20年以上の外科医経験から、病院という組織でもがきながら感じていることを、飾らない言葉で世間に発してみようと思い立ちました。 医療関係者や患者様、ただただ興味本位の方にも身近に感じられる内容にしていければと考えています。
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40 代後半になり自分の体の変化で感じること。まずは体力が落ちました。 当直明けのしんどさが堪える、 エナジードリンクに手を出して束の間のハイな気分で乗り切ろうとする、 細い糸が見にくい、 無影灯が暗いときは余計に感じる。 でも幸いまだ手が...
どうしても考えや行動が理解できない人はかならず周りにいます。 なぜそこでそんなことを言う? なぜそういう振る舞いをする? などなど。 ほとんどは自分の期待通りの行動ではないことに起因していると思いますが、やはり理解不能は人との関係はストレ...
病院はその規模・設立母体にかかわらずにかかわらず、地域の公共財だと思います。診療を効率よく行い、収益を上げていくことは病院が運営されていくために最低限必要なことですが、もっと大事なことはその地域でどのような医療需要があり、病院としてどのようにそれに応えていくのか、周囲の医療機関と...
自分の手術が全て、売上が全て、という医者がどこの病院にもいます。うまくいかないのは周りのせい、自分はこれだけ患者・病院に尽くしているのに、自分に従わないのは許せない、との論法。自分のしていることに一寸の間違いも混ざっていないという過剰な意識。多くがパワハラの発生につながり、本...
医者になってかれこれ 20 年以上、へき地の無床診療所に派遣されていた 2 年間を除き、月 2 回以上の当直業務がずっとありました。 30 歳代前半までは多いときで月 8 - 9 回、いまでも月 3 - 4 回は当直 Duty あり。 医療者以外の方には「病院に泊まって大変で...
医師は様々な方法で様々な角度から評価を受けています。患者さんやその家族はもちろん、コメディカルスタッフ、雇用主である経営者、同僚・上司(指導医)・部下である医師など。その評価はかならずしもすべて一致するわけではなく、「あの先生は患者さんの受けはいいのに、看護師には嫌われている」と...
今や 3 人に 1 人が悪性腫瘍で亡くなる時代です。もしがんにかかっても完治し、心筋梗塞で亡くなったら死因は「心疾患」で統計処理されますから、「がん」に罹患する人はもっと多くなるはず。「がん」はもはやみなさんのすぐそばにある身近な病気です。 私が医師になった頃はま...
現状に不平が多く、周囲に不満ばかりぶつける人、多いですね。そういう人のほとんどが自分で問題を解決できない人です。能力がないことはもちろん、その方法も努力も持ち得ない人。すべての問題や課題を自分で解決はできないし、周囲に不満を聞いてもらって解決につながることはあっても、多くの不平・...
だれでもつらい時、しんどい時はあります。イライラもするし、むかつきます。でも心の中はどうであれ、無理矢理でも笑顔にしておく方が結果的には周りも自分も気分が良くなることにある時気がつきました。もちろん患者さんはこちらの気分や精神状態なんて全く関係なく診察を受けているわけで、不機...
病院で働くということは、医師であればその組織の一員として職業の特性を生かして診療報酬を生み出す診療を行うことです。そして多くのスタッフとともに組織のなかで患者様の診療を行うという同じ目的を持って働くということになります。 多職種が働く病院という組織は業務集約型の事業形態ですが...
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