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るんぺんパリ【RunPenParis】 https://lit.link/RunPenParis

詩・詩集・小説・アート・ことばをデザイン・写真 以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、6冊の詩集を出版 令和元年(2019)に「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開 詩集・アート集・他出版中

作品  📚Amazonで発売中 2022/12/6 詩集「やくそくは よなかの おひるに」 2022/11/3 詩集「みさんがの ともだちの たまんご」 2022/10/7 詩集「くうきと さんその かつさんど」 2022/9/3 詩集「さついを こめた いもけんぴ」 2022/8/7 アート作品集「やさいに つめる にくえらび」 他

るんぺんパリ【RunPenParis】
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未設定
出身
伊賀市
ブログ村参加

2022/07/09

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  • 単純。

    色は、よく見て欲しいと言われた。近くで見た色と遠くで見た色は同じ色だとは思わないぐらい、よく見ると複雑に見えた。色はその色に染めるけど、染める素材を変える事は絶対にしない生き物だった。色は時間と共に剥がれる事も考えてる。単純に色は色を変えるだけの存在だと思ってたけど、そうじゃない

  • 色の恋。

    恋なんてしないと思っていたけど、恋はするものでは無く恋は染まる物なんだ。色の世界の言葉だけど、大した言葉じゃないと思ってたら、本当に恋に染まった薔薇を見たんだ。それもその人の色に染まらず、その人の気持ちに無い色に染まって、恋を表現していた。色の世界の恋は、本当の恋のような気がした

  • 秘密。

    ペンキの世界の個性は秘密を持つ事だと聞いたよ。生まれた時から決められた色でしか生きられないペンキの世界は、秘密を持って、それを自分の色で隠す事が、あたり前の事で誰でもやってる事だと教えてくれたんだ。じゃあその秘密はいつ秘密から出してあげるのと聞いたら、それは気づかれた時だってさ。

  • ぺんき。

    頑張るとその勢いで、その先を超えてまで色を塗ってしまったペンキは、少し落ち着いて少し戻ってるようです。みんな同じ様な戻り方で楽しく会話を始めていた。先はいつでも塗れそうな気がしてきたから、塗った所を戻って遊ぼうよ。また先が気になったら、塗ればいいと思うんだ。ちょっと戻る競争する。

  • 空洞。

    まあ、難しい事は言わないけど、いつの間にか、壁が合って、いつの間にか、壁を縦に曲がって、いつの間にか、壁がただの縦の存在で収まっていた。歯の詰め物が取れた後の空洞は、気になって舌の先で、どんな空洞だろうと想像しながら、早くこの空洞を埋めたい気持ちが高まる。歯医者の予約日までの壁。

  • すみっこ。

    角は丸くならないと思いますよ。すみっこがいつもそう言って、角を丸くしようとする窓ガラスを叩いては、鍵を開けて、外の空気の入れ替えに声をかけていたんだ。角は丸くならないけど、その周りを丸くすれば、角は角らしく無くなって丸くなったようになって、結果はそのままの角で居られるじゃないかな

  • 気球。

    浮けるものなら浮いて見たい。沢山のサツマイモを吹かしてやろうか。皮ごと食べる梨は無しで、バナナがそうでしょう、皮を食べるなんて素敵な世界。浮けるものなら浮けるはず。地球に気球は優しいし、冷たくしても暖かい空気が集まれば、何も無かったように浮くものだ。浮いた話はその後で逢いましょう

  • 白黒。

    実はよく見ると、空を見てる目から白黒をはっきりさせようと、視線が白黒と出てるらしい。誰がそんな事を言い出したのかと言うと、それは白黒が好きな気持ちに包まれてしまった枕さんだ。寝てる間に頭から貰ったらしい。白黒は綺麗に同じずつ出て来てを繰り返し、空へ向かっている。先に空へ着こうと。

  • 仕掛け。

    カーテンの裏をノックするのは決して朝日だけでは無いんです。カーテンの隙間から大声を出す太陽は、とても元気すぎて、たまに叱られます。昨日から仕掛けた空を捕まえる道具を見に行く仕事をしています。この時期は、夏に膨らんだ空気が程よく引き締まって、とてもいい青空を捕まえる事が出来るんです

  • 悩む。

    まあいいかを無くす努力が空に届くようなビルができるんだ。何だか似たようなビルになってる。まだまだ空は高く、大きな雲が待ってるけど、この二つのビルは同じ考えで、同じ目的で、同じ気持ちで高くなるような気がする。それぞれの、まあいいかを一つ残したら、この二つのビルはどうなるのかな、悩む

  • 雲の中。

    雲の中の雲の中には、学校があるのかな。僕たちが見ている雲の動物は、雲の中の学校が授業中なのかな。雲の中の学校は、いつもそこにあるのかな。今日、君が見つけた雲は雲の学校の何年生の作品なんだろうか。優秀な雲の学校では、飛行機雲を描けるらしい。真っ直ぐに描くのは難しいだろうな。もくもく

  • 砂浜。

    葉っぱが無くなった時に、やっと分かる物なんですね。空と海と君がつながった星は、やっと地球になるんですね。そう言って、海は波を空の風に合わせて、葉っぱの無くなった木に寄り添ったんだ。そこにはベンチという決まりが無く、何処に座り込んでもいい砂浜で、あとは君の好きなように生きればいいよ

  • 小さな花。

    小さなお花に教わった事は、やっぱり小さなお花の事だからと、すぐに忘れてしまう。冷たくする事で長く咲いていられる小さなお花達に聞いたお話です。小さなお花は、小さなお花を咲かせます。気持ちは気が付いて欲しいとよく見て欲しいの二つです。その為に冷たくでもガマンできる小さな花を咲かせます

  • 座る。

    落ち着くには座る事から始まるんだ。真っ直ぐ生きるなんて言ってる人は、大体は座って話を始めるんだ。長い話は、まずは座るとしますか。ゆっくりと座って、何となく話が理解できて、少し頭に火が着いたら動き出すマッチ棒は、座って折れた体を元に戻して、後は燃え尽きるまで生きる。と思われてるけど

  • 一輪車。

    オレンジが一輪車に乗る練習をしていたんだ。近くを通り過ぎた人は冷たい目で見ていたけど、その視線を感じて、更にフレッシュになるのがオレンジのいい所だと思ったよ。それにしても一輪車に乗れたオレンジを想像しても、その先が浮かんで来ないのは何故だろう。オレンジを熱くさせる何かを見てみたい

  • あくび。

    はてな。お腹が満たされたら、動かないライオンは正解の事をしているのに、あくびをしたら怒られた。他のライオンは隠れてあくびをしてる。あくびをガマンして涙目だ。またお腹が空くまで何となく動く事にしたライオンは、歩きながら、いつお腹が空くのか読めない時間に、座り込んで、あくびをしてみた

  • 強風。

    風がくつろいでいる時は、人にとっては強風なんですよ。すぐに乾ききった洗濯物は、風の事をよく教えてくれては、大きく揺れて風とくつろぎ、楽しんでいたのであります。少しはしゃぎ過ぎた二人は、仲が良すぎてたまに、物干し竿から洗濯物を連れ出して、遠くへ行こうよと強引に連れ出すのが秋なのかも

  • 割れる。

    割れる生き物との会話です。割れる生き物は目を合わせない生き物で感覚で生きてると言っていました。魚の開きは魚の気持ちを理解して出来た食べ物で、決して食べやすくとか単純な考えでは無いとの事で。羽を広げた鳥が開かれた魚を信じる事が出来ず右か左かを考えて割ろうとして、いつも魚と目が合った

  • 深爪。

    海に聞いた事を話します。深爪をした次の日は何かやる気が無くなって何もかも休む事にしたと言っていました。深爪なので時間がたてば、元に戻ります。海に入る時に無意識に階段を作ってる事に気がつけば、無意識に階段を片付けてるはずだよ。海に階段が残ってるという事は、海に戻れる理由が欲しいから

  • 本当。

    本当の街とは。宇宙から見た街は何も無く、建物が少し見えるだけ。雲の下の物は何も見えていない。そして雲の上も。宇宙に雲があるとしたら地球は何も見えない、星とも言えない架空の言葉かも。だから見えない物を見せようとする、本当という言葉に振り回されて、地球のように回るとする。本当に回る。

  • 水筒。

    水筒に何を入れたの。お茶だとしたら種類は、温度は。コーヒーだとしたら、無糖、微糖、それとも。去年と同じように季節も来るし、気持ちも来る。何かしようと思っても去年と同じなら、同じになる。そして、また気持ちを持ち上げて、その重さを感じる景色が近づいて来る。重いと感じてるなら頑張れる。

  • るんぺんパリの8冊目の詩集 「さついを こめた いもけんぴ」が、 9/3に発売されました。

    るんぺんパリの8冊目の詩集 「さついを こめた いもけんぴ」が、 9/3に発売されました。

  • るんぺんパリの8冊目の詩集「さついを こめた いもけんぴ」が、9/3に発売されました。

    るんぺんパリの8冊目の詩集「さついを こめた いもけんぴ」が、9/3に発売されました。詩87作品を収めた、全101Pです。これから毎月、詩集を発売していきます。

  • 酸素。

    地上が天国。海の世界の地獄。空気が多ければ天国。酸素という言葉を使う海で空気は酸素とは違う。息を止めて見る事の出来る時間が天国。魚たちは本当に必要な分だけ酸素を使う。空気の中にある大切な酸素の美味しさは海の世界にいる魚たちに教えてもらう事にするよ。まずは息を止める練習。深呼吸して

  • 貝殻の合図。

    どうしようか、それは貝殻の言う事。砂のソファーは貝殻をダメにする。海が近いのも。どうするのか、貝殻がその言葉を言い出したら、夜明けの合図。どうして行こうか、もう何かを決める合図。どうでもいいか、これで何でもできる貝殻が砂から飛び出した。向かうのは、もちろん海だ。また海で遊ぶんだ。

  • 選択肢。

    道は二つあれば、いいと思うよ。行きと帰りで二つと考えてたら、また元に戻ってくるつもりなのかな。大きな音がする方へ進めば、もっと大きな音に聞こえると信じるのかな。道の先を考えて、時間がたつと最初に思った道に行く事も多いけど、その考えた時間で休憩してる体は、どの部分なのかな。選択肢は

  • 乾燥剤。

    優しいというボタンを押したら、出て来た景色は優しいと思っていた色の台地だったよ。乾燥剤だけが残ってくるお菓子の袋に、湿っぽくなった気持ちを入れたら、どんな気持ちになるのかな。はしゃぎすぎた喉にオレンジジュースの橙色。それから潤い過ぎたら、その乾燥剤の端を噛んで、乾いた振りの今日。

  • 【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。

    【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。市街には上野天神さんという神社があります。数十年前の火災で新しくなりましたが、昔と変わらずに牛が祀られています。伊賀牛を食べて神社で牛に感謝する。丑年の自分には牛3つの大満足神社です

  • 赤音。

    音も無くやって来る赤に気が付かない事の方が多いかも。水よりも炭酸水の方が飲みやすい。いや水の方が飲みやすい。そんな花達は水分であれば何でもいいのかも知れない。赤は音も無くやって来て、喉を動かしながら愛していますか。いや愛されていますか。その両方ですか。答えはまた明日で今日は前へ。

  • 【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。

    【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。伊賀は俳句の街でもあります。松尾芭蕉の生家があったりと小学生の頃は授業で俳句を書いて10月の芭蕉祭に応募します。優秀な俳句は俳聖殿に納められた記憶が。俳聖殿は芭蕉の風格で今も句を詠んでる

  • お湯を沸かす。

    想い出がデジタルに変わらない理由って何だろう。もう聞く機会を無くした音は、アナログでしか再現できないのかな。もしも、温め1分と表示されていたなら、簡単に温まるかも。もしも、冷凍庫でカチカチでも、一晩置けば戻るかも。もしも、今日も明日も何となく寂しくなったら、お湯を沸かして見ようか

  • 【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。

    【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。伊賀と言えば忍者。もちろん忍者博物館という物があり、そこでは忍者の秘密が隠れています。子供の頃は忍者屋敷と呼ばれていて、本当に忍者が暮らしていると思ってたぐらい静かな建物です。ニンニン。

  • 自由に桃色。

    扇風機の向きを自分から外した時が、決断する時だよ。そういえば、渇きの悪い洗濯物が脇に隠し持っていた小さな絵本には、好きな事をして来たカメラが堂々と真ん中にいた。トゲを出す時はある、出たトゲはトゲとして個性。トゲに出る小さな花が本当に愛。何を写そうか考えないカメラは自由にピンク色。

  • 【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。

    【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。伊賀には美味しい伊賀牛があります。伊賀牛が食べられるお店で、子供の頃から聞かされてた名前が「金谷」です。お店の古さが肉の旨さを上品にタイムスリップさせてくれる雰囲気は今でも憧れのお店です。

  • 晴れて生きる。

    睡眠と起床に成功した植物は、気持ちよくハートの形を作り出したよ。湿った空気から水分を貰うと、乾いた空気に渡すという恋を繰り返して、誰かを好きになっては、また誰かに好きになって貰う、その不思議な植物は、それだけで満足して生きていたよ。今日も晴れ、明日も晴れ、これからも晴れて生きる。

  • 【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。

    【自己紹介】るんぺんパリは三重県伊賀市(旧上野市)出身です。実家の近くには、上野城というお城があり、中学生の頃は体育の授業で上野城まで走らされたり、お堀でバス釣りをしたり、何となくデートと言えば上野城を行った記憶があります。まあいい思い出です。

  • 点滅。

    寝ている所を起こしてしまったのです。申し訳ない。ちょっと年配の朝が、ちょっとずつ早起きをさせようともの静かに声をかけて来るのです。申し訳ない、の次の言葉は何も言わずに、道路脇で座り込んだ。まだ車が走って来ない道路の信号機は、ちょっとイタズラをするように青から赤、黄色と点滅してた。

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