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はなちゃんのみそ汁 番外篇 https://hanamisosoup.com

妻は乳がんで他界。 残り少ない余命を覚悟して、幼い娘にみそ汁の作り方を教えました。あれから14年。 妻は家族に何を遺そうとしたのか。 その思いを娘に知ってほしくてブログを開設しました。 亡き妻と僕の“心の往復書簡”。

はなちゃんのパパです。音楽とお酒が好きです。毎年、妻の追悼コンサート「いのちのうた」を主催しています。最近、ウクレレを始めました。

hanamiso
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住所
福岡市
出身
宮若市
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2022/06/25

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  • 良いお年をお迎えください

    常福寺で餅つき 恒例の餅つきで2022年を締めくくりました。 汗びっしょり(2022年12月30日) 娘たちはコートを着たまま(2022年12月30日) はなちゃんの餅、完成(2022年12月30日) つきたてはおいしいね(2022年12月30日) 薪で餅米を蒸す(2022年12月30日) 年末の風物詩(2022年12月30日) 牛テールで出汁をとった贅沢なおでん(2022年12月30日) おでんを食べるはなとのりか(2022年12月30日) 食後の草スキー。ちびっこにソリの乗り方を教えてもらう(2022年12月30日) 思いつきで、3月18日から始めたブログ。 体調を崩すことなく、1日も休ま…

  • 食卓を囲む家族の風景

    来春公開が目標 2年半ぶりに大分県佐伯市の後藤家を訪問した。 東京から帰省する長男の希一君を取材するためだ。 家族で食卓を囲む風景を撮影させてもらった。 実家に到着した希一君。車から降り、向かったその先は‥(2022年12月29日) 祖父母に挨拶(2022年12月29日) 映画「弁当の日」撮影のクランクアップが、後藤家の食卓だった。 2020年6月5日。 その日の日記に、僕はこう書いていた。 後藤家の食卓はすばらしかった。 じいちゃん、ばあちゃん、父さん、母さん、希一、弟2人。 みんなすばらしい。午前7時半、撮影終了。 富杵荘でシャワーを浴びながら、涙がポロポロ。 bentounohi.jp …

  • 映画に登場した子どもたちの今

    撮影しながら「生きる」を学ぶ きょう(12/29)は、大分県佐伯市で撮影だ。 先月から、映画「弁当の日」に登場してくれた子どもたちの今を追っかけながら、短編ドキュメンタリーを製作している。 彼らの成長には驚かされる。 不登校だった夏紅斗君は、思考と体つきが見違えるほど、たくましくなった。 「仲直り弁当」の里紅ちゃんは、道に迷いながらも高校の部活で全国大会に出場。 大学生の南村君は就職が決まり、苦手だった自炊が生活の一部に。 小学4年生になった「みそ汁」の野歩君は、自分の言葉でしっかりインタビューに応じた。 残る1人は、東京に巣立った希一君。 帰省先の佐伯市で何が起こるか。 筋書きのないドラマは…

  • 人間ドックで安心得る

    妻を看取った病院で 14年前に妻の千恵を看取った福岡市内の病院で、人間ドックを受診した。 身内を亡くした病院での検査は縁起の良いものではない。 だが、知人がこの病院で早期の胃がんを見つけ、一命を取り留めたとの話を聞き、2016年から毎年受けるようになった。 日帰りの「基本コース」を選択した。 基本コースのメニューは、胸部エックス線撮影、胃内視鏡検査、血液検査などの13項目。 それにオプションの大腸内視鏡検査を加えた。 検査は順調に進み、最後に受けたのが、最も苦手な胃と大腸の内視鏡検査。 昨年までは複数のポリープが見つかり、除去してもらった。 良性だったが、残しておくと、がんに変異する可能性もあ…

  • 人はそこにいるだけで価値がある

    「生の反対は何だと思う?」 15年前、助産師の内田美智子先生から、こう問われたことがある。 僕が「死ですか」と答えると、内田先生は首を横に振った。 「私は死じゃないと思う。生の反対は『生まれないこと』。生まれたものにしか『生』も『死』も存在しないのだから」 生まれてくることができない子がいる。 数時間しか生きていられない子もいる。 内田先生は助産師として、そんな場面に何度も立ち会ってきたのだ。 娘は、妻の抗がん剤治療とがん再発の間隙を縫って生まれてきた。 よくぞ、生まれてきてくれたと思う。 19歳。大学2年生。 将来に不安を抱き、迷いや悩みに押しつぶされそうなときがあるだろう。 でも、生きてい…

  • お金では買えないものの大切さ

    弁当箱に詰め込んだメッセージ 今年、娘はサンタさんへの手紙を書かなかった。 10代最後のクリスマスなのに。 hanamisosoup.com クリスマスは、贈り物の形をした愛情や思いやりを交わす日でもある。 そして、何よりも、娘の喜ぶ顔が見たい。 実は、3カ月前から娘へのプレゼントを決めていた。 今年9月に弁当箱を作るワークショップに参加した。 これまで、娘の弁当は何百回と作ってきたが、弁当箱を作ったの初めてだった。 娘に贈った手作りの弁当箱(2022年12月25日) 木に吸い込ませた乾性油が硬化するまで3カ月かかる(2022年12月25日) 木工房「テノ森」(福岡県福津市)の細井護さんの指導…

  • 娘が旅行中のクリスマスイブに

    クリぼっちの会 以前の僕は人に迷惑をかけない、自立こそが大切と考えていました。 でも、死別を経験し、人は人と支え合っていないと生きていけない、完全に自立した人間などいないということに気づきました。 今では娘に「一生涯付き合える友達を見つけなさい」と言い聞かせています。 娘に自慢できることはあまりないけど、ひとりぼっちのクリスマスイブに集まってくれる仲間の存在がパパの自慢。 セルフタイマーで撮影 左からナナちゃん、福嶋会長、自分、陽一、靖史、あみちゃん、プーさん(2022年12月24日) 前回の話の続きです。 hanamisosoup.com 和牛すじ肉で出汁をとったおでん(2022年12月24…

  • 咀嚼(そしゃく)のすすめ

    どう食べるか 「何を食べるか」に注目が集まりがちだが、「どう食べるか」も大切。 本日紹介する妻の過去ブログは、そんな話。 娘のおやつは炒り玄米と大豆と昆布。硬い食べ物ばかり。よく噛む癖がついた(2007年11月25日) 玄米はよく噛んで〜♪(2007年12月26日) クロワッサンに高取保育園の玄米食の話が掲載されました。 その後、全国各地から、続々と問い合わせや相談の手紙や電話が相次いでいるようです。 そんな中、昨日、西園長から、呼び止められました。 「お母さん、栃木の方から葉書が来ました。読んでみて~」と。 読んでみると、その葉書の主である女性は、2人の幼児のお母さん。 内容は、「2人の子ど…

  • 日本一甘いニンジン(当社比)

    菌ちゃんふぁーむ 1年中スーパーに並んでいる西洋人参。 旬が年に2回ある。 「春夏人参」が4月から7月。 「冬人参」は10月から12月。 特に冬人参は甘みが強く、栄養価が高い。 おすすめしたいのは、吉田俊道さん(菌ちゃんふぁーむ)の無農薬ニンジン。 うまいニンジンは、ジュースにしたらよく分かる。 「なんじゃこりゃ。砂糖が入ってんじゃないか」と思うほど甘い。 kinchan.ocnk.net ジュースにするなら、今が旬ですよ! ぜひ、お試しください。 「菌ちゃんふぁーむ」のニンジンを手に喜ぶ娘(2007年12月20日) わが家の朝ごはん。玄米、みそ汁、納豆、青菜、ニンジンジュース(2007年12…

  • ゆるゆるがいいね

    「台所に立つ子どもたち」のその後 忙しくなってきた。 映画「弁当の日」自主上映会が全国で増えてきたのだ。 上映に併せて、アフタートークを依頼されることも多い。 先月は北陸、今月は沖縄、来月は大分で上映後のトークイベント。 今、大分上映会(2023年1月28日、J:COMホルトホール大分)に向けて、併映を予定しているショートムービー「『台所に立つ子どもたち』のその後」(仮題)を撮影中。 当日までに撮影・編集が間に合うか。 多少の心配はあるが、新聞社に勤めていた頃に比べれば、締め切りは、ゆるゆるだ。 まあ、なんとかなるやろ。 以下、映画「弁当の日」を紹介した動画(2021年に収録)。 こちらも、ゆ…

  • あれば困るが、ないと寂しい

    ツリーがないクリスマス わが家でクリスマスツリーを飾らなくなって何年になるだろうか。 千恵の遺品を整理した際、実家の近くの幼稚園に引き取ってもらった。 あれば保管場所に困るけど、なければ寂しい。 さて。 ポチッとするか、どうしようか。 困ったもんだ。 千恵(前列右)の実家で(2004年12月24日) 悲しみを薄めるために盛り上げた。 2人だけのクリスマスイブ(2008年12月24日) やさしい友人に支えられ。 サンタの正体は松尾陽一(2009年12月24日) 有名作家からのプレゼントも。 小川糸さんから贈られた絵本を読む娘(2010年12月20日) 毎日がスペシャル。 はなのスケジュール帳(2…

  • 仲間とウイスキーを飲みながらウクレレ演奏を楽しむ年末の夜

    「生きる」が愉快に 悲しみを抱えたまま、生きていくにはどうすればいいのか。 喪失の後に訪れる悲嘆から抜け出そうと。 14年前、妻が遺してくれた音楽を始めた。 抜け出すことはできなかったけど。 生きることが、愉快になった。 ギター、三線、ドラム、サックス。 今は、ウクレレに夢中。 ウクレレは持ち運びが楽。手軽に、どこでも演奏できる(2022年12月19日) 児玉康成さん(左)の指導で「きよしこの夜」と「Crazy G」を練習中(2022年12月19日) firemanの富武健一さん(左)も参加(2022年年12月19日) ビールとバーボンを飲みながら、後半は児玉さんのライブ。 楽しすぎる(202…

  • 最初に好きになったものを愛し続ける

    「ボンカレー」と「金ちゃんヌードル」 沖縄県糸満市で開催した映画「弁当の日」の上映会(シャボン玉石けん主催)には、200人以上が参加。大盛況だった。 滞在中の沖縄は20度近い気温だったが、帰りの機内から福岡を見下ろすと、雪が舞っていた。 夕食は、沖縄土産の「(元祖)ボンカレー」と「金ちゃんヌードル」。 僕にとっては懐かしい「昭和の味」。娘も満足そうだった。 「ねえ、パパ。これって、どうして福岡では売ってないの?」 確かに、福岡に限らず、他の都道府県でも、あまり見かけたことがない。 何度も沖縄を訪れて、疑問には思っていたが、調べたことはなかった。 なぜ、この2つの食品が沖縄で愛され続けているのだ…

  • 「弁当の日」と「はなちゃんのみそ汁」

    糸満市で上映会と親子トーク(12/17) 沖縄県糸満市の「くくる糸満」大ホールで、映画「弁当の日」の上映会が開かれました。 主催は、シャボン玉石けん。 上映後は、娘とトーク。 「弁当の日」と「はなちゃんのみそ汁」の関係性について語りました。 上映後、来場者のみなさんと記念撮影(2022年12月17日) 会場の「くくる糸満」(2022年12月17日) 「くくる糸満」の外観(2022年12月17日) 開演前(2022年12月17日) 娘とトークの打ち合わせ(2022年12月17日) 人と環境にやさしい「シャボン玉石けん」(2022年12月17日) 書籍「子どもが作る弁当の日」(2022年12月17…

  • 会いたい人

    「ぼっちら、ぼっちら」 毎年、年末に果物を送ってくれる男性がいる。 勤めていた会社の先輩、野中さん。 野中さんは、70代独身。 若い頃は、仕事をバリバリやっていた。 アマチュアスポーツの人脈がすごく、取材では随分お世話になった。 酒も一緒にいっぱい飲んだ。 酔っ払うと「ぼっちら、ぼっちら」が口癖。 僕のことを「やっさん」と呼ぶ。 野中さんから送られてきた古賀市のみかん(2022年12月15日) 贈り物には、いつも、手紙が添えられている(2022年12月15日) 手紙には「やっさんに会いたいなあ」と書かれていた。 右が野中さん(2011年6月8日) どちらさまも、うっかりクリック。 にほんブログ…

  • クリスマスを前に思う

    どう生きるかを考える まもなくクリスマス。 イブは祈ろう。 亡くなった大切な人たちを思いながら。 そして、これからどう生きるか。 遺影に向き合い、静かに考える日でもある。 がん再発の直前。はなが母乳を飲まなくなった(2003年11月21日) クリスマスイブに想っていたのは、Rieさんのことでした(2007年12月24日) クリスマスイブには、教会に行くのが習慣。 祈りながら想っていたのは、先週、亡くなられたRieさんのことだった。 それと、この1年のことを思い出して、多くの人に感謝する時間。 そんなRieさんが、娘のこころちゃんのために書いた遺言を、3日前に友人がファクスしてくれました。深く感…

  • うれしかった 娘のひと言

    博多のソウルフード 博多駅に娘と買い物に行った。 ランチは、あの店に決めていた。 予備校生時代(水城学園)、僕の胃袋を満たしてくれた「ふきや」。 名物のお好み焼きは分厚く、表面はカリッカリ。 自家製マヨネーズでいただく博多のソウルフードでもある。 今は、博多バスターミナルの8階にあるが、予備校生のころは、ダイエーショッパーズ福岡店(福岡市中央区天神)の8階にあった。 肉玉が350円の時代。パチンコばっかりやってて金欠だった。 予備校の友人たちが肉玉やミックスを注文する中、僕が野菜焼きを頼むと、大将がこっそりと卵を追加で入れてくれた。 あれから40年。 創業者の大将は亡くなったが、味は変わらぬま…

  • やさしさに包まれたなら

    「お前、何とかしちゃれ」 ある人に、「いのちのうた」の打ち上げの写真を送った。 すぐに返信があった。 「24日の夜は、クリぼっちなんか?」 打ち上げの夜、その人にクリスマスイブは娘が家にいないことを話した記憶がある。 気にしてくれていたんだ。 その人は、「いのちのうた」の応援団のひとり。 ロックのレジェンドたちから「会長」と呼ばれている人。 千恵の追悼コンサートを継続できるのは会長のおかげ。 いつも、「何でも手伝うぞ」と言ってくれるが、手伝わせるわけにはいかない。 精神的に支えてもらっている。 先日、広島お好み焼き屋「童童(わらべ)」での飲み会で友人の靖史から聞いた。 「びっくりしたばい。突然…

  • 僕がドキュメンタリー映画を撮った理由

    「弁当の日」と「はなちゃんのみそ汁」の関係性 小学館の子育てサイト「HugKum(はぐくむ)」に映画「弁当の日」が紹介されました。 hugkum.sho.jp 妻は自分が病気になり、つらい思いをし、その困難を乗り越えようとしました。結局、自分の病気は克服できなかったけれど、これから娘に病気や何か困難が目の前に立ちはだかったときに、それを乗り越えていく力を身につけてほしい。それを身につける場所が、妻にとっては台所だったのです。(記事より一部抜粋) 台所に立つ楽しさ、食べた人に喜んでもらう幸せを子どもたちに体験してほしい。 そんな思いから、映画「弁当の日」を製作しました。 photo by 光空 …

  • お寺で上映会とかつお節削り

    指導は「枕崎鰹節大使」の娘 北九州市若松区の常福寺でドキュメンタリー映画「弁当の日」の上映会を開催。 アフタートークの後、子どもたちとかつお節を削りました。 日時:2022年12月11日(日)午前11時 場所:北九州市若松区小竹715 常福寺 主催:常福寺 参加人数:約80人 撮影:堀田光空 指導は「枕崎鰹節大使」の娘。4歳の女の子も上手に削りました(2022年12月11日) パパは削り器の調整中(2022年12月11日) 削り器の仕組みを説明(2022年12月11日) 削り器も枕崎産(2022年12月11日) ワークショップの後はジャンケン大会(2022年12月11日) 行橋市から参加した住…

  • あの人に会えた忘年会

    気さくで男前な松井アナ 年の瀬と言うには、ちょっと早い12月10日。 高校の同級生、先輩らで忘年会を計画し、鉄板焼き「童童(わらべ)」で飲んだ。 このメンバーはいかん。 羽目を外すのは容易に想像できたが、やっぱり痛飲してしまった。 お好み焼きを食べて、「八ちゃんラーメン」までは覚えているが、 どうやら、最後に親不幸通りのBassic.にも行ったようだ。 スマホには、あの人とのツーショットが残っていた。 福岡放送の松井礼明アナウンサー(2022年12月10日) 偶然、出会えた松井さん。 初対面とは思えなかった。 気さくで男前。 次回はぜひ、サシで飲みましょう。 youtu.be 今年何度もお世話…

  • 友人家族と忘年会

    はなとひな 2人は同級生。 小学生の頃から仲良し。 誕生日も同じ。 はなとひな(2022年12月9日) ひなの家族と六本松の「焼肉かわむら」で忘年会。 みんな、牛タンが好き(2022年12月9日) みんな、酔ってます(2022年12月9日) 左から、ひなママとひなパパ(2022年12月9日) ひなパパはライブ友達(2022年12月9日) 過去の話はしない。今と未来を語り合う。年をとって親しくなる友達っていいなあ。

  • 娘の運転記念日

    いいことがあるといいね 娘と娘の親友しおりちゃんと3人で夜のドライブ。 車の運転は、免許を取得したばかりの娘。 最初に助手席に乗るのはパパと決めていた。 おぎゃーと生まれて19年と10カ月。 とうとう、この日が来たんだね。 2022年12月8日 youtu.be 来年は、いろいろとアニバーサリーな年。 楽しいことをいっぱい考えながら過ごしたい。 いいことがあるといいね。 君にも僕にも。 みなさんにも。 どちらさまも、うっかりクリック。 にほんブログ村 食生活・食育ランキング いつも、ポチッと、ありがとうございます。 皆様のひと手間に感謝。励みになります! (function(b,c,f,g,a…

  • カツラを外す勇気と決断力

    「ベリーショートもいけるやろ」 カツラは着け始めるときに勇気と決断力を必要とする。 しかし、それ以上に外すときの方が勇気と決断力が必要とされる。 千恵は潔かった。 「私、ベリーショートも結構いけるやろ」 2007年夏、そう言って、カツラをやめた。 よしこさん(左)と千恵。カツラを外して約3カ月。髪が伸びてきた頃(2007年10月20日) 君!いきなり伸びたね!(2007年12月17日) トンスラな私、ふと思いました。 en-park.net 今年の夏、「もういいかな?」と、思いきってカツラを脱ぎました。 今さら元には戻れません。 だって、「君!いきなり、バッサリ切ったね!」とは言われても、 「…

  • その命、いらないのなら私にください

    妻のつぶやき 人を殺めて、罪を償うことなく、自分の命を自ら絶つ。 そんな自殺報道に直面したときの千恵のつぶやき。 「その命、いらないのなら私にください」 千恵の通夜。展示された母娘の写真(2008年7月13日) 自分で自分を殺めてはいけない(2007年12月16日) この国のトップ! 頼みます。 年金問題に関して「解決するって言った・・・かなあ?」 かなあ?て。 公約違反ですがな。 さて。 私が生まれ育った街に近いところで、恐ろしい、不可解な事件が起こった。カトリック船越教会の敷地内で、容疑者が自殺するという形で幕を閉じたこの事件。 動機は? なぜ? 謎は深まるばかり。宗教が絡むと、様々な憶測…

  • 乳がんと出産

    「子どもは無理」と言われていたが・・・ 2002年6月22日朝、千恵が妊娠していることが分かった。 抗がん剤治療を終えて1年3カ月が過ぎていた。 薬の副作用で「子どもは無理」と言われながらの奇跡的な妊娠。 だが、実は、がん患者にとっては出産はリスクが高い。 エストロゲンという女性ホルモンが卵巣から活発に出始めることで、 がんが再発する可能性がある。 千恵は迷った。 命がけの出産を覚悟をしなければならなかった。 千恵と生まれたばかりの娘。福岡市の浜の町病院で(2013年2月20日) 以下、妊娠期と出産後の気持ちを綴った千恵のブログ。 ※文中の「さくら」は妻のハンドルネーム 遊びをせんとや産まれけ…

  • ライブの余韻に浸りながら三宅さんのすごみを感じる

    ぼーっとしてます 昨日、娘が僕に言った。 「毎年、いのちのうたの翌日は何も予定を入れないようにしてる」 それがいい。 実際、僕は寝てばかりだった。 朝は、コンビニおにぎりを食べた。 夜は、トマト鍋を頑張って作ってはみたものの、食べる気力もなかった。 「今日ぐらいは、ぼーっとしていてください」 ライブに来てくれた人からのメッセージがありがたかった。 いつも、ぼーっとしてるけどね。 娘のアルバイト先の「すし宗」(福岡市中央区六本松)の大将が言っていた。 「我々の仕事は、仕込み9割ですから。当日のキャンセルはきついです」 コンサートも似ている。 準備には、時間とお金と労力がかかる。 当日のキャンセル…

  • みんな元気になった

    また、ここで会いたい 長い期間、準備を進めてきた音楽イベント「いのちのうた」が終了した。 幸せな時間は、あっという間だった。 今朝、目が覚めると、いくつかのメッセージが届いていた。 北の地から会場に駆けつけてくれた友人は、「めちゃくちゃ泣いて、めちゃくちゃ笑いました。ここ数年で最高の1日でした。ホントにありがとうございました。来年も来ます」。 ご両親とコンサートに来た小さな女の子は、前日までに映画「はなちゃんのみそ汁」を2回見たことを教えてくれた。そのお母さんからのメッセージには「はなちゃんのパパは、映画よりしっかりしてたね、と娘が申しておりました」。 友人の松尾陽一が、僕の気持ちを代弁してく…

  • パパの裸芸はありません!

    シンゴ100% 僕は素っ裸に蝶ネクタイでステージに立っていた。 そして、股間を銀のお盆で隠していた。 後ろで梶浦さんがドラムを「ダダダダダ」と叩いている。 「ジャーン」とシンバルの音がした瞬間、僕はお盆をひっくり返した。 MCの大ちゃんが会場に向かって「見えましたか!」とマイクを振った。 最前列に座っていたのりりんが「見えんかった!」と答えると拍手が起こり、目が覚めた。 夢だったのだ。 時計は午前3時50分。 今、寝起きの白湯を飲んでいる。 さて、本日は、妻の追悼コンサート「いのちのうた第15章 俺たちは家族だ!」の開演日。 オープニングアクトは、新ダンスユニット「H(はな)N(のあ)S(さな…

  • サッカーとロック

    心がひとつになったとき サッカーとロックは似ている。 選手とサポーターの一体感。 ミュージシャンと観客の一体感。 心がひとつになったとき、最高の結果と満足感が得られる。 撮影:chiyori 昨年の「いのちのうた」の打ち上げ(2021年11月20日) いよいよ、明日(12/3)午後3時、ブードゥーラウンジで“キックオフ”。 「ロックな法事」をお楽しみください。 いのちのうた第14章(2021年11月20日) **************************************** 安武千恵追悼コンサート「いのちのうた 第15章 〜俺たちは家族だ!〜」 2022年12月3日(土) 15:…

  • でも、泣かないでください

    「ここ」販促委員長の妻 「きょうね、私の顔を見て、急に泣き出したお母さんがいたのよ」 2007年12月13日に千恵が書いたブログを読んで、そう言いながら笑っていた彼女の姿を思い出した。 千恵は、内田先生の本を多くの人に読んでほしかったのだと思う。 福岡県とその近辺で先生の講演があるときは、必ず追っかけて、講演後は内田先生の著書の販売を手伝っていた。 こんな小道具まで作って(笑) 北九州市で開かれた内田先生の講演会(2008年2月14日) わ〜たしはいま、生きている♪(2007年12月13日) 去年、旦那が講演をした高校で、内田美智子先生の講演会を聞いた。講演のフィナーレで、なぜか私の歌が流れて…

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