「家宣」の解き順に瑕疵が有りましたので修正させていただきます。仕上げの奇数個連鎖です。本文では、9から左へ強・弱・強・弱・弱で、9は削除されます。としてこの図になります。としましたが、第9列の9は2個型強リンクですので、強と弱の順番が違います。正しくは9から上へ強・強・弱・強・弱で9が確定します。です。投稿前には確認しているのですが、漏れてしまいました。修正図と差し換えてください。ご覧頂きまして有難うございました。「家宣」修正版
ナンプレは初級から上級に行くにつれて解きにくいですね。<br><br>簡単な新しい原則を見つけましたので、是非ご覧ください。
Hardestsuudokuで検索すると、数多くの問題図を閲覧することができます。しかし、その大部分は問題集の表紙です。それは題材に出来ませんので、ブログの中で紹介されている作品を探しています。今回の題材は、外国の方のブログで、「WecommissionedAustrianmathematicianWilhjelmJodlevutzentocomeupwiththeworld'shardestSudokupuzzle.TheresultwastheSudokupuzzledisplayedbelow.ProfessorJodlevutzenclaimsthepuzzleshouldbegradedasa12-starpuzzle.」直訳すると「私たちはオーストリアの数学者ウィルヘルム・ヨードレフッツェンに...「消えた7」
以前「ちえのわ定跡」をご覧頂きましが、詳しい説明を。「ちえのわ定跡」には「二択型ちえのわ定跡」と「強リンク型ちえのわ定跡」が有ります。「二択型ちえのわ定跡」「崩壊」の序盤の途中図に次の図が在ります。この図は▢に6が居るので、二択マスの▢には6は入れないので3が入ると云う図です。ですので、▢には6が入り6は削除されると云う解き順になります。この図をA図とします。でも、何かモヤモヤしませんか?▢に6が入る確率は50%有りますよね。すると、即3が確定します。この3には色が有りません。何故なら3になる前に確定しているからです。この図をB図とします。▢の3を見ると、A図では3でB図では確定します。どちらかは必ず誤りですので、赤色数字が確定します。最初の図に戻って、▢の6と▢の6が確定します。「強リンク型ちえのわ定跡...「秋雷」
申し訳ございません。予告の質問図は難易度が低すぎましたので、別の作品に差し替えました。従って、おまけ欄にて公開させて頂きます。今回の題材は、Yahoo!知恵袋に投稿された方の質問で、常連の回答者2名が仮定法が必要と回答された作品で、次の図です。回答された方がもう1名居りまして、答えのみの投稿でした。私はこの作品を「崩壊」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。第5行の8で進めて、5の井桁で、5は削除されます。四国同盟で、この図になります。二択マスが幾つか在りますが、それを追うと仮定法になります。7のLoopが出来ています。7のLoopに2回接触する数字は6です。居食いで6は削除されます。6のLoopを造ります。▢と▢は6の強リンクです。▢の6を6とすると、▢に6が▢に6が入ります。強リン...「崩壊」
「ブログリーダー」を活用して、sylviaさんをフォローしませんか?
「家宣」の解き順に瑕疵が有りましたので修正させていただきます。仕上げの奇数個連鎖です。本文では、9から左へ強・弱・強・弱・弱で、9は削除されます。としてこの図になります。としましたが、第9列の9は2個型強リンクですので、強と弱の順番が違います。正しくは9から上へ強・強・弱・強・弱で9が確定します。です。投稿前には確認しているのですが、漏れてしまいました。修正図と差し換えてください。ご覧頂きまして有難うございました。「家宣」修正版
前回の「地雷」と云う発想はいかがでしたか?考えてみればナンプレと云うゲームは地雷を見付けて除去するゲームですね。既成のロジックも確定させるより削除する方が多いと思います。例によって3個型弱リンクを頭の中で転がしていたら、面白い定跡?を見つけたのでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。「無垢の3個型弱リンクと三択マスは3個とも同じ色」を使います。▢と▢は8の2個型強リンクです。そして、▢と▢は2の2個型強リンクです。さらに、▢と▢と▢は5の3個型弱リンクです。▢と▢の8の強リンクをこの様に色分けし、基準色とします。▢の5が確定するとします。▢の8が確定しますので、▢の5は5になります。そうすると▢の2も確定します。次に、▢の5が確定するとします。当然のこと▢の5は削除されます。▢には8が基準色として居ま...愛子2年定跡
今回の題材は、いちごナンプレ研究所さんの「数独ソルバーが1ヶ所も解けなかった超難問」のコメント付きの作品です。数独ソルバーには既存のロジックの大半は入力してあると思いますが、1ヶ所も解けないと記されています。これが何を意味しているのかは個人によってはそれぞれですが、既存のロジック命の方は解けない鴨葱。でもこれは「新しい手法をご自分で探して下さい」と云う提案のようにも思えます。次の図がその作品です。私はこの作品を「反る婆」と名付けました。普通に解くと数個有る地雷を踏んでしまいます。信用出来るのは二択マス2個型強リンク一心同体それと新手順です。候補数字を入力したこの図から解き始めます。二択マスは有りませんね。一心同体を使います。▢と▢は2の一心同体です。▢と▢は2の2個型強リンクです。▢と▢の2が入るとすると...「反る婆」
前回の「ドローン定跡」は如何でしたでしょうか。あれは強リンクでも使えます。3個型弱リンクは奥が深いので違う形を見つけたらまた記事にします。今回も外国の方のスレッドでED=11.9の作品です。私はこの作品を「綱吉」と名付けました。難しいので力ずくで対応しました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。珍しく二択マスが1個も有りません。このような場合こそ3個型弱リンクや三択マスの出番です。▢と▢は1の強リンクです。そして、▢と▢は8の強リンクです。▢に1が決まると▢は4・7の二択マスになります。そして、▢に8が決まると▢も4・7の二択マスになります。色分けすると、▢に1が決まったら▢は4・7の二択マスになります。そして、▢に8が決まったら(▢は4・7の二択マス)になります。この場合▢が4・7の二択マスとする...「綱吉」
以前numpl_npmさんに、3数字の対称性を使って解くと云う手法が有ることを教わりました。以来3と云う数字が気に掛かりまして、3個型強リンクを暫く研究しましたが、現在は3個型弱リンクにどっぷり浸かっています。「ふきのとう定跡」「愛子元年定跡」を見付けました。そして、今般「ドローン定跡」を見付けましたので、ご覧ください。その前に3個型弱リンクについて。3個型弱リンクは最初は全て同じ色で、1個消えると残りの2個のうち1個の色が反転すると記しましたが、逆に2個の色が2色に分かれると残りの1個は消えると云う論理を使います。今回の題材は、遅れましたが「家綱」で、次の図です。外国の方のスレッドでED=11.9の作品です。候補数字を入力したこの図から解き始めます。最初から新定跡です。▢と▢と▢は6の3個型弱リンクです...「家綱」
手前味噌を並べます。単独領域、単独ユニットそして全体で、二択マスだらけの畑の中にポツンと一軒家(三択マス)が在る場合、その三択マスの中のある数字を消すと全てが二択マスになってしまう時には、その数字が確定するという手法が有ります。BUGと呼ばれていますが、この手法はUniqueRectangleと同じく唯一解前提の手法として邪道とされています。前回私が見付けた「こうごう定跡」はこのBUGの一部を表舞台に押し上げたと思っています。この形を覚えてください。第5列の3は強リンクで、第7列の4も強リンクです。BUGではなく「こうごう定跡」で3マスの数字が確定します。今回の題材は、Yahoo!知恵袋への質問で次の図です。嫌われ者の代表みたいな質問図です。ですので、この作品図を「風珍」と名付けました。再度質問図です。何...「風珍」
申し訳ございませんが予告と表題が違います。実は体調を崩しまして以前のように超難問に挑戦する気力も体力も失いつつあります。ですので、定期的な投稿は難しいと思います。今回は「家光」を読み直して見付けた新定跡をご覧ください。▢と▢と▢に2の3個型弱リンクが有ります。その中に8の強リンクが有ります。ふきのとう定跡で2・8の本当の隠れ二国同盟が出来て▢の2が削除されます。もう一つの条件として、▢を2・8の二択マスにしたらどちらかが確定するのではないかと考えました。弱リンクと強リンクでは当然のこと強リンク優先ですので、▢は8が確定します。これが新定跡です。ふきのとう定跡とは違うので「愛子元年定跡」と名付けました。愛子元年定跡を使って「家光」を解いてみました。前回の途中図です。青色数字が誤りと云う先入観を捨てる為に色を...「愛子元年」
江戸幕府三代将軍の徳川家光は、家臣団に「余は生まれながらの将軍である」と宣言したことで有名ですが、実際には乳母のお福の機転によるものが大きいと思われます。詳細は歴史書をご覧ください。今回の題材も、外国の方のスレッドでED=11.9の作品で次の図です。私はこの作品を「家光」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。五国同盟で、この図になります。1・3・9の三択マスだらけです。しかし、ある1マスだけこの数字が決まるのではないかと想像出来るのですが、よく見てください。超難問を解くには複雑なロジックを覚えるのも大切ですが、第六感も重要な役割を持っています。3個の▢は全てが偶数数字です。それも1マス置きに。▢も偶数数字ではないかと想像すると、2が入ります。続きは本文で。注意して頂く事が有ります。▢と...「家光」
「家康」の記事に瑕疵が有りましたので、修正させていただきます。申し訳ございませんでした。作品図に於いて、上記の4マスにて、本当の隠れ二国同盟が成立すると記しましたが、成立しない場合も有りましたので、取り消しさせていただきます。検証が足りませんでした。改めて違う手順をご覧ください。右下ブロックのこの色分けまでは間違いないので、この図から解き始めます。▢と▢と▢の何処かに2と8は入ります。▢に8が▢に2が入りますと▢に6が確定しますので、禁止です。また、▢に2と8が入ると同じく6が確定しますので、禁止です。ですので、▢に2または8が入ります。三択マス定跡で2または8が削除されて6は反対色の6になります。この図になります。▢と▢は3の強リンクで、▢と▢は9の強リンクです。この色分けになりますので、1と5は削除さ...「家康」修正版
ナンプレの解法は単純なものから複雑なものまでが、このマスにこの数字が決まったらどうなると云うものです。例えば1・2の二択マスが在る場合、1を決め打ちして進めてその分かれ道全てに矛盾が生じた時には、そのマスには1が入らないと云う俗に仮定法と呼ばれる手法?です。しかし、これで終わらないのが天邪鬼です。視点を変えて見ると新しい手法に出合えます。1を決め打ちして矛盾が生じるのなら、2を削除すると矛盾が生じることになります。この良い例が「家康」の右下ブロックの色分けです。そして、もっと視野を広げます。2を削除すると矛盾が生じることが有るのなら、2を削除して正解も有るのではないだろうか。既存のロジック命の方は考えもした事が無いでしょうね。でも、今回も新定跡を見付けました。今回の題材も、外国の方のスレッドでED=11....「秀忠」
ED=11.9の作品は最難問の意味でしょうか。外国の方のスレッドを覗いてみるとそれ以上のポイント数の作品は有りません。そして不思議なことにフィンランドの数学者が公開した「世界一の難問」はED=11.9には含まれておりません。今回の題材は、ED=11.9と評価された作品で、次の図です。ED=11.9の作品は沢山有ります。その中で同じ正解図ではない作品を数点選び、歴代の徳川将軍の名を付けさせて頂きまして、この作品を「家康」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。この4個の▢は4・5の本当の隠れ二国同盟です。疑問を感じられた方に解説を。▢に4が決まると、▢にどの数字が決まっても全てのマスが確定します。単独領域だけの作業でその領域の数字を確定させる、全て二択マスにするもしくはその両方は禁止です。...「家康」
前回のLoopとChainの違いをご覧になっての感想は如何でしたでしょうか?既存のロジック命の方も参考にしていただければ幸いです。今回は新手ではありませんが、以前見付けた定跡?を纏めて記事にしてみました。その名も「弱リンクの原則」です。弱リンクを3個型・4個型・5個以上型の3種類に分けて解説します。今回の題材は、numpl_npmさんに教えて頂いた外国の方のスレッドで、難易度ポイント数ED=11.9の作品です。ED=12.0が最高ポイントだそうです。私はこの作品を「うなぎのぼり」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。2の強リンクが2個在ります。第1列に数字2の5個以上型弱リンクが有ります。その内4個は活きるための色が決まっています。2は2と2のどちらかと同色になります。(色分けの根幹は...「うなぎのぼり」
今回はお勉強からです。上等兵さんはこれを覚えると昇級するかもしれません。解く手法にはLoopとChainの名が付いていても実態は違うものが有るのをご存知ですか?単一数字のLoopは和名環もしくは連鎖と訳しますが、偶数個連鎖を指します。これには定義が有りまして「強リンクと弱リンクの繰り返しで、弱リンクの代わりに強リンクでも可」です。ですので、二色の色分けが可能です。しかし連鎖は必ずしもLoopになる訳でもありません。Loopにならない連鎖は奇数個連鎖と云い必ず矛盾が生じます。両手が強リンクの数字が確定し、両手が弱リンクの数字が削除されます。つまり、二色の色分けが不可能なのです。単一数字のChain和名鎖にも定義が有ります。「先頭と後尾の間に弱リンクが複数存在するものは不可」です。つまり、Loopが切れると必...LoopとChain
Yahoo!知恵袋への質問には回答の常連さん方が色々教えてくれますが、✕への質問には殆ど回答されません。質問された方はどう解決されるのでしょうか。仮定法無しでと云う質問が多いのですが、仮定法こそ唯一の論理と主張される方も少なくありません。今回の題材も、✕への次の一手の質問です。投稿前に再確認しようと思ったら、削除されたみたいで画像が有りませんでした。「次の一手は?」と云う質問が曖昧な表現で、私なら「最短工数で解くにはどのマスを確定させれば良いのですか?」と質問します。これなら正解手順は一つなので、仮定法は使えません。質問図まで間違いが無いのか解いてみます。候補数字を入力したこの図から解き始めます。2で進めて、第7列の4で進めて、第1行の5で進めて、第5列の1で進めて、二国同盟で、三国同盟で、三国同盟で、三...✕への質問ー3
以前、行・列の領域に空きマスが5個あるときは、三国同盟と二国同盟に分割されると記しましたが、この順番が大切で二国同盟と三国同盟ではありませんのでご注意ください。ですので、二国同盟を先に造ってはいけないのです。今回の題材は、✕への質問で、次の一手は?と云う質問図です。候補数字の一部が抜けていましたので、修正図を解説します。第1列に空きマスが5個有ります。2が消えると1・3の二国同盟が出来ますので、2を残して▢▢▢で1・2・3の三国同盟を造りますと6が削除されます。すると、▢に6が▢に7が確定します。単独領域だけの作業で確定数字を造ってはいけないと云う鉄則が有りますので、これは不可です。そして、偶然の矛盾です。この図をA図とします。次に▢の7が消えても1・3の二国同盟が出来ます。ですので、▢▢▢の1・3・7の...✕への質問ー2
前回の記事で、矛盾には必然的と偶然的の2種類存在すると記しました。今回はその続きで滅多に出現しない矛盾の形を見付けましたので、記事にしました。その前に「ナンプレ眺めて解こう」さんのYahoo!知恵袋への回答手順の一部を勝手に引用してイジリましたので、お詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした。今回の題材は、Yahoo!知恵袋への投稿で次の一手を教えてください。と云う質問で、上の図がその質問図です。私の手順だと回答にならないので、この記事にしました。この図が作品図です。私は「うらおもて」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。第5行の2で進めて、第5列の5で進めて、第5列の7で進めて、第5行の9で進めて、第8列の8で進めて、右下ブロックの3で進めて、右中ブロックの6で進めて、中上ブロッ...「うらおもて」
現在知れ渡っているナンプレの解法は、奇数個連鎖の一部とNishioを除くと、あるマスには数字Aは入れないと云うロジックです。この現象を「矛盾」と表現しています。これは根拠が有る必然的な矛盾です。私がよく使う「このマスには1も1も入れないので削除されます。」もその一例です。対して、マスに適当な数字を決め打ちしてしらみ潰しに進めたら、あるマスには数字Aは入れない。この現象も「矛盾」と表現しています。これは偶然の矛盾です。ナンプレは矛盾を利用しないと解けません。必然的な矛盾のみを使うように努力しています。今回の題材は、Yahoo!知恵袋へ投稿された質問図です。私はこの作品を「矛盾」と名付けました。質問者さんは「矛盾を使わずに進めることは不可能でしょうか。」とコメントされています。答えは「不可能」ですが、必然的な...「矛盾」
ネットで難問を提供されている方々がお休み中ですので、外国の方のブログを閲覧して題材を探しています。そして、ビックリするような新定跡を探しています。今回の題材も難問4作品で最難問と紹介されている作品で、次の図です。私はこの作品を「平家蛍」と名付けました。最初から新定跡「FourPairs」を使います。候補数字を入力したこの図から解き始めます。何処から手を付けて良いのか迷うでしょう。「FourPairs」です。4個の色付きマスは全て三択マスです。その中には3・8の2数字が含まれています。その3・8を3・8を数字Aとし3・8を数字Bとします。すると、色付きマスは2・A、7・A、1・B、6・Bの二択マスになります。この時点ではどの3・8がAでも構いません。結果、AとBで強リンクになりますので、同じ領域の他のマスに...「平家蛍」
武家の系図を遡ると、源氏と平氏のどちらかになると云う説があります。信長は平姓を名乗っていて、家康は先祖の徳川が源氏だったそうで、その徳川に改姓しています。ちなみに、秀吉は足利義昭(源氏)に養子縁組を懇願しましたが断られたそうです。今回の題材は、超難問4作品の左から2番目に載っている作品で、次の図です。私はこの作品を「源氏蛍」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。突破口はどのマスなのでしょうか。前代未聞の進め方をしますので、参考にしてください。▢と▢は3の強リンクです。この色分けにします。▢に3が決まり▢に3が決まった場合は▢に4が決まります。もう一つ、▢に3が決まり▢に3が決まった場合は▢に6が決まります。どちらかは必ず誤りですので、4と6は色違いになります。中下ブロックでは4も6も強...「源氏蛍」
外国の方のブログで、超難問のTOP4の作品を紹介されている方が居ります。そのうちの一つは「逆鱗」ですので省いて、残りの3作品を続けて記事にしたいと思います。今回の題材は、4作品うちの右側に載っているので、第4位だと思われる問題で、次の図です。私はこの作品を「勘気」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。右下ブロックの3で進めて、早速止まりますが「逆鱗」と比べますと、下だと思います。突破口はどのマスだと思いますか?▢と▢は9の強リンクです。この色分けを基準とします。突破口は▢の三択マスです。▢に5が決まりますと、3が決まり7が決まり▢の9が決まります。▢の9は9ですので、この色分けになります。二択マスの3から始めるとこの図にならないので、ご注意ください。片方の色が決まっている二択マスには反...「勘気」
今回の題材は、中国の方が解けない問題としてX(旧ツイッター)に投稿された作品で、作者不詳です。万里の長城を想像して私はこの作品を「長城」と名付けました。この図は作品図です。そして、この図が投稿図です。攻め処が見当たらない「長城」そのものでしょう?投稿図のマスの色を消したこの図を解きます。▢と▢は8の強リンクです。▢に8が決まると、第2行に三国同盟が出来て▢に7が決まります。そして、▢に8が入ります。▢と▢には7・8のどちらかと9が入ります。従って、1と2は削除されます。▢と▢は4の強リンクです。一心同体で▢に4が入ります。▢と▢は3の強リンクです。▢には3が中上ブロックの▢には3が入りますので、1は削除されます。▢と▢は1の強リンクです。▢に1が決まると、中央ブロックの▢のどれかに1が決まります。そして、...「長城」
X(旧ツイッター)で独自の難易度ポイントを提供している方が、世界一ハードな数独として紹介されている作品の難易度ポイント数を430Pと公表されています。フィンランドの数学者作の「世界一の難問」が389Pですので、より難しい問題となりますが、どうでしょうか。私はこの作品を「頑強」と名付けました。候補数字を入力したこの図から解き始めます。左下ブロックの1が確定しています。1で進めて、この図になります。二択マスが2個有ります。やはりここが攻め口でしょうか。▢と▢は3の強リンクです。▢に3が決まると、▢に4が▢に6が決まります。片方の色が決まっている二択マスには反対色が入ります。従って、4は削除されます。▢の6と▢の6は一心同体です。▢と▢の6が決まると6になります。従って、6は削除されます。▢の1と▢の1は強リン...「頑強」
私の手法は、数字の繋がりでは無く形で決めているので、ロジックでは無く定跡ですと以前の記事に記しました。「まぼろしの二択・二国同盟」はその魁とも云える手順でしょう。既存のロジック命の方は仰天されたでしょうね。今回はU字型を使わない手順ですが、今度は既存のロジックは二国同盟1回しか使いません。再びの仰天を覚悟してご覧ください。「こいのぼりBahamut版」です。改めて問題図を見ると、奇数数字が多くその中でも5が目立ちますね。候補数字を入力したこの図から解き始めますが、二択マスが有りません。攻め口が無いように見えますが、▢▢▢に9の3個型強リンクが有ります。直角では無いので、やじろべえは使えません。▢▢▢にも9の3個型強リンクが有ります。重ねるとこの図になります。どうも大きいLoopにするのは無理な様です。蚊帳...「こいのぼりBahamut版」
先日ネットで難問探しをしていたら「ドクター中尾の人工知能・頭が良くなる楽しいナンプレ」というHPを見付けました。そこには簡単なものから超複雑なものまで沢山のロジックが解説されています。私の目が留まったのは「2-StringKite」と云うロジックで、HPの解説をそのまま流用させて頂きますと、この例題に於いて、左上ブロックの2個の▢の1と▢の1は強リンクであると云う解説です。そして、▢の1と▢の1は強リンクで、▢と▢は同じ領域に在ります。この場合は、▢と▢のどちらかは必ず確定します。従って、▢と▢の両方と同じ領域に在る▢の1は削除されるというロジックです。これをご存知の方は多いと思います。でも、私の目が留まったのは最初の「左上ブロックの2個の▢の1と▢の1は強リンクである」なのです。とすると、上図の1は全て...「宇宙船」
この記事はnumpl_npmさんのリクエストにお応えしての臨時記事です。「超難問も解ける数独ページ」にて紹介されている順位第6位の作品で、以前に解いてストックしてあった難問です。首位の「逆鱗」と比べ余りにもスムーズに進めたので公開を躊躇っているうちに忘れてしまいました。次の図が「こいのぼり」と名付けた作品です。numpl_npmさんは、現時点では最難問かもしれないとコメントされていますが、この図を初めてご覧の方はどうお思いますでしょうか。候補数字を入力したこの図から解き始めます。今は封印しているU字型を見て、自分でも懐かしい思いです。並の軍曹さんならこの図を見て、攻め口を見つけるのに1時間は掛かるのでしょうか。まぼろしの二択です。中段ユニットで、5と絶対に磁石にならない数字は1と2と3と4と7と9です。こ...「こいのぼりU字型版」
以前はyahoo知恵袋の質問に、仮定法が必要・仮置きが必要と云う回答が多かったので、このブログの題材にしましたが、現在は殆どが正しい回答なので、記事に使えません。✕(旧ツイッター)にも高ポイントの作品は減っております。著作権に抵触しない超難問をご存知の方は、教えて頂ければ有り難いです。今回の題材は、いちごナンプレ研究所さんの相棒のヒントが付いている超上級の作品で、次の図です。この問題図は見た瞬間にいちごと判ります。そして、中央ブロックは魔方陣です。私はこの作品を「あまおとめ」と名付けました。何故いちごと判ったか知りたいですか?それは、麻雀の「1・4・7」「2・5・8」「3・6・9」あと三つ「1・2・3」「4・5・6」「7・8・9」は絶対に同居しないのです。ですので、この条件を使うと初級問題で、使わないと・...「あまおとめ」
近頃の私の手法は、数字の繋がりでは無く形で進めるので、ロジックと云うよりも定跡ではないかと記しました。ふきのとう定跡もその類のごとく形です。調べていくうちに二つの型が有るのに気が付きました。A型・・同じ数字の二択マス2個(本当の隠れ二国同盟)と確定マス1個B型・・同じ数字の二択マス2個と別の同じ数字の二択マス2個以上です。続きは本文で。今回の題材は、numpl_npmさんに紹介して頂いた外国の方のHPに載っている作品で、次の図です。私はこの作品を「款冬」(かんとう)と名付けました。予告に記載しましたが、「世界一の難問」より難しいと思います。候補数字を入力したこの図から解き始めますが、攻め口がなかなか見つかりません。従って、U字型を1回だけ使います。上段ユニットで、9は▢で7と三回同居で9-7の磁石候補の時...「款冬」
ナンプレの楽しみ方は人それぞれですね。既存のロジックだけで解きたい方、添付された時間内にクリアしたい方、私みたいに独自の手法を使う方、そして問題図を作成する方もいらっしゃいます。私には問題図を作成する能力が有りませんので、その才能がある方が羨ましいです。今回の題材は、いちごナンプレ研究所さんの作品で、◆こんな超難問解けるわけ・・・あります。「魔法を掛けてあります」のコメントを添えてある作品で、次の図です。私はこの作品を「魔法」と名付けました。全てのマスに候補数字を入力して、魔法を利用すると初級問題になりますので、魔法を利用しないで考えた方が面白いでしょう。予告のヒントで▢が最初に確定するとしましたが、魔法(中央ブロックは魔方陣・中段ユニットのみ相棒)を利用しないで▢が5である事が解った上等兵さんはいらっし...「魔法」
先日「解けないナンプレ」で検索したら、YouTubeの動画に当たりまして、「超難問!こんなの解けるの?最上級ナンプレ(数独)の解き方のコツ」と云う表題でした。「数字仮定法」を使うそうです。仮定法は見ても参考にならないので、問題図のみ借用しました。投稿者さんの実力は不明ですので、難易度も不明です。ですので、ロジックを使わないで眺めて解いてみました。次の図が問題図です。私はこの問題図を「りゃん・うー・ぱー」と名付けたかったのですが、以前いちごナンプレ研究所さんの作品に付けさせて頂きましたので、「三面張」と名付けました。この問題図の急所は、上図の色付きマス4ヶ所です。4ヶ所の内▢が最初に二択マスになり、上図の▢の数字が確定します。能書きはともかく解き始めます。3個の▢により▢の5が確定します。2個の▢により▢の...「三面張」
特殊ナンプレにはそれ専用の手法が有りますね。いちごナンプレには「足して15」「性格の不一致の別居」などです。対角線ナンプレには「3個型奇数個連鎖」がそうです。今回の作品を解いていてもう一つ見付けました。「流れ星」と名付けましたが、これも定跡だと思います。今回の題材は、Amebaブログ「ろばくんのパズル!」に公開された作品で、次の図です。ヒント数字が点対称配置の作品です。私はこの作品を「七流れ」と名付けました。候補数字を入力します。対角線を整理すると、この図になり,数個の数字が確定します。左中ブロックの5で進めて、中央ブロックの8で進めて、左中ブロックの9で進めて、中央ブロックの1で進めて、ここで止まります。この図が解き始め図です。三国同盟で、中上ブロックの4で進めて、新定跡の「流れ星」です。▢と▢に7の強...「七流れ」
以前私の解き手順は、数字の繋がりを追うのでは無く形を追うので、ロジックと云うより定跡に近いと記しました。共倒れや居食いなどがそれに当たります。「春雷」のひとりごとで「ふきのとう定跡」をご覧頂きましたが、深く考えますと2種類のパターンが有ることに気が付きました。「数字Aの強リンクとB・Cの二択マスを使った3数字の協調性を使うこと」は同じですが、Ⅰ.Aの強リンクとB・Cの二択マスが接触していない場合「春雷」のひとりごと図です。▢▢の1の強リンクと▢の7・9の二択マスは、1の片方と7・9の二択マスは領域は同じですが接触していません。このケースでは▢の1が確定します。詳しい説明は「春雷」のひとりごとをご覧ください。進めると、「ふきのとう」の定跡はこの図のようになります。つまり、▢と▢と▢には1と7と9以外の数字は...「白い冬」
我が国の内戦には色々な名前が付いています。戦争、戦い、変、乱、役などです。この違いをご存知でしょうか。私は大きさの違いかと思っていましたが、基準らしきものが有るそうです。考えてみたら「川中島の戦い」は足かけ12年でしたが、「関ヶ原の戦い」は6時間で勝負が付いたのに、おなじ「戦い」ですね。今回の題材は、いちごナンプレ研究所さんの作品で、次の図です。二色のカラーマスが対峙しているみたいなので、私はこの作品を「関ヶ原」と名付けました。いちごナンプレ研究所さんはこの作品にはコメント無しですが、カラーマスで一気通貫・そして相棒ナンプレであることは一目瞭然ですね。候補数字を入力したこの図から解き始めますが、作家さんのコメント無しでカラーマスで一気通貫・相棒を利用するのは失礼だと思いますので、色を消して、相棒も使わない...「関ヶ原」
私は、対角線ナンプレは対角線と云う条件が強烈なヒントなので、通常のナンプレと比べ超難問と呼ばれる作品は滅多に出現しないと思っていましたが、今回の作品は私が出会った対角線ナンプレの最難問だと思います。私が使った共倒れ系と背理法無しで解けた御仁は相当な達人でしょう。今回の題材は、Amebaブログ「ろばくんのパズル!」に公開された作品で、次の図です。久しぶりの対角線ナンプレです。私はこの作品を「春雷」と名付けました。とてもクセの有るヒント数字配置ですね。候補数字を入力して、対角線を整理したこの図が解き始め図です。突破口は幾つか有りますが先ずはこれから、▢は4・8の二択マスです。▢の4を4とします。▢に4が決まると▢に4が決まります。強リンクで▢に4が入ります。従って、4は削除されます。▢と▢に4が決まると、左上...「春雷」
私も候補数字を入れないで難問が解けたらと思って、先日ナンプレ眺めて解こうさんのnoteブログを訪問してみました。そこには技法として「AnでなければBn」と「同盟」の2種類が記載されており、ナンプレ京さん作の「次の一手ナンプレ」は全て解けるそうです。一歩上を目指している方は訪問されると宜しいかと思います。私は「同盟」は直ぐに理解できたのですが、もう一つの方は?でした。処が自分で見つけたのです、それも「AnやBnでなければCn」の技法を。今回の題材は、いちごナンプレ研究所さんの作品で、整いましたのコメントが添えてある超上級問題で、次の図です。私はこの作品を「整頓」と名付けました。無謀にも眺めて解くに挑戦してみました。2個の▢により▢に3が確定します。余分な記事ですが「AnやBnでなければCn」をご覧ください。...「整頓」
「3個型弱リンクの原則」の追加解説です。本文では▢▢▢の1の3個型弱リンクと▢▢▢の7の3個型弱リンクに於いて、▢に7が居ようが居まいが▢の1は1になりますとして、この図から解き進めましたが、1も3個型弱リンクなので、1を使いますと、▢の1が消えるとすると7が決まりますので、この7は7です。また、▢の1が残るとすると7は消えないので、7です。従って、▢に1が居ようが居まいが▢の7は7になります。▢には7も7も入れませんので、削除されます。この図になります。本文との違いを比べて見て下さい。間違いではないのですが、進め方に工夫が必要です。普通に進めますと▢と▢の1の強リンクには、▢に1が▢に1が入ります。すると、▢の5が確定します。これから先は別の解き方が必要です。逆に▢の1と5の二択マスを、1と5に色分けす...「二十四」
歌手の石川さゆりさんは15歳でプロデビューしましたが、数年間は鳴かず飛ばずでした。でも、15枚目のシングル盤の、ご当地ソングでもある「津軽海峡・冬景色」が大ヒットして一流歌手の仲間入りを果たしました。ご当地ソングの第2弾目として、作詞家さんは本名でもでもある石川から石川県→能登半島ということで「能登半島」と云う詞をプレゼントしたそうです。この「能登半島」もヒットして後年紅白で歌われました。今回の題材は、誰にも解けない難しいナンプレ作家さんの超難問のコメント付きの作品で、次の図です。私はこの作品を「さゆり」と名付けました。根拠は予告で記していますが、もう一つ、実はこの作品には大きな落とし穴がが在るのです。候補数字を入力すると一ヶ所の数字が確定します。左上ブロックの7で進めて、この図が解き始め図です。先ずは、...「さゆり」
穏やかなお正月を迎えたは大勢いらっしゃると思います。元日早々に大地震に見舞われた被災者の方々には、慰めの言葉も有りません。元の生活に戻られるようお祈りするのみです。少し前に、中将棋の居食い三兄弟?を記しました。角鷹(一ヶ所)→飛鷲(二ヶ所)→獅子(八ヶ所)と、段々強くなります。このブログでも「角鷹」と「飛鷲」を作品名にしましたので、「獅子」と名付けられる強い居食いをご覧頂ける作品を探していました。やっと見つけたのですが、その作品には作家さんが名付けた作品名が付いていました。その作品は、いちごナンプレ研究所さん作の「宇宙二位の難問」でした。「獅子」と言う名を諦め切れなかったので、申し訳ありませんが今回のこの記事限りで、作品名を「獅子」とさせて頂きました。その「獅子」が次の図です。実は6年前に、いちごナンプレ...「獅子」