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はなちゃんのみそ汁 番外篇 https://hanamisosoup.com

妻は乳がんで他界。 残り少ない余命を覚悟して、幼い娘にみそ汁の作り方を教えました。あれから14年。 妻は家族に何を遺そうとしたのか。 その思いを娘に知ってほしくてブログを開設しました。 亡き妻と僕の“心の往復書簡”。

はなちゃんのパパです。音楽とお酒が好きです。毎年、妻の追悼コンサート「いのちのうた」を主催しています。最近、ウクレレを始めました。

hanamiso
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福岡市
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宮若市
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2022/06/25

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  • 命がけであなたを産んだ⑩(番外編)

    生きている間にやるべきこと 3年ほど前から、それまで手付かずだった千恵の遺品を片付ける習慣が身についた。 今朝、アルバムを整理していると、学生時代の千恵の写真が出てきた。 僕と出会う前の千恵。 今のはなと同じくらいの年齢だろう。 大学生時代の千恵 教師になる夢を抱いていた。 音楽が生きがいだった。 恋もしていたのかな。 何があっても愚痴をこぼす人ではなかったが、つらいこともあっただろう。 写真の中の千恵は、友人らに囲まれて幸せそうな笑顔。 はなの笑顔を見ているみたいだ。 他界して16年。 千恵との約束は、はなが天から授かった寿命を全うさせること。 僕が生きている間に、その道筋は、しっかりとつく…

  • 命がけであなたを産んだ⑨(最終話)

    妻がこの世にいた証し あまりに唐突な問いだった。どう答えればいいのか。僕は一瞬、戸惑った。 娘が12歳の夏、妻の遺影を見ながら、こうつぶやいたのだ。 「ママはどうして、私を産んだのかなあ。もし、私を産まなかったら、今も生きていたかもしれないよね」 妻が娘をどれだけ愛し、生まれて来てくれたことに感謝していたか。父親として、そのことを娘に伝えなければならなかった。とうとう、その時がきた。僕は、妻が亡くなる2カ月前にブログにつづった一節を思い出し、娘にそれを読ませた。 母のナミダ(2008年5月13日)※一部抜粋 産後から1年半。私のがんは結局再発したけれど。 そのときは、つらかったけれど、今は本当…

  • 命がけであなたを産んだ⑧

    子守唄は「ゆりかごのうた」 はなは、病気もせず、すくすくと育った。僕と千恵の体調も良好だった。 6月には親子3人で長崎県佐世保市のハウステンボスに行った。8月は、福岡の夏の風物詩、大濠公園の花火大会を自宅のバルコニーから眺めた。いつも、自宅に友人たちが集い、千恵が手料理を振る舞った。親子で初めて過ごす夏を仲間たちと一緒に山や川で楽しんだ。 これが家族か。これが親子か。僕たちの中心には、いつも、はながいた。見るものすべてが新鮮で、なにもかもが平和だった。 はなが泣き出すと千恵は歌を口ずさんだ。子守唄は「ゆりかごのうた」。千恵のコンサートの定番の曲だった。千恵が歌い出すと、はなはピタッと泣き止んだ…

  • 命がけであなたを産んだ⑦

    母になれた喜び 2003年3月29日、親子3人と犬2匹は、福岡市中央区六本松の新居に引っ越した。 千恵は、真新しいソファに腰掛け、母子手帳をうれしそうに、じっと見つめていた。はなを出産した浜の町病院は母乳育児を推奨していた。 千恵は、はなに「愛」を食べさせた。授乳は、右側のおっぱいのみ。手術の後遺症を抱える左手は力が入りにくそうだったが、座ったまま右手ではなを抱っこし、母乳を飲ませた。 夜中に3時間おきに起きて、授乳した。弱音を吐くことはなかった。和食を中心とした食事を心がけていたので、おっぱいが詰まることもなかった。 千恵がはなを見つめ、はなも千恵を見つめる。 千恵が食べたものが血となり、 …

  • 命がけであなたを産んだ⑥

    娘の名前に込めた思い 娘の名前はすぐに決まった。 平仮名で「はな」と名付けた。 僕たち夫婦は病気をした。 病気が、1人では生きていけないことを教えてくれた。 支えてくれた周囲の人たちの言葉や行動に「愛」を感じた。 花は愛すべき人に贈る。 受け取った人は、花に心が癒やされる。 誰からも愛され、人を癒やし、優しい女性に育ってほしい。 娘の名前には、そんな思いを込めた。 追記 僕は漢字を希望していたが、妻が平仮名にこだわった。 どんなときでも「信ちゃんの好きにしていいよ」という妻だったが、 このときだけは、譲らなかった。 「柔らかくて親しみやすい印象。読み間違いもない」 小学校で教師の経験がある妻ら…

  • 命がけであなたを産んだ⑤

    親になる その夜、千恵は出産を決意した。 吹っ切れたのだろうか。翌日から千恵は人が変わったように明るく振る舞った。 一度は子どもをあきらめていた。そんな僕たちが、間もなく親になる。信じられなかった。 結婚して2度目の年を越した2003年2月20日。出産予定日を12日過ぎても産まれる気配はなく、医者は陣痛促進剤の準備をしていた。そのとき、急に激しい痛みが千恵を襲った。午前8時、分娩室に入った。僕は千恵の手を握り、腰をさすり続けた。 担当の助産師さんが千恵に語りかけた。 「私もあなたと同じ病気だったの。手術した後に赤ちゃんを産んだのよ」 何という巡り合わせだろうと思った。千恵は苦しみながら、助産師…

  • 命がけであなたを産んだ④

    死ぬ気で産め お腹の赤ちゃんはどんどん大きくなる。産むか、産まないか。決断までのタイムリミットが迫る。本来ならば、幸せの絶頂期のはずなのに、僕たち夫婦は、かつて経験したことのない苦しみを味わった。 最終的には、実父の「死ぬ気で産め」の一言で出産を決意した妻。 僕は、それまでの心境を振り返った妻のブログを読み、涙が止まらなかった。 自分の命と引き換えてでも、妻と娘を守り抜こうとあらためて誓った。 母のナミダ(2008年5月13日) 直腸がんの患者さんに出会いました。まだ30歳になって間もないかわいらしい方でした。 1年半前に告知を受け、赤ちゃんを授かっていたのに、検査や治療が受けられないから、苦…

  • 命がけであなたを産んだ③

    二者択一 抗がん剤の副作用で、子どもは無理といわれながらの奇跡的な妊娠。 だが実は、千恵は妊娠を望んでなかった。 がん患者にとって出産はリスクが高い。エストロゲンという女性ホルモンが卵巣から活発に出始めることで、がんが再発する可能性がある。文字どおり、命がけの覚悟をしなければならない。 千恵はブログに、そのときの心境をこう綴っている。 遊びをせんとや産まれけむ(2007年12月14日) 乳がん、子宮がんという女性特有の病の後に出産する人は、正直、そうそういないようです。 大抵、手術の後は治療に入りますので、女性ホルモンを抑制するために、生理を止めなければならないのです。 治療薬によって、止まっ…

  • 命がけであなたを産んだ②

    妊娠 結婚前、千恵は主治医に「抗がん剤の影響で出産は難しい」と告げられていた。 新婚旅行先のカナダから日本に戻ると、千恵から信じられない報告があった。 「おなかにいるみたい」 2002年6月22日朝、千恵が妊娠していることが分かった。 2カ月前、カナダに出発する際には生理が戻っていた。 主治医は驚きながらも「あなたは若いからね。機能が止まっていた卵巣の細胞が復元したんだろう」と説明した。 抗がん剤治療を終えて、1年3カ月が過ぎていた。 北九州市立医療センターで抗がん剤治療中の千恵(2000年夏) 1クール3回点滴のサイクルを8クール行った。2クール目に入ると副作用が出始めた。胃液が出尽くすまで…

  • 命がけであなたを産んだ①

    21歳の誕生日に はな、誕生日おめでとう。 21年前の今日(2/20)、僕たち夫婦の長女として、生まれてきてくれてありがとう。 大きな病気もせず、事故にも遭わず、よくぞ、ここまで育ってくれました。 よくぞ、今日まで生き続けてくれました。 パパも、はなのおかげで幸せな日々を過ごすことができた。ただ、心残りが一つだけある。パパがママの命を守り抜くことができなくて、はなにはつらい思いをさせてしまったこと。 君は決して、口には出さないけど、パパは知っている。ママの日記は読まないし、ママの好きだった歌は聞かない。昔の家族写真も見ようとしない。小中学校の行事や友人関係では戸惑うことがあったり、複雑な感情が…

  • へそくりを見つけ出したような気分

    冷凍庫の奥から板のりを発見 午前中は、愛車のメンテナンス。 朝食をぱぱっと済ませて出かけなければならない。 台所で食材を確認。 冷凍庫の奥の方から密封状態の板のりが出てきた。以前、友人からお土産にもらったものだった。炊飯器には、2人分のご飯。粗びきウインナーとレタスもある。 そこで、思いついた献立は「おにぎらず」。 板のり(30枚入り)の賞味期限を見てみると・・・ 4014年4月12日。まじか!!!!! やっぱり、乾物ってすげえな。 って、そんなわけない(笑) 印刷ミス(誤4014年→正2024年)だな、これは。 ガスであぶるとパリパリに。 台所が磯の香りに包まれた。 板のり2枚をそれぞれ半分…

  • お叱りを受けるかもしれませんが・・・

    妻の遺影に報告 僕は結婚を機に、宗教を仏教からキリスト教に改宗した。 亡き妻千恵が、カトリック信徒だったからだ。 カトリックのしきたりに詳しくなかった僕は、千恵の葬儀を終えた後、彼女が好きだったコーヒーや緑茶を遺影に供えた。それを見た義母が「水だけでいいのよ」と教えてくれた。 聖書では、偶像礼拝を禁じている。故人に直接語りかけることや好きだった飲食物などを供えることも、厳密には偶像礼拝に当たる、と聞いたことがある。線香をあげる風習もない。でも、やっぱり、線香をあげなければ、僕は祈った気がしなかった。 今朝は、がん闘病中、コーヒーを我慢していた千恵にも香りのおすそ分け。線香をあげ、遺影に手を合わ…

  • ひな人形の収納箱から出てきた一枚の写真

    何気ない日常の大切な思い出 気づけば、2月も中旬。 あと2週間ちょっとで、ひな祭り。 娘に「ひな人形を飾ろうか?」と聞いてみた。 「どっちでもいいよ」と、そっけない返事。 就活のエントリーシート作成に追われ、それどころではなかったのだろう。 何年かぶりに、ひな人形を押し入れから引っ張り出した。 娘が生まれた翌年に、実家の母がお祝いに買ってくれたものだ。 収納箱の中から、ひな人形のセットと一緒に20年前の写真が出てきた。 ひな人形とはなを真ん中に、妻と両親、義祖父ら8人が写っている。毎年飾り付けをする際、人形の置き位置を確認するため、この写真を箱の中に入れていたことを思い出した。 写真の中の3人…

  • おでんを食べながら笑いが込み上げてきた理由

    幸せは突然やってくる 自宅でひとり昼食。 昨夜の残りのおでんを食べながら、ぐふふふふと笑っている。 我ながら、気持ち悪い。 今朝、娘と交わした約束を思い出したのだ。 大学が春休みに入った娘は、連日のアルバイト。出勤前、弁当を作っていた。 「出来た〜。きょうの弁当かわいい〜」 という声が聞こえたので、台所にのぞきに行った。 「うまそうだな〜。彩りも最高やん」 僕が弁当をほめると、娘がこう言ったのだ。 「アルバイトがフルタイムで入る日は、パパの分も作ってあげるよ」 幸せは突然やってくる。 フルタイムの日が楽しみで仕方がない。 しばらくは、「楽しみ」をおかずにご飯が何杯も食べられそうだ。 どちらさま…

  • 7年前、パパは娘と仲良しだった

    あれば大変、なければ寂しい 娘が中2のころ。バレンタインデーにガーナの板チョコとハーゲンダッツをもらった。 反抗期に入るちょっと前。仲良しだった。 7年前のバレンタインデー(2017年2月14日) 若いころ、たくさんもらったチョコレート。 部屋はチョコまみれ。食べきれないし、お返しも大変だった。 今年はゼロ。 あれば大変、なければ寂しい。 人生って、なかなかうまくいかないもんだなあ。 【バレンタイン】 サッポロ ヱビス 4種 飲み比べ ギフトセット YKF3D [ ビール 350ml×12本 ] [ ギフトBox入り ] ヱビスビール Amazon どちらさまも、下のボタンをうっかりクリック。…

  • 花粉が飛散する前にやっておきたかったこと

    マットレスの中材を水洗い 13日の福岡の最高気温は、18度の予想。 暖かくなると、あの忌まわしい花粉が飛散する。 もう、ぼちぼち飛んでいるような気もする。 鼻がムズムズする。 ピークを迎える前にやっておきたかったこと。 布団干し。 家族の敷布団を干した後、天日干しがNGなマットレスの中材(高反発ファイバー素材)を取り出し、水洗いもした。しっかりと水切りをして、風通しの良い場所で陰干し。2時間ぐらいで乾いた。 あ〜すっきり。 今、気になっている三つ折りマットレス↓ああ、ポチりたい マニフレックス サステナブルウィング 日本用三つ折り高反発マットレス シングル 10cm 硬め 【公式直販】 畳める…

  • 台所で身についた娘の「段取り力」

    社会に出ても役立つはず 娘が作った料理の画像をブログに投稿すると、 「はなちゃん、料理が上手ですね」 というコメントを数多くいただく。 凝った料理を作っているわけではないが、段取りがいいことは確か。 2、3品を同時に作るから、弁当だったら15分もあれば出来上がる。 今朝の弁当作りも段取りが良かった。 亡き妻に鍛えられ、4歳のころから台所に立っているから、自炊歴は長い。 鍛えられたと言っても、幼いころは遊びの延長線。 だから、楽しみながら台所仕事が身についた。 自炊は、中学2年生まで続いた。 反抗期は、台所に立っている姿をほとんど見たことなかったが、大学生になって復活。 今は毎日、ご飯を作ってい…

  • 娘の嫁入り道具にしたい亡き妻のフライパン

    何も予定を入れてない休日。 休日はホットケーキでブランチ たっぷり寝て、いつもより遅い時間に起床。 自宅周辺を散歩しながら、朝の献立を考える。 近所のスーパーで牛乳を買って、久しぶりにホットケーキを焼くことにした。 わが家のフライパンは鉄製。 亡き妻のお気に入りだった。 娘の嫁入り道具にしたい(と勝手に考えている)。 妻は年中、このフライパンで玄米を炒っていた。 夏の暑い時期も、汗びっしょりになって。 炒った玄米には、自然塩をまぶした。 幼い娘は、それを喜んで食べた。 知り合った多くの乳がん者患者さんやその家族にも食べてもらった。 そんなことを思い出しながら、ホットケーキを焼いていると1枚目を…

  • 娘がすすめてくれた映画

    当たり前に生きる幸せ 娘がポトフを作りながら、つぶやいた。 「朝起きて、ご飯を食べて、布団で寝る。不自由なく、当たり前に生きていることがどんなに幸せなことなのか。そんなことに気づかせてくれる映画に最近、よく出あうんだ」 映画『きみの瞳が問いかけている』 公式サイト吉高由里子、横浜流星 W主演 視力を失くした女と、夢を失った男。運命に翻弄される2人の、痛いほどの純愛--。『きみの瞳が問いかけている』10.23[Fri]Roadshowgaga.ne.jp 「パパも見てごらん」と、娘がすすめてくれた映画。 その気づきを共有したい、と思ってくれたことがうれしい。 週末、アマプラで見てみよう。 きみの…

  • 娘の1日限定カフェに来てくれた亡き妻の主治医

    友人知人が集う場に 2月7日、娘が“1日店長”を務めたカフェ「Hana Kitchen」。 開店と同時に満席になり、厨房は閉店間際までフル回転。大盛況だった。 店内は、娘と僕の友人や知人が一堂に集う場にもなった。 調理の合間に、久しぶりの再会に乾杯。「はじめまして」の人とは写真を一緒に撮影した。 「にのさかクリニック」理事長、二ノ坂保喜先生の来店には驚いた。二ノ坂先生は、がん闘病中だった妻の最後の主治医。妻が亡くなるまで、在宅医療でお世話になった。 当時、娘は5歳。成長した娘の姿を見て、「お母さんにそっくりだ」と喜んでくれた。 にのさかクリニック公式サイトdrnino.jp 翌朝、スマホの着信…

  • ピンチを笑い飛ばせる最強アイテム

    人生100年時代を楽しく生きるために 気づけば、60代。 体のあちこちが弱り、メンテナンスが必要になってきた。 頭の毛も細くなった。あと何年もつだろうか。 そんなピンチを笑い飛ばしてくれる最強のアイテムがあった。 頭に装着する「かつら」だ。 最近、同級生の間でちょっとしたブームになっている。 金髪のかつらをつけた同級生のセイジ(右) 「俺にも貸してくれ」と言っている(左) ググってみたら、いろいろあった。 あこがれのボンバーヘッド。 ふさふさだった若いころに一度はやってみたかった。 CCINEE ボンバー アフロ ウィッグ/ハロウィン パーティー コスプレ 仮装 衣装 ハロウィン コスチューム…

  • 人生最大の仕事を引き受けた娘

    1日限定カフェをオープン 「はなちゃん、うちの店で1日だけ飲食をやってみらんね」 昨年末、福岡市で飲食店を経営するPublic bar Bassic.の渡辺圭一さんが娘に声をかけてくれた。娘は、ためらうことなく承諾した。 明日、2月7日午後7時に1日限定カフェ「Hana Kitchen」をオープンする。 娘にとっては人生最大の仕事。 緊張しているのだろうか。 布団に入ると5秒で眠ってしまう娘が「寝つきが悪い」とつぶやいている。 これまで、何度も食のイベントをやってきた。いつも、娘が主役だった。 水面下では僕がすべてを準備して、シナリオを作り、当日もサポートした。 だが、今回は違う。 「準備や打…

  • 人生最大の買い物をすることになった娘

    契約直前に心境の変化 娘がこれまでの人生で経験したことのない大きな買い物をしようとしている。 モノではなく、自分への投資。 その金額は、20歳の娘が見たこともない大金である。 先日、「ローンは利息が高いから一括で支払いたい。パパ、お金を貸してもらえないかな」と相談を受けた。使途を聞いたところ、悪いことではなかった。むしろ、社会に巣立つ前の準備としては、必要なことなのかもしれない。毎月貯金して、年末には全額返金することを条件に貸すことにした。 ところが、契約直前に考えが変わったらしく、「もう来年から社会人になるけん、やっぱり自分でなんとかする」というメッセージがLINEで届いた。 娘の自立心が育…

  • 死別後、寄り添ってくれた小学3年の姪

    悲嘆に暮れた16年前を回顧 妻が他界した2008年夏、弟家族がわが家を訪れた。 僕の落ち込みようが、あまりにもひどかったので、弟が気遣ってくれたのだろう。 当時小学3年生だった長女をわが家に残して帰ったのだ。 それから約1カ月、僕たち親子と姪の3人は寝食を共にした。 姪の名前は、ふうか。 今は23歳の保育士で、社会人1年生。 弟に似て、やさしく、陽気な性格。 よくしゃべり、よく食べる。 昨夜、ふうかが久しぶりに会いに来てくれたので、娘と3人で食事に出かけた。 彼女は、ビールを飲みながら、16年前のことを語り始めた。 「はなちゃんを保育園に迎えに行った帰りだった。信吾さんが車を運転しながら泣いて…

  • 忙しい朝に栄養満点の納豆トースト

    とろーりおいしい 建設会社を経営する知人と久しぶりに食事をした。 僕が納豆好きであることを打ち明けると、彼が言った。 「納豆って、食パンにも合いますよね」 ちょっと、びっくり。 そんな納豆の食べ方があるのか。 食パンとバターだけでは糖質と脂質過多になってしまうが、納豆を加えることでタンパク質を補い、納豆菌と乳酸菌が腸に良い働きをしてくれる。しかも、彼によると作り方は極めて簡単。これは、忙しい朝の食事にぴったりだ。 さっそく作ってみた。 ①納豆に添付のタレと辛子を入れてよく混ぜる。 ②食パンにマヨネーズを塗る。 ③❷に❶を均等にのせる。 ④❸にスライスチーズをのせてオーブントースターで焼く。 ⑤…

  • 人間ドック前夜祭

    飲酒は禁止のはずなのに 素敵な店に誘われて。 こんなもの出されたら。 人生初の「牛タンしゃぶしゃぶ」。 そりゃ飲みますがな。 生ビール2杯とハイボール1杯。悪いやつと。 締めは雑炊。 20時に帰宅しました。 牛タン 専門店 タンしゃぶ亭 高級 霜降り 国産牛 柔らかい 牛タン しゃぶしゃぶ セット 自家製つけだれ 3種 薬味 ギフト ボックス お祝い 贈り物 国産 150g タンしゃぶ亭 Amazon どちらさまも、下のボタンをうっかりクリック。 にほんブログ村 食生活・食育ランキング いつも、ポチッと、ありがとうございます。 皆様のひと手間に感謝。励みになります! (function(b,c…

  • 娘からのLINEに意味深ワード

    現実を突きつけられた雨の広下がり 娘がアルバイトに向かう前、自分でぱぱっと作った弁当。 所要時間3分。 詰めただけだから(笑) 前日、パパが作ったポテトサラダが役立った。 大量に作っておいてよかった。 正午すぎ、娘からLINEが届いた。 最近、娘は切り出しにくい自分の決意を小出しにして伝えてくる。 パパが喜びそうなエピソードの中に、ちょっとだけ混ぜ込む高度なテクニックで。 大袈裟な言い方かもしれないが、真綿で首を絞められる感覚。 そのLINEにも、意味深なワードが含まれていた。 従業員室でいつもお昼食べるんだけど、ほとんどみんなコンビニ。 社会人になって実家を出ても、自分でお弁当を持って行く人…

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