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  • 写真展「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」

    東京都写真美術館へ、 「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展 を観にいった。 本橋は東京出身。 社会とその中の人々を50年以上にわたり 写真で記録した。 一方、ドアノーはパリ出身で、 ユーモア交えた喜びの表現が特徴。 異なる背景を持つ二人の写真家の、 炭鉱やサーカス、市場、都市生活など 同じテーマによるルポルタージュ作品が 並列して展示されていた。 残念ながら、撮影の許可は無く、 屋外の壁に巨大に掲載された ドアノーの作品のみ写真に収められた。 <パリ市庁舎前のキス、パリ> The Kiss by the Hôtel de Ville, Paris ドアノーの傑作の一つ。 二人の写真…

  • 「ワールド・クラスルーム 現代アートの 国語・算数・理科・社会」

    今日は休みをとってリフレッシュ。 朝、ちょっと寝てから筋トレ。 家で早めの昼食をとって、いざ美術展。 森美術館、現代アート、「ワールド・クラスルーム 現代アートの国語・算数・理科・社会」展 先の展示会の影響で、鑑賞にあたり、 軸がないと気が済まないようになって しまった。 そこで、コンテクストを理解する ことに軸足を置いて見た。 特に今回の展示会は、社会的・政治的・文化的等 メッセージを意図的に強く含んでいる。作品背景やアーティストの意図を理解することで、作品の意味や価値を深く理解できると思った。 調べてみると 現代における代表的なコンテクストは、 ざっくり、以下がある。 1. 社会的不平等と…

  • 「ワールド・クラスルーム 現代アートの国語・算数・理科・社会」

    「ルーブル美術館展」の感動が冷めやらぬうち、 森美術館で現代アート、 「ワールド・クラスルーム 現代アートの 国語・算数・理科・社会」を見に行く。今宵は、その予習。地元の図書館に行こうとしていたところ、 パソコンのタッチ音を出してはダメ という厳しめルールのため、 今日は、お洒落な夜カフェにてブログ書き。 今回の美術展は現代アートである。 そこで、美術展そのものではなく、 先に現代アートについて考えてみようと思う。 岡田斗司夫のyoutubeを見ると、 現代アートは軽蔑すべきものとされている。理由は大きく以下の三つ。①技術の発展によるアートの終焉: 写真や映画や印刷技術の出現によって、 伝統的…

  • アートハウス映画

    今までフランス映画を避けてきた。 いくらオシャレでも、センスの良いひとが 勧めてきても、本気で観る気にならなかった 単純に意味不明だった。 面白くない。 観る金と暇あったら、 スピルバーグ、ルーカス スコセッシ、タランティーノなどなど、 圧倒的に面白い作品が沢山あった。 しかし、はて 消毒液のようなシングルモルト、 何読まされているんだという芥川賞作品、 背景知らないと分からない西洋美術。 これらは共通して一見、 意味不明じゃないだろうか。 つまり、映画が芸術である場合に限り、 娯楽的に分かりやすく面白くなくても、 別の意味で感動さえすれば、 観るべきものに変わるのでは? そういった憶測で、今…

  • ルーブル美術館展

    遂に、ルーブル美術館展へ行ってきた。 制限時間は2時間で、ギリギリの時間になってしまったが、なんとか74作品を堪能することができた。 西洋美術史を縦軸に、神話や宗教の背景を横軸に、 それぞれの巨匠の珠玉の作品を、愛のテーマで 一気通貫で観ることができた。 撮影許可は非常に少なかった展示会だったが、 許された作品は名画だらけだった。 ★フランソワ・ジェラールの『アモルとプシュケ』透き通るような肌の質感と愛くるしい瞳に心を奪われた。 ★クロード=マリー・デュビュッフの『アポロンとキュパリッソス』神話の情景を圧倒的な美しさで描いている。 ★そしてアリ・シェフェールの『ダンテとウェルギリウスの前に現れ…

  • ルーブル美術館展が楽しみ Part 2

    いよいよ、ルーブル美術館展へ行く日が 近づいてきた。先日、作品のテーマとなるギリシャ神話、 キリスト教、神曲などの知識がないと 理解ができないだろうと書いた。 今回は、別の切り口として、 ざっくり西洋美術史という視点を 纏めてみようと思う。美術の世界において、 絵画を理解するためには 西洋美術史の知識が不可欠である。その理由は、絵画とは、時代背景、 作者の個性、社会や文化の影響を 映し出す鏡のようなものだからだ。 以下に西洋美術史の概略と、 美術展で見ることができる、 それぞれの時代の作品を列挙した。これで分かることは、この展示会で ルネッサンス、バロック、バロック古典、古典、 ロココ、新古典…

  • ルーブル美術館展が楽しみ

    今週、私はルーブル美術館展に足を運ぶ。 テーマはズバリ、「愛」。 ギリシャ神話、聖書、神曲などが背景となる展示だ。 日本人が臨む上で、それらの知識の予習は必須である。それは、新たな発見、豊かな感動の源泉となるだろう。 例えば、ギリシャ神話のアモルと、キリスト教の天使。似て非なる存在。そういった背景を理解すれば、それぞれが持つ豊かな意味が見えてくる。 アモルの話。 ギリシャ神話では「愛」を司る神として描かれる。しかし、その「愛」は、単に恋愛感情を指すわけではない。母親との絆、自己犠牲、挫折と再生といった多層的な「愛」を内包する。 アモルとプシュケの物語を例にとれば、それが明らかとなる。恋人である…

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