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とまと文学部 https://tomatoma-tomato77.hatenablog.jp/

小説を書いています。SF的ですが人間の本質を描こうとしています。アンドロイド、スーパーコンピューター、人間の対比を描くことで人間の本質に迫ります。

とまと
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2022/03/14

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  • 喫茶プリヤ 第二章 三話~きれいになりたい

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 プリヤでスペシャルブレンドコーヒーを飲み、帰宅した美和は風呂に入りその日も早く休んだが、次の日、目を覚ますと出勤時間を過ぎていた。 「あ!いっけない!!遅刻じゃない!!」 飛び起きた美和は慌てて洗面台の前まで急いだ。 「あれ?」 鏡を覗き込んだ美和は目を疑った。 鏡に映っているのは見たこともない美女だった。 「え?…

  • 喫茶プリヤ 第二章 二話~泥棒扱い

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 その日も美和は仕事場でこき使われていた。 撮影スタジオの入り口にジュースがこぼれていて、美和はそれを掃除しておくように言いつけられた。 スタイリストの見習いとはいえ、掃除婦代わりにこき使われるとは。 美和は納得できなかったが、弟子入りしている先輩スタイリストには逆らえない。 バケツに水を汲み、モップでジュースを拭き…

  • 喫茶プリヤ 第二章 一話~秘密の店

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 美和がスタイリストの見習いになって一年が経った。 美和の夢は一人前のスタイリストになること。 ファッションが好きでいつかは夢をかなえるために毎日忙しい日々を送っていた。 「ちょっとお、笹本さん。今日はその衣装じゃないでしょう!」 「すみません。間違えました」 「何年この仕事やってんのよ!」 撮影現場でモデルに着せる…

  • 喫茶プリヤ 第一章 最終話~花束

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 「空子、キナ臭くなってきたな」 緑川町3丁目の再開発にまつわる立ち退き訴訟の住民側の弁護士が変死体で発見された。 プリヤのマスターは店に置くため配達されている新聞を広げながらそう言った。 「変死体って、不自然ですね」 マスターから新聞を受け取ると、空子も記事に目を通した。 緑川町の再開発をめぐり、3丁目の住民が団結…

  • 喫茶プリヤ 第一章 十一話~選挙運動

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 「ヒャーッハッハッハッハッ!!お前らも好きなもの飲めよー!!」 秀彦は夜な夜な高級クラブのオモルフィに通い詰めるようになった。 「あらあん、ホントにいいの?」 「もちろんさああ。いくらでも払ってやるよ。VIPカードも作ったしな」 由梨子と婚約した秀彦は花村家の人間も同然。 特別に家族カードを作ってもらった秀彦は、限…

  • 喫茶プリヤ 第一章 十話~心変わり

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 山中の道路で惨殺された竜嶺会の構成員の遺体は、次の日の朝、近くの登山道から入山しようとしてやって来た登山客によって発見された。 通報を受けて警察が急行したが、あまりの惨たらしさに凄惨な現場に慣れている捜査員たちの中にも目を背ける者がいるほどだった。 「係長、これって、どうなってんでしょうね?」 「さあなあ。猪か熊か…

  • 喫茶プリヤ 第一章 九話~空子の真実

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 わいせつ事件を起こしてフィロス電機を懲戒解雇され、エテリアに入社してきた小林のことを秀彦は顎で使うようになった。 「おーい、小林。例のこと、どうなった?」 「はい。緑川町3丁目の件ですよね」 「そうだよ。他に何があるんだ?」 「それがですね、まだ、ちょっと……」 「ちょっと、何だよ?」 小林は申し訳なさそうに説明し…

  • 喫茶プリヤ 第一章 八話~再会、反撃

    本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も毎日更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 エテリアの社長に就任した秀彦は実態を知るにつれて疑問も湧いてきたが、もう後戻りはできなかった。 花村代議士の裏の顔を知ったからにはエテリアから離れようとすれば、秘密を守ろうとするために消されるかも知れない。 黒い噂が絶えない花村代議士なら、何をしてくるかわからない。 恐ろしいという思いもあったが、秀彦自身、慣れてき…

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