かみさんと二人 雨の東伊豆へ一泊旅行に行って来ました。 雨男を自認しておりまして、昨年のかみさんとの伊豆旅行も雨だったのですが、でも雨の伊豆も結構好きだったりします。 家族での伊豆旅行で近くを通った時に必ず寄るのが「伊豆オレンヂセンター」、目的は別名"長生きジュース"と呼ばれるウルトラ生ジュースです。 確かに長生きできそうな深みのある柑橘系の味わいは我が家では大好評なんです。 確か以前は「一杯飲んだら3年長生き、二杯飲んだら6年長生き、三杯飲んだら死ぬまで長生き！」ってキャッチフレーズだったと記憶していたのですが、さすがに「死ぬまで」ではねーw いつの間にか「？」も付いていましたw おそらく昔…

もう梅雨入りしたのでしょうか？ 曇っているのに気温が高く、とにかく蒸しています。 かみさんは車の運転があまり好きではないため、休みの日は決まって買い物のために私の車を出すことになってしまいます。 ちょっとそこまでって時には、靴ひもを結ぶ必要のないローファーはやっぱり便利！ 遅い食事を丸亀製麺で…、店内でこっそりパチリw 黒のグラミチNNパンツに、同じ黒のランコート タッセルローファー… あまり素足（フットカバーは履いています）で靴を履くのは好きではないのですが、面倒だったので“今日だけジュンイチ〜♫”w

30も半ばに差し掛かった年齢のころ、仕事で とあるペルー料理レストランの新装工事に携わったことがあります。 そのレストランのオーナーである日系二世の老紳士とは本国ペルーでも著名な方で、あえて本名は伏せますが、ドン・ルーチョの愛称で呼ばれ、芥川賞受賞作家である開高健さんの南米での紀行著書にも度々登場する、ペルー政財界の重鎮とか日秘関係の影のフィクサーなどと称される方でした。 高齢であることから身体を気遣い、夏は日本 冬は地球の裏側で夏の季節にあるペルーで過ごす二重生活を送られており、当店舗の開店に合わせて裏のマンションの一室を借り上げ、頻繁に工事の進捗状況を観に来られていたのですが、本当の目的は…

今、月一度の定期検診のための病院に来ていますが、そもそもこのブログを始めたきっかけが、癌を患ってしまい長期療養時の暇つぶしからだったんです。 この時期いつ雨が降り出すかもしれませんので、最近はコマンドソールやラグソールの靴をよく履いていますが、今日もコマンドソールの靴を履きたい気分だったので、選択したのはオールデンD6607Cです。 コードバンですが、予報では日中は雨は大丈夫らしいし、病院の立体駐車場までは車で、ほとんど屋外に出ることはありませんので…、 こちらの靴もまだ紹介記事を書いていませんので、予告みたいになってしまいますね（笑 少しだけ紹介すると、オールデンの象徴的な意匠、NST（ノル…

今日は色々忙しく、あちこち用事で行かないといけなくて、こんな時はスニーカーが良いんですが、ちょっと憚れる場所にもいかなくてはならないし雨も心配… 色々悩んでチョイスしたのがこれ、G.H BASS のレンジャーモック！ 紹介記事を書こうと思って、なかなかできずにいた靴です。 すでに廃番になってしまった靴ですが、特にお気に入りの一つなんです。 こだわりのお気に入りのポイントは、いずれ記事にしようと思っていますので、しばしお待ち下さいね。

どうも今年は早く梅雨入りしそうですね。 曇り空でいつ雨になってもおかしくない朝ですけど、時折雲の切れ間から差し込む日差しや、ちょっと肌寒い風、結構好きなんです この季節。 こんな時は雨に強い（当然防水スプレーを施してあります）とされるスエード靴の出番が多くなります。 以前所有しているランコートのローファー達を紹介しましたが、この靴は記事以降に入手したランコート社製ネイビーブルー スエードのホースビットローファーです。 ソールはオールデンでいうところのコマンドソールになっていて、雨模様にはもってこいです。 でもやっぱり晴れた日に履きたいかなぁ…

かみさんが新鮮な野菜が買いたいとのことで、道の駅に来ています。 雨も上がったので、久しぶりにランコートのホースビットローファーを履いてきました。 コードバンも良いけど、カーフのしっとりとした質感も大好きです。 特に踵のところのしっとりとしたエイジングがお気に入りです。 履いていて、とにかく楽！ 雨上がりの風が心地よいです。

どうもしっかりとした記事を書こうとした意識が強く、結果 更新が滞りがちになってしまっています。 たまにはふと思い立ったままにブログをアップしてみようかなと考えてみました。 今頃ですが、車のタイヤを冬タイヤから夏タイヤに交換するためにディーラーに来ています（汗 曇り模様で蒸していますが、多分雨は大丈夫だと考え、オールデン986を履いて来ました。 なかなか履く機会が少ないので、靴の状態を確認するためでしたが…、なかなか良い感じのエイジング…、皺のテカリにうっとり〜w リゾルト710との相性もピッタリ！ つま先の磨き具合確認のためにパチリ！ちょっと恥ずかしい（笑 踵の磨き具合も良し！ でもそろそろワ…

前回の記事でフライング気味に写真を投稿してしまいましたが、今回は数あるオールデンの靴の中でも、特に日本やフランスで圧倒的な人気を博すモディファイドラストで作られた名作と呼ばれる靴を紹介したいと思います。 ALDEN 54321 ALGONQUIN OXFORD 正式名称はアルガンコンとかアルゴンキンなどと呼ばれている、ホーウイン社のシェルコードバン 色番号8 ダークバーガンディの外羽根ブルーチャー Vチップオックスフォードです。 人気の秘密の一つは、靴を型どるそのラスト（木型）、ハイアーチやハンマートゥなどのハンディキャッパー向けの矯正靴として開発されたモディファイドラストにあり、本来はUチッ…

久しぶりの更新になってしまいましたが、昨年の秋晴れの文化の日、学生時代に所属していた体育会系クラブの友人達と、同窓会を兼ねて出身大学の文化祭に行って来ました。 懐かしいキャンパスに足を踏み入れるのは、30歳の時の転職時に卒業証明書を取りに行って以来の30数年ぶりですので、気張ってオールデンのコードバン オックスフォード短靴を磨き直して履いて行ったのです。 少し早く着いた待ち合わせ駅の改札口に佇んでいると、次の電車で来た一つ歳下の後輩でオールデンコレクターの友人から、開口一番「お！オールデンですね！良いコンディション、良く手入れされてますね。」と声をかけられてしまいましたが、その時に改めて気付か…

今年の夏はとにかく暑くて、最後の記事で予告めいたことを書いたにもかかわらず、撮影に行く気にもなれずなかなかブログを更新できませんでしたが、先日なんとか奮起して撮影を強行してきました。 前回の986の撮影時は曇り模様だったために、色番号No.8バーガンディが黒ずんだ写真になってしまったので、今回は良く晴れた日を選んで、コードバンの質感が上手く写真に反映できるようにと撮影に挑みました。 しかし晴れの日は気温が30度を下回ることはありませんから、水に弱いコードバンですので汗が滴り落ちてシミにならないようタオルを首に掛けて汗を拭いながら、細心の注意を払っての過酷な撮影だったんです。 ということで、苦労…

今回、私が現在所有する最後のローファーを紹介することになりますが、実は今回の靴を記事にすることについて迷っていたのです。 還暦からのローファー…というテーマには、私たち世代が特に影響を受け、好んで履いてきたモデルのローファーたちを、これからの時代にも、世代の個性としてカッコよく履いていけたらいいなという想いから書いてきました。 先日、知り合いから、たくさんローファーを所有するくらいなら、コードバンの上質なローファーを一足持っていた方がいいんじゃないの？といった意見をいただきました。 実はすでにオールデンのコードバンローファーを持っていて、特別な時のための滅多に履かない靴なのですが、なんか自慢す…

2回にわたって、還暦を迎えた大人が履くローファーについて、私なりの考えを書いてきました。 ネットなどで「還暦」「ローファー」などのキーワードで検索すると、履きやすさや足の健康に特化したウォーキングシューズのようなアイテムがヒットすることが多いのですが、普遍的な定番アイテムであり、ほとんどの方が一度は足を通したことがある靴だからこそ、自分の人生を振り返り、こだわりを持って履きたいと考えて今記事を書いてきました。 小学生高学年くらいから父親や叔父の影響で釣りに夢中になっていた私は、高校入学後に当時では珍しいルアーフィッシングをやっていた友人と出会い、海外の釣り事情に興味を持ち、情報収集のために銀座…

20代中頃、大阪へ出張の際に新幹線の時間前に立ち寄った東京駅大丸百貨店の紳士靴売り場で、一際存在感のある靴に目が留まりました。 おそらく私の人生でも一番多くの時間を共にした、コールハーンのペニーローファーとの出会いの瞬間でした。 大人びた雰囲気の中にもアメリカ製靴特有の質実剛健な作りに、すっかりぞっこんになってしまった私は、それ以降コールハーンのローファーを買い増していくことになるのです。 今回は現在まで大切に保管し所有してきたコールハーンのローファー5足を紹介します。 最初に紹介するのは、80年代後期から90年代初頭にかけてリリースされた、アメリカン ペニーローファーの典型のようなモデルです…

少し前の夏の気配が感じられるようになった頃、大学時代に所属していた体育会系クラブの友人10数名と、東京は錦糸町にて、本当に久しぶりに会食してきました。 懐かしい思い出話から始まり、還暦を迎えたそれぞれの近況や健康のこと、その場に来れなかった友人達のことなどの話題で大いに盛り上がり、卒業してから40年近い歳月を経ても、それぞれもまた、未だ不惑 青春真っ只中にいることが判り大きな勇気を貰いました。 良き友人の存在というものが、如何に人生を豊かに、実りのあるものに導いてくれるかということを改めて感じたのでした。 一次会から二次会場となるお店に移動の道すがら、夏日和であったことから、ローファーの着用率…

前回の投稿で、アディダス カントリーに対する想いを書きましたが、同じように何足も履き潰してきたスニーカーが、今回紹介するナイキ コルテッツです。 NIKE Cortez 折しも、NIKEがシューズメーカーとして現在の不動の位置に至るまでの苦難を描いた映画「AIR」の封切りに合わせるように、長いインターバルを置いて、今回のコルテッツ 復刻リリースとなりました。 コルテッツについて、数多の解説記事がネット上に溢れていますので、改めてここで記することは避けますが、NIKEの原点となるスニーカーで、さらには日本のシューズメーカーであるオニツカ・タイガーが関係していることは、同じ日本人として誇らしい気持…

ここ一年ほどの間に、古い友人二人から、「○○（せっちもの本名）はいつもカントリーを履いていたよね」と云われてしまいました。 以前にも書きましたが、確かにアディダス カントリーは、一番に履き潰しては新調するを繰り返してきたスニーカーでして、なにがそんなに良いのかと聞かれても返答に困るくらい、変哲のないランニングシューズなんですが、白地に緑色のラインアクセントと踵にまで捲り上がったヘリンボーンパターンの飴ゴム、爪先と踵のバックスキンの切り返しなどが、なぜかとにかく好きでたまらないのです。 初めて履いたのが大学生の頃ですから、優に40年近く、常に私の足元を飾り続けており、友人達が持つ印象は当然なのか…

前回の記事の最後の方で、でリンダ・ロンシュタットの「グレイテスト・ヒッツ・ボリューム2」の話に触れましたが、今日は少しだけ補足を… 私が小学高学年から中学入学間もない頃は、洋楽が全盛期の時代でした。 思春期にあった私たちは、当然、海外のどの女性アーティストが好みかを、競うように話し合ったものでした。 当時は、圧倒的にオリビア・ニュートンジョン人気が占めていましたが、私はいかにも“アメリカじゃじゃ馬娘”なイメージのリンダ・ロンシュタットに、すっかり夢中になっていました。 リンダ・ロンシュタットのファンは、友人間では少数派であったことから、みんなには内緒で、アメリカ西海岸の青い空を思い浮かべながら…

最近、家内からこんな話を聞きました。 長男長女は保守的な傾向にあり、末っ子は前衛的傾向が強い… 誰に聞いた話なのかは知りませんが、私の周囲を見渡すと、確かにその傾向はあるかも知れないと、思い当たる節がいくつか… 二人兄弟である私の弟とは、歳も近いこともあって幼い頃から常に、同じことに夢中になってきました。 しかし嗜好傾向は明らかに違っていて、映画などでも、当時中学生であった弟は、「ロッキー ホラー ショー」や大林宣彦監督の「ハウス」などに夢中になっていましたが、当時の私には前衛的すぎて、何が良いのかわかりませんでした。 それは三人姉妹の末っ子である家内にも、寺山修司の「天井桟敷」を観に行った話…

現在、海外で日本の80年代から90年代のシティポップと呼ばれるジャンルの音楽が注目されているそうです。 具体的な楽曲としては、竹内まりやさんの「プラスティックラブ」や、松原みきさんの「真夜中のドア」などをはじめとした、私の学生時代から20代にかけて流行った音楽が、海外の音楽ファンによって発掘され、再評価されているとのことで、リアルタイムでそれらの音楽に触れてきた身としては本当に嬉しい限りです。 海外から発信されていることからも、ノスタルジーブームというよりは、良いものは良いといった本物嗜好にあるものと考えられ、特に邦楽の楽曲にみられる編曲のクオリティの高さや、そのマニアックなまでのこだわりは、…