形です。 ”ゆ”は自発と受身の助動詞で 見える・見られると訳します。 また、女性の場合は 見られる→結婚するを意味していました。 例 ほのかに見ゆ 訳 かすかに見える HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
わづらふ(煩ふ) ハ行四段活用 現代語の煩うと同じニュアンスです。 思うようにならず苦しむ感じで 心なら悩む 体なら病気になると訳します。 また、動詞の連用形について ~しかねると訳すこともあります。 例 思ひわづらふ 訳 思い悩む HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
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あやなし(文無し) 形容詞ク活用 漢字で”文無し”と書きます。 文は道理や道筋を表します。 文がないことから 道理に合わない・つまらない と訳します。 例 あやなきこと、な言ひそ 訳 道理に合わないことを言うな HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あぢきなし 形容詞ク活用 道理に合わず、どうしようもないという 諦めや不本意な気持ちを表します。 どうしようもない・つまらない と訳します。 例 世の中あぢきなくおぼゆ 訳 世の中がつまらなく思われる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あいなし 形容詞ク活用 複雑で微妙な違和感・不快感を表す語です。 語源には様々な説がありますが、 ”愛無し”と考えて、 愛がないのでつまらない・よくない と訳すようにしましょう。 例 あいなきことに心動く 訳 つまらないことに心が動く HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
12月に行われた2回目の進路希望調査の結果では 桐高の倍率が県内最高になっていました。 (都会の有名私立と比べるほどではありませんが・・・) 数字上では100人以上が落ちることになっているので 太田東や前橋東、太田辺りに流れていく事も予想されます。 普通科で偏差62~だったのが、どこまで上がるか見物です。 また、今年は桐商の人気が高いですね。 現状では60人くらいが落ちる事になっています。 定員割れ(に近い)状態が続いたので、偏差値45あれば大丈夫だったのが 今年は少し上がりそうですね。 各高校のHPに入試情報が載っているので もう一度よく見てしっかりと準備をしましょう。 HPやYoutube…
明日から2月ということで 群馬県の高校入試もすぐそこに迫りました。 2/2(金)と5(月)が出願となっていますが、 生徒は志望校のインタビューシートを書き終え 提出しているので実質的に出願は終わったようなものです。 その後、志願先変更が2度あります。(2/8と2/14) 出願締め切り後、5日の夕方には倍率が出ると思うので 1回目で志願先変更をする場合は忙しくなるので、 あらかじめ親子間で相談しておいた方がいいでしょう。 学校によってはインタビューシートが書き直しになるので 焦らずに2回目の変更の時期がおすすめです。 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
はつ(果つ) タ行下二段活用 現代語の”果てる”と同じで、終わるの意味になります。 他の動詞の連用形に付くと すっかり~する・~し終わる と訳します。 例 遊びもはつ 訳 管絃の遊びも終わる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
まどふ(惑ふ) ハ行四段活用 現代語の”惑う”や”戸惑う”と同じニュアンスです。 どうすれば良いかわからない感じを表し 心が乱れると訳します。 他の動詞の連用形に付き ひどく~すると訳すこともあります。 例 いかにせむと心地惑ふ 訳 どうしようと気持ちが乱れる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ちょっと前に2023年度第3回英検を実施しました。 2月には第3回の漢検が控えています。 英検は比較的合格しやすいなぁと感じています。 (もちろん生徒の頑張りが大きいです) 定期テストなどを見ているとスペルが書けない生徒が多いですが 英検は選択肢なのでセンスで解けることが多いようです。 個人的には中1の段階で4級が合格できるように!! と言っています。(取得率はかなり良いです) さかいゼミは英語塾ではないので英語ばかりを 授業している訳ではありませんが、 英検練習でコツを教えるので、その成果が出ているのかな? 漢検は漢字を書かなくてはいけないので 頑張ってもらうしかない!! 漢検練習は授業で一…
したたむ マ行下二段活用 物事をきちんと処理するが基本の意味です。 事前に処理する場合は準備する 後で処理する場合は片付ける と訳します。 文(ふみ)などの語と一緒に用いられているときは 書き記すと訳す事もあります。 例 よろずのことどもしたたむ 訳 様々なことを処理する HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
すまふ ハ行四段活用 相手に負けまいとして争う感じです。 抵抗すると訳すほか、 断るという意味で用いられ場合もあります。 日本の国技である”すもう”はこの”すまふ”から生まれた語です。 例 すまふ力なし 訳 抵抗する力が無い HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
久々に雑談です。 春期講習の広告を作り始めてふと、、、 春期講習の時期っていつ頃がベストなの? 例年は4月1日からだけど、 入試日程も変わる今年度は3月末になりそうです。 ほかの学習塾さんは3月末が多いですねぇ 今年度はどうなるのかな? 広告作りがんばるぞー!! HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こうず(困ず) サ行変格活用 漢字を当てはめると”困ず”となります。 精神的に困るのほか、 肉体的に困る→疲れると訳すことが多いです。 例 あちこち歩き困ず 訳 あちこち歩き回って疲れる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ねぶ バ行上二段活用 年齢を重ねる様子を表します。 年をとると訳すのが基本で ほかに、その人の年齢により 老ける・大人びる・成長する と訳します。 例 ねびたる女房 訳 年をとった女房 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
しる(領る) ラ行四段活用 もともとの意味は 対象となる物事を十分理解して自分の物にするです。 対象が知識や経験なら”知る”の漢字を当てます。 土地や国の場合は”領る”の漢字を当て 占領する・治めると訳します。 例 しる所たぶ 訳 占領する土地をお与えになる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
うす(失す) サ行下二段活用 現代語の”失せる”にあたる語です。 意味は消えるのほか、命がなくなる事から 亡くなる・死ぬと訳すこともあります。 死ぬことを表す婉曲的な表現の一つです。 訳 失せにし尼君 訳 亡くなった尼君 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かきくらす(掻き暗す) サ行四段活用 雲や雨があたり一面を暗くするが本来の意味です。 比喩的に胸を掻きむしるほどの悲しみが心を暗くする 感じから悲しみにくれると訳すことが多いです。 例 かきくらして涙こぼる 訳 悲しみにくれて涙がこぼれる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
いぬ(往ぬ・去ぬ) ナ行変格活用 漢字の通り、そこから立ち去るという意味です。 空間的なことだけでなく、時間的な事にも使え 時が過ぎ去ると訳すこともあります。 例 女いにけり 訳 女は去ってしまった HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
とぶらふ(訪ふ) ハ行四段活用 漢字の通り尋ねるが基本の意味になります。 相手が病人の場合、見舞うと訳します。 また、遺族を訪ねる場合は”弔”の漢字を当て 弔問するという意味になります。 これは、現代語の”弔う”と同じニュアンスになります。 例 かの家にとぶらふ 訳 あの家を訪ねる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ならふ(慣らふ) ハ行四段活用 物事を何度も行っているうちに日常のことになる感じです。 漢字の通り、慣れる・習慣になると訳します。 現代語の”習う”はこの語から生じた語になります。 例 ならはぬ旅路 訳 慣れない旅路 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かこつ(託つ) タ行四段活用 現代語の”かこつける”と同じようなニュアンスです。 他の物のせいにする感じで、口実にするが基本の意味です。 そこから、不平を言う・嘆くと訳します。 例 老いの身をかこつ 訳 老いた我が身に不平を言う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
よし(由) 名詞 本来の意味は”物事の本質に関係つけるもの”で、 拠り所となるものを表します。 訳し方はたくさんありますが 方法・理由・由緒・縁・~こと と訳すことが多いです。 例 知るよしもなし 訳 知る方法もない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ゆくすゑ(行く末) 名詞 本来は行こうとする先を表します。 そこから、将来という意味になりました。 ”行く先”も同じ意味で、 ”来し方”とセットでよく用いられます。 例 行く末うしろめたし 訳 将来が気がかりだ HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こしかた(来し方) *”きしかた”と読む場合もあります。 名詞 ”来し方”の”し”は過去を表す助動詞”き”の連体形で 元のやって来た方向の意味から過去と訳します。 例 来し方忘れがたし 訳 過去が忘れがたい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ほだし(絆) 名詞 元の意味は馬の足を縛る綱でした。 そこから人の自由を奪い束縛するものとして しがらみ・障害と訳します。 出家の時の”ほだし”は妻子・家族を指す場合が多いです。 現代語の”情にほだされる” (=人情に縛り付けられて身動きできない気持ちになる) という表現もあります。 例 ほだし多かる人 訳 しがらみの多い人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
かち(徒歩) 名詞 漢字の通り徒歩と訳します。 格助詞”より”がついた、徒歩より(徒歩で)の形で よく用いられます。 また入試などでは漢字の読みが聞かれます。 例 かちより行く 訳 徒歩で行く HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
せうそこ(消息) 名詞 消(=死)と息(=生)、つまり安否が本来の意味です。 安否を伝えることから、手紙・伝言と訳します。 また、訪問の取り次ぎと訳すこともあります。 例 つとめて消息あり 訳 翌朝手紙が来る HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
そらごと(空言・虚言) 名詞 漢字は違いますが、現代語の”絵空事”と同じような意味です。 ”そら”はうつろでいい加減な様子やいい加減な言葉を表します。 嘘・偽りと訳します。 例 まこと、そらごとを見よ 訳 本当か嘘かをよく見なさい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
うつつ(現) 名詞 現代語"夢うつつ"の”うつつ”です。 ”夢”の対義語で、意識がはっきりした状態を表します。 現実・正気と訳します。 例 うつつの事とはおぼえず 訳 現実の事とは思われない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ざえ(才) 名詞 才能のことですが、貴族の男性が身につけるべき学問、 特に漢学の才能を指します。 学識・教養と訳すこともあります。 そのほか、和歌や管絃に関する技能の意味にもなります。 例 才ある人 訳 学問のある人 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
あだなり 形容動詞ナリ活用 ”まめなり”の対義語で 実質がない感じです。 物事ならはかない・無駄だ 人なら不誠実だ・浮気だ の意味になります。 例 あだに散りにし花 訳 はかなく散ってしまった花 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
ねんごろなり(懇ろなり) 形容動詞ナリ活用 懇切丁寧・懇親の”懇”の字を当て 心を込めている感じです。 熱心だ・親しいと訳します。 例 ねんごろに行ふ 訳 熱心に仏道修行する HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
まめなり 形容動詞ナリ活用 ”まめ”は実質のある様子で 人ならまじめだ・誠実だ・勤勉だ 物なら実用的だと訳します。 まめまめし・まめやかなりなども同じ意味になります。 例 まめなる男 訳 真面目な男 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
おぼろげなり 形容動詞ナリ活用 元々は”並一通りだ”という意味の語でしたが おぼろけならずの形や、打ち消しの語とともに 用いられることが多かったため 並一通りでないという真逆の意味も生じました。 どちらの意味になるかは、文脈から判断します。 例 おぼろけならぬこころざし 訳 並一通りでない愛情 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
きよらなり(清らなり) 形容動詞ナリ活用 光り輝く気品があり、最高に美しい様子を表します。 特に内面の本質的な美しさを表します。 気品があり美しいと訳します。 類義語の”きよげなり”は”きよらなり”より一段劣り 外面的な美しさを表します。 例 顔かたちきよらなり 訳 容貌は気品があって美しい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
すずろなり 形容動詞ナリ活用 ”すずろ”は現代語の”そぞろ”と同じ語源で 理由や目的・意志とは無関係に、 なんとなく物事が進んでいく感じです。 訳もなく・むやみにと訳します。 例 すずろに涙こぼる 訳 わけもなく涙が出る HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
みそかなり(密かなり) 形容動詞ナリ活用 ”密”の字の通りで 現代語の”ひそか”にあたります。 人目に付かないようにこっそりとする感じです。 例 みそかに語らふ 訳 こっそりと語り合う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
せちなり(切なり) 形容動詞ナリ活用 漢字で”切なり”と書くとおり 深く身にしみる様子から 切実だと訳します。 連用形”せちに”の形で しきりだ・重要だと訳すこともあります。 例 切なる思ひ 訳 切実な思い HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
なのめなり 形容動詞ナリ活用 ありふれて平凡な様子を表し 普通だと訳します。 また、そこに普通では駄目だという マイナスのニュアンスが加わり いい加減だと訳すこともあります。 関連語の”なのめならず”(並一通りでない) もよく用いられます。 例 なのめならぬありさま 訳 普通でない様子 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こころにくし(心憎し) 形容詞ク活用 憎いという語が含まれますが、憎悪の気持ちは含まれません。 憧れや妬みを抱くほど奥が深くて優れた相手に対する褒め言葉で 奥ゆかしいと訳します。 例 心にくくのどやかなるさま 訳 奥ゆかしくおおらかな様子 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓
こころづきなし(心付き無し) 形容詞ク活用 漢字で”心付き無し”と書くとおり 相手の行為・状態に心が付かない(=心がしっくりこない) 様子を表します。 気に入らないと訳すことが多いです。 例 返りごと心づきなし 訳 返事が気に入らない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓