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るんぺんパリ【RunPenParis】 https://lit.link/RunPenParis

詩・詩集・小説・アート・ことばをデザイン・写真 以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、6冊の詩集を出版 令和元年(2019)に「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開 詩集・アート集・他出版中

作品  📚Amazonで発売中 2022/12/6 詩集「やくそくは よなかの おひるに」 2022/11/3 詩集「みさんがの ともだちの たまんご」 2022/10/7 詩集「くうきと さんその かつさんど」 2022/9/3 詩集「さついを こめた いもけんぴ」 2022/8/7 アート作品集「やさいに つめる にくえらび」 他

るんぺんパリ【RunPenParis】
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出身
伊賀市
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2022/07/09

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  • 何色。

    こっそりと過ごせればいいよ。朝は森にいつも、そう声をかけてる。ゆっくりと目が覚めた落ち葉が暖かくなった頃の空気は最高に美味しいんだ。自分が何色だとか気にしないで欲しい。その落ち葉の優しい言葉に、寝転んでしまった。空も色を変えて遊ぼうと誘って来たら、その誘いに乗らない手は無い。ねっ

  • 白紙。

    白紙に怒られた、いや叱られた。誰にも染まらない白紙に、楽とは何だろうと聞いて見たんだ。目先の楽は白紙には無く、本当の楽は白紙にはあるという話だった。白紙に戻すなんて言葉は本当は無い。白紙とは白紙のままで生きる事。間違えたから消して無かった事に出来る消しゴムは、現代の生き方で古い。

  • 真実。

    空は自由って教わった。それも学校では無い所で。そこが空のいい所で、水たまりに写る空が純粋だと感じないと、そこは空が純粋とは思えないかも。天気予報は、空の味方のような言葉を出してる。朝の天気予報に左右された気持ちは、言い逃れのクズな気持ち。本当は失敗とか成功とかどうでもいい。真実。

  • 始まり。

    花が枯れると言うか、花が散ると言うか、花が去ると言うかで、花は、花を全うできる。花は花として生きて咲くだけ。それを見てどう感じるのかは、花の想いには入っていない。雨が気まぐれを辞めた。カラッとした空気の風が雲を大根おろしにして洗濯物を枯らす。花はカラフルに咲いた。そこから始まる。

  • おみくじ。

    コーヒーとは何なんだ。苦々しいだけがコーヒーでは無い事は知っている。そう教わったわけでは無いけども。今日の気持ちはブラックのコーヒーが美味しい。少し、迷った気持ちは、砂糖を少しコーヒーに。出来事を左右するのは運だ。それに付き合うのも運だ。コーヒーは、その運に応えてくれる、おみくじ

  • 余裕。

    時計に笑われた。結構、大笑いされたよ。時計を見て生活してる時点で、あなたは、あなたらしく生きていないと言われた。今朝も出窓から見える神社のイチョウが黄色を濃く表現していた。少し厚手の上着を掴んだ気持ちは、次へのステップ。準備とは、気持ちを落ち着かせる。時計を見た、まだ時間に余裕が

  • 赤。

    赤に染まるリンゴに聞いた話だけど。最初に言われたのは、赤に染まる事は難しいという事を理解して欲しいだった。赤には種類があって、単純に赤でまとめてしまう考え方が嫌いと言っていた。乾いた風が肌をいつもより冷たくする。少しづつ冷える体を、少しづつ温めるには、何が必要なのだろうと考える。

  • いい世界。

    本当のカメレオンに会った。その目は本気だ。世界は毎日変わる生き物なのに、変わらない生き物もいる。本当のカメレオンは、変わらない生き物を尊敬している。だから、その目は本気で、世界が変わる事についていく。変わるのも本気だ。変わらないのも本気だ。いい世界だろ。本当のカメレオンは笑った。

  • 十年後。

    十年後を考える。その意味を考える時間が十年後を暗くする。その暗くする意味を考える時間が、また十年後を暗くする。暗くするのは考える事が原因で、考える本人の責任では無い。十年後に向かってもう進んでいる。だから十年後の飛行機に乗れば、後は何とか十年後に連れてってくれる。十年後は、ある。

  • るんぺんパリ、洗面所。

    るんぺんパリ、洗面所。

  • キャベツ。

    キャベツがキャベツ以上になった時に、キャベツの凄さを感じると思う。ただキャベツは、いつもキャベツという位置で生きてきた。今はキャベツを超えたキャベツになった。もう今までのキャベツとは別物のキャベツだ。これは今の時代にしては正解のキャベツになった。キャベツよ。キャベツとは何なんだ。

  • ポップ

    ポップなコーンに憧れたトウモロコシさんは、一つだけ理解できないコーンな世界の話をしてくれたんだ。ポップになりたい気持ちでいっぱいのトウモロコシさんは、すぐにポップになる事を考えていたけど、ポップになるには順番がある事を知った。今のフレッシュな気持ちは何と無く乾いてやっとポップする

  • 茸。

    きのこの裏側なんて無いよ。きのこに裏表なんて期待しないで欲しい。僕はきのこの友達だけど、きのこは悪口なんて言わないし裏表も無い。きのこは、ひらながなの、きのこだよ。そしてきのこは読書好きだ。きのこの裏側と思われる所を覗いて見なよ。沢山の本が棚に入っている。この本はきのこの味だよ。

  • 高揚。

    手を挙げた人が正解とは限らない。仲間である以上は手を挙げない。友達である以上は手を挙げる。何かである以上で無いと手を挙げられない。よく見て欲しい、せっかく挙がった手の色は青ざめている。赤く高揚していない秋なんて、秋と呼べるのだろうか。そんな秋にしたくない。だから高揚に手を挙げよう

  • ゴールド。

    生きて行けてる確率は、ゴールドの林檎に矢が真ん中を貫いて、まだそれでも心配だから、誰かが手を差し伸べた状態だからね。そう大声で言われたら、返答する間もなく、しっかりと生きようと思うだろう。でも、とりあえず自分の時間のスピードに整える為に、時間を作り出す余裕が、やっぱり必要だと思う

  • ねぎ。

    切られてもネギでやっていけるのがいいね。ネギさんは凄い、ネギはネギだからと切られようが、細かく切られようか、煮ようが炒めようが混ぜようがネギさんは、存在を出してる。みんな気づいていない。ネギさんの存在が旨味を引き出してる事を。これは子供には分からない。大人にならないとわからない。

  • ほどでも。

    どうなの、最近。どうもしなよ、いつもと同じで。この会話で落ち着いた。時間が過ぎる事が重要になった瞬間から、それ以外は無関心になる。この問題の回答は正解と昨日のテレビでやっていたから、これは問題ない。じゃあ何が問題か。それは問題を作ろうと考える事が問題な気がする。ほどでもない物に。

  • 鍵。

    地球は鍵だらけだ。僕もその鍵を持ってる。だから何とも言えないよ。ごめん地球、ほんの一人の地球人だけど謝るよ。内緒が好きなんだよ、鍵も付けたいし、何だか秘密って言葉がソワソワさせるんだ。地球も思惑とは違うようだけど、そんな物だよ。僕もそうだけど人は地球の事を考えながら、自分が好き。

  • それだけ。

    僕が聞いた言葉は、誰もが感じてるけど、誰にも言わない言葉だった。その言葉は素晴らしい、だけどこの世界では素晴らしくないような気がした。だから、みんな言わない。言葉は油のようにはじかれる事が多い。水のように溶け込むと言葉は薄れてしまう。だから、君の言葉を大事にして欲しい。それだけ。

  • ナイフ。

    ウインナーを横から刺すのが夢でした。フォークの夢は純粋だ。そりゃあ僕だってウインナーはフォークで刺して高々と持ち上げて吊り上げたいもんだよ。じゃあウインナー以外だと何かあるのか聞いて見たんだ。ここからフォークの意見が割れて来る。フォークの個性が出て来るみたいだ。じゃあ、ナイフは。

  • 本の気持ち。

    だんだん本が小さくなっている。本の世界と人の世界のギャップが、そうなってきている。簡単に理解される本は、本の世界では退屈と言われてしまう。本は大きくなりたがっている。理解されるより理解して欲しいから、沢山伝えたいと思ってる。人は間違ってる、本の気持ちを聞き間違えたようだ。そう思う

  • 多分。

    本気とは逆さまになる事だ。本気で飛び込むのに足からだと飛び込むとは言えない気がするんだ。地球に足を置いてる人は、たぶん本気じゃ無い気がしてきた。それじゃあ地球も詰まらないだろうな。それも靴も履いて、靴下も履いてじゃ、地球は人の気持ちは分からないよ。人の温度も感じないと思う。たぶん

  • 形。

    寂しいから捨てられないと言うなら、捨てて欲しい。もう寂しくなってる気持ちが、捨てなきゃ行けないと思ってるように見えるんだ。だから、捨てて欲しい。もしも、本当に捨てられない物だとしたら、その物の記憶は、その物が無くても、何度も思い出せると思う。そう思えば、過去は何も形ではいらない。

  • るんぺんパリの第9詩集「くうきと さんその かつさんど」

    るんぺんパリの第9詩集「くうきと さんその かつさんど」 【内容紹介】「るんぺんパリ【RunPenParis】」の9冊目の詩集「くうきと さんその かつさんど」。全101Pの140文字詩87作品が収まった詩集。一つ一つの詩は140文字と、とても短く、その中に沢山のシンプルな言葉を使ってデザインされている。空気と酸素の違いは誰が詳しいのかと言う話では無く、空気と酸素の同じのようで同じじゃ無いような言葉の世界をデザインした一冊。収録されている作品は、2021年10月7日から12月31日にSNSに毎日投稿された140文字詩87作品。解説の「くうきと さんその かつさんど」は、この詩集の為に書き上げた…

  • 乾燥。

    砂になって見たら分かるよ。乾燥した湿度計が示す言葉が、その言葉らしい。水が腐ると言う言葉は、水が沢山あって何も困らない世界でしか、使わない言葉らしいんだ。水は腐ったりしない、水を沢山使うから腐るんだ。砂になってしまえば分かるよ。ほんの少しの水でも潤う気持ちが溢れて水は美味しいんだ

  • るんぺんパリの9冊目の詩集 「くうきと さんその かつさんど」が、10/7に発売されました。

    るんぺんパリの9冊目の詩集 「くうきと さんその かつさんど」が、10/7に発売されました。

  • 半分個。

    世界中のパンはみんな個性的で、みんな仲良し何ですよ。一番最初にパンと真面目に向き合ったのは小学校の給食だった。その給食のパンはいつも笑顔で、子供達に向き合ってくれてた。そのパンで育ち大人になった。そして思い出した言葉は、世界中のパンは、みんな仲良しと言う言葉だった。パンと半分個。

  • るんぺんパリの10月の詩集「くうきと さんその かつさんど」が発売されました。

    るんぺんパリの10月の詩集「くうきと さんその かつさんど」が発売されました。

  • 輪切り。

    もちろん、クロワッサンの承諾を貰ってから、三日月は夜を楽しんでる。そう言えば、どこから三日月で、何処までが三日月なのかは難しい所だけど、クロワッサンは、どう見てもクロワッサンで間違わないと思うんだ。ただクロワッサンも黒というイメージは良くない事は分かっているようで輪切りにしてみた

  • 何あん。

    本当に理解してくれる人にしか中身を教えないパンの考えは、とても純粋だと思うんだ。こういうパンだろうと思って食べたら違ってたなんて、お互いがショックだし、その後も変な感じになるからね。そうなるとパンはどうやって中身を伝えるんだろうか。ゴマをつけたパンが目の前に現れた。中身は何あん。

  • ぱさぱさ。

    パンの歴史の授業があったんだ。簡単に言うとパンも時代と共に濃くなっていったと言う事だったよ。そしてパンも昔は固い考えが多かったけど、性格はパサパサとしていなくて、あっさりとした頑固さが良かったって、先生は言ってた。先生は今朝、しっとりしたパンを食べて、パンの事をネチネチと話した。

  • 背伸び。

    パンの競争って何。重いパンが意外と避けられる風習があるんだけど、あまりに軽い発言も許されないパンの世界は難しい。中身を隠すタイプのパンは甘い考え出し、中身が見えてるのは、考えが見えすぎで想像できちゃうし、固いパンは自己中、食パンは流され上手、普通のパンは普通で誰かに合わせて背伸び

  • 空腹かも。

    パンも恋をするんだね。そんな会話で盛り上がった昨日の夜は、パンが恋をしてカリカリのハートの形に少し艶を出して、おしゃれな髪飾りをしてる夢を見たんだ。何といい表情をしてるパンだろうと見とれてたら目が覚めた。枕が冷たいのは口をぽっかりした事が原因で、ぽっかり開いた理由は恋かも空腹かも

  • 目玉焼き。

    食パンの夢は、パンで目玉焼きを作る事。沢山の食パンが身を焦がして、こんがりし始めた。その中で食パンとして初めて目玉焼きが焼ける存在となったブレッドさんは、食パンの世界の英雄だ。この偉業に異論を唱え出したのは、もちろんフライパンの方々だ。それに乗っかって目玉焼きは好景気となっていた

  • 覚悟済。

    色は突然、襲って来る。待っても待っていなくても、色は染める職業だから、染めたくて仕方なくて、しょうがなくて、しぶしぶかも知れないけど、襲う気持ちは抑えられない生き物だと言う事で襲って来る。色に襲われて満足する事もあるけど、少し迷惑な事もある。だから染められたら染め返す。覚悟済で。

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