chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
seizanry
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/05/14

arrow_drop_down
  • 【コンサル物語】アクセンチュア誕生の歴史(前編)

    1989年1月、アーサー・アンダーセン会計事務所は社内の組織を会計監査・税務サービスを担うアーサー・アンダーセンと、コンサルティングサービスを担うアンダーセン・コンサルティングに分離しました。両組織はその後10年間アンダーセン・ワールドワイドという一つ屋根の下に収まっていましたが、20世紀最後の年に完全に袂を分かちました。会計はアンダーセンとして、コンサルティングはアクセンチュアとしての道に進んでいきます。 アクセンチュアはご存じの通り、21世紀初頭のコンサルティング業界の中心を担っている一社です。会計士の様々な制約から解かれた同社は、分離独立後ますますコンサルティングサービスを拡大

  • 【コンサル物語】誇り高きエリートの1980’s プライス・ウォーターハウス(後編)

    1980年代、アメリカの大手会計事務所(通称ビッグエイト)はどこも規模の経済を追い求め、事務所を維持しようとしていました。 すべての大手会計事務所が、新しい市場に参入し、経営資源を結集して利益を得るためには、規模の経済を実現することが競争上有利であることを明確に認識していた。 『ACCOUNTING FOR SUCCESS』 アメリカ国内で有力な会計事務所となるためには、約100個所で事務所を持つことが必要であった。アメリカ企業の多くが主要な100都市でビジネスを展開していることからすれば、トップクラスの会計事務所は同様の体制をとっていなければならないのだ。 『ビッグ・シック

  • 【コンサル物語】誇り高きエリートの1980’s プライス・ウォーターハウス(中編)

    1984年にデロイト・ハスキンズ・アンド・セルズ会計事務所(後のDeloitte)との合併案が立ち消えになったプライス・ウォーターハウス会計事務所(後のPWC)は、新たな戦略を模索する中で様々な決断をしていきました。その中には半世紀以上に渡る伝統を変革するものもあったようです。 プライス・ウォーターハウスは19世紀末にニューヨークで会計士業を開始して以来、半世紀以上に渡ってアメリカ会計士業界では名実共にリーダーであり、多くの名声を得ていました。そういった歴史を歩んできたこともあってか、プライス・ウォーターハウスは非常に誇り高い会計事務所でした。 その誇りはときに高慢にも思える態度と

  • 【コンサル物語】誇り高きエリートの1980’s(前編)~プライス・ウォーターハウス~

    1980年代アメリカ。大手会計事務所8社(通称ビッグ・エイト)は、顧客であるアメリカ企業同士の合併・買収の波により大きな影響を受けていました。企業の再編は会計事務所が顧客と収入を失うことに繋がる場合があったからです。 1985年11月にゼネラル・フーズがフィリップ・モリスと合併したとき、プライス・ウォーターハウスはゼネラル・フーズをクーパース・アンド・ライブランドに奪われた。同様に、ゼネラル・エレクトリックがRCAを買収したとき、ピート・マーウィックは新しく合併した会社を監査し、トウシュ・ロスはRCAを失った。このような変化により監査費用は純減となり、合併後の新会社の監査費用が合併

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、seizanryさんをフォローしませんか?

ハンドル名
seizanryさん
ブログタイトル
コンサル物語
フォロー
コンサル物語

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用